（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくお願いします。

相談者：
はい、こんにちは。よろしくお願い致しますう。

坂井眞：
前提・・ 事実が、ちょっとよくわからないので、あまり具体的なアドバイスができないと思うんだけど。

相談者：
はい

坂井眞：
じゃあ、まずね？

相談者：
ええ

坂井眞：
基本的な知識だけ。
この、お孫さんのケースということだけではなくて、

相談者：
はい

坂井眞：
刑事事件になったらどうなるかっていうことだけ、

相談者：
はい

坂井眞：
まず、説明しますね？

相談者：
はい

坂井眞：
きっとお、おそらく、そこがまずう、全然わからないんですよっていう話だと思ったからあ。

相談者：
は、はい

坂井眞：
今、お話・・

相談者：
そうです。

坂井眞：
まずね？、刑事事件が、起きると。

相談者：
はい

坂井眞：
まあ、逮捕されるんだから、それなりの・・罪を犯した疑いがあるってことですよね？

相談者：
はい

坂井眞：
刑事事件っても、色々あるからね？

相談者：
はい

坂井眞：
で・・青少年保護育成条例違反ってことだよね？

相談者：
はい

坂井眞：
条例ですから、自治体ごとに、定めるので。

相談者：
◆＃

坂井眞：
全部、私が知ってるわけじゃないんですが、

相談者：
はい

坂井眞：
おそらく、今おっしゃった。
まあ、淫行っていう、言葉を使うと思うんだけれども。

相談者：
あ、はい

坂井眞：
うん。
「そういうことをしちゃいかんよ」と。で、それえ、に関しては、懲役と罰金、どっちかっていう、う、刑が課されていることが多いと思うんです。

相談者：
はい

坂井眞：
で、青少年保護育成条例違反に限らずですけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
刑事事件になって逮捕されると・・これは、警察に逮捕されたんですよね？、きっと、最初。

相談者：
そうで、す・・

坂井眞：
そすると・・あの、警察に逮捕されて24時間後。経つと、検察に行って。トータル72時間・・逮捕の期間があって。

相談者：
はい

坂井眞：
その間に、勾留っていうんですけど。10日ないし20日ぐらい、かかるんだけど。まあ最長で、20日間。だから、23日間になりますよね？、最初の逮捕を、入れると。
で、その間に、検察官が、起訴をするかどうか、決める。
で、起訴っていうのは、刑事裁判を起こすかどうかっていうことなんですね？

相談者：
はい

坂井眞：
だから、起こした、事実がなければ、当然、あの、「嫌疑なし」って言って、「疑いはないから、不起訴にしますよ」ってことなんですけど。
「やったことは立証できそうだけど、この程度の軽いことだったら、今回は、起訴は、 待ってあげるよ」って、「起訴猶予」っていうんですけどね？

相談者：
はい・・

坂井眞：
そういう処分も、できるんです。検察官は。

相談者：
ああああ・・はい

坂井眞：
で、それは、検察官が決めて。で、「これはやっぱり・・疑いがあって、裁判にしなきゃいけないな」と思うと、起訴されるんですね？

相談者：
◆＃＄・・

坂井眞：
で、それを・・勾留期間・・だから、逮捕された後、勾留期間・・最長に20日間。まあ、ちょっと、例外の、罪とかはあるんですけど。内乱罪とか、（苦笑）伸びたりするのはあんだけど。それは置いといて。

相談者：
はい

坂井眞：
普通は、23日間の間に、決めるんですね？

相談者：
はい

坂井眞：
で、起訴されると・・つまり、刑事裁判が始まるわけですよ。

相談者：
はい

坂井眞：
起訴された後、は、今度、刑事裁判、が始まって。当然まあ・・逮捕拘留の段階から、弁護人がつくことは多いんですが。

相談者：
はい

坂井眞：
裁判になったら、通常・・弁護人が、ついて。ある程度、の、時期に、そんなに、遠くない時期に、ええ、裁判の期日が入って、

相談者：
はい

坂井眞：
何回か、まあ公判ってよく・・耳にすると思うんですけれども。

相談者：
ああ、ああ、はい。

坂井眞：
公判期日が開かれて、

相談者：
はい

坂井眞：
で、判決を受けるということなんですね？

相談者：
はい

坂井眞：
で、おっしゃっているように、無罪だったらもう・・無罪放免っていうぐらいですから、何も、犯罪犯してなかったんだから、何も心配することないわけですよ。

相談者：
・・

坂井眞：
ええと・・その途中に・・まあ後でお話しますけど、保釈されていなければ、無罪判決が出たときに、もう、その日に、釈放はされます。
で、「あと別に、心配することは何もなかったですね？」っていうだけの話ですよ。

