同情されたのは夫90の方。月4日の一時帰宅は足りないとこぼす車椅子の入所者88
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
気持ちが落ち着きました?
相談者:
そうですねえ、はい。
加藤諦三:
(吸って)今、施設にいても、なんか不安なんですか?
相談者:
いえ、別に。みんないい方でねえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
とてもありがたいと思っております。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
人生の最後でね?
相談者:
はい
加藤諦三:
「周りの人がみんないい人で」っていうことが、言えるっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
大、変、幸せなことですよね?
相談者:
あー、そうですか。
加藤諦三:
うん
相談者:
ありがとうございます。
加藤諦三:
あ、あのう・・普通、88歳になると、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか自分の・・将来が、不安で。そういう人が多いですよね?
相談者:
そうねえ。あたしも、ただここへ寝て、トイレに行って、
加藤諦三:
うん
相談者:
お食事を頂きに行って、
加藤諦三:
うん
相談者:
それの繰り返しだから・・何か・・むなしいものがありまして・・
加藤諦三:
まずね?
相談者:
はい
加藤諦三:
88歳という自分の年齢を受け入れると、
相談者:
はい
加藤諦三:
やることが見えてくるんですよ。
相談者:
あー・・
加藤諦三:
ところが・・88歳・・ご主人が90歳ということを受け入れないと、
相談者:
はい
加藤諦三:
それは、不安になりますよ。
相談者:
ああ、そうですか。
加藤諦三:
うん。
だから、まず、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の年齢を受け入れて。
相談者:
はい
加藤諦三:
そして、受け入れれば、 この年、齢、で、
相談者:
はい
加藤諦三:
車椅子で動けるわけですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
「自分は何ができるだろうか?」っていうことを・・考えてみてくださいよ。
相談者:
はい、わかりました。
加藤諦三:
これから、元気な、最後に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
送ってください。
相談者:
はい。本当にお忙しいところを、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。
相談者:
はい、はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい・・
相談者:
失礼しまあす。
加藤諦三:
88歳の年齢だから、これができない、あれができないでなくて、 88歳になっても、何ができるか?っていうことを考えてみてください。
「初期の認知症」の疑いありそう。
病気の進行を抑える意味でも、医療機関を早く受診し、病気と診断されたら、適切な(内服薬などの)治療を受けてほしい。
ご相談者さんにはちょっと酷ですが、旦那さんに老老介護をさせるのは正直なところ酷だと思います。
子供や孫にさせるのも酷だけに、格言にもある通り、現状で出来ることを探して頑張って欲しいです。
このおばあは多分太ってる。太った老人ほど迷惑な物はない。よく食べる。自分に甘い。なんでもやってもらえるって信じてる。
よくまあ家に帰りたいなんていうよね。これこそ前頭葉の機能低下で思った事は全部口に出ちゃっているのか?
いやだな。このタイプ長生きするんだよね。
自分の親なら完無視します。
あー気分悪くなった。
人生100年時代、と言われるが、長生きをし過ぎると、
恐ろしいことになるのが分かった。
登場人物の年齢といい、家族構成といい、2年後の我が家かと思った。こんな風になっていませんように… いや、なってた方がいいのかな?
わたしの父は88。自身もヨボヨボしてるのに、86の母にすがりつかれてヘロヘロ。母も父には自分のお守りは重荷とわかっているのに頼ろうとする。「すまない。すまない。」と言いつつ、我は通す。わたしと同居は断固拒否。相談者さんに母の姿が重なりました。
わたしも含め周りの人たちは母のことより父の方を心配しています。
きょうの相談、母に聞かせたかった。
「被介護者が自力歩行できなくなったら、家での介護は無理です。」昔、姑を介護していた時にケアマネさんからそう言われました。ですから車椅子を利用している相談者さん、諦めましょう。月に4日も自宅には帰れるなんて恵まれているほうだと思いますよ。
ちなみに冒頭のケアマネさんの発言は「お宅のおばあちゃんは、まだ歩けますよね。でも、もし歩けなくなったら、すぐにでも特養に入れますよ。なぜなら…」と言う話しの流れで聞きました。
私には、家に帰りたい気持ちわかります。迷惑をかけたいのではなく、ただただ自分の家に帰りたいのです
加藤先生は相談者さんのために、施設にいた方がいいと教えて下さいましたし、相談できて相談者さん良かったですね
お体を大切に…。
相談者の介護から解放されて施設に入りたいのは、90歳の旦那さんの方かもしれない。そうなっても車椅子生活の相談者が1人で家で生活出来る訳でもなく。娘が面倒みる事は期待出来そうにもないし、いずれにしても相談者が入所する事は避けられない。
頭と体が健康でない限り、周りの犠牲に気付かないで我を通す年寄りは厄介だなあ。
ディサービスに行かせる。
施設に入れる。
入りたくない。行きたくない。
で大変なのに・・・
相談者より年上の旦那に世話しろ!
