20年来の不倫相手から相続を要求される夫。妻70歳が耐える理由は舅姑への恩
テレフォン人生相談 2016年4月14日 木曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女70歳 夫69歳 二人暮らし 2人の息子は独立 孫もいる
夫の20年来の交際相手65歳
今日の一言: 幸せになるのに遅すぎることはありません。
加藤諦三:
もしもし?
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、どうも、
加藤諦三:
はい
相談者:
こんにちは、お願い致します。
加藤諦三:
はい、はい・・
はい、最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい・・
私(わたくし)70歳。
加藤諦三:
70歳。
結婚してます?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
69歳です。
加藤諦三:
69歳。
お子さんは?
相談者:
男の子2人おります。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
独立致してまして、孫がおります。
はい。
加藤諦三:
そうして今、お2人で暮らしてんですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな相談ですか?
相談者:
実はですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人、50歳頃からですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、スナックう、に行った女性と知り合いになりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
この女性とはね、あの、3回ほど、あたし、あの、お会いして、説得したことが、3回ほどあるんですけども。
加藤諦三:
説得っていうのは、「別れてくれ」っていう説得?
相談者:
ええ、「もう、お会いしません」っていうようなことを私におっしゃるんですけども、
加藤諦三:
はあ
相談者:
なかなか踏ん切り切れなくって、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、ずるずると、20年余り、あの、過ぎてるとこなんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、私もですね、あの、昔は、カッカ、カッカと、あれしたんですけども、今はもう、孫がいるようになったら、いくら話しても、もう、なかなか別れそうもないんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
「もう、好きなようにしなさいよ」っていうようなことで、今はもう、全然もう、あの、触れてはいないんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
いないんですけども、えー、最近、女性の方がですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、主人がもし亡くなった場合には、
加藤諦三:
はい
相談者:
その、「私はあのお、旦那さんからお金をもらう、権利がある」とかっておっしゃって、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、あの、「家の1つも建ててもらう」とか、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、「お金を、あのお、あたしの要求した、分だけもらいたい」とかっていうことを主人に言ってるらしいんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、私はあの、「『妻があるっていうの分かっていて、お付き合いですから、返って私の方から、』」
加藤諦三:
うん
相談者:
「『あなたに慰謝料、私、助成に頂くぐらいの、あたしは権利があると思うのよ』って、そういう風に言ってください」
って、私言ったんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
んで、ところ、あのお、「20年連れ添って、あたしもそのお、あ、尽くしてきたんだから、だから私は貰う」っていうようなことを最近言い出してるらしいんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、私もそう、聞いたら、なんか心配になってきまして、あの、
加藤諦三:
はい
相談者:
お電話さしていただきました。
加藤諦三:
はい。
その、このお、女性は、何歳ぐらいの女性ですか?
相談者:
えー、この人65歳の方で、
加藤諦三:
65歳・・
相談者:
えー、こど、ええ、子供さん、男の子がいらして、別れて、あの、旦那さんの方に、子供さんは取られて、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分は今現在、アパートにおります。
加藤諦三:
ふう~ん。
それで今、ご主人は、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、毎晩、家に帰ってきてんですか?
相談者:
あ、あのね、夜はね、お家にいるんです。
あの、当初10年ぐらい前は、もう、夜2人で、もうほんと、タクシーでお出掛けっていうのが、あの、ほとんど毎晩のようでしたけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、やっぱり、自分の体もえらくなって、結局、夜出てくっていうのが、ちょっと困難なってるような状況で、
加藤諦三:
ええ
相談者:
朝、で、お出掛けになりまして、2、3時間、毎日会ったら帰ってくるんです。
加藤諦三:
ええ、はいはい。
で、かなりそのお、経済的には豊かだったんですか?
そのお、毎晩のように、タクシーでもって・・
相談者:
ええ、もうね、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、家に、給料入れてもらったことないんです。
もう自分のものは自分でみんな使って、足りなきゃ「寄越せ」って言うようなもんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、もう自由奔放で、1人息子で、我が儘に育った方ですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
そういう人なんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、私い、もですね、もう、あのお、ほとほと疲れてしまいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう、お別れしようかなっていうこと、何度思ったか分からないんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
「ああ、まあ、子供がいるからしょうがない、我慢しよう」、なんて思ってた時に、お祖父ちゃんがですね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
あのお、私がこの家(うち)から出て行ってしまうと、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、困るっていうようなことで、私を養女にされたんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、まあ、それに、対して、
「親を泣かせたらいけない。
まあ自分が我慢すれば、ま、いいのかな?と、子供さえいなきゃ、あ、別れたんだけど、子供がいるし、するから、ま、我慢しよう、我慢しよう」
っていって、段々、これがこう、ずうっと、何十年もこのままで来てしまっているんですよね。
加藤諦三:
ああー。
この女性は、もう65歳っていうことは、今はもうスナックで働いてないんですか?
それとも・・
相談者:
いえー、全然、何十年って働いてません。
加藤諦三:
ということは、あなたのご主人、に、が、経済的には、支えていたっていうことですね?
相談者:
ええ、もう、今でも、あの、家賃、電気、お支払いしてると思うんですが、多分、毎月5、6万ぐらいは、彼女に、お支払いしてると思うんです。
加藤諦三:
ふうん。
だけど、5、6万だけではちょっと・・
相談者:
いえ、あの、自分が若い時に働いた年金が、実はありますよ?
加藤諦三:
ああ、そうか。
働いて・・
相談者:
それを、はいはい。
加藤諦三:
はい。
分かりました。
こういう場合、どうなるか?ということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
今日はあの、
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに弁護士の塩谷崇之先生がいらしてるので、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)