愛を知らない中卒シングル。娘ディスるうち新品未使用転売の真実を喋ってしまう

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
今の、大迫先生の話、わかりました?

相談者:
(鼻を吸って)はい

加藤諦三:
あなたが、お嬢さんに対して、「こうあってほしい」という、願いですよね?

相談者:
・・はい

加藤諦三:
そこの、根底にあるのは、何かっていうとね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた自身が、母なるものの、持った母親の、愛情を、体験していないんですよ。

相談者:
はい(鼻を吸って)

加藤諦三:
だから・・あなたの、願望の底にあるのは、

相談者:
(鼻を吸って)

加藤諦三:
あなた自身の、愛情飢餓感ということもあるんですよね。

相談者:
はい。そうかもしれないです・・でも、たった一人でいいんで、理解してくれる人が欲しかったっていうのが・・ウッ(嗚咽)

加藤諦三:
そうですよ。

相談者:
(嗚咽)

加藤諦三:
たった一人でいいから、

相談者:
(涙声)はい、はい。

加藤諦三:
自分のことを理解してくれる人が、居さえすれば、

相談者:
(涙声)はい

加藤諦三:
私は、こんなに苦しまなくていいんだと。

相談者:
はい・・

加藤諦三:
・・ていう・・「これが、私の、人生です」と。

相談者:
(鼻を吸って)

加藤諦三:
そう思えない?

相談者:
あ・・(涙)

加藤諦三:
それでね、あなた何でもいいから、文章なんか気にしないでもいいからね?

相談者:
はい

加藤諦三:
今、自分が本、当に、思ってることをね?

相談者:
はい

加藤諦三:
書いてみたら?
毎日。

相談者:
・・

加藤諦三:
何でもいいです。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで・・読み返してみて、「もうこれでいいや」と思ったら、

相談者:
はい

加藤諦三:
それを、水に流していいですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた、「たった一人でいいからわかる人が欲しい」って言って◆#ように、そのたった一人が、

相談者:
はい

加藤諦三:
書くことで、たった一人の人間を作っていきますから。

相談者:
あああ・・(涙)そういうことですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい。はい。(涙声)人に求めるんじゃなくて、

加藤諦三:
そうです。

相談者:
自分に求めればいいわけですね。

加藤諦三:
そうです。

相談者:
んあああ・・(感動)

加藤諦三:
・・57歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
つらい人生だったけど、これから、あなたは・・

相談者:
(鼻を吸って)はい

加藤諦三:
「ああ、この幸せを味わうために、今までの苦しさがあったんだな」と、思いますから。

相談者:
そういう日が来るということですね。(涙声)

加藤諦三:
来ます。

相談者:
わかりました。

加藤諦三:
わかったね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はいどうも。

相談者:
ありがとうございました。

加藤諦三:
苦しみは、解放と救済に繋がる。アドラー。

 

「愛を知らない中卒シングル。娘ディスるうち新品未使用転売の真実を喋ってしまう」への23件のフィードバック

  1. お母さんもお嬢さんも可哀想。
    アタッチメントの問題は世代を越えて行く。
    先生の言う通り、お嬢さんに「好きだよ」とか「心配してるよ」って繰り返して繰り返して行くしかない。そして、いつか「良かったね」ってお互いに言えるようになると良いね。

  2. 自分の母親の行動と同じで吐き気がします
    自分への称賛が無いと理性が吹き飛んで経済的、精神的虐待
    同世代の誰より(衣食住、教育、教養、娯楽)何もして貰ってないのに云十年前の自分を基準にして恵まれてると言い張る

    早い内に保護施設に行きたかった
    そしたらもう少しまともに生きられたのに

  3. 愛情を知らずに育った母は、愛情のかけ方を知らずに子育てをしてきたから、厳しい子育てになっていたのだと思います。夫にも恵まれず、1人で大変だったと思います。少しずつその溝を埋めていってほしい。そうすれば、娘の借金などの問題もなくなっていくと思う。まだ21才だから、関係修復できると思います。

    1. 57歳で中卒か、、。娘さんはつまり金遣いが荒く借金を背負っている。
      難しいですが、弁護士にお話をして、家族とも報われてほしいですね、、。

  4. 「追い出した方がいいですか?」追い出すって…😥 人の思考って言葉遣いに自然と現れるものだと思うのですが、この言い方ひとつだけとっても愛情が感じられないし、利己的な人だなとも思います。

  5. 逆に娘さんに訊いてみたい。「お母さんってどんな人? どんな育てられ方したの?」と。

  6. ご相談者さんだけでなく、娘さんも中卒か高校中退なんでしょうか。元旦那も元旦那で、ご相談者さん同様、家庭を顧みる暇がなかったのかなあ?

