テレフォン人生相談　2017年7月12日　水曜日

婚約後、彼の母の自己破産の過去や今現在も借金があることを知った。結婚後に影響が及ぶのでは？

パーソナリティ：　ドリアン助川
回答者：　坂井眞（弁護士）

相談者：　女３０歳　婚約者２９歳

ドリアン助川：
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者：
はい

ドリアン助川：
あ、よろしくお願いします。

相談者：
よろしくお願いしますう。

ドリアン助川：
えー、今日はどんなご相談でしょうか？

相談者：
えっとー、今わたしが婚約中なんですけれどもお、

ドリアン助川：
はい

相談者：
婚約の、お母さま、のことで、の、ちょっと不安があるのでえ、

ドリアン助川：
はい

相談者：
それを聞いていただきたいなあと思います。

ドリアン助川：
はいはい、どんなことが起きてるんですか？

相談者：
彼のお

ドリアン助川：
はい

相談者：
お母さんがあ

ドリアン助川：
はい

相談者：
えっと、彼が、あのお・・お腹にいる時に離婚されてましてえ

ドリアン助川：
はい

相談者：
で・・彼があ、ん、がまだ子どもだった頃にい・・自己破産をされててえ、

ドリアン助川：
はい

相談者：
で・・あのそれを知ったのがあ、あの今から１０日あ、ほど前でえ、

ドリアン助川：
１０日ほど前？、はい

相談者：
はい

ドリアン助川：
はい

相談者：
で、あの、婚約したのが、ま２ヵ月ほど前なんですけれども。

ドリアン助川：
あ、婚約は２ヵ月前、はい

相談者：
はい

ドリアン助川：
はい

相談者：
で、彼の母は、今パートで・・あの勤めてらっしゃってえ、

ドリアン助川：
はい

相談者：
で、それで・・あのお、わたしは結婚が決まってからあ、その、彼の、母が、自己破産したあ、過去、のことを聞いてえ・・で、凄く不安に思ってえ、ま、他にも、ま、問題がありまして、

ドリアン助川：
はい

相談者：
彼の、お母さまは、今・・借金が今ないわけではなくてえ

ドリアン助川：
借金の額って大体どれぐらいか、聞いた？

相談者：
８０万です。

ドリアン助川：
あ、８０万？

相談者：
あと、つい最近ん、彼にい・・お金を、ま、５万・・借り、たのをわたしは見てたのでえ、

ドリアン助川：
はい

相談者：
凄く・・ちょっと心配になってしまってえ、

ドリアン助川：
うーん・・この婚約どうしようかな？というとこに来てるわけですね？

相談者：
そうですね。

ドリアン助川：
はい。では、もうちょっと詳しく教えてくださいね。

相談者：
はい

ドリアン助川：
えーとあなた様おいくつですか？

相談者：
わたしは３０歳です。

ドリアン助川：
３０歳

相談者：
はい

ドリアン助川：
いい年齢ですねえ

相談者：
えへへ(笑)

