ウツがぶり返した男に贈る。貧しい人生観を捨て心に抱く「ふざけるなバカ野郎」
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい、どうも、こんにちは。
相談者:
よろしくお願いします。
マドモアゼル愛:
はい。こちらこそ。よろしくどうぞ。
なんか・・「新しい職場が、決まっているんです」って言ったとき、すごい、明るい声だったのよ。
相談者:
気持ちが、辞めるってなって少し・・
マドモアゼル愛:
あああ。
相談者:
楽には、なりました。
マドモアゼル愛:
なるほどね。はい。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
会社ってさあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
仕事もね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
本当に嫌だったら、いつだって辞められんのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こんな当たり前のことをねえ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
わからない人が多いのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
人間関係でも、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
職場でも、会社でも、家でも。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いつだって、やめることできんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これ、がねえ、原点。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも、鬱の人、に、なりやすい人はね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
仕事も家庭も家も・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なんか・・完成させなくちゃいけないと思ってんのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
んなもん、できるわけないわけよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そこらへんの自分に・・対する要求の高さ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
の前で、自分を、喪失・・失っていってる、人が、やっぱり多いよね?、今ね?
相談者:
あ・・はい。
マドモアゼル愛:
要するにね、人間ってなんか、動き続けてもお、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
スポーツなんかもそうだけど。かえって、元気になる人もいるしい。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ただ、心理的な・・抑圧感というかあ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それで、ほとんどの人はエネルギー使っちゃうのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから、机に座っているだけで、どうにもあらなくう、疲れちゃうっていうことがあるわけね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それで、基本的にはさあ、あなたも・・そろそろ、感じてると思うけれども。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
前の、仕事で言えば、残業と休日出勤が原因、で、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
まあ、追い詰められた面が、あるわけよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
しかも、管理側だからあ。まあ、あなた、勉強もできたし、きっと能力もあったん、だと思うのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
すぐ、次も、管理、行けてんだから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
結構、いい学校も出てると思うのよ。なんとなく。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
(吸って)ただね?、人が生きていく力っていうのは・・たあとえばさあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ポッと出の、頭のいい人が、職人さん相手にするなんて、(含み笑い)大変なことだよ、はっきり言ってね?(苦笑)
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
本当に、そう思うよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
向こうはさあ、いい意味でも悪い意味でも、百戦錬磨っていうか・・自分一人の力で生きていけるような人ばっかりなわけだからさあ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そおりゃ、無理だよ、本当は。って、僕なんか、思うわけよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その上に、さらに、残業と休日出勤が出。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
追い込まれていく。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
まあ、一言で言えばさ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ノーと言えなかったってことだよね?
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
ノーが言えないんだよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうすると?、自分の人生は・・誰も生きられないよ。
相談者:
はい。
以前は、もうあのうう、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
お金・・とか、時間じゃなくて、やっぱり・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
普通の生活が欲しかった・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
っては思いました。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
なった時には・・
マドモアゼル愛:
だからね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その、普通の生活だろうがあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
手強い職人さんを相手にした時でもあろうがあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
うるさい、上司・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
責任を取らせようと、あなたに、するね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だがら、おそらくね、嫌な仕事を、やらされたんじゃないかなって気がするんだよね。僕。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
あなた、ノーと言えないから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そいで、そうしたものに、抵抗する、ノーと。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それからあ、やっぱり人生観が、貧しいのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
要するに・・立場の違う相手と、やり合う時にはさ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なんていうの?、「ああ、あいつも、さすがだな」とか、なんか、思わせる、ものが・・
上司だからっていう以上のものって、いっぱいあるじゃないですか。
相談者:
はい、あります。
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういうもんが・・ないんだよ。だから。何も。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから・・もうちょっと、厚み、ある・・生き方を、これからしていかなくちゃいけない。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その時に、一番、いけない・・のが、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
今言った、ノーと言えないことと。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
怒りを・・抑えることなのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから、あなたに、必要なものは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「ふざけるな、馬鹿野郎」が、ないのよ。
相談者:
・・あ、ない・・
マドモアゼル愛:
そうい・・うん
相談者:
適当っていう言葉が、わからないっていうか・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
だってさあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
適当っていう言葉が分からない人は、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いい?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分のご飯を食べる時間もわかんなくなるよ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分の寝る時間も、わかんなくなるよ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それは、自分の人生でありますか?
