
謝って欲しいとか何がしたいとかじゃなく辛い思い出を共有できないもどかしさ
(回答者に交代)
森田豊:
もしもし、森田です。
相談者:
お世話になります。
森田豊:
よろしくお願いいたします。
相談者:
よろしくお願いします。
森田豊:
記憶・・というのはですね、忘れることもあれば・・ずーっと留まっていることも、ありますよね?
相談者:
はい
森田豊:
脳の中に、情報を保管して、必要な時に、思い出して、言葉にしたり、文字にしたりする。それが記憶なんですけれど。
相談者:
はい
森田豊:
一般的に、記憶力っていうのは、20代が一番・・高いと。
ただ・・年とともに、減退していって、50代以降記憶力は、衰えていくと・・いうことが分かっています。
相談者:
・・
森田豊:
ただですねえ、感情とともに、体験したこと。
例えば・・すごく怒ってるとかあ、すごく嬉しかったりとか。
そういう、時、の・・物事っていうのは、記憶に留まってることが多いんですよねえ?
相談者:
・・
森田豊:
で、旦那さん、が・・暴力を振るったりとか、怒ったりしている時っていうのは、おそらく、感情とともに、記憶に、留まっていたものですからあ。
おそらく、今、忘れてないことも、多いんじゃないかなあと思うんですよね ?
相談者:
忘れちゃってるんです。記憶に無い・・って。
森田豊:
あなた自身、このご相談してきた、背景には・・ほんとは、記憶に残ってるんだけど、嘘ついてるんじゃないか?っていう・・そういう気持ちがあるんじゃないですか?
相談者:
それも、少ーし、あります。
覚えてるんだけどお、言わないのかな?っていう(含み笑い)・・
森田豊:
うん、記憶が・・なくなっていく病気で、典型的なのが認知症ですけれど。
その他に、旦那さん何か症状ありますか?
例えば・・朝食を食べたことを、全部忘れてしまうとかあ・・
相談者:
あ、いえいえ、全然、まだ、平気です。
森田豊:
うーん・・じゃあ、その、自分が暴力振るったり怒ったりしたっていう、なんか、自分に都合の悪いことを、忘れているっていう・・ことなんですか?
相談者:
うん、私も、ちょっと思うんです、それをね?
・・都合の悪いことは全部・・「覚えてない」って、
森田豊:
うん・・
相談者:
言ってるような気も、するんですけどお。
森田豊:
もしかしたら、本当に都合が悪いことを言いたくないためにい、忘れたふりをしてるのかもしれませんよね?
そのことに対して、あなたが、怒りがあるんですかね?
相談者:
怒りというかあ、悔しいというかあ。
森田豊:
うん
相談者:
結局、私だけが覚えててえ、主人が覚えてないっていうのは、主人は「覚えてないから、謝りようがない」って言うんですね・・
森田豊:
なるほど。
それって、よく・・人と人との関係でありますけれど。
一対一だと、大喧嘩になるんですよ。
相談者:
・・
森田豊:
だけど、今回の場合、娘さんが・・その場に立ち会ってますよね?
相談者:
・・あ、あ、は、はいはいはい、その時の、よ・・あの、場面がね?
森田豊:
うん・・
相談者:
はい
森田豊:
言葉悪いですけど・・証人というかぁ・・が、いるわけですよね?
相談者:
あ、そうなんです。
森田豊:
だから・・3人で話してみたらあ・・「あなた忘れてるかもしんないけどお、娘もそこを、まざまざと覚えてるわけだから、このことは認め、たら?」・・っていう、話にも、展開できるんですけど。
それをね?・・「覚えてる」っていうことが分かってえ、
相談者:
・・
森田豊:
あるいは・・蘇らせて、記憶を。
あなたが、何をしたいか?っていうのは・・知りたいんですけど。
相談者:
・・こういうことがあったっていうだけ、を・・聞かせてるだけで。
森田豊:
・・
相談者:
もう、今更・・
森田豊:
うん
森田豊:
何を、してもらいたいとか、そういうのは、無いんです。
森田豊:
なるほど。
相談者:
ただあ・・そういう、早ければ過去の話を・・があ、できれば、それでいいんです、私は。
森田豊:
じゃあ・・声荒げないで、
相談者:
うん
森田豊:
娘さんと一緒に、あなたの、気持ちを、素直に伝えたらどうですか?