    1. 途中で「お金を払ったんだから学校にはちゃんと行ってほしい」というような発言があったので娘さんは中退なり不登校の時期があったのかもしれませんね
      高い金払って私立に行かせているのに…そもそも自分が行きたいと言い出したのに…という相談者さんの気持ちは分かります

      1. この親の場合、娘は親の願望を投影して、行きたい、と言ったかもしれん。親は不登校という上辺の現象しか見てなかったんだろう。テレ人不登校相談者あるある〜。

  7. 相談者さんの話し方が冷たくて、はじめ聴いていて嫌な気分でした。
    先生方が親身になって答えてくれたことで、肩の力が抜けてきたのを感じました。
    後半の話し方で、お嬢さんに対して強がること無く本音で話をして欲しいです。
    相談者さんもお嬢さんも、これから互いに思いやり、仲良く暮らせると良いと心から思います。

  8. ご相談者さんは、親や夫に恵まれない中で頑張って生きてきて、母親として彼女なりに悩んでいるのだと思いました。少し力を抜いて、娘さんを信じて、優しく見守って、その中でできることをやっていけばいいのかと思います。

  9. 娘さんを私立の学校にいれたのですよね。それも含めて、きちんと成人まで育て上げたのだし、よく頑張ったと思います。ただ、それだけやっても娘さんとうまくいかないということは、何かあったんでしょうね。精神的虐待とか、お母さんが情緒不安定だったとか… しばらく娘さんの行動には目をつぶって、すこーし距離をおいてみれば?
    そのうち娘さん、彼氏をつくって出ていってしまうかもしれないなとも思います。

  10. 相談者は子供に対する愛情のかけ方がわからないのではないかな。
    私立に入れてやったとか、愛情ってそういうことではないんだよな。
    公立だろうが私立だろうが大事なのはその子に適した環境で教育を受けさせてやるってのが親の努めなわけでさ。
    間違えても高い金払って私立に入れてやったとか恩着せがましくなったらダメだよ。絶対いい影響与えないから。
    おそらく私立に入れたのは相談者の自分は中卒だという劣等感からくるエゴだったのではないかな。
    小学生くらいの子供って、親の顔色伺うんだよな。それで親を喜ばせたいから私立に行きたいとか、本心じゃなくとも親の願望汲み取って言ったりするんだよ。
    そしてこういう状況の場合、口先では出て行けと言ってても、隠れ共依存のこともあり得るから、いざほんとに娘が出ていくとなったら引き止めたりしないようにね。
    どうしてこんな事になったのか。相談者の育て方が悪かったんじゃない。環境が悪かったんだよ。
    だからあんまり自分を責めなさんな。

  11. この相談者の気持ちに寄り添ってわかりやすく諭す大迫先生
    いつもながら、強くやさしい
    気持ちがしんどい夜は、大迫先生のアーカイブを繰り返し聴かせてもらっております。ありがたい

  12. 親とは違って水商売をやらなかったのが誇りかもしれないけど、相談者はもろバブルで時期が良かっただけ。そして、水商売を軽く見ちゃいけない。出来ない人からするとすごい職業。他人からしたら娘さんを讃えたいくらい。今は出来あがっちゃってある意味大変な時期よ、世間では褒められることじゃないかもしれないけど、娘さんなりに試行錯誤頑張ってると思う。から、相談者は、もっと楽になれば良いと思います。

  13. 最悪な母親。自分の不幸を娘にもおっかぶせようとしている。そして娘はその通り不幸な人生を歩むことになるだろう。
    悲しいかな不幸は連鎖する。虐待も連鎖するし、ネガティブなことって大抵遺伝する。問題は自分の代で断ち切る勇気があるのか行動できるか否か。残念ながらこの相談者は断ち切ることができなかった、それだけの話。

  14. 大迫先生の圧倒的な説得力と、往年のキレのある加藤先生の存在感
    ここ最近ではいちばん聞きごたえがある回だった、これぞテレ人

    最初の匿名さんの仰るとおり、愛された経験がないから子も愛せない、その不幸な愛着障害の連鎖
    虐待の連鎖とまではいかずとも、まさに「親の葛藤を解消するための子育て」「親が子に甘える親子の役割逆転byボウルビー」という既存のテレ人テンプレートがそのまま当てはまる話だった

    相談者は「自分ができないことを娘に託す」つもりでも、娘には「自分ができなかったくせにワタシにばかり要求する」と映ってたんだろうなあ
    中学受験だって、「お母さんにはちょっと難しい」って言える間柄だったらこうはなってなかったろう
    相談者は親の見栄で思いっきり背伸びして経済的に四苦八苦し、娘は娘で富裕層に囲まれて場違い感や劣等感を味わったんだろう
    結果、誰も幸せになってない

    相談者もいっぱいいっぱいだったのは聞いてて十分わかる
    だけど、その頑張りは「自分が救われたい」目的で、全然娘のためになってなかったと気付けたんだから、あとは自分で自分を救うしかない
    ただ、今から自分ですがるものを見つけようとする人って、往々にしてそういう不安な人をかぎつける連中のターゲットになりがちなわけで
    目の前の救済を求めて、なお深い蟻地獄に落ちないことを願うばかり

  15. 娘さんは私立に入ってるし、相談者さん本人も自分のことをよく分析してるし、加藤先生の助言で自分で自分を救ってあげるしかないのかと気づくあたり、地頭(?)はいいんだろうなと思った。
    だけど相談者さんの親の代からそれが活かせない状況に置かれてしまって、愛情や信頼みたいな感覚的なものがわからなくて、子供への言葉のかけ方も接し方もわからない…みたいな感じだったのかな。
    つくづく人生って人との繋がりや自分への信頼だなとおもうけど、そういうものが乏しいと人生しんどいと言うのがつくづくわかる相談だったなと思った。

  16. かわいそうな珍しい中卒か

    ちょっとした街なら

    定時制高校ぐらいありません?4年も行ったら高卒ですよ

  17. 大迫先生の的確な診断とアドバイス、すばらしい。自己憐憫の激しい相談者。もっと早い段階でこの機会があったらまた違った世界を得られたはず。

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。