とか無理やでぇ。
旦那さんご苦労さま。
最近は、施設に入っていても電話相談にかけてこられるようになったのですね。
これからは、同じ相談が増えるのかな??
内海桂子みたいな喋り方の相談者、声の仕事と言ってたけどまさか声優じゃないよね…?
ご相談者さんの年齢になるまでは
私はまだ何十年かはあるので施設から
4日以上家に帰りたいと思う気持ちはわかって
あげられないけれどやはり自宅はそんなに
負担をかけてでも帰りたい程、良いものなのだろうか。
90歳のご主人の負担は容易に想像できる。
自分のことで精一杯だから妻が施設に
入りやって今みんながやっと生活できている。
車椅子で自宅に帰れば90歳のご主人の
負担が増えることしかない。転んだらいけないと常に妻について神経をすり減らすのみ。
施設で人にも生活も安定しているのだから
それに感謝しながらご主人と猫の生活の安寧を願いながら施設に入ることのできたご自身の
幸せも考えてみたら良いと思う、そんな
ご相談でした。
相談者さんが施設にいるのは自身の安全安心の為でもあるけど、旦那さんの為でもあるのです。
歩けない人のケアを一人でするのがどれほど大変なことか。旦那さんには大変な負担でしょう。
家で暮らすのは無理、と周囲(ケアマネさん等)が判断したから相談者さんは施設にいるのです。
娘さんは何もしてくれないって、送迎や差し入れしてくれているじゃないですか?
たとえ4日でも帰宅できることに感謝すべきです。
この高齢女性は、本当にわかっているのでしょうか? 90夫に介護は無理と諭されても、しばらくすると無理ですか?と言う。愚痴と繰り言ばかり。こんなふうになってしまうのか。とにかく口だけ達者。老いるのは怖い。怖くて直視したくない。
娘さんはよくやってると思います。息子さんはいたとしても介護要員に入らないのかな。娘というプレッシャーが嫌だ。
家に帰りたい気持ち、わかるなあ。自宅は精神的に楽ですもんね。誰に気兼ねすることもなく、好きなときに起きて寝て、好きなもの食べて、好きなことして。心底リラックスできますよね。
でも、相談者さんの場合、それはもう自力では無理。辛いけれど その現実を受け入れないと。覚悟を決めないとね。
うちのおばあちゃんは特養老人ホームで6年ほどお世話になりました。とても助かりましたし、94歳まで生きられたのはホームに入れてもらえたからだと思います。感謝、感謝です。
それを踏まえて、ですが、老人ホーム生活は頭がクリアな人には苦痛かもしれないといつも感じていました。言葉は悪けれど、一種の軟禁状態ですよ。ストレスたまると思います。うちのおばあちゃんは認知症で何もわからない状態でしたが、相談者さんレベルだと辛いかも…
かといって自宅に戻れる訳もなく…
今日の相談で納得できたらいいですけどね。
自宅に帰りたい=あの日に帰りたい。現役だったあの頃に。
家に帰ってもつまらない。施設では食事とトイレと寝るの繰り返しで虚しいとおっしゃっていました。たぶん、相談者さんは元気でハツラツとした昔に戻りたいんでしょうね。「家」はその象徴。
でも、それは叶わぬ夢。加藤先生のおっしゃる通り、現実を受け入れて、今できることをみつけていくしかないでしょう。