森田医師も貰い泣き。大腸癌で入院した夫がひと月後に心臓病で絶命の疑問と自責

テレフォン人生相談 2024年1月17日 水曜日

初タッグ。
あと残るは今井女史。

 

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 森田豊(医師で医療ジャーナリスト)

相談者: 女49歳 他界した夫48歳

玉置妙憂:
もしもしい。

相談者:
あ、もしもしい。

玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい。
主人、があ、

玉置妙憂:
うん

相談者:
えっとお・・一ヶ月ほど前に、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっと・・亡くなりまして。

玉置妙憂:
ふうううん・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
なんでお亡くなりになりましたの?

相談者:
え・・・・ん最終的なあ・・の、は、ちょっとよくわからない◆#$%□ガサガサ(受話器持ち替え?)心臓の方なんですけども。

玉置妙憂:
うん・・

相談者:
入院した時の病名と、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ちょっと違うのでえ・・

玉置妙憂:
ううううん・・

相談者:
急、に、亡く・・なってしまって、はい。

玉置妙憂:
急に?。そうですか。

相談者:
はい。
単身赴任をしていまして、

玉置妙憂:
あああ、

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
それでえ、ちょっと向こうう、で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
「ちょっと、なんか、体調が」っていうことでえ、

玉置妙憂:
うん

相談者:
えっとお、そちらで、病院にかかった時に、

玉置妙憂:
うん、うん。

相談者:
「ちょっと大きいところに行ってください」ってことだったのでえ。

玉置妙憂:
うん、うん。

相談者:
でえ、ちょっと向こうだと、誰もいないので、

玉置妙憂:
うん

相談者:
こっちに・・あのう、戻ってきてえ。

玉置妙憂:
あ、戻ってきて。うん。

相談者:
はい。
大学病院に行ったんですけども。

玉置妙憂:
うん

相談者:
そこで全然・・入院する時も、元気で。

玉置妙憂:
ふうううん。

相談者:
でえ、その癌を、手術してえ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
2週間で退院できる、かな?っていう、感じだったんですけれども。

玉置妙憂:
うん

相談者:
(吸って)ずっと、手術も、何もできないでえ。

玉置妙憂:
ん、手術は、結局・・

相談者:
してないん、で、すよ・・

玉置妙憂:
あ、されなかったんですね?

相談者:
はい。
ずっと点滴だけだったので。

玉置妙憂:
うん

相談者:
(吸って)「なんで、点滴だけずうっとなのかなあ?」、なんて、「検査ばっかりでねえ」、なんて、言ってて。

玉置妙憂:
うんん。うん。

相談者:
本人も・・「うん、なんか、手術の順番が回ってこないんだよ」みたいなこと言ってたんですけども。

玉置妙憂:
ふうううん・・

相談者:
それでえ、入院してから10日ぐらい、経ってえ。

玉置妙憂:
10日で?

相談者:
心臓の方にっていうのに、急に言われましてえ。

玉置妙憂:
うんん。

相談者:
それで、急遽・・うんん・・あの、集中治療室に入りましてえ。

玉置妙憂:
うん・・

相談者:
急に、なんで・・(吸って)

玉置妙憂:
亡くなっちゃたのね・・

相談者:
本当に、入院して、一ヶ月も経たないで・・

玉置妙憂:
ううううんんん・・

相談者:
だったので。もう・・本人も、わけわからない、まま。

玉置妙憂:
旦那さん、おいくつなんですか?

相談者:
えっとお、48です。

玉置妙憂:
48歳。

相談者:
調子悪いっていうのも・・なんか、「血便が出る」っていうので、

玉置妙憂:
ううううん。

相談者:
病院行って。
その時も、ご飯も全然普通に食べてたのでえ。

玉置妙憂:
ああ、そうですかあ。

相談者:
はい

玉置妙憂:
あの・・ちゃんとしたご説明っていうのは、無かったんですか?

相談者:
あんまりなんか、受けてないん・・ですよね。

玉置妙憂:
ああ、そううう・・

相談者:
なんか。
よくわからないまま、なんか・・

玉置妙憂:
うんんん。

相談者:
うんん・・

玉置妙憂:
で、心臓の方に、うんたらかんたらというのは・・何が心臓だったんでしょうねえ?

相談者:
わかんない。
そこがわかんないので、今・・

玉置妙憂:
あああああ・・

相談者:
ちょっと、病理、検査をしているとこなんです。

玉置妙憂:
あ、病理け・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
うううん、

相談者:
なので・・

玉置妙憂:
そうですか。

相談者:
すいません。ちょっとまだ・・

玉置妙憂:
あ、ふーん・・
あの、ご家族、は、

相談者:
はい

玉置妙憂:
奥様だけ?

相談者:
そうですね。

玉置妙憂:
お子さん、は、

相談者:
わ(は)、いない・・です。

玉置妙憂:
あ、そうなんですね。

相談者:
はい。なので・・

玉置妙憂:
で、今日ね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
ここにい・・ご相談のお電話をくださったのは、

相談者:
あはい

玉置妙憂:
先生に、何を聞いてみたいですか?

