若手経営者に立ちふさがる元役員の叔父。これが周囲を不愉快にさせない叱り方
テレフォン人生相談 2018年6月30日 土曜日
20人ほどの同族会社の取締役。
父親が三兄弟の三男で社長。
役員だった叔父と入れ替わる形で相談者が役員に。
改革を進めようとするもいちいち反発する叔父。
社員からも苦情が届いている。
社長の父親は言っても動いてくれない。
怒ると機嫌を壊すタイプの叔父をどう扱えばいいか?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男30歳 父が社長の会社取締役 父56歳 母56歳 弟28歳と25歳 伯父60歳と58歳
今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お願いします。
今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
はい。会社での・・
今井通子:
はい
相談者:
えー、伯父との・・関係性を・・えー、どう上手くやってけばいいかな?と思いまして。
今井通子:
はい。あなたはおいくつ?
相談者:
えー、今30です。
今井通子:
はい。
お父さんおいくつ?
相談者:
えーと、56です。
今井通子:
はい、お母さんは?
相談者:
は(わ)56です。
今井通子:
あ、同い年?
相談者:
はい
今井通子:
ご兄弟いらっしゃる?
相談者:
・・えーっと、あ、わたしですか?
今井通子:
はい
相談者:
はい、えっと、弟が2人、おります。
今井通子:
はい。
弟さん、おいくつとおいくつ?
相談者:
えーと、20、8と、えーと、25ですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、え、28の弟の方が一緒に、働いてます。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そうするとその、「伯父との関係」とおっしゃったのでえ、
相談者:
はい
今井通子:
お父さまかあ・・
相談者:
はい
今井通子:
伯父様が・・自営か何か、経営者?
相談者:
あ・・はい、えっと、わたしの父親が、えっと、社長をやってまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、その会社で、えっとお、父親の兄弟が、一緒に働いております。
今井通子:
お父さまのご兄弟は、その・・今、「伯父との関係」と言わ、れた伯父様おいくつ?
相談者:
60う、ですね。
今井通子:
じゃ・・あなたのお父さまのお兄さん?
相談者:
あ、そうです。
今井通子:
はい。
で、その他には?
相談者:
・・あと、えっと、その弟で・・えっとお、うちの父親の次男・・57歳。
今井通子:
57歳。
相談者:
あ、58です。
今井通子:
58歳。
相談者:
58です。はい
今井通子:
はい。全く同族会社なのね?
相談者:
えーっと、そうですね、あの同族以外も、もちろんいるんですけど、
今井通子:
あ、はい
相談者:
全員で20人ちょっとぐらいの会社です。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、お父さまより、ご長男、ご次男・・あなたのお父さまが三男?
相談者:
そうです。
今井通子:
で、あなたのお父さまが社長さんをやっていて、
相談者:
そうです。
今井通子:
その一番、あの、今、関係性が云々の、60歳の・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、伯父さん、は・・
相談者:
はい
今井通子:
あの、顧問かなんか?、それとも・・
相談者:
えっとお・・少し前まで取締役でやってたんですが、
今井通子:
はい
相談者:
えっとお、わたくしとちょっと、代替わりというか、わたしが取締役になりまして、
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
で、役を外れて、今は・・役は就いてないです。
今井通子:
なるほどね、はい
相談者:
はい
今井通子:
あの、若返りを図ったわけね?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん。じゃあその、次の次男の・・かたは?
相談者:
は(わ)、え、特に何も役職はなく・・
今井通子:
役職なし?
相談者:
はい
今井通子:
これそうすると何?、お父さまが立ち上げたのかな?会社を。
相談者:
あ、ではなくて、えっとお、父親の伯父に当たる方が、創業者で。
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
はい
今井通子:
・・伯父さまだったのか。
相談者:
はい
今井通子:
で、結局あれですかね?、その、若返りっていうか、お父さまをメインに、お父さまを見込んでえ・・社長にされたのかな?じゃ、その伯父さんが。
相談者:
あ、そう聞いてます。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
それは、中々大変ですね。ンフフ(苦笑)
相談者:
そうですね(苦笑)
今井通子:
ンフフ(苦笑)
相談者:
はい
今井通子:
はい、それで、伯父さまとの、その60歳の伯父さまとの関係は、どういうところで問題なの?
相談者:
えーっとですね、あのお・・これからわたしも、ま、取締役という事で、あの、色々こう・・会社内を・・えー、より良くして行こうという・・考えの基に、色々こう新しい事を始め・・まして、
今井通子:
はい
相談者:
例えば、えーっと、発注のシステムを入れたりとか。
今井通子:
あ、はい
相談者:
あと、あの、会社内の清掃を、ま、ちょっと結構汚い会社なんで。
今井通子:
はい(苦笑)
相談者:
その辺もっと綺麗にしてこうとか。
今井通子:
はい
相談者:
そういうー、行動をしてるんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
そうすると一々なんかこう・・反発して来るといいますか。
今井通子:
はい
相談者:
例えばなんか・・
「必ず決められた手順で」こう、「仕事を進めて、くれ」ってお願いをしても・・全然違う手順で勝手にやってしまったりとか。
今井通子:
はい
相談者:
そういう感じで・・ちょっと和を乱すというか、そういう感じなので。
他の社員へのこう示しがつかなくなってしまって。
・・ちょっと困ったなという・・
今井通子:
その伯父さまは、
相談者:
はい
今井通子:
元々そういう人?