相談者:
素直にというか・・その話は、たびたびしてるんですね。
森田豊:
うん・・
相談者:
ここ・・何年かなんですけどお。
森田豊:
うん・・
相談者:
全んん、部、記憶が無いっていう、話なんです。
森田豊:
うーん・・
相談者:
だからあ、多分、娘にも、おんなじことを言うと思うんです。
森田豊:
うんん・・
相談者:
「覚えてない」って。
森田豊:
すでにね?
相談者:
ええ
森田豊:
まあ、家族・・で、会議をされているんであれば、同じことをやっても意味がないとおっしゃるんだったら、この方法は、もう、これ以上しても、仕方ないのかな?とは思いますけれど。
相談者:
ほんと。
無理。・・はい。
森田豊:
今、こうしてテレフォン人生相談にご相談いただいてえ、
相談者:
うん
森田豊:
我々が回答した内容を踏まえてえ、
相談者:
はい
森田豊:
まあ、冷、静、に、記憶を蘇らせるだけではなくて、そのことについて、何らかの、「ごめんなさい」って言ってもらうとか、あるいは、「私は、あなたと、これからも、過ごしていくんだよ?」と・・いう話も、
相談者:
あ、して・・
森田豊:
何か、伝えられればいいんじゃないかなと思うんですけど。
相談者:
してます。それもしてます。
森田豊:
うん・・
相談者:
あたしはあ、離婚する気もないしい、2人とも、もう・・年金暮らし・・なのでえ。
「死ぬまでは、もう、このまんまの状況でえ、やって、いくから」ってことは、伝えてあります。
森田豊:
・・わかりました。
あなたの今日のお話聞いていると・・なんか、旦那さん悪いことばっかりなんですけどお。
相談者:
・・
森田豊:
一緒にいて、いいところ、無いんですかね?
相談者:
主人、自身は、いい人だと思います。
森田豊:
どんなとこが、いい人です?
相談者:
例えば・・掃除を、しなかったりとかあ、ご飯のこととかあ、お金の使い方とかあ、そういうものは一切・・ゆ(言)いません。
森田豊:
・・なるほど。
相談者:
普通にしてみたら、いい人なんですよね?
森田豊:
・・
相談者:
ただ・・自分の思うようにいかないときに・・急に、あたしにつかかってくる時があるんです。
森田豊:
・・
相談者:
お風呂が湧いてなかったりとか・・鍵を閉めておいたとか・・仕事から帰ってきて。あと、送迎で、ほんの、ちょっと、迎えが遅くなったりとかあ・・本、当、に、ちょっとしたことなんですけどお・・そういう時に、声がこう・・大きくなっちゃったりとかあ。
怖い顔したりとかあ・・そういうことなんです。
森田豊:
つらかった、ですよねえ・・
相談者:
・・
森田豊:
旦那さんがね?、あなたに対して、暴力を振るったりとか・・怒ったりしたこと、これを、思い出させるのが、もし無理だとしても、あなたとしては、旦那さんと・・これから、何とか折り合いを見つけたいと思ってらっしゃるわけじゃないですか。
相談者:
・・
森田豊:
っていうことは・・あなたは、旦那さんに・・そうですね、100のうち20ぐらいちょっと褒めることを言って、 そして、80ぐらい、「あなたの記憶にないかもしれないけど、私はこんなことされて辛かったのよ」と。「いつか思い出してね」っていうところで・・
相談者:
ああ、◆#$%
森田豊:
向いてる方向を過去じゃなくて、 未来に向けたらどうですかね?
相談者:
・・
森田豊:
どおーうしても、◆#・・人間は・・過去お、の、嫌なことを、向いてしまいますよね。
相談者:
ですよねえ。
うん。
森田豊:
だから、私が言っていることは、無理があるのかもしれませんけれど。ただね?・・一つだけあなたの言葉ん中でえ、直してもらいたいことが、旦那さんの顔色を見て、接してきたと、おっしゃいましたよね?
