子が悲惨でも手放した親権を取り戻す難儀。裁判所の無力を渋々認める坂井眞

テレフォン人生相談 2025年8月16日 土曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女53再婚 夫50 ふたり暮らし 前夫と暮らす長男12

今日の一言: 本音で語り合えることが良い人間関係です。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、もしもしい。

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いいたしますう。

加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えてください。

相談者:
53歳です。

加藤諦三:
53歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい、してます。

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
50歳です。

加藤諦三:
ご主人が、50歳ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、わかりました。それで、どんな相談ですか?

相談者:
はい。
ええ・・わたくしは、あの、再婚で、

加藤諦三:
ん、あい

相談者:
今・・の主人と、2人で暮らしていますが、

加藤諦三:
はい

相談者:
前の主人との間に、

加藤諦三:
はい

相談者:
今年12歳になる、男の子、がいるんですね?息子が。

加藤諦三:
はい

相談者:
その、息子と、前の主人が、2人で、暮らしています。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、前の主人が、精神疾患を持っておりまして。

加藤諦三:
はいはい。

相談者:
双極性障害という、まあ、いわゆる、躁うつ病、なんですけれども。

加藤諦三:
はい。
それは、自分がそう言っているのか?、どっかの、病院でそう言われたのか・・

相談者:
私が結婚していた、時に、あの、私が無理に、病院に引っ張っていきまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
そこで、診断されました。

加藤諦三:
あ・・これは、要するに、病院の診断で、

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
躁うつ病と言われてた、っていうこと?、はい分かりました。それで?

相談者:
はい。
元の主人は、自分の病気を認め、たがらなくてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
特に、躁状態の時は、気が大きくなってしまって、

加藤諦三:
そうですねえ。

相談者:
「自分は」、あの、「すごく・・優秀なんだ」とかあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
もう、「病気なんかじゃない」とかあ、

加藤諦三:
あいはい

相談者:
言い張るのでえ。
うつの時は苦しくて、病院行ったりして、薬もら、うん、ですけどお。

加藤諦三:
うん

相談者:
だけど、あのう・・躁の時には、全く・・薬、を、飲まないのでえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
どんどん、ひどくなっているんですよ。症状が。

加藤諦三:
うん

相談者:
波を繰り返して。

加藤諦三:
うん

相談者:
それで、躁の時にい、借金をしてしまったりい、

加藤諦三:
ああ・・そう◆#$%あるね・・

相談者:
あのう・・いろいろやらかして、喧嘩して職場を辞めてしまったりとかあ。

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
いろんなことを、し、で、か、すんですね?

加藤諦三:
うん

相談者:
それで・・うつの時には、全く何もできなくて、寝込むという、

加藤諦三:
うん

相談者:
繰り返し・・で。
結局今・・うつ状態で、仕事が・・なくてえ、寝たきり・・みたいな感じでえ。

加藤諦三:
あい

相談者:
経済的に、すごく、厳しい状態にあるん・・ですね?

加藤諦三:
そりゃ、そうですよねえ・・はい。

相談者:
はい・・それでえ、息子に、ご飯買いに行かせた、り、と、かあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
いろいろ、やらせてるみたいなんですけどお。

加藤諦三:
はい

相談者:
でも、なんとか、2人で暮らしてはいるんですが。

加藤諦三:
はい

相談者:
私は、月1回ぐらい、息子と面会しておりましてえ。

加藤諦三:
はい

相談者:
息子に・・ポツポツ。
決して、父親の悪口は言わないんですがあ、ポツポツ話す、ところから、あのう・・分かるのは、もう、ほとんどこう、生活が成り立っていない・・これからも無理じゃないかという、感じなんですね?

加藤諦三:
うん・・それは、

相談者:
うん・・

加藤諦三:
働けない状態ですからあ、

相談者:
はあ、は、は・・

加藤諦三:
生活は、

相談者:
そうなんです・・

加藤諦三:
成り立てないですよね?。はい・・

相談者:
それで、私は、子どものことが非常に心配なんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
・・でえ、まあ、今は、給食もあるのでえ、そんな、飢えて、死ぬようなことは、ないと思いますがあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、勉強も遅れていると思いますしい、

加藤諦三:
うん

相談者:
服も、なんか、ッハア(ため息混じり)・・ちょっとみすぼらしかったりして。
私があ・・買い与えたりはしてますけれどもお。
でえ、あのう、月々の、養育費は、払っているんですね?

加藤諦三:
はい

相談者:
私が。

加藤諦三:
うん、グフッ(くしゃみ?)