相談者：
・・ううんん・・

坂井眞：
で、有罪になると、懲役だったら・・まあ、実刑判決って聞いたことありますよね？

相談者：
はい

坂井眞：
これは 実際に、「刑務所に入ってください」っていう、ことですね？

相談者：
ええ

坂井眞：
で、執行猶予って聞いたことありますか？

相談者：
はい。あります。

坂井眞：
で、これは、 例えば、懲役二年。

相談者：
はい

坂井眞：
執行猶予三年なんていうと、

相談者：
はい

坂井眞：
三年間の間に、まあ、何か他に・・問題のある行動をしなかったら、

相談者：
はい

坂井眞：
懲役二年、「行ってこなくていいよ」と。
「ただ三年間は、ああ、そういう、違法なこととかはしちゃダメだよ」と。ざっくり言うとね？

相談者：
ああ、ああ・・はい。

坂井眞：
そんなような、ことが、執行猶予なんです。

相談者：
はいええ・・

坂井眞：
だから、今のを整理して言うと、無罪判決は、まあ一番いい。で、起訴された場合ね？

相談者：
はい

坂井眞：
無罪判決は一番いいですよ？無罪。

相談者：
・・はああ、はい・・

坂井眞：
もう何もなかった。悪いことしなかった。

相談者：
うん・・

坂井眞：
で、有罪の中でも、おお・・実刑判決と、執行猶予判決があると。

相談者：
はい

坂井眞：
で、今、懲役について言いましたけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
罰金っていうのも ありますよね？

相談者：
は、い・・良く、聞きます・・

坂井眞：
で、罰金は、「罰金いくら」・・って言ったら、これ、払わなきゃいけないですよね？

相談者：
・・

坂井眞：
交通事件だって、いわゆる赤切符って言われるのは、あれは、略式、裁判、で。簡易裁判所に普通の人、行っちゃったりしますけど。あれも、罰金ですからね？、刑事裁判のね？

相談者：
うんんん・・（ため息）

坂井眞：
うん。反則金とは違うんですね？、罰金というのは。

相談者：
ああ、はあ、はあ・・

坂井眞：
う、すごく・・一般的な話をすると、今言ったような形で、あなたの、お孫さんについても、

相談者：
はい

坂井眞：
今、状況がちょっとわからないから・・

相談者：
はい

坂井眞：
あんま、細かく、お話できないんだけど。

相談者：
はい

坂井眞：
一ヶ月ぐらい前に逮捕されて、弁護人がついているかどうかもわからないの？

相談者：
はい。
何の連絡も・・ないのでえ。

坂井眞：
これは、どうして逮捕されたことが分かったの？

相談者：
警察から、私に、電話来たんです。

坂井眞：
うん

相談者：
それでえ、私もすぐ、対応できなかったんです。

坂井眞：
うん

相談者：
それでえ、身元お、引き受け人がいない・・（苦笑）とか、何とかって、（吸って）いうことで、なんか・・

坂井眞：
うん。えっとね、

相談者：
◆＃＄％□＆▽

坂井眞：
身元引受人の話が出てるって事は、

相談者：
ええ

坂井眞：
ええと、さっき、「ちょっと後で話しますね」って言った、保釈の話なんですね？

相談者：
はああ・・

坂井眞：
で、ちょっと、 さっき話いい、一つ、忘れましたけど。
採捕・・拘留されて、そのまま起訴されると、

相談者：
はい

坂井眞：
原則的に、そのまま、拘留が続くんですよ。

相談者：
ええ、ええ、・・

坂井眞：
まあ、あのう、法律上、一ヶ月単位で伸びていくんだけど。

相談者：
（ため息）

坂井眞：
まあ、続いていくんです。

相談者：
ええ・・

坂井眞：
でも、本当は、あのう、逮捕、して、拘留され続るのは、原則じゃなくて。逃亡したり、罪証隠滅。証拠隠滅をしない・・する恐れがなければ、保釈、を求めることができる。権利保釈っていうんですけど。

相談者：
はい・・

坂井眞：
保釈を求めることができるんです。

相談者：
はい

坂井眞：
で、弁護人としては、まあ起訴される前から、「保釈う、をしてくれ」という、う、申し立てをすることも、多いですし。

相談者：
んん・・

坂井眞：
ええ、起訴されたら、なおのこと・・「もう、証拠がそろって起訴したっていうんだから、保釈してもいいじゃないか？」と。で、「逃げ隠れしませんよ。ちゃんと身元保証人がいますよ」と。