相談者:
あ、はい、ずっと、顔色を伺ってきました。
森田豊:
うん。
これはね?、二人のお子さんを育てて、そして・・家族を、いい方向に導く上で、
相談者:
はい
森田豊:
とても、あなたは頑張ってきたんだと思いますよ?
だけどね?、これから今あなた68でしょ?
相談者:
はい
森田豊:
もう、そんな、顔色なんか、見ることないんじゃないですか?
相談者:
・・
森田豊:
で、そういうふうに振る舞うことでえ、「記憶、忘れるのか?」っていう、怒りも、静まるんじゃないかな?と、私は、思うんですけど、どうでしょう。
相談者:
うん、い、あ・・怒りっていうのは・・さほど、無いんです。
ただ、私・・自身があ、昔の話を、共有というか・・「そうだなあ、こういうことがあったいなあ」ぐらいの、会話で。
済めば、いいんです、私自身は。
ただ・・「覚えてない」って言われると、こっちだけけがあ、痛い思いして・・ぶたれ損・・ていうか、言われぞんというか・・そういう、も、の、に、対して、悔しくなるんです。
だからって言って、お父さんに対して当たるってことはないです。
森田豊:
・・
相談者:
私はあ、今も、そうですけどお。なるだけえ・・相手の、嫌がるようなことを、言わないように、気をつけてえ、喋ってる、つもりです。
森田豊:
ん・・
相談者:
お父さん、怒らせないように。
だから今までえ、お父さんは、「俺は世界一幸せだ」って、言ってますけど。
森田豊:
(吸って)
相談者:
「あたしがあ、一生懸命、お父さんに、その・・嫌な思いをさせないように、満足、できるような、生活を、自分でやってきたからあ、今、お父さんはそうやって、『世界一幸せだ』って、言葉が
・・言えるんだよ?」って、私、最近、言えるようになりました。
森田豊:
旦那さんはね、
相談者:
はい
森田豊:
あなたと一緒に生活してきて、本当に幸せだったんじゃないかなと、私は察します。
相談者:
あ、私もそう思います!
森田豊:
そして・・そしてね?
あ、な、た、もお・・色々な、辛い思いは、あったかもしれませんけど。旦那さんと、うまくやってきたことが、
相談者:
はい
森田豊:
あなたの今の、満足感にもつながっているのかなと思います。
ただ・・あまりこれからは、人生折り返し・・でございますんでね?
相談者:
はい
森田豊:
ここから、あんまり自分を・・自虐的に?、顔色見てばっかりいないで。少しは、旦那さんにも、愚痴を言って。
亭主関白から、カカア殿下に、少し移った方が、うまくいくんじゃないかな?って、私は、思いますね。
相談者:
うん・・そうです。
森田豊:
それから、
相談者:
うん
森田豊:
あなたの、最初の質問ですけど。
記憶・・っていうのは、忘れるのか?っていうことですけど。
相談者:
はい
森田豊:
もう、あなたの中で、結論が出てるんだったらあ、忘れてるの忘れてないのって話、は、しなくてもいいのかな?と。
もう・・最初、の、会話の中に、「あなたは忘れていてしょうがないけれど、こんなことがあったんだよ?」っていう、
相談者:
うん・・
相談者:
話から入れば、
相談者:
うん
森田豊:
誰も傷つかないし。
あなたも、そんなに怒らないで済むんじゃないかなって、そんな風に思うんですけどね。
相談者:
先生と、こうに、話をして・・「私、もう、いいかなあ」って・・言うのも・・あるんです。
森田豊:
いや・・
相談者:
思い出せないんであれば・・もうしょうがないし。うん・・
森田豊:
こうしてお電話してきていただいて、あなたの、嫌あ、な、感情を、我々、に、吐き出す・・ことがですね、解決の、一つの、手がかりになるかなと、思いますんで。
少しながらでもですね、我々の話が、参考になればと思います。
ウルヴェさんに替ります。
(再びパーソナリティ)
>>
人の記憶力に関して、年齢によるピークは一概に言えません。
様々な能力によってピーク年齢が異なり、例えば、新しい名前を覚える能力は22歳頃、顔を覚える能力は32歳頃、集中力は43歳頃、感情を理解する能力は48歳頃にピークを迎えるという研究結果があります。脳のピークは45~55歳という説もありますが、これは単純な記憶力ではなく、脳全体の働きを指す場合が多いです。
森田:一般的に記憶力は20代が一番高い
↓↓↓
そうともいえないのでは?
