内向的な高1娘のリストカット。原因を探る女が何気にした質問
テレフォン人生相談 2016年5月9日 月曜日
娘が4日前にリストカット。
自死を図ってザックリというより、自傷行為。
夜に気づいて慰めた翌朝に見たら、さらに30箇所以上の傷。
4年後、再び娘のことで相談。
幸い、自傷行為は止み、自分になつく大学生となった娘に相談者が悩むワケ。
加藤諦三、大原敬子のタッグが相談者の内面に切り込む。
2020年12月7日
これからツケが来ます。娘のリスカに反省した子育てのハズが言葉と裏腹な悩み
3年後の再々相談。
娘の方から距離を取り始めたようで何より。
追いかける相談者w
2023年9月16日
娘29のホスト遊びを嫌う母。加藤諦三「あなたが行きたいんじゃないの?」
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女54歳 同い年の夫 高1の娘15歳 大学1年の息子二十歳
今井通子:
もしもし?
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、お世話になります。
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
はい、えっと、娘が、
今井通子:
はい
相談者:
リストカットをしてまして。
今井通子:
あら
相談者:
割と神経質で、あの、繊細な子だったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、今まで、そんな兆候とかもなくて、急、だったものですから、ちょっとびっくりして。
でまあ、それで、自分自身、とか娘の関係を振り返ると、ちょっといろいろ、反省することとか、ありまして、今後、それにどうやって向き合っ、たらいいか?ということをご相談したくてお電話させていただきました。
今井通子:
はい、分かりました。
あなたはおいくつですか?
相談者:
54です。
今井通子:
54歳。
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんはおいくつ?
相談者:
15です。
今井通子:
ねえ
相談者:
高校1年生です。
今井通子:
お子さんはお1人?
相談者:
はい、長男が、二十歳(ハタチ)で、大学1年生です。
今井通子:
はい
相談者:
はい、で、夫が同い年で54です。
で、4人家族です。
今井通子:
あ、はい
相談者:
はい
今井通子:
みなさんご一緒に住んでらっしゃるの?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
はい。
でえ、その、リストカットをしてるのに気が付いたのはいつですか?
なん、何か月前?
相談者:
えーとですね、よ、4日前です。
今井通子:
あ、4日前?
相談者:
はい
今井通子:
あ、じゃ、まだ、ちょっとショックがそのまま・・
相談者:
はい、ああ、そうですね(笑)
今井通子:
はい
相談者:
はい、それで、夜に、寝る時に、「え?」とか思いまして、で、「それどうしたの?」って、あんまりこう、詰問してもいけないと思ったんで、普通に聞いたんですけど、「いや、これ、学校でちょっとぶつけて、何にもないの、何にもない」みたいなこと言ったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
「あ、これは、おか、おかしいな」と思ってちょっと、2人だけになれる場所に行って、「どうしちゃったの?なんかあったらお母さんに言ってほしい」みたいなこと言ったんですけど、もう黙っちゃって下向いちゃって、で、でもとっても心配だから、「こんなことしたら、も、気持ちも、」
今井通子:
はい
相談者:
「体も傷ついちゃうから」って言ったら、「私が、私のことを大っ嫌いだから」みたいなこと言ったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、とりあえずって言っても、薬だけ塗ってあげて、「お願いだから、こんなことしないで、なんかあったら」みたいなことを言って、「一緒に、寝ようか」って言ったんですけど、「大丈夫、1人で寝れる」って彼女が言ったもんですから、そのまま、あの、別々に、寝たんですけど、朝起きたら、その上からまたちょっと、結構酷く、何ヵ所も、こう、切り刻んだようなかん、切り刻んだってか、ほんとに傷つけた箇所が、30ヵ所ぐらい、こう、上からあったので。
やっぱりちょっと、かなり、しょ、私もショックだったので、「これは」みたいな感じで思ったんですけれども、それ以外の会話をする時とかは、ほんっとに普通で。
今井通子:
うーん、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
え、元々お嬢さんは、
相談者:
はい
今井通子:
あの、さ、一番最初で、神経質、
相談者:
はい
今井通子:
で、
相談者:
はい
今井通子:
繊細なところがおありっていう風におっしゃってたんだけど、
相談者:
はい、はい、はい
今井通子:
えー、小さい頃から、そんな感じだったんですか?
相談者:
割と1人でいるのが、平気かどうかは分からないんですけど、構わないというか、あの、一緒に学校に通うお友達が、なんかこう、意地悪とかするのを、で、タアー!とか走って行っちゃって凄く、運動神経の鈍い子なので、1人で取り残されると、「もう私いいわ、1人で行くわ」みたいな感じで。
で、本とか、絵を描くのが好きな子なので、1人で自分で、こう、1人の世界に、こもってるっていうことが、多い、子です。
今も、お友達は決して多くないです。
今井通子:
なるほど。
相談者:
ただ、「学校に行きたくない」とかあ、は、言わないんですね。
今日も普通に、朝、出ていきましたし、部活もやってくるからという感じ、で、ほんとにそこだけ除けば、普通にはしています。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい。
あと・・
今井通子:
で、あなたは、
相談者:
はい
今井通子:
お、あの、お聞きになった時に、
相談者:
はい
今井通子:
「私が私のことを、大っ嫌いだから」って、
相談者:
はい
今井通子:
言ったのは、
相談者:
はい
今井通子:
彼女が彼女のことを大っ嫌いってことですよね?
