二転三転する借金額、パチンコは勉強。息を吐くように嘘をつく離婚寸前の女40歳
テレフォン人生相談 2012年7月12日 木曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女40歳 バツ1、離婚を迫られている 夫40歳 息子3歳 互いの実家に別居中で、息子は夫側にいる
今日の一言: 自分を実際以上に見せようとするヒステリー性格の特徴の一つは嘘が多いことです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
はい。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
えーとお、私(わたくし)、40ですう。
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい、してます。
加藤諦三:
あ、ご主人何歳ですか?
相談者:
えと、40です、はい。
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
1人です。
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
3歳になる、男の子です。
加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?
相談者:
えーとですね、実は、えとお、離婚、したくないんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
えと、離婚を申し込まれてまして。
加藤諦三:
結婚してからあ、どのぐらい経つんですか?
相談者:
えと、大体5年ぐらいです。
加藤諦三:
5年ぐらい?
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、恋愛結婚?
相談者:
恋愛です。
加藤諦三:
「離婚してくれ」ってのは、なん、理由は何ですか?
相談者:
えーとですね、実は私(わたくし)、借金がありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それ今まで隠してたんですね。
加藤諦三:
えーと、借金どのぐらいあるんですか?
相談者:
えーと、大体、120万ぐらいなんですよ。
加藤諦三:
120万。
相談者:
うん
加藤諦三:
これは、結婚してから?
相談者:
えーと、結婚する前に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
えーと、大体、76万ぐらいありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
でえー、その後は銀行から、なんですけど。
加藤諦三:
で、これはあの、夫に隠してたということは、どういうことで、このお金必要だったんですか?
相談者:
んと、生活費だったんですね。
加藤諦三:
生活費?
生活費であれば、
相談者:
はい、うんうん
加藤諦三:
なんか、夫に隠す必要ないんじゃない?
相談者:
いや、あのお、お金に、しえ、シビアな人で。
加藤諦三:
うん、まあ、お金にシビアな人で、あってもね?
相談者:
うんうん、シビアってか、うんうん。
加藤諦三:
あの、生活費、例えば、
相談者:
はい
加藤諦三:
まあ、何か知らないけれどもね?
相談者:
うん
加藤諦三:
贅沢な物を買っちゃったとか、
相談者:
うん
加藤諦三:
うん、友達と、なんか、その、とんでもなく高級なレストラン入ったら、な、ま、何か、パチンコやっちゃったとかですね?
相談者:
うんうん
加藤諦三:
なんか、あれだったら、ちょっと隠すということ、あるけれども。
相談者:
うん。
ちょっと、言えなかったんですね。
加藤諦三:
・・何したの?
相談者:
いえ、言えるような、あのお、人じゃなかったので。
加藤諦三:
ああ、じゃあ、どういう人ですか?
そのご主人てのは。
相談者:
ケチですね。
正直に言いますと。
何を買うにしろ、車1台買うにしろ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「お金を、貯めてから買え」と。
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ
加藤諦三:
「貯めてから買え」っていうことは、
相談者:
うん
加藤諦三:
別にケチっていうことじゃなくて、まあ、堅実っていうことですよね?
相談者:
うんうん。
そうなんですけど・・
加藤諦三:
で、まあ、まあ、あなたの場合は、貯めてから買うんじゃなくて、
相談者:
ええ
加藤諦三:
買ってから、ま、一生懸命働こうということで、
相談者:
そうです、そうですね、はい。
加藤諦三:
まあ、その、生きる姿勢は、の違いはあるとしてもね?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
それほど隠すほど、の生活費ってのはちょっと理解しにくいんだけどね?
相談者:
生活費と、あと、車持ってたので、車検とか。
加藤諦三:
いや、だけど、車検がね?
相談者:
うん
加藤諦三:
隠さなきゃ、夫に隠さなきゃならないってのは、極めて不自然です。
相談者:
結局は私が、格好、良く、見せたかった、ていう部分はあると思います。
加藤諦三:
ちょっと失礼な言い方だけど、今、僕に対しても、カッコよく見せようとしてんじゃない?
相談者:
いや、それは一切ないですよ。
加藤諦三:
あなたはそうすると、今の生活に非常に不満なわけですね?
相談者:
生活っていうか、今もう、別居してる状態なんですね。
加藤諦三:
あ、今、別居してんの?
相談者:
別居してるんですよ。
ここ数日前、からなんですけど。
各自、実家に戻ってるんですよ。
加藤諦三:
あ、お互いに実家に戻ってんの?
それでこの、
相談者:
はい
加藤諦三:
さっき言った、3歳の男の子はあなたと一緒ね?
相談者:
いやあ、それが、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのお、「借金に関しての、ことで、」
加藤諦三:
ええ
相談者:
「一筆書きなさい」と、
加藤諦三:
ええ
相談者:
向こうの母親から言われまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、一筆書いてしまったんですよ。
加藤諦三:
何て書いたんですか?