いじめと同じで、やられた方は一生忘れないけど、やった方は忘れてる(もしくは忘れたフリ)から不愉快なんだよね。
なんで自分や娘ばかり苦しむのか?と相談者がモヤモヤしている気持ちは分かる。
離婚できないなら、自分がパートに出たりして夫と距離を置いて生活したらどうかな。
一生顔色を伺う人生は悲しいよ。
これだけ愚痴っているのに離婚する気はないし夫を恨んでいないとは、一体なんで電話してきたのだろう。
昔話を共有したいならそんな不快な話ではなく子供が生まれた時の話とか新婚旅行の話とかもっと相応しいのがあるだろうに。
もしかしてこの方が認知症なのではとすら思えてきた。
人は過去の自分の都合の悪いことは思い出したくないし、反省の気持ちはあっても、それを言われると、素直になれないものなのです。。
夫からの暴言、暴力やられた方は忘れられない。その辛かった気持ちもよくわかります。
しかし、過去は変え れないが、未来は変えられます。
ご主人は「俺は世界一幸せものだ。」と言っているのは相談者に対する何よりの感謝の気持ちなのではと思いますよ。
これからもお二人で健康で穏やかに過ごされることを祈って居ります。
管理人さんがあげたイラスト、ぷぷっ、右上を見てる!相談者さんの夫は嘘をついてるね!認めたくないから「覚えていない」と言ってるだけ。一般的に過去の出来事を思い出す時は視線が左上にいく。(我が亭主も問いつめた時には右上見ていた、頭の中が高速回転していたのだろうなぁ)
それはさておき、相談点はそこなの??娘トラウマになってるよー
記憶って忘れるものですか?
はい!忘れるものです!!!
いじめられっこは覚えていないけど、いじめられた方はずっと覚えています
そんなこと、永年生きてきてわからないの?
世の中いっぱい転がっていますよね
感情の大きな振れがないと記憶には残らないものです
旦那さんが殴った、のは本人にとって日常の一コマ
私は、何十年かぶりに初めて中学の同窓会に行きました
・・・が、修学旅行行ったよね、体育祭あったよね
??? なぜか中学3年のこと、行事含めてほとんど思い出せません
卒業アルバムを見ても、あ〜こんな人居た、とそこまではなんとか思い出せるけど・・・
同級生女性に言われました「全然覚えてないんだね」
悲しいけど、そうなんだ🥹
旦那さんはきっと幸せだろうから、楽しい思い出はあると思います
しかし、相談者にはその楽しい思い出は無いことになっていると思いますよ
殴ったことも忘れているなら、今後は殴ることも無いでしょう
旦那さんと“今から”を生きてください
楽しい思い出は今からでも作れます
【人はひとりでは生きていけない】←これ、単純に解釈して真に受けると帰属意識ばっかり肥大して、自分の意に沿わない人間関係には愚痴やら後悔やらに落ちて、自分の人生なんてつまんないという意識になるのね。
誰であろうと他者を頼ったりあてにして生きるからつまんない人生になると思っています。あくまで個人の感想です。
離婚が望ましいとは思いますが、無理であれば別居婚を選ぶしかない状態かなあと思います。前期高齢者&後期高齢者夫婦だから、正直厳しいか?
ご相談者さんがまだ前期高齢者なので、社会保険付き雇用で働けるところまで働いて、ある程度の年金底上げを考えるのも一つの選択肢でしょう。
人生相談リスナーなら
毒親に育てられた、親に謝って欲しい
母親は覚えていない
むしろキチンと育ててやった
と言われる
を無数に聴いてきましたけど
自分のこととなると別なのですね
何となく、悟りを開いた、相談者。