50年前の妻と部下。楽になりたくて訊いたら余計苦しくなって首絞めたい84歳

テレフォン人生相談 2024年1月29日 月曜日

女々しくて涙が出てくる。

ストーカーの論理。
相手の気持ちなんてお構いなし。

50年前に顔殴られたこと、一生忘れないよ。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男84歳 妻79歳 長女と長男がいる

今日の一言: 歳を取った時は外への発展ではなくて、内面の充実を考えましょう。

加藤諦三:
もしもしい?

相談者:
もしもし。

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい。お世話んなります。

加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。

相談者:
84歳です。

加藤諦三:
84歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
え、もちろん・・

加藤諦三:
奥さん何歳ですか?

相談者:
79歳です。

加藤諦三:
79歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
二人です。

加藤諦三:
二人。ゆ・・

相談者:
上が、女で、

加藤諦三:
はい

相談者:
したが、男です。

加藤諦三:
はい、わかりました。
それでどんな、相談でしょうか?

相談者:
実はあのう・・私ども、あの・・見合い結婚なんですよ。

加藤諦三:
あい、見合い結婚ね?

相談者:
はい。
それでええ・・三ヶ月ぐらいで結婚して・・子供が、二人恵まれまして。

加藤諦三:
はい

相談者:
私、も、あのうう・・会社、勤めしてたんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
え、夜、遅くなるわけですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
その間に・・ま、私の部下が・・誘ったわけですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
うちの・・女房を。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら・・最初、「食事だけ」・・っていうことで・・誘われて行ったみたいなんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら・・そん時に、娘を・・部屋に残して・・一人で出かけていったわけですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
すっと、相手からすれば、

加藤諦三:
はい

相談者:
「この・・人妻は」、

加藤諦三:
はい

相談者:
「一人で、呼び出せる」と思ったわけですね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
んでえ、それをいいことにして、次回・・呼び出して、深い関係・・を持ったわけですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
で私、それを・・会社の同僚から、「なんか、おかしいことしてるよ」って、聞いたもんですから。

加藤諦三:
うん

相談者:
女房に、帰ってきて、問い合わせしたんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
そしたら、「別れて、子供たち連れて、相手と一緒になりたい」・・って言われたんです。

加藤諦三:
・・うん・・

相談者:
で、私、横っ面・・張り倒して・・女房の・・

加藤諦三:
はい

相談者:
◆#$%□&って・・

加藤諦三:
・・

相談者:
ほでえ・・女房は、謝りもしなければ・・もうそれで・・なんとなくこう、済んだ形で・・終わったわけですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
そん時に、全部、真相を突き止めて、おけばよかったんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
50年間、忘れた日がないんですよ。

加藤諦三:
忘れた日がない。はい。

相談者:
それでえ、私・・まさか、最後の一線を、越えてないと思ってたんです。そん時に。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、そろそろ・・さっぱりしたいなと思って、

加藤諦三:
はい

相談者:
女房を、問い詰めたんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら・・初めてその時に、「最後まで・・そういう関係で、やった」、って、

加藤諦三:
うん

相談者:
言ったんですね?

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、それ聞いた時に・・私自身が、ずっと騙されてたわけですよ。

加藤諦三:
ええ

相談者:
だから、それが、猛烈に、こう・・気持ちん中で、消化しきれなくなっちゃったんですね。最近になって。

加藤諦三:
はいはいはい・・(吸って)

相談者:
んでえ、もう、歳が歳ですからあ。

加藤諦三:
はい

相談者:
いつ死んでもいい、歳じゃないですか。(苦笑)もう84と・・

加藤諦三:
はい。はい。

相談者:
だから・・どうしたらいいかなあ、と思って。

加藤諦三:
はあはあはあ。

相談者:
うん。悶々としてるわけです。私が今・・(ため息)

加藤諦三:
はいはいはい。

相談者:
極端なこと言ったら、本当に、絞め殺したくなる・・瞬間もあるわけですね?

加藤諦三:
はいはいはい。

相談者:
私が女房を。

加藤諦三:
はい

相談者:
だけども・・よそから見たら、仲のいい・・子供たちも優秀で、

加藤諦三:
うん

相談者:
素晴らしい、家庭だと、思われてるわけですね?、今。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、私だけが、誰にも相談できないわけですよ。

加藤諦三:
(鼻を吸って)

相談者:
だから・・いろんな本読んだり、ネットで調べたりして、みて◆#$%・・「普通、ちっちゃい子供がいる・・主婦が、最後の一線を超えるってことは、ありえない」って書いてあるんですね。どれを見ても。

加藤諦三:
はい

相談者:
やった場合には、大体、離婚とか・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
っていうのは、

加藤諦三:
うん

相談者:
ほとんどで。

加藤諦三:
(鼻を吸って)

相談者:
「ずっと続けることは、ありえない」って書いてあるんですね?◆#$%

加藤諦三:
うん

相談者:
それを・・うちの女房は、やったわけですよ。

加藤諦三:
うん・・

相談者:
だから、私の気持ちん中では・・

加藤諦三:
(鼻息)

相談者:
哺乳類じゃなくて、虫けらみたいな、関係。要するに、交尾したような感じ・・

加藤諦三:
うん

相談者:
で、いるわけです。私は。

加藤諦三:
うん

相談者:
ですから・・気持ちがこう・・全然、落ち着かないんですよ。
ずうっと。朝から晩まで・・

加藤諦三:
で、あなたは、別れる、つもりもないんですね?、今。

相談者:
(含み笑い)今更別れてもしょうがないじゃないすか・・

加藤諦三:
だけど、毎日、相手を絞め殺したいほど憎らしい相手と・・ 二人で、暮らしてるわけですよね?