相談者:
・・いえ・・
マドモアゼル愛:
自分の時間、ないよね?、そこには。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そんなことに、突破する力が、「ふざけるな馬鹿野郎」なのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それを言ったら、クビになるかもしれないよ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「ふざけるな馬鹿野郎」の、でも、気持ちを・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
抑えちゃ、まずいよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
怒りを抑制したら、それは・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
意気消沈しますよ。人間は。
相談者:
はい・・ごもっともだと・・
マドモアゼル愛:
だから、その時、「ふざけんなバカ野郎」ぐらいの、 思いを、自分の心の中に、
相談者:
ああ・・はい。
マドモアゼル愛:
許す、べき、なんですよ。
相談者:
はい、確かに、そういうのも全部、抑えている感じ、です・・
マドモアゼル愛:
そうです。そこまで抑えんだよ。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
自分でないものに、なって、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
言われたままやっていくことが、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これまでのお、貧しい人生観だったんだよ。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
それじゃあ、もう、通用しないんだ。
相談者:
はい。はい。
マドモアゼル愛:
あなたに必要なのは、「ふざけんな馬鹿野郎」。
「でも、もうちょっと続けるか」。ぐらいの感じよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
「ふざけるな馬鹿野郎」でこれえ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
終わっちゃったらさあ、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これ、も、未熟だからあ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
(苦笑)「でも、もうちょっと、続けて、やるか」ぐらいの、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
思いが、プラスされれば、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
随分、楽になるような・・
相談者:
あああ・・
マドモアゼル愛:
気がするよね。
相談者:
ま・・はい。
マドモアゼル愛:
ようするにね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
縁がある・・仕事。縁がある人間関係。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
まあ、これはやっぱり、何か縁があるんだから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱり、大事にした方がいいと思うんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でもお、これをやって、自分の・・寝る時間も、休みも無いとかって言った時に、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「なんでだよ。ふざけんなバカ野郎」の思いを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
抑え込むことは、人間には、できないですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これを抑え込むと、鬱ですよ。
相談者:
はああ・・はい。
マドモアゼル愛:
だから、良い人とか、できる人とか、社会に役立つ、人になりたい。これは・・あるけれども。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それとはまた別に、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分は自分として、もっと、楽しく生きたいとか。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
自分を捨ててまでやることなんて世の中にあんのかな?、と。
相談者:
ああ・・
マドモアゼル愛:
いう、人生観が、あなたには必要ですよ。
相談者:
はい、ありがとうございます。
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でも、奥様が、みんな喋れるって言うのは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ふれあいを、持ってる。
これが・・あるから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あなたは、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
復帰、可能、になったのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
要するにね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
本当の鬱、の、原点は、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その、怒りの抑圧でもあるし。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ノーと言えない・・弱さでもあるけれども。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
人と、誰も、触れ合えないってことなんですよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
でもあなたには、奥様がいる。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そして・・少なくともね、触れ合ってる・・ことが、わかりますよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
ありがとうございます
マドモアゼル愛:
うん。
だから、何を大事にするか・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ということを、もう一回、そこを、改めて、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
考えると、いいと思います。
相談者:
あ・・ありがとうございます。
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
楽になりました。
マドモアゼル愛:
はい。ぜひ、そうしてください。
相談者:
はい。ありが・・
マドモアゼル愛:
じゃあ、田中先生に、もう一回ね、伺ってみたいなと思います。
(再びパーソナリティ)
相談者の年齢と、今回の話から判断すると、「双極性障害」というより「うつ病」ではないかなと思った。セカンドオピニオン、受けたのかな。高橋さんの意見も聞いてみたかった。
病気の原因を取り除く意味で、転職は良い選択だと思った。
今、相談者に一番かけていけない言葉は、「頑張れ」のような励ましの言葉じゃないかな。 しばらく、ゆっくり休んだ方がいいと思った。
河島英五さんの代表曲の1つ「時代おくれ」の歌詞の一部ではありませんが、「似合わぬことは無理をせず」夫婦生活を送って欲しいと思います。
ただ、1つ心配なことが。6歳上か、姉さん女房なので、奥さんが先に逝く可能性もあるだけに、奥さんが介護状態になったら大丈夫なのかなあ?
同感
精神科医師の案件だったかも
最近、パワハラが原因の人生相談多いような気がします。
マド愛先生に、良い感じに気持ち軽くされて、相談者さん自分でイメージも掴んだようだったのに…なんとなく、最後のウルヴェさんはクドすぎに思ったのは、私だけかな…と思ったら、管理人さんも同感のよう??w
笑いながらって…なんかへん。
ウルヴェ氏の感情のおならは健在。
プッププップ、ピーヒャララと
感情を吐き出せたら確かに誰も病んだりはしないかも。
せっかく愛先生が感情の爆発の方法「ふざけんな馬鹿野郎」を教えたのにウルヴェの笑えアドバイス…。
それやってきたからウツになったんじゃないの?
ファイトバックせよ、だよ。
なんてやさしい話し方をする相談者。
作り笑顔による高揚は短期的で、長期の作り笑いはストレスを溜め込ませる、というのが心理学の知見。マド愛のように怒りと共に勇気を奮い、根本から生き方を変えるほうが的確なアドバイスだ。
KBCラジオ圏としては年内ラストの相談であり、この相談で良かったと思わせる相談だった。
前に進もうとしてる相談者に幸あれ。
管理人さん、今年もお疲れ様でした。