若手経営者に立ちふさがる元役員の叔父。これが周囲を不愉快にさせない叱り方

(回答者に交代)

三石由起子:
はーい。

相談者:
お願いします。

三石由起子:
難しいね。ねえ?

相談者:
そーうですね。

三石由起子:
こーまっちゃったね、これね。

相談者:
はい

三石由起子:
あのねえ?・・あなた取締役になって、

相談者:
はい

三石由起子:
何が一番大事かっていう事考えた時にさ、

相談者:
はい

三石由起子:
それはさあ、あの、仲良しごっごじゃないんだから。

相談者:
はい

三石由起子:
会社なんだよね?

相談者:
そうですね。

三石由起子:
だからね?・・それが例えば、父親の、兄貴であろうがさ、

相談者:
はい

三石由起子:
そんな事言ってちゃ、遠慮してちゃダメだと思うの。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
んで・・その、そう。あの、社長の父親は兄だから言えないかもしれないけど、

相談者:
はい

三石由起子:
それに比べたら(含み笑い)あなたはもうワンステップあるわけよ。

相談者:
はい

三石由起子:
ね?、それで、わたしあなた怒ってもいいと思う。

相談者:
はい

三石由起子:
ただね?・・怒るのに、凄くね・・あの・・社員が不愉快な思いさ・・するのは嫌なのよ。

相談者:
はい

三石由起子:
つまりね?、あなたがその60歳の・・

相談者:
はい

三石由起子:
伯父さんを怒ってるのを見た時にね?

相談者:
はい

三石由起子:
社員が嫌な、嫌だなーっていう感じ、するとさ。やっぱりこ、労働意欲を・・

相談者:
そうですね。

三石由起子:
損なうわけだから、それはダメなんだよね?

相談者:
はい

三石由起子:
だからね?・・みんなの前でね・・

相談者:
はい

三石由起子:
敬語を崩さずにね。

相談者:
はい

三石由起子:
笑いながら怒るの。

相談者:
・・あーあ

三石由起子:
難しいと思うでしょ?、1回やってみ?

相談者:
はい

三石由起子:
どんどん上手くなって行くから。

相談者:
はい

三石由起子:
これ発想なんですよ。まずね?あなたね?

相談者:
はい

三石由起子:
一番大事なのがあ・・家族の仲良しごっごじゃなくて会社だっていう事を、

相談者:
はい

三石由起子:
あなたがもう、心の中にね?

相談者:
はい

三石由起子:
ビシっと1つ持ってればね?

相談者:
はい

三石由起子:
これはね、父親の兄貴でも怒れます。あなたは。

相談者:
はい

三石由起子:
あ、それは・・あなたはその・・取締役、として怒ってるわけだから。

相談者:
はい

三石由起子:
それはしていい事なのね。

相談者:
はい

三石由起子:
でそれをさ・・もうネチネチ、言ったりい・・

相談者:
はい

三石由起子:
嫌味を言ったり・・そういう事をせずに。

相談者:
はい

三石由起子:
怒る事って非常に事務的なんですよ。きっと端的なんだよね?

相談者:
はい

三石由起子:
それとね、60歳でね、今までずっと働いて来てさ。

相談者:
はい

三石由起子:
んでね?、あのお、いきなりほらあ、こ、放り出されてもお、

相談者:
はい

三石由起子:
何もする事がないわけですよ、こういう人。

相談者:
はい

三石由起子:
例えばこういう人がね?・・違う遊びにハマってさ。

相談者:
はい

三石由起子:
であなたに小遣いを・・せびりに来たら、うんと迷惑なんだよ。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
だから(苦笑)、うん

相談者:
はい

三石由起子:
だからあ・・その小遣いをね?

相談者:
はい

三石由起子:
あのちょくちょく、ちょくちょくね?せびりに、来る、ね?

相談者:
はい

三石由起子:
それと、天秤にかけたらねえ、

相談者:
はい

三石由起子:
フラフラね、会社に来てね、ちょこちょこ邪魔するくらいがね・・

相談者:
はい

三石由起子:
ちょうどいいんだよ。

相談者:
あー

三石由起子:
ていう風に思うの、あなたは。

相談者:
なるほど。

三石由起子:
思わなくちゃ、そう、そう、ね?