相談者：
んんん・・

坂井眞：
身元引き受け人ですね。ごめんなさい。

相談者：
はい

坂井眞：
「いますよ」と。いうところで、その、身元引受人って話が出てくるので。

相談者：
あ、なるほど・・はい

坂井眞：
その、身元引受人っていう話は、警察が言ったんですか？

相談者：
それが、警察は言ってません。

坂井眞：
誰が言ったんだろう？

相談者：
孫娘に電話行ったらしいんです。私も・・孫娘、から、「なんか・・そんなこと言われた」って言ってました。

坂井眞：
その、孫娘っていうのは、捕まった方の、一つ年下の、妹さんってこと？

相談者：
はい。はい。

坂井眞：
ああ、なるほどね。
じゃあ、その孫娘さんが、「誰からそういうことを聞いたのか」って、聞いてみるといいですよね？

相談者：
弁護士い、とかなんとかって、いう・・なんか・・「弁護士さんから電話きて」、

坂井眞：
でしょう？

相談者：
「私は」・・ええ。「できません」って言ったって言ってました。

坂井眞：
うん。だからあ、そうすると、「何もわからない」とおっしゃってるけど。妹さんのところには、おそらく、その弁護士って、弁護人ですから。あの、刑事事件で弁護士から電話かかってくるってのは、弁護人であることが普通ですから。

相談者：
うんうん・・

坂井眞：
その 弁護士が、きっと、弁護人として、

相談者：
ええ

坂井眞：
保釈請求をするために、「誰か身元引、受、人になってくれる人はいませんかね？」って、妹さんに、言ったわけですよ。

相談者：
ふんんん・・

坂井眞：
で、妹さんとしては、まだ20歳だし、

相談者：
ええ

坂井眞：
「ちょっと自分では、責任負いきれないな」っていうようなことも・・あったんだと思うんだけど。

相談者：
ええ、ええ。

坂井眞：
そういう回答されたと。

相談者：
うん・・

坂井眞：
だから、逆に言うと、その、まず、その、弁護人さんにですね、弁護士さんって、おそらく弁護人だから。

相談者：
はい

坂井眞：
その、妹さんに連絡してきてるって事は、妹さんが連絡先知ってるはずだから。

相談者：
あああ。。

坂井眞：
そこからまず連絡してみて。

相談者：
はい

坂井眞：
今の状況を聞くのが一番大事だと思いますよ？

相談者：
あ、なるほど、はい。わかりました

坂井眞：
起訴されちゃってる・・可能性が高いんだけど。

相談者：
ええ

坂井眞：
でえ、保釈はできたのか？、できなかったのか？。
でえ、あとは、あなたたちの気持ち・・次第だけど。
おそらく、縁切っちゃったって。お母さんは、身元、引き受けに、ならないから。

相談者：
はい

坂井眞：
「じゃあ、おばあちゃん、なってくれませんか？」なんて、話になる可能性ありますよね？。「おじいちゃんになってくれませんか？」・・

相談者：
ええ、ええ、ええ・・

坂井眞：
で、それはまあ、あなたたちの判断なんだけど。

相談者：
はい

坂井眞：
で、そうすると、「身元引受人がいないから、保釈できない」って話じゃなくなるじゃないですか。

相談者：
・・

坂井眞：
もちろん、それで必ず保釈されるかどうかわかんないけどね？

相談者：
・・

坂井眞：
で、保釈されるためには、保釈保証金っていうのがいるから。
これはあの、逃げ出したりしなきゃ帰ってくるお金ですけど。
とりあえず・・保証金として預けなきゃいけないお金の問題もあるので。

相談者：
（吸って）はあああああ・・◆＃＄％□＆▽ですか・・

坂井眞：
そういうことをまず、弁護人に聞いてみないといけない。

相談者：
・・

坂井眞：
まず妹さんに、

相談者：
はい

坂井眞：
その、弁護士さんから電話があった。◆＃＄電話か何か知らないけど、

相談者：
はい

坂井眞：
連絡があったんならね？

相談者：
ええ、ええ、ええ。

坂井眞：
「連絡先聞いてるでしょ？」と。

相談者：
ええ

坂井眞：
「教え、てくれよ」って言えば、そのお孫さん、妹さんね？、彼の。

相談者：
ええ。ええ。

坂井眞：
教えてくれるんじゃない？

相談者：
あ・・

坂井眞：
でそこで、まず今の状況を、その弁護人、と、思われる、その弁護士から、よく聞いてみることだと思いますね。

相談者：
あ、わかりました。

坂井眞：
うん。そうすると・・今、その、捕まっている・・あの、罪名はわかってるけど、本当にどういうことがあったのかは・・ご存知ないわけでしょう？

相談者：
ええ・・はい。

坂井眞：
逮捕までされちゃって。

相談者：
はい

坂井眞：
ずっと出てこれない状況・・なんで、そんな風になってるのかっていうことは、

相談者：
ええ

坂井眞：
あの、弁護人に聞いてみないとわからないから。まず、そこから始めるのがいいんじゃないかな？

相談者：
あ、そうですか。

坂井眞：
うん

相談者：
はい。わかりました。

坂井眞：
うん・・

相談者：
はい、ありがとうございました。

（再びパーソナリティ）