20年来の不倫相手から相続を要求される夫。妻70歳が耐える理由は舅姑への恩

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あなた、まだ70歳で、「あと5年」って言うけど、まだ若いですよねえ?

相談者:
アハハ(笑)
ありがとうございます、はい。
ええと、でも・・

加藤諦三:
それで、その、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分さえ耐えて、いればこれで良いっていうのは、このまま、最後まで、あなたの人生、ほんとに良いんですか?

相談者:
うーん。
いろんな面で、あたしも、あのお、考えてきましたけど、まあ、ほんと、子供達がほんとに私を救ってくださって、主人がそういう人なもんですから、人一倍に、私を大事にしてくださることが、分かるんですね。
ですから、まあ昔の「おしん」じゃないですけども、まあ、ここまで70年、人生あれしてますから、あの、他の人と一緒にな、なることも、多分ないとは思うんですけども、

加藤諦三:
うん

相談者:
まあ、「腐れ縁だから、もうここで我慢するより他ないかな」っていうことを、最近では考えておるんですよね(笑)

加藤諦三:
ええ

相談者:
もう、若い時なら人生やり直してますけど、もう、

加藤諦三:
ええ

相談者:
この歳になるとなんか、あの、働くったって、働くところがないし。

加藤諦三:
ええ

相談者:
ね?
だから、まあほんとに、我慢、我慢かなっていうとこなんですけどもね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
あたしの考えが古いんでしょうかね?

加藤諦三:
いや、古いって言うより、まだ70歳ですしね?

相談者:
はい

加藤諦三:
女性の場合は、今どんどん、長生きになってますよね?

相談者:
はい、そうですね・・

加藤諦三:
でえ・・その、20年間は愛人がいて耐えてね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなた自身の人生っていうのは、なかったんですか?

相談者:
うーん、私の人生ってねえ、やっぱり私も小さい時に、母がもう36歳で、あたし、亡くなって、6歳の時に母が亡くなったものですから、

加藤諦三:
はい

相談者:
母親の、こう、甘える、甘えてきた人生ってのは私は、ほんとになかったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
うーん。
そうして、ところ、こちら、お嫁に来たら、その、沖縄の主人の親達が、まあ、自分の親以上に愛情を注いでくださって、仲良く、喧嘩もしないで人生送れたっていうことに対してね、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、うん、ほんとに、ここのお家に、主人は駄目だけども、この親達い、が、あたしを支えてくれたんだなっていうことに感謝をしてですね、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、ここで、離婚をして、人生を改め、やってくっていう、やっぱりこの、お家を守ってあげなきゃいけないっていうことが私は、常に頭にあり、あるものですから、

加藤諦三:
ううん

相談者:
あ、ですから、うーん、そういう先のことっていうのも踏ん切りが切れなかったんで、あの、ズルズルきてしまったんじゃないかな?って、自分で、反省じゃないですけど、考えております。

加藤諦三:
んあー。
あなたの、ぶそうひように生きようっていうね、

相談者:
はい

加藤諦三:
決心をしたんなら、それでいいですけれどもね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの、話聞いてると、

相談者:
はい

加藤諦三:
私自身の人生って、私の為の人生ってないんですよね。

相談者:
ええ、私もそう思います。
自分の人生ってのが全くなく、まんま、うん、あの、連れ添ってきたのかなっていうことを思います。
そういうことは、考えたことは、な、あの、いつも、自分で、え、1人になると考えておりましたね。

加藤諦三:
うーん

相談者:
はい

加藤諦三:
自分自身の人生もないし、自分の自身の意思っていうのもないですよね?

相談者:
うーん、あたしが、あの、さ、70なってもできるんでしょうか?
人生を道開くっていうことを私、自信が無くなっちゃってきてるんです。

加藤諦三:
あ、それ分かります。
こんだけに、耐えて、耐えて、き、生きてくればね、

相談者:
はい

加藤諦三:
もう、疲れ果ててエネルギーないですよ。

相談者:
ええ

加藤諦三:
新しく人生を始めるっていうエネルギーが。

相談者:
ええ、そうですねえ。
先生、もう1つ、私、じゃあですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、まあ、この先自分でもう、ここで耐え忍んで、あれしたことは、自分の考えでしたけども、

加藤諦三:
ええ

相談者:
もう一度道を切り開いて自分でやってくっていう、道も考えても、また向かって行っても良いっていうことですね?
なま・・

加藤諦三:
良いって言うことよりも僕は、アドバイスを求められればね、

相談者:
はい

加藤諦三:
幸せになり、なれるんだから、幸せになりなさいってことですよ。

相談者:
ああー・・

加藤諦三:
幸せになるのに、遅すぎることはないですよ?

相談者:
ああ、そうですか。
いろいろありがとうございます。
勉強になります。

加藤諦三:
よろしいですね?

相談者:
分かりました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
あはい、どうも、ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
幸せになるのに、遅すぎることはありません。

(内容ここまで)

相談者 「沖縄の主人の親が・・」

ホントどうしようもないな、沖縄の男は。
(笑)

編集で消すの忘れたのね。

 

しかし良かったねえ、いい舅姑で。
てか、舅姑だって、あんたが居てくれて助かったわけで、お互い様。

相談者 「主人の物は何にもない」
なに?、夫には法定相続分の二分の一すら渡してないわけだ。
じゃ、ほんとに、なんの心配もないじゃん。

てか、女が夫に相続を要求するってことはそういう事実すら知らないってことでしょ?
哀れだ。

二人の女の20年を弄びやがって。
合わせて40年だ。
やっぱ、”この”沖縄の男はクソだな。

 

そういえば、ムコ養子って聞くけど、ヨメ養子って聞かない。
なんか、言葉すらないような。

嫁に来て、姓も変わって、戸籍に入るんだから、別にあえて養子縁組しなくたってね。

じゃないんだよ、これが。

大きな違いがあるわけよ。
それが相続。
ていうか、嫁養子の目的はもうそれしかない。

今日の相談者もご多分に漏れず。

本来、嫁は舅姑の相続人ではない。
だから、遺言でも残してもらわない限り、亡くなったときに遺産は1円も入ってこない。

だけど、養子になれば、もはや実子と同じ。
夫とまったく同等の相続権を有することになる。
夫と兄妹になるってのも、なんとなくむずがゆいけどさ。

もちろんそこには紐がついてくる。
多くは介護。
あるいは、そういうのも含めた家のことに責任を持ってくれるという期待だ。

塩谷さん言うように養子だからって離婚の妨げにはならないんだけど、同時に、たとえ離婚したところで養子であることに変わりはない。
夫とはまさに兄妹だけの関係になるわけだ。

まあ、義理の両親が晩年に、お嫁さんへの感謝の気持ちを形にしたいっていう麗(うるわしい)しい話もないこともない。

いずれにしても、嫁養子の話は舅姑がある程度歳をとってから嫁に持ちかけることが多い。

そう、だからね、くれぐれも嫁の方から持ち掛けないように。(笑)
腹の中を勘ぐられること必至だ。
夫に兄妹でもいた日には骨肉の争いが始まる。

 


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