相談者:
そう、そうです、はい、自分・・
今井通子:
で、お母さんについては何か言った?
相談者:
えーとです、何にも言わないんですが実は、私もちょっと思い当たる節がありまして。
ちょっと私も仕事、あの、非常勤でしているんですけれども、
今井通子:
ええ
相談者:
イライラしてて、あの、「必要以上に、彼女に、当たり散らしたな、ちょっと感情的に、当たり散らしたな」っていう思いがあるのと、あと、私の実家の母が、ちょっと認知症になっていて、私、個人的に、割といろんな悩みとか、つまらない、くだらないことも母にほとんど話して、何となくこう、気分を、落ち着かせていたっていうのは、この歳になってもあったんですけれども。
それが、母に言っても全然こう、手応えもなく、何を言ってるか忘れちゃったみたいなので、私自身が、なんかこう、全然こう、気持ちい、に、こう、安定感がなかったっていうのと、あと、兄が、あの、長男ですけれども、どちらかというと、娘よりは、昔から優秀なんですね。
で、私は男と女なので、そんなに、言ったつもりはなか、ないんですけど、彼女の中で、「自分は、お兄ちゃんよりは自分は出来が悪い」とか、こう、潜在的な、劣等感みたいなのが、ありまして・・
今井通子:
なるほど。
その、お母様の認知症云々で、
相談者:
はい
今井通子:
あなたがイライラして、
相談者:
はい、娘に・・
今井通子:
で、お嬢さんに、
相談者:
はい
今井通子:
言っちゃった言葉は何?
相談者:
えーと、言ったというかもう、「ほんとにどれだけ迷惑かけてるの?」とか、あとは、牛乳を朝こぼした時に、「ちょっと、さっさと拭いて」ったら、彼女は何にもしなかったので、私が、雑巾を持ってきて、床を拭いて、その雑巾で、彼女の頭をペン!とか叩いて、「こうやってやるのにどうしてわからないの!?」みたいな、そんな言い方をしたのは、多分彼女は傷ついたと、思います。
今井通子:
それはまあ、じゃあ、お母さんとのやり取りね?
相談者:
はい
今井通子:
お父さんと、に対しては?
相談者:
はい。
あのお、私の主人は、それはもう、私もびっくりするぐらいに、物を言わない人なんですね。
あの、決して、関係は悪いと思わないんですけれども、割と娘には、普通の、「娘大好き」、みたいな父親ではなくって、例えば、「爪をしゃぶるな」とか「姿勢が悪い」とか、ていうことは言うんですけど。
だから、娘の父親評価というのは、「怒る時だけ怒って、何にもあとは褒めてくれない」っていうのはよく言います。
今井通子:
うーん。
そうするとそのお、お嬢さんがリストカットをしているのは何故か?とか、
相談者:
はい
今井通子:
それから、「私が私のことを大嫌い」って言ってる理由は何か?とか、
相談者:
はい
今井通子:
その辺に、あなたとしては、何か原因がありそうっていうのが分からないわけね?
相談者:
えーっと、一番は、やっぱり、自分のことを、こう、認めてっていうか、あの、「お兄ちゃんと比べてたりとかじゃなくて、私自身を、もっと見てほしい」っていう、訴えだったのかな?っていう気は、しなくもないんですね。
今井通子:
ふうん
相談者:
も、私もちょっと、も、びっくりしちゃって、あの、舞い上がってて、
今井通子:
うーん
相談者:
もう、どうしたらいいんでしょう?「ほんとにごめんなさい」っていう感じです、娘に対して。
今井通子:
ということは、
相談者:
はい
今井通子:
今日のご相談を、もと、
相談者:
はい
今井通子:
まとめて言っていただくと?
相談者:
えっと、ま、その、何が、悪かっ、たか?っていうことと、その、今後、どういう風に彼女と接していい、いいのか?っていうことと、ま、も、ほんとに私自身が今、舞い上がって、も、大混乱しているので、そこら辺を具体的に、もしアドバイスがあったらっていう風に思ってます。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので、
相談者:
はい、お願い致します。
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
先生よろしくお願い致します。
(回答者に交代)
4年前も今も この母親 変わってないですね、
責任とか具体的にとか…。
娘さんの心に寄り添って あたたかい言葉をかけてあげて下さい。
娘さんが○○だよ。って言ったら
そうだよね、○○だよね~。
で良いんです。
共感したり 話を聞いてウンウンだけで良いんです。
2022/02/03 の相談はこの人でしたね
相変わらず否定したい本当の自分を受け入れられず、
借金だなんだを口実に夫に向かう不満と不安。
だから離婚問題にしては漠然とした相談だった。
このままだと長男が結婚したらズカズカ入り込み嫌われる姑
まっしぐら。
気に入らないのは自分自身ですよ。