離婚したい理由は妻の奇行で奇行の原因は夫?柴田理恵「ささやかな自己主張」
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは。
相談者:
こんにちはー。
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい
塩谷崇之:
えーっとねえ、今、お話をずっと聞いていたんですがあ。
あな、た、としては、離婚したい、わけ?・・ですか?
相談者:
(吸って)このような、状態に、ちょっと、耐えかねてるっていうところ・・ですね。
塩谷崇之:
何が一番、我慢ができないの?
相談者:
・・やっぱり、子供の環境がひどいっていうのとお、
塩谷崇之:
うん
相談者:
生活設計が・・かなり、厳しくなりますよね?
品物おおお、に、もう溢れちゃってえ(含み笑い)・・お金もたまらなくなっちゃいますしい。で・・
塩谷崇之:
それはまあ、経済的な問題ね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん
相談者:
で、あとは、気持ちの満たし方っていうのがあ・・
塩谷崇之:
・・
相談者:
・・何か、その、物質的なあ・・その欲求で・・何かっていうのがあ、ちょっと僕には・・あまり、共感が、生まれないかなと、今後・・この先ですね?
塩谷崇之:
うん・・いや、あのう・・私お話伺っててねえ?
相談者:
・・
相談者:
これ・・単純に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんが、寂しいんじゃないんですか?
相談者:
・・そうですねえ。
塩谷崇之:
ねえ。
多分、そのお、物を集めたりするのもお、
相談者:
はい
塩谷崇之:
なんか、その、いろんなことにこだわることによってえ、自分、自身を、満たしているという・・のかなあ?
相談者:
・・
塩谷崇之:
さっきね?、あなたがおっしゃった、その・・奥さんがね?、「
寂しいから、どうすればよいのか?」っていうような話・・そういう発言が、あったということなんですけども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
まさに、そこなんじゃないのかなあと・・
相談者:
ッハ(小さくため息?)・・
塩谷崇之:
要はその自分はあ・・夫にも、大事にされてない・・愛されていない。で、なんか、こう・・子供たちとも、なんかこう、うまくいかない。
相談者:
・・
塩谷崇之:
まあ、うまくいかない理由がね?、奥さんのそういう・・まあ、精神的な不安定にあるのかもしれないけども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう中での、ストレスを、なんか、この、物を集めたり、家の中でのね?、生活、で、色々、こだわったり。
そういうふうにする、ことによってね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
なんかこう、寂しさを埋めてるような・・そういう印象を、受けたんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
まあ、私、心理学者でもなんでもないんでえ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
精神的にどうなのかっていうのは、よくわからないけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
でも、なんか、そういう・・寂しさを埋めるため、の、行動、なんじゃないのかなあと、ま、その、衝動買いをしたり・・何か、物がね?、近くに、あることで、安心するとかあ。
相談者:
・・
塩谷崇之:
そういうのって、なんかこう・・寂しさを埋めるためのものであってえ。
相談者:
・・
塩谷崇之:
そのお、原因というかね?
別に、あなたが、悪いっていうことじゃないかもしれないけれどもお。
相談者:
はい
塩谷崇之:
なんかこう、夫から・・なんていうかなあ、愛されて・・いない。
家族からも、なんとなく愛されていない。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そんな・・ところの、なんていうかなあ、ストレスとか寂しさを、埋め合わせるため、の、行動なんじゃないのかな?っていう、そういう、印象は受けました。
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。
でえ、あなた・・が、先ほどからずっとね、説明していただいているような内容というのは、少なくとも、こう、法律上の離婚原因にはならないんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
もちろん、あ、の、奥さん、も、「離婚したい」っていうんだったら、あの、双方合意の上で離婚することはできるけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんの方は、別に、離婚したいなんていうことは言ってもいないわけでしょ?
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんは、あなたに、大事にしてもらいたいし。
子どもたち、とも、いい関係を作りたい。
そういう中で、それが満たされないので、不安定になってる。
相談者:
はい
塩谷崇之:
不安定になってる・・がゆえに、また、その、家族から、冷たく・・あたられたりする。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、あなたあ・・は、やっぱり・・ま、奥さんの、夫であるとともに、17歳と12歳の子供たちの父親、なわけで。
相談者:
はい
塩谷崇之:
あなたは今やんなくちゃいけないことはあ、奥さんと別れて、子どもたちをどうするか、ではなくてえ。
その、奥さん・・の、精神が、どうやったら安定するのか?ということを、子どもたちのためにも、考えてあげないと、
相談者:
はい
塩谷崇之:
いけないんじゃないのかなあと、思うんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
じゃあ、奥さんは、どうすれば安定するかというと、今までのいろんなね・・ね、人生の積み、重ねが・・あったにせよ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
やっぱりそのう、おお、お子さんを、もっと大事に・・してあげて。
相談者:
・・
塩谷崇之:
ま、色々ね、精神的に不安定、なところがあるにしても、その部分をきちんとケアしてあげてね?
相談者:
・・
塩谷崇之:
で、お子さんと、奥さんが、いい関係になるような、そういう・・家庭内の、雰囲気を作ってあげて。
相談者:
・・
塩谷崇之:
で、そうすることによってえ、まあ、奥さん・・はねえ、その、すぐには・・無理かもしれないけれども。
少し時間はかかるかもしれないけれども、奥さんの、なんていうかな、心の・・バリアみたいなのを、溶かしていってえ。
普通の、家庭生活の中に、幸せが、少しでも見出せるようになればね、多分、奥さんの態度っていうのも、変わってくるだろうし。
相談者:
・・
塩谷崇之:
と思うんですよね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。
で、まあ、もちろん、その、物をね?ええ、やたらに収集してしまうっていうようなね?