相談者:
まあ、そんな、大きい額じゃないんですけれどもお。

加藤諦三:
うん

相談者:
それでえ・・そもそも私、息子を手放したくて手放したんじゃなくてえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
ええと、今からあ、えええ・・7年前に、前の主人と結婚していた時に、

加藤諦三:
うん

相談者:
不仲で、もう、すごい、どうしようもない・・状態だったんですがあ。
主人が、

加藤諦三:
はい

相談者:
息子を連れて、家を出てしまったんです。

加藤諦三:
あああ・・

相談者:
それでえ、えええ・・

加藤諦三:
ただ、元夫が、

相談者:
はい

加藤諦三:
息子さんを連れて、家を出たと言うけれども、

相談者:
はい・・

加藤諦三:
働けないわけでしょ?

相談者:
あ、えっとお、

加藤諦三:
そうだと・・

相談者:
躁だと働けます、はい・・

加藤諦三:
いや、だけど、社会的に言えば、そういう・・ゆ、ゆ(言)ってることは、ほとんど、信用できないわけですから。

相談者:
そうですね、はい。

加藤諦三:
働いて、給料をもらえるということは、かなり難しいですよね?

相談者:
・・難しかったです。それもあって、すごい、喧嘩を繰り返していたんですね?

加藤諦三:
ああ、はい、それは・・喧嘩を繰り返すでしょうねえ。

相談者:
はい・・それでえ、何とかこう、「真面目に治療してほしい」とか、私が言っても、聞かなくて。

加藤諦三:
・・そうですね。

相談者:
そういうのでえ、喧嘩ばかり、していた・・

加藤諦三:
ええ、躁の時は、聞かないと。

相談者:
・・

加藤諦三:
うつの時は、ただ、寝たきりだということですね?

相談者:
はい、そうです。病院に連れて行くのも大変、寝たきりなので。
で、私も、うつ状態・・ちょっとうつっぽくなってしまって。あまりのストレスに・・

加藤諦三:
あい

相談者:
それで、息子も小さかったものですから、ちょっと手がかかってえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
ちょっとうつ状態になっていて、離婚を申し出たんですね?、その時に。

加藤諦三:
あい。それで、今日のあなたの相談というのの内容は、どういうことですか?

相談者:
・・あ、はい。ええ、息子が心配なのでえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
ええ、親権を、私に・・したい。
息子と一緒に暮らしたい・・

加藤諦三:
うん

相談者:
という思いが、あります。
ただ、ええ、それを・・今の主人に、話したことがなくて、どう話したらいいか・・

加藤諦三:
あああ・・

相談者:
ちょっとわからない。
それから、あのう・・取り戻す、具体的な方法が、わからないんです。

加藤諦三:
はい、わかりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日は、あの、回答者の先生として、弁護士の、

相談者:
はい

加藤諦三:
坂井眞先生がいらっしゃっているので、

相談者:
ああ、はい。

加藤諦三:
詳しく、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみてください。

(回答者に交代)

「子が悲惨でも手放した親権を取り戻す難儀。裁判所の無力を渋々認める坂井眞」への12件のフィードバック

  1. 子どもを置いて出ておいて、ましてや再婚しておいて何を言っているのか?本当に心配なら再婚相手が受け入れないなら一人で子供を引き取って育てるくらいの覚悟はないのか?
    この人が引き取ってはいけない気がする。

  2. そもそも子供を病気で無職で不安定な前夫に置いて来た女に惚れる男なんて碌なモンじゃ無いと思います。
    給食があるから飢え死にはしないって、そりゃ死にはしないでしょうけど?
    私の娘が中学の時、父子家庭の男の子が「制服のワイシャツが黄ばんでる!臭い!」って言ってました。勿論窘めましたが、、
    そのお父さんはちゃんと働いてた様ですが、男親なんてそんなものかなと。
    この相談者、本当は息子を引き取りたくないのかしら?鬼とか毒とかって、本当に見た目は普通でむしろ男ウケする可愛い女性なのかな〜?と。

  3. 誰かが何かをしてくれないかしら、って考えてる。
    本気で親権取る気なんて、全然ないじゃん

  4. 相談者実は子供の親権欲しくないのでは?子供が邪魔と感じてるのでは?