ドリアン助川：
婚約がピッタリ

相談者：
ありがとうございます。＃＄％◆はい

ドリアン助川：
はいはい、そして、彼は何歳？

相談者：
彼は１個下です。

ドリアン助川：
１個下？

相談者：
はい

ドリアン助川：
２９歳。お母さんはおいくつでしょう？、彼のお母さん。

相談者：
えーと、５０代前半です。

ドリアン助川：
５０代前半？

相談者：
＃＄％◆

ドリアン助川：
えーどうやって出会ったんですか？、お二人は。

相談者：
えっと、婚活パーティで、知り合いました。

ドリアン助川：
婚活パーティ！！

相談者：
はい

ドリアン助川：
へー、どんな彼なんですか？

相談者：
も、彼は凄く誠実な方でえ、

ドリアン助川：
はい

相談者：
あのお、わたしも、わたしのお、両親も

ドリアン助川：
はい

相談者：
まあ、わたしの家族と、仲良くもしてくださっててえ

ドリアン助川：
はい

相談者：
でもう、みんなが、も
「彼・・と結婚できて・・幸せだね」みたいな、そんなことを言ってくれるような、人柄でえ、

ドリアン助川：
うん

相談者：
で今回の件でもお・・あのお、彼はあ・・あのお、わたしが不安ーん、がってるのでえ、月々の、給料明細、を・・見せてくれてえ

ドリアン助川：
はい

相談者：
あと年間の、年収の・・紙を見せてくれて、

ドリアン助川：
ええ

相談者：
あと彼・・はあ、お母さまがそういう状況だったのでえ、学校をすべて自分、の奨学金で出ててえ

ドリアン助川：
素晴らしいですねえ

相談者：
はーい

ドリアン助川：
はい

相談者：
でこれの、奨学金が今、の・・結構多額に、あるのでえ

ドリアン助川：
ええ

相談者：
それの残り、あといくらいくらありますよっていう、紙い、を見せてくれてえ、

ドリアン助川：
どれぐらい残ってた？

相談者：
４２０万です。

ドリアン助川：
ねえ、奨学金って今、しわ寄せ、結構ありますよねえ

相談者：
はい

ドリアン助川：
んで・・あなたなんかとても今心配なさってるけども・・どうなの？、その・・結婚前にやっぱり、お金のことっていうのは、かなり、気になりますか？

相談者：
あのお、例えば、彼のお母さんがあ、これから、ま、借金をまたあ・・返せなかったりとかして、わたし達に月々、その・・２万とかあ、請求して来るっていうイメージ・・ではなくてえ、さらに・・こう、まだあ・・借金が、大きな借金があったりとかあ・・まだ、例えばあ、彼があ・・彼しか頼る人がいないから彼が保証人になってしまって、ま、彼のお母さんが、払えなくなった時に、大きな額が、わたし達、に、来るんじゃないか？っていう・・のと、あと、まだわたし達で止まればいいけど、うちの、実家にまで・・来るっていうのだったら・・わたしは気持ちを抑えて・・ていう風に・・やっぱり・・思ってます。

ドリアン助川：
え、一番の問題は、

相談者：
はい

ドリアン助川：
そのあなたの不安を、

相談者：
はい

ドリアン助川：
えー彼と分かち合ってるのか？、つまり彼に話しましたか？、今こんな不安な気持ちがるということ。

相談者：
話しました。

ドリアン助川：
話しました？

相談者：
はい

ドリアン助川：
その結果どういう答えが返って来ました？

相談者：
あのお、その時は、あの、彼のお母さんの状況があ、まだ、分かってなかったのでえ、なんでこ、今借金はあるのかどうか？、と、これからどうして行くつもりなのか？、そのわたした・・ちに、そのお、ま、サポートを必要とするのかとか？とか、今後一人で、生きて、行く、予定なのかとかを・・あの、
「どう思ってるんだろう？」って聞いたら、彼は、お母さんに聞きに行ってくれて、
「あなた達に頼るつもりはない」っていう風に、言われて。
で・・
「自分で・・生きて行く、同居も考えない」っておっしゃった、そうなんですけれども、

ドリアン助川：
はい

相談者：
同居を考えてない・・のであれば・・その、例えば・・もう、お年を召されて、老人ホームに入るとしても、そのお金は、どっから出すんだろう？とか、
そういうことを・・考えてしまいます。

ドリアン助川：
うーん。ま、でもね、

相談者：
はい

ドリアン助川：
あのお、結婚するっていうことはあ・・相手の環境から、彼だけを、切り離してもらうということではなくて、

相談者：
はい

ドリアン助川：
やはりい・・皆それぞれの環境がありますのでえ

相談者：
はい

ドリアン助川：
あの、その環境の一部は、やはり自分、も分かち合うってことだと思うんですよ。

相談者：
うーん

ドリアン助川：
うん、じゃ今日の問題としてはあ、

相談者：
はい

ドリアン助川：
えー・・自分にとっては今、彼が一番いいと思うけども、

相談者：
はい

ドリアン助川：
えーこのお・・お母さんと、その環境、を・・分かち合っても結婚するべきなのかどうか？というあたり・・

相談者：
うーん

ドリアン助川：
ですか？

相談者：
そうですね。

ドリアン助川：
ええ。もし今さ、

相談者：
はい

ドリアン助川：
この問題で・・彼とさよならしても、あなた後悔しないの？

相談者：
(大きく息を吸って）えーどうですかね。でも、ま何年か、すればでも、何事も処理できる、とは思います。

ドリアン助川：
また新しい人が出て来る？

相談者：
それはあ・・わたしだけでなくてこう、多分彼もだと思います。

ドリアン助川：
うん、じゃ、もう気持ちはちょっと・・マイナス入っちゃってんだ？

相談者：
うーん、でも聞きたい、としてはあ

ドリアン助川：
はい

相談者：
ま、やっぱりこう、気持ちは揺れたりするんですけど、その、もしも、その、結婚するのであれば、彼と、彼のお母さんの、関係性？、を、どうして行けばいいのか？
うちの父はあ、その、「ある程度の、線引きは、もうしないといけない」って。
「保証人になったら駄目だし」って言うけど、
だけど、その「全く縁を切るとかはできないと思う」って、「２人で生きて来たんだから」って。

ドリアン助川：
はい

相談者：
いうので、そこは、やっぱり、ん、できるのかな？、とかあ、そ、ちょっと前向きに、に、こう進めて行くとしたらあ、何をすればいいのかあ？

ドリアン助川：
なるほど。

相談者：
というのも、

ドリアン助川：
うんうん

相談者：
知りたい気持ちはやっぱりあります。

ドリアン助川：
はい。あのまあ、別れるなら別れるんですけども、そうじゃなくて結婚するとなった場合に・・

相談者：
そうです。

ドリアン助川：
お母さんとどう付き合ってくか？ということですね。

相談者：
はい

ドリアン助川：
ではもう一人のあの人生の、先輩を、紹介いたします。

相談者：
はい

ドリアン助川：
えー今日の回答者の先生、弁護士の坂井眞先生です。よろしくお願いします。

（回答者に交代）