そういう、収集癖みたいなのは、ま、それは・・家計に、響いてくるんでえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それは、やめてもらった方がいいんだけども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
「やめなさい」というふうに言ってもお、「なんかまた私・・夫から怒られている」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
「夫から否定されてる」っていう風に、多分、思っちゃうと思うんで。
相談者:
・・
塩谷崇之:
そうじゃなくて・・やっぱ、そこは、冷静にね?、「家計がね、こういう状況で、大変なところもあるんだから、きちんと、じゃあ、家計簿をつけてね」?、
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、「何をいくら買ったか、ということを、きちんと、管理をしていこう」とか。
相談者:
はい
塩谷崇之:
えー、「物をね、買いすぎて、無駄にするようなことがないように、そういうものはきちんと」ね。お店で言えば在庫管理になるんでしょうけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん、「そういうものを、じゃあ、きちんとつけてみようよ」と・・いうふうに言ってみたり。
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう・・その、冷静な話し合い。その、冷静な話し合いの中にい、あなたの、奥さんに対する・・愛情なり、その、理解というものがね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういうものが、滲み出てれば、奥さんの・・見方も変わってくるけれども。
相談者:
はい
塩谷崇之:
頭ごなしに、「なんでそんなに買うんだ!」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
いう風に、言っても、奥さんの方は・・単にね、自分が否定されてるとしか、思わないと思うんでね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
否定するんではなくて、改善・・は、求めた方がいいかもしれないけれども。やっぱり否定すると、否定された側は、開き直るというかね?、もう、否定されてると思うと、そこで・・心を閉ざしてしまって。
相談者:
はい
塩谷崇之:
んで、もう、「ご飯も作らないわよ」みたいなね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
そんな風な態度になってしまうんで。
相談者:
・・
塩谷崇之:
・・でもまあ、幸いにして、あなたも、料理も得意だという話だし。
相談者:
はい
塩谷崇之:
お子さんも自分で・・料理を、作ったりするという・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
ところがあるんで。◆#「奥さんがやんないから、仕方なくやってる」っていう・・んではなくてね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん。奥さんの、まあ、足りないところとか苦手なところを、家族みんなで補ってあげてるんだっていうような、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そういう見方をしていけばね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん・・奥さんの方も、「作ってくれてありがとうね」みたいな話になってくるでしょうし。
相談者:
はい
塩谷崇之:
とにかく、奥さんを、悪者にして・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
家族・・ね、他の3人で、「お母さんひどいよね」みたいな感じで、しないこと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さんを、なんとかこう・・ね、仲間に入れてあげて。
愛情を持って、接してあげた方が、いいんじゃないかな?っていう風に、私は思います。
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
綺麗事のように聞こえるかもしれないけれども、
相談者:
はい
塩谷崇之:
奥さん寂しいんですからあ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
はい。
その、寂しいのを・・どうやったら、その寂しさっていうのを、埋めてあげられるかっていう、そういう観点からね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
ちょっと考えて、みたらいかがでしょうかね?
相談者:
・・はい
(再びパーソナリティ)
先生方が話される通り、奥様の情緒不安定は淋しさからかなと感じました。
相談者、旦那さんの理解不足。
旦那さん、子供どちらにもなんて、孤独を感じてしまいますよ。
今まさに思春期の17才、12才の子供の母親としての責任感に欠け、自分の寂しさを紛らわすための、収集癖、買い物依存。
娘との喧嘩で警察を呼ぶ始末。
仕事はしているらしいが、相談者に対する不満だけでなく、精神的な問題を抱えているのではないかと思うので、妻も離婚する気がないなら、説得して、心療内科受診を勧めたほうがよいと思う。
今一番大事なのは思春期の子供達の親としての責任を優先させることです。
奥さんが精神科に通院、治療出来ればいいですが、厳しいかなあ?依存症じゃないかがちょっと心配。
2度も児相に通報されるなんてどんな家庭環境だったのだろう?
奥様がこうなってしまったのは、相談者さんにまるっきり落ち度がなかったとは言えないような気がします。
奥様自身も物を溜め込むのはおかしいし、やめたいと思っているのでは?やはり、粘り強く説得して精神科を受診させるのが第一歩だと思います。
相談者さんも夫婦関係改善のためのカウンセリングを受けてみたらどうでしょう。
買い物依存症の方は何に快感を感じるかというと 店員さんに構ってもらえる、チヤホヤされるのが嬉しいという人が多いらしいです。品物には関心がないんだそうです。
物を溜め込む人は、心の空洞を埋めたくて物理的に物で自分の周りの空間を無くそうとするとか。
奥さんは後者のほうかな。シャンプーや洗剤買ってもちやほやされませんものね。心のすき間も埋まりませんがね。
精神的に不安定なところをケアしてあげればとか、寂しさを埋めてあげればとか、それで奥さんは変わってくるんじゃないかってレベルはとうに超えてるんじゃないかと思います。
幼稚園や警察が客観的に見ても児童相談所案件となっている状況から、子供たちも守らなければいけないわけで。
精神科・心療内科は家族が勧めてもなかなか受け入れない場合は、脳神経内科等の医師からの紹介という形で医師が勧める方が受け入れやすいんじゃないかと思います。