    新しいパートナーともうまくいってなさそうだし、

    依存心で人にくっついてるだけだよ、人間関係が無茶苦茶だよ~~

  5. 精神疾患の親と暮らす…
    子どもには困難極まる体験だ
    子ども時代のトラウマは、その後の人生に痛ましい代償をもたらす
    ACE逆境的小児期体験って言うそうだ

    わが身の不幸を嘆くことより、子どもの人生を見捨てないで欲しい パートナーの苦しみに耳を傾けない今の夫と暮らして行くことは、果たして幸せなのか… 考える時期にいると思う

  6. 53才相談者の長男12才が親権を持っている離婚した夫と同居している。
    元夫は躁うつ病と診断されているが、治療もきちんと受けていない。
    相談者は再婚した夫と暮らしていて、長男とは月1回面会し、養育費も払っているが、長男の生活が心配なので、親権を取り戻せないかと。
    相談者は親権を取り戻したら、再婚した夫との3人暮らしを望んでいるとしたら、無理だと思う。夫はそれを望んでいないのてはないか。何より、長男自身の気持ちを一番優先すべきです。
    その上で、元夫との話し合いが上手くいかないなら、家庭裁判所に相談すべきです。

  7. 12歳のお子さんがただただ可哀想だと思う相談でした。
    精神疾患がある元夫の元に子供を置いてきて自分は再婚するって自分的には考えられないです。
    何があっても子供を引き連れて離婚しないといけなかったのでは?
    現在の夫も現状分かっているだろうに切り出そうとしたら『その話はやめて』って、、
    みんな辛い事から逃げて子供だけが一人大変な思いをしてる状態ですよね。
    相談者さんは現夫が受け入れてくれなかったらそのまま心配だけしてスルーしそう。
    相談者一人ででもちゃんと子育てしてあげて欲しい。
    法律的知識だけの回答になってたけど、三石先生とかに『何やってんだ!』ってバチクソに怒られてもよかったと思う。

  8. これは息子を取るか今の旦那を取るか
    と言うのが本丸だと思われました。
    最悪今の旦那と離婚してでも息子と暮らしたいか、その覚悟があるのか無いのか
    と言うところを内省して見れば答えが見つかると思います。

    しかしボロを着させられ、ご飯も給食だのみと言うことであれば一刻を争う状況ではありますね。

  9. リアルタイムで聴いていましたが、ご相談者さんに残された道は現実を見ると、今の旦那と離婚になった上で親権回復ならずの一択だと思います。

  10. 飢えを心配するぐらいなら、児相に通報でしょ?
    適正な療育環境に無いんだからネグレクトじゃんか
    いずれ学校の先生が気づかないかな
    今どきの教師はこの手の問題解決の力量に欠けるのか
    でも担任なら学校様子を知らせるぐらいの連携はしてくれるでしょ実母なんだから
    お母さんは自分の幸せを守るんで精一杯、ならばせめて今できること必死でしないと
    新夫と旅行たのしんでる場合かよ

  11. 年齢の割に、ラブリー少女風なアニメ声の相談者。
    今まで、息子の事を本当に心配しているならば、もっと早く助けてあげて欲しかったな。
    子供の一番大切な時間は戻ってこないよ。
    それと現在の夫に相談していないのに、どうやって息子の養育するつもりなんだろうか。思いつきで行動してる?それとも考えているだけ?
    現実は、養育費どころじゃないよ。
    これから高校、大学進学の教育費整っているんでしょうか。
    相談者に言いたい、一度決めたらね、きちんと息子の養育して下さい。命懸けで守って、何があろうとも行動して下さい。
    自分の子供なんだから。

  12. 子育て相談ウィークの流れだろうけど、今回もキツかった
    55スマさんのコメントに同意
    ただ、さすがにもう児相に話は通ってるだろうし、一刻も早く一時保護に移ることを願うばかり

    しかし、この母親はどういう了見でテレ人に電話してきたんだか
    離婚の際だって、家裁に申し立てて息子を引き取ることもできたろうに、そうしなかったのはどうしてだ?
    当時若干うつ気味だったらしいけど、それでも普通なら双極性持ちの夫に小学生の子どもの親権は行かないよ
    どう考えても、当時の彼氏=今の旦那を選んで、息子を見捨てたとしか思えない、今日の相談だってその負い目からじゃないのか

    そして、息子がこんなひどい状況になるのも予想できてたろうに、何を今さら他人事みたいに息子を心配してみせるんだ
    月一の面会と若干の養育費支払いを免罪符にして母親ぶってきたけど、深刻な事態になってどうしようってうろたえてるだけじゃないか
    それにしたって、現夫に旅行中に話を切り出すとか、根本的にTPOを理解してない人なんだろうな

    他の方のコメントどおり、息子を取るか夫を取るか、もっと言えば女を優先するか母親になるか、その究極の選択をする時が来てるんだ
    だけど、この相談者は現夫が難色を示したらあっさり引き下がりそうだ
    50代とは思えない幼稚な声の相談者に、自ら困難を引き受ける覚悟は感じられないし、これまでの行動が既に母親失格に等しい
    やはり早急に公権力が動いてもらわないと、この子が本当に哀れだ

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