相談者:
・・えー・・
今井通子:
要するに、あなたが・・やる前から、
相談者:
はい
今井通子:
その・・割りに一匹狼的に・・
相談者:
そうですね。
今井通子:
色々な事をしている人?
相談者:
割とそういうタイプだと思います。
今井通子:
そうすると・・あなたが、その、取締役になる前・・
相談者:
はい
今井通子:
にも、社員の方達は、その伯父さんの性格は知ってる?
相談者:
・・えーと、大体知ってます。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
・・で、その新しい、例えばその・・システムを入れたと。
相談者:
はい
今井通子:
伯父さんは、そのシステムに、関わる、人?
相談者:
・・関わりますね。
今井通子:
じゃ、関わってえ・・ちょっとお、コンピューターの動かしが難しいとか。
相談者:
あ、そういう事ではなくて。
今井通子:
うん
相談者:
・・例えばなんかこう、ある仕事があったとして、
今井通子:
はい
相談者:
その仕事に何時間・・作業に掛かったか?とかっていうのを、あのお、社員の方に出してもらってるんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
それでコス、コスト管理を測ってるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
そういう時間を出すのを、嫌がったりとか。
今井通子:
・・うん。その、自分が時間掛けてやってるか、もしくはさっさとやってるか分かんないけど・・
相談者:
はい
今井通子:
うん。自分の時間は、その何だろ?、自分でコントロールしたい側なのね?
相談者:
あー、そういう感じですね。
今井通子:
あー、でもその事は・・元々の社員も知ってるんじゃないの?
相談者:
・・そうですね、知ってると思います。
今井通子:
「あの人はちょっと別格だ」みたいな。
相談者:
あ、そうですね、そんな感じですね。
今井通子:
うん。
そうすると、あなた自身が、ちょっと困ったなと思ってるのは「社員に示しがつかなくなった」って、言われたじゃないですか。
相談者:
はい
今井通子:
でもお、示しがつかないか?って言われると、
相談者:
はい
今井通子:
そうじゃなくて、あれは別格だ、ってみんなが知ってたら・・そこあんまり問題じゃないような気もするけど?(含み笑い)
相談者:
あー・・ただあのお・・何でしょ?仕事とかを、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、一応、ま、窓口みたいな事もやってまして、
今井通子:
はい
相談者:
でえー、ま、通常、仕事、こう、お客さんからいただいたら、あの、ま、他の社員に共有して・・あの、
「こういう仕事が入って来たから」っていう形で、
今井通子:
はい
相談者:
進めて行くと思うんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
そういう情報を、自分で溜め込んだりしてしまって、
今井通子:
うん
相談者:
でえ、いきなり・・「明日、機械が入って来るよ」とか。
今井通子:
うん
相談者:
・・で、ちょっと社員の方も・・結構不満みたいな形で・・意見が出て来ていて、
今井通子:
ええ
相談者:
「その辺をもうちょっと、ちゃんとやってくれよ」っていう感じで。
今井通子:
ええ
相談者:
で、わたしがちょうど取締役みたいな形になったので、
今井通子:
はい
相談者:
そういう、こう・・不満みたいなものを、全部わたしに回って来て。
でえ・・何とかしなきゃなっていう感じで・・
今井通子:
はい
相談者:
ま、日々悩んでやってるんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
なるほど。そうすると、こういう、スケジュールの調整とかあ、
相談者:
はい
今井通子:
仕事の開示。
相談者:
そうですね。
今井通子:
そういった物に関して、
相談者:
はい
今井通子:
伯父さんがネックになっちゃってるっていう(苦笑)・・ところね?
相談者:
そうですね。
今井通子:
仕事の事、溜め込んじゃってるからって。
相談者:
はい
今井通子:
で?・・その事についてえ・・どうしたもんでしょう?って話ですか?
相談者:
そうですね、そういう・・タイプの、人と・・に対してえ、
今井通子:
うん
相談者:
どういうアプローチで・・
今井通子:
うん
相談者:
あんまりこう、ちょっと指摘するとすぐ怒る方なんですよ、その方が。
今井通子:
はい
相談者:
でもう・・へそ曲げちゃって全然・・どっか行っちゃうとか(苦笑)。
今井通子:
うん
相談者:
ん、そういう感じなんで。あんまりこう・・話し合い・・にもならない感じなんですよね、いつも。
今井通子:
うーん
相談者:
で、まあ、社長も・・兄っていうのがあるのか、よく分からないんですけど。
今井通子:
うん
相談者:
あまり・・
も「もうちょっと言ってくれ」ってわたしがお願いしても・・
「ま、しょうがねえだろ」みたいな感じで。
今井通子:
うーん
相談者:
なんかこう・・茶を濁すみたいな感じで(苦笑)・・いつも終わってしまうんで。
今井通子:
うん
相談者:
・・わたしの立場として、どういう風に・・やってけば上手く行くのかな?ていうか・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
アドバイスみたいなものあれば・・お聞きしたいなと思いまして。
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい・・はい
今井通子:
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
関係ないんですが
7/1 20時からテレビ朝日放送の
「激レアさんを連れてきた」に今井通子先生が出られてますよ
前代未聞の駆け落ちで命がけの結婚式をあげた人として語られてます
今テレビつけてびっくりしたので
初コメです
これヤクザ映画における舎弟頭(組長の兄弟分)と若頭(組長の子分にして次期組長)の対立としてよく見るやつですね。