相談者:
・・一年半前に、単身赴任になったんですけども。

玉置妙憂:
うん

相談者:
その時に、「一緒について行ってほしい」ってことを、言ってたんですけども。

玉置妙憂:
うんん。

相談者:
わたあ、しがあ、向こう行って体調崩したりとかあ、

玉置妙憂:
うん

相談者:
環境になれないかな、と思ってえ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
それを、ちょっと・・不安に思ってしまってえ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
本人、一人で行かせて、しまったんですよ。

玉置妙憂:
うんん。

相談者:
私が、もし、ついてっていればあ・・気が、つけ、たの、かな?病名とか・・とか、

玉置妙憂:
うんうんうん・・

相談者:
ストレスとか、溜めないで行けたのかなあ・・っていうのを、

玉置妙憂:
うんうん・・

相談者:
すごく、後悔をしていましてえ。

玉置妙憂:
うんん。

相談者:
うん・・

玉置妙憂:
うんん・・今、おいくつなんですか?、あなた様は。

相談者:
え・・49です。

玉置妙憂:
うんん、そうですか。
お仕事されてるん、です?

相談者:
そうですね。はい。

玉置妙憂:
うんうん・・
(吸って)そう・・。

相談者:
はい・・

玉置妙憂:
その、見つかった・・大腸の、癌。どれぐらいの進行度なんですよっていうお話も無かったんですか?、先生から。

相談者:
あ・・それはなんか・・ステージ、4。フォー?

玉置妙憂:
うん、うん。

相談者:
っていうのを・・聞いて。

玉置妙憂:
うん

相談者:
うん、でも・・「それを取って」ってえ・・

玉置妙憂:
言ってた・・けど、まぁ、結局は、取る手術はできなかったんですもんねえ・・

相談者:
もう、でき、なかったのでえ。はい・・

玉置妙憂:
うんん・・そうですかあ。

相談者:
うん・・うん・・

玉置妙憂:
まあ、それまでね、

相談者:
はい

玉置妙憂:
例えば、その・・今回のことが分かる前って、

相談者:
はい

玉置妙憂:
会社にお勤めだから、定期検診とかは、あったでしょう?

相談者:
あっ・・そうなんですよ。それも・・毎年やってたんですけどもお。

玉置妙憂:
うん

相談者:
私もおお、ちゃんとお・・結果を、「どうだった?」っていうのを確認、しなかったので。

玉置妙憂:
うんんん・・

相談者:
それを、もう、すごく、後悔していてえ。

玉置妙憂:
(吸って)そうですかあ・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
じゃあ、先生に、

相談者:
はい

玉置妙憂:
そのあたりを・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
お聞きしてみましょうね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい。
今日、お答えいただきますのは、

相談者:
はい

玉置妙憂:
医師で、医療ジャーナリストの、

相談者:
はい

玉置妙憂:
森田豊さんです。

相談者:
あ、はい。

玉置妙憂:
はい。
では、先生、よろしくお願い致します。

相談者:
お願いします。

(回答者に交代)


「森田医師も貰い泣き。大腸癌で入院した夫がひと月後に心臓病で絶命の疑問と自責」への13件のフィードバック

  1. 自分も40代で夫に先立たれた(職場で急性心疾患、死後CTで原因は判明済み)ので、今日は聞いていて辛かった。
    森田先生がこらえきれなくなった時点で、こちらも涙腺決壊。
    相談者さんは納得行くまで病院に問い合わせすることで、溜飲がさがると良いのだが。
    ガンの転移や悪液質で心臓が弱ってしまったかどうか、まだ組織培養で確認している段階だと予想できた。
    これからだね。

  2. 色々な事情はあったと思いますが、本当につらい話ですよねえ。いつ悲しみが癒されるかは分かりませんが、しっかり供養してあげて欲しいです。

  3. 大腸がんなのに
    心臓でしんだ???
    まだ40代
    家族も本人も直前まで自覚症状なし
    見つかったときにはステージ4って…

    どういうことなん

  4. 大腸癌は比較的予後は良いですが、ステージ4では5年生存率はかなり下がりますね。1つ引っ掛かるのは、医師の説明の少なさです。亡くなった後は病理検査中だとしても、大腸癌以外にも既往はあったのでは。それを見落として術後の急変では納得行きません。術後1ヶ月以内の死亡は手術関連死にもなります。
    一旦、カルテを取り寄せて、専門に相談するのも一番の原因究明になるかとも思います。
    それが解決され墓前に報告する日がくれば、供養は十分だと思います。悲しみは消えませんが、生活に慣れが出てくる日まで、どうぞお身体をご自愛ください。

  5. 相談者は、医療過誤を疑って、相談されたのではないかなあ。
    医療過誤に詳しい弁護士に相談された方がすっきりすると思う。

    1. 回答者が弁護士さんだったら、
      そのように回答したかもしれない。

  6. ステージ4で闘病している親戚が
    増えた胸水が原因で、心肥大→心不全を起こしました。癌と心臓は意外と密接な関係にあります。

  7. 悲しみや怒りを持つ人への対応はデリケートで大変難しいと思いますが、今回パーソナリティ・回答の先生、どちらのお言葉にも優しさが溢れとても心に響きました。
    知識と経験から出るお言葉なんでしょうね

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