相談者:
え、そうですね・・

加藤諦三:
はい。わかりました。
今日はあのうう、スタジオに、 幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしているので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

「50年前の妻と部下。楽になりたくて訊いたら余計苦しくなって首絞めたい84歳」への14件のフィードバック

  1. 恨み辛みでタールのようにこびり付いた妻への怨念が、涙と一緒に洗い流されましたね
    相談者の今後の人生が穏やかで温かいものであることを祈ります

    +18
    1. 相談者さん(戦前生まれの昭和教育で育った爺さん)、奥さんと心から触れ合うなんて事はわからんだろうなぁ〜

      My Worldだもん

      +2
  2. 奥さん最後までいってない可能性大。
    夫婦色々あるからね。
    だいたいこの年代の男は横柄だからね。
    奥さんは旦那を苦しめてやろうと思っただけかも。

    個人の感想です。

    +32
  3. 最低でもあと16年、100歳までは頑張って生きて頂ければ、と思います。
    但し、後期高齢者なので、無理をせず、マイペースで生きてもらいたいです。

    +2
  4. 個人の勘だけど
    奥さま最後までいってないと思う

    このしつこい相談者の相手するのが面倒くさくて「はいはいはいやりましたやりました」みたいな感じ、だったのでは

    この嫉妬深い夫と何十年も夫婦生活を続けられて、非の打ち所がない家庭を築いたって、奥さま肝っ玉なのでは
    自分が母親の代わりを求められてることも分かってたと思うよ

    +27
  5. 相談者にようやく癒しが訪れましたね。
    先生方も同年代の御二方でよかったです。

    年齢では完全にお爺さんでも心の中の悩みは昔のまま抱えている。人はわからないものですね。
    長いことお疲れ様でした。

    +12
  6. 奥さんはこの爺が大嫌いだと思うよ。
    爺か泣くシーンにゾワゾワしたのは私だけ?

    +25
  7. 別れて子供たち連れて 相手と一緒になりたいが 答えでしょ!? 引っ叩いて 力ずくでつなぎ止めて 何とかなるものではないはず 最近も 別れ話で 相手の親を殺したり 自分の責任はないのか? 相手の気持ちを 何だと思っているのか そうなったのは誰のせいよ 少しは自分にも目を向けろよ 残り少ない人生 過去は何をしても変わらない いい人生だったと言って終わった方がいいだろ 考えろボケ爺 

    +12
  8. 50年前に割り切って離婚出来なかった自分が憎いのかも。
    子供達を引き取りどんな苦労をしてでもきっぱり別れて再出発出来なかった自分に悔しいのかも。
    世界旅行とか色々してあげた、、、なんて全部自分を納得させるためでは。

    +7
  9. タイトル画像、玉造温泉じゃないかw

    このご老人、世界一周旅行に行けるくらいの稼ぎはあったんだろうけど、年長者にありがちな、都合のいい母性を女性に一方的に夢見続けてきたマザコンで、自分の思い通りにならなかった奥様が歯がゆくて仕方ないんだろう
    管理人さんのコメントどおり、このうじうじした話し方からは嫉妬深さと女々しさしか伝わらない
    若い頃からこうだったら、奥様も「この男は失敗だった」って思うし、ほかに素敵な男を見つけたくもなろう

    大原先生に諭されて涙を流すってのもなあ…
    母の教えは「妻を大事にしなさい」だと言われて目が覚めるって、結局マザコンから一歩も抜け出せてないことの裏返しだし、84になって気づくのはいくら何でも遅すぎる
    奥様はとっくの昔に旦那を人として見限ってるだろうし、50年憎しみを抱えてきた相談者が、今更心を入れ替えたって奥様が許してくれるとは限らない、なぜなら奥様はあなたのお母さんじゃないから
    「今更別れてどうする」と相談者は強がるけど、奥様は「早く一人の生活を謳歌したい」と思ってるかもしれないぞ

    +18
  10. ずっとロレロレ喋ってるし、加藤先生は鼻息スピスピだし、聞きづらいったらありゃしない(汗)。
    書き起こしは大変だったでしょうね。
    ここを読んで初めて、何言ってたのかわかりました。

    +5
  11. 仏教は、人間我死ぬまで変えることのできない性分、逃れられない運命があると、となえています(宿業、定業など)。不倫の罪は本人にかえります。奥様は、脳梗塞か、癌になります。そこから、奥様が変わります。介護を通して、かけがえのないご夫婦に、なって下さることを念じます。

    +1

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