相談者:
んと、「今後一切、この事と関わりません」という風な、感じで、か、書かされたんですよ。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
で、それで、旦那の方に連れて行かれてしまったんですね。
加藤諦三:
この子は、「私が、育てたい」という形での、議論はなかったんですか?
話し合いは?
相談者:
いや、話し合いしたあー、いんで、したんですけども、もう一切、一点張りで、「これが有効なるから、これが有効なるから」、ていうことで、「書いたのは、お前だろ」ってことを、言われてしまいまして。
加藤諦三:
それで借金も、
相談者:
うん
加藤諦三:
夫から見ると、「こんなの生活費じゃない」っていうこと、言ってるわけ?
相談者:
そうですね、はい。
で・・
加藤諦三:
例えば、あなたから見ると生活費、
相談者:
うん
加藤諦三:
夫から見ると生活費じゃないってのは、どんなこと?
相談者:
具体的に、その借金の内容を言いますと、
加藤諦三:
うん
相談者:
結婚する前の借金が、ちょっと、大きい、んですよ、内容としては。
加藤諦三:
うーん
相談者:
あたし、再婚なんですね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、その、相手、前の、その旦那が、結局その、パチンコ、依存症、でして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、あたしも一時期、パチンコ依存症にはなったんですよ。
そ、その当時は、300万ぐらいあったんですよ。
加藤諦三:
あ、300万ぐらいあったの?
相談者:
はい、そ・・
加藤諦三:
で、よく返せたね?
相談者:
そう、それをコツコツと返して、いってたんですね。
加藤諦三:
それでそれ、76万までは返せたけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
300万が。
相談者:
はい
加藤諦三:
今、120万までなったわけね?
相談者:
そうです、はい。
加藤諦三:
うん。
それで、どうもあなたが離婚したくないのに、
相談者:
うんうん
加藤諦三:
「離婚してくれ」と、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人が言っているのは、
相談者:
あはい
加藤諦三:
ギャンブル依存症、の問題が、ご主人が、気に入らなかった・・
相談者:
多分、あるとは思います。
あの、「未だにパチンコはしてない」と言っても、「パチンコ?」っていう風に聞かれるので。
加藤諦三:
あ、ご主人は、まだパチンコしていると思ってる?
相談者:
していると、多分思ってはいると思います。
加藤諦三:
ということは、え、120万は、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
あなたからすると生活費と言うけれども、
相談者:
あはい
加藤諦三:
ご主人から見ると、
相談者:
はい
加藤諦三:
んー、パチンコでお金使ったんじゃないか?と思ってるってこと?
相談者:
そうー、だと思います。
加藤諦三:
ということはもう、ご主人のあなたに対する信頼感は崩れちゃってるってことですよね?
相談者:
うん、うん
加藤諦三:
要するに、この女性の言うことは信用できないってことでしょ?
相談者:
そうー、それもはっきり言われてます。
加藤諦三:
さっき言った、自分のことを実際の自分より良く見せようとするタイプは、まあ、性格としてヒステリー性格って言うんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
このタイプは、
相談者:
うん
加藤諦三:
特徴、
相談者:
はい
加藤諦三:
嘘が、多い。
相談者:
うん
加藤諦三:
ご主人に対してもかなりあなたは嘘言ってたんじゃないのかな?
相談者:
そ・・
加藤諦三:
だから、そういうようなこと、いくつか分かってご主人は、
相談者:
うん
加藤諦三:
何を言っても、あなたのことをもう、信用できないと。
相談者:
うん
加藤諦三:
だから、いっくら説明してもご主人は、あなたのこと信用してくれないわけだよね?
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
で、
相談者:
でえ・・
加藤諦三:
今日のあなたの相談ていうのは、
相談者:
うん
加藤諦三:
要するに、あなたは離婚したくない。
相談者:
うん
加藤諦三:
で、ご主人は「離婚したい」と言ってる。
相談者:
うん。
で、例えば、父親が親権を持ちたいっていう風な話を、されたとするじゃないですか?
で、実際は、やっぱり親権をこちらに持ちたいわけで、ていう・・
加藤諦三:
そうすと、親権を、持つにはどうしたらいいか?という、
相談者:
そうそうそう
加藤諦三:
いう、
相談者:
はい
加藤諦三:
相談ですか?
相談者:
あはい、はい
加藤諦三:
今日はスタジオにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の坂井眞先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、親権を、相手方の方に渡したくないんだけども、どうしたらいいか?と、
相談者:
はい
加藤諦三:
いうことを相談してください。
相談者:
あはい
(回答者に交代)
こういう人は怖いですね。
嘘をつくことに何の躊躇も罪悪感もない!
それで周囲に混乱を招いているというのに。
そして最後まで借金の本当の理由を言わず。
二転三転して皆んなハテナマークだらけ。
この母親では、子どもが混乱の人生に陥りそう。