長生きで脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化・脊柱管狭窄症・痛み・家族の負担・恨み‥
テレフォン人生相談 2025年12月22日 月曜日
健康寿命を全うしたいもんだわ。
相談者: 女62 夫68 実家の父92 母88
今日の一言: 怒りに変装した悩みは大変しつこいです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、お世話になります、お願いいたしますう。
加藤諦三:
は、はい、テレフォン人生相談です。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
あ、はい。
えーと62歳です。
加藤諦三:
62歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
あ、はい、しております。
加藤諦三:
ご主人何歳でしょうか?
相談者:
はい。えと68歳です。
加藤諦三:
68歳。はい、わかりました。
どんな相談でしょうか?
相談者:
はい、はい。えーと、私の実家の母の・・話なんですけれどもお。
加藤諦三:
はい、はい。
実家の、お母さんというのは何歳でしょう?
相談者:
はい、えーと88歳です。
加藤諦三:
88歳ですね?
相談者:
はい。昨年、脳梗塞で、1回目の、入院をしましてえ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
急性期の病院だったので、3週間ほど入院した後、リハビリぃ、を、専門に・・やってくださる病院へ、移ったんですよね。
加藤諦三:
あはい。
相談者:
それで半年、そこでリハビリぃ、を、頑張って、右手だったんですが、だいぶ動くようにな・・ったんですけれどもお。
加藤諦三:
はい
相談者:
その他にも、あのお・・心、筋、梗、塞、とかあ、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
あと・・脊柱菅狭窄症っていう、病気も患っておりましてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
動脈効果が進んでいるもんですから・・ 足腰の痛みもあるみたいでえ、
加藤諦三:
えい
相談者:
父も、92歳で、高齢で・・だいぶ弱ってしまっているもんですからあ、
加藤諦三:
う・・はい
相談者:
自宅へ帰ることが難しくてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
本、人・・の、希望としては、やはり、自宅に帰りたかったんですけれどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
私も妹も嫁いでいて・・実家には、帰るわけにいかないものですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
老人保健施設さんを紹介していただいてえ、
加藤諦三:
う、ええ
相談者:
そちらへ入所、させていただいたんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、施設に、いるとあのう・・食事の場合に、三度三度、あのう、車椅子に、乗せていただいてえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
皆さんで食堂で食べるんですけれどもお。
加藤諦三:
はい
相談者:
車椅子に乗って・・行くのが、すごく・・痛みがあるのですから、辛いらしくてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、病院にいた時は、その・・ベッドのところまで食事を持ってきていただいたので、足腰伸ばして、食べられたんですが、施設に行くと、どうしても・・自分の部屋で食べるということが、ちょっと・・許されなくって。
加藤諦三:
はい
相談者:
皆さんで、食べないといけないんですが。
それが、すごく、辛いらしくてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、またそこで、脳梗塞を・・再発してしまって。
去年も入りました、一番最初の病院に今、いて
明日退院になってしまったんですけどもお、もっと前よりひどくなってしまったもんですからあ。
加藤諦三:
はい
相談者:
施設に帰るのが、どうしても「嫌だ」と思しまして。
加藤諦三:
・・
相談者:
また、同じリハビリ、病院に、移れることになっているん、ですけれどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
再発して、入院する直前までいた施設、の、職員さんとか、その・・方たちのことを、(含み笑い)すごく、恨んでしまっていてえ。なんか、「そこに行ったから、私はまた再発してしまった」みたいな、ことを申しまして。
だいぶ、言葉も今回、2回目の脳梗塞で・・出なくなってしまったもんですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
毎日、もう「死んだ方がいい」(含み笑い)みたいな感じで、泣いてるんですよねえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
それ、で、やはり・・病気をしてから、ちょっと性格、も、変わってしまったみたいでえ(含み笑い)・・
加藤諦三:
はい
相談者:
家族からすれば、よく知っていただいた、その、老人保健施設の方のことを、恨んじゃってるもんですからあ。
これから、先、あのう・・あとどのくらい、生きられるか、わからないんですけれどもお、できれば、心穏やかに、一生を終えてほしいもんですからあ。
家族として、なんて声がけしていけばいいのか・・なあというのが、今回のご相談なんですけれどもお。
加藤諦三:
あ・・ということは、
相談者:
はい
加藤諦三:
半年いた、リハビリの、病院、は、
相談者:
わ、(は)
加藤諦三:
別に恨んでいるわけでもない・・
相談者:
ええ、そこは好きなんです、はい。
加藤諦三:
はい
相談者:
だけど、その・・次に、行った、老人保健施設に、いるとあのう・・すごく痛いのに、無理やり、車椅子に乗せられて食堂へ連れて行かれるもんですからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのせいで、今回また・・再発してしまった、みたいに・・申すんですよねえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
んで、すごく辛くて、毎日泣いているもんですからあ、「また、今回、リハビリのところへ、移って頑張れば・・元に戻ってくるよ」って、申してるんですけどもお・・なんか、ちょっと、本人も半信半疑で、意欲が低下気味ぃ・・だもんですからあ。
加藤諦三:
・・
相談者:
家族としてぇ、これから、どうやって声がけをしていけばいいのかなということなんですが。
加藤諦三:
あ・・ということは、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日の相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
3つ目の施設の、人たちに対する、
相談者:
はい
加藤諦三:
お母様の、
相談者:
はい
加藤諦三:
恨みつらみに、
相談者:
はい
加藤諦三:
を、どうしたらいいか?という、
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
ことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
わかりました。
相談者:
お願いいたします。
加藤諦三:
あ、はい。
今日はあのう・・医師で、医療ジャーナリストの、森田豊先生が、いらしていますので、
相談者:
はい
加藤諦三:
森田先生に、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
伺ってみてください。
(回答者に交代)
脊髄狭窄 とは?
そんな病名はないのでは?
正解は、脊柱管狭窄(症)
相談者の母親は脳梗塞の再発。相談者は母親の愚痴を聞く前に、脳梗塞による認知症も考えられるので、医師に相談し、検査した方か良いと思う。
相談者さんのお母さま、色んな病気を併発されて可哀想。ご本人がいちばん辛いですよね。感情の変化は脳梗塞が原因かも、、リハビリ施設にいる間に、ケアマネに相談して元の施設以外で良さそうな施設を探してもらうわけにはいかないのでしょうか。相談者さんのお父さまが高齢でもお元気なのが救いです、皆さまに幸多かれと願わずにはいられませんでした。
脳のダメージは認知機能に影響を及ぼすこともあるようで…
どんな人にも老いはきますからね。
ケアマネージャーさんにお母様の事情を話すところからでしょうか。