相談者:
はい

三石由起子:
あのお・・訳の分からん金をちょろちょろ引き出されたら困るじゃん。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
あっちのお金、こっちのお金、これだ、このくらいなら分からないくらいの事出来るはずだよ・・やろうと思えばね?

相談者:
はい

三石由起子:
そうじゃなくてえ・・毎日顔を見せてくれてさ、

相談者:
はい

三石由起子:
何やってるか?なんていう事は、あなたの手のひらの上で分かるわけだから。

相談者:
はい

三石由起子:
これ有り難いと思わなくちゃダメなんだよ。

相談者:
あー

三石由起子:
それと、あなたは・・取締役なんだから・・

相談者:
はい

三石由起子:
その立場では怒れるわけだから。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。そこをね、あなた混同しない方がいい。

相談者:
・・あー

三石由起子:
父親は、混同したかもしれないし、

相談者:
はい

三石由起子:
父親はあのほら、近いから。直接の兄だから。

相談者:
はい

三石由起子:
でもあなたはもうそうじゃないの。

相談者:
そうですね。

三石由起子:
うん、ワンステップあるんだから、父親は出来なかったにしてもあなたは出来ます。

相談者:
はい

三石由起子:
そしてあなたが見なきゃいけないのはあ・・その、伯父さんのご機嫌じゃなくて・・会社の今後なんだよね。

相談者:
はい

三石由起子:
だからそのためになら・・凄く短く、怒、怒れるんだよ、だからね?、例えば、これを・・こういう風にして欲しいなって、思った時にね?

相談者:
はい

三石由起子:
ちょっと紙に書き出して。

相談者:
はい

三石由起子:
どうやったら・・最低限の単語で、

相談者:
はい

三石由起子:
一番短く怒れるか?、ね?

相談者:
はい

三石由起子:
セリフを考えてみるの。

相談者:
はい

三石由起子:
そして、人がいる時ね、社員がいる時に・・

相談者:
はい

三石由起子:
「これこれこうして下さいませんか」
「これこれこうだったんで困ります」それだけですよ。

相談者:
はあー

三石由起子:
他の事言わないの。

相談者:
はい

三石由起子:
であの、もしなんか言い訳したらさ、あなたが聞いてなきゃいいの。

相談者:
・・ああ

三石由起子:
うん、だから、伯父さんが、へそ曲げてどっか、行、行、行くんだったらそれはオッケイだし。

相談者:
はい

三石由起子:
ね、なんかグズグズ言い出したら、あんたがどっか行きゃいいのよ。

相談者:
あー

三石由起子:
だからつまり言いたい事は言ってるわけで。

相談者:
はい

三石由起子:
それ的確に、伝わってるわけで・・

相談者:
はい

三石由起子:
その・・社員、の不愉快、も、最低限に抑えてるわけだから。

相談者:
はい

三石由起子:
だからね、色んな事をね・・あなた混同してるからさ、

相談者:
はい

三石由起子:
頭グジュグジュになっちゃう、てるん、であってね、

相談者:
ああー

三石由起子:
伯父さんは伯父さんなんだよ。

相談者:
はい

三石由起子:
でも会社にいる時は従業員なんですよ。

相談者:
はい

三石由起子:
あなたは取締役なの。

相談者:
はい

三石由起子:
うん

相談者:
そうですね。

三石由起子:
うーん

相談者:
はい

三石由起子:
うん

相談者:
そう、考えるようにします。

三石由起子:
うん、そうそう、あなたの心の余裕が大事です、1つはね。

相談者:
はい

三石由起子:
うん。心の余裕が大事い、で。あとは社員を不愉快にしない事ね。

相談者:
はい

三石由起子:
出来ますよ・・大丈夫だよ。

相談者:
はい

三石由起子:
うん

相談者:
やります。

三石由起子:
はい

相談者:
・・ありがとうございます。

(再びパーソナリティ)


若手経営者に立ちふさがる元役員の叔父。これが周囲を不愉快にさせない叱り方」への2件のフィードバック

  1. 関係ないんですが
    7/1 20時からテレビ朝日放送の
    「激レアさんを連れてきた」に今井通子先生が出られてますよ
    前代未聞の駆け落ちで命がけの結婚式をあげた人として語られてます
    今テレビつけてびっくりしたので
    初コメです

  2. これヤクザ映画における舎弟頭(組長の兄弟分)と若頭(組長の子分にして次期組長)の対立としてよく見るやつですね。

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