姑のヒドさを追加で繰り出すも意地の張り合いにされてしまった女が最後は完落ち
テレフォン人生相談 2018年7月23日 月曜日
同居する姑との23年に及ぶ仲違いに悩む。
現在は食事すら共にしない。
姑が家計を援助していることもあり、夫は姑につく。
姑も相当だが、女も言われっ放しでもない様子。
姑が要請した畑の世話を拒絶し、食事の用意を断ったりしている。
相談は姑との仲をどうこうしたいということではなく、どちらに正当性があるのか?という質問。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女61歳 夫67歳 93歳の姑と三人暮らし 長男27歳 長女25歳
今日の一言: 最後は幸せになってください。Be happy at last.
加藤諦三:
もしもし?、
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あっ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい
最初に年齢を教えてください
相談者:
はい、わたしい、61歳です
加藤諦三:
61歳、結婚してます?
相談者:
してます。
加藤諦三:
えっと、ご主人何歳ですか?
相談者:
67
加藤諦三:
67歳
お子さんは?
相談者:
長男が27と、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘が25歳です
加藤諦三:
はい
で、今はお二人で暮らしてんですか?
相談者:
3人ですね
加藤諦三:
あ、3人
下の、いや上の息子さん?
相談者:
いえ、姑さんと、
加藤諦三:
あ、あ、姑さんと、はい、分かりました。
そいで、どんな・・
相談者:
はい
えーと、23年ぐらい前からあ
加藤諦三:
うん
相談者:
と、姑とお、同居してるんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
当初から、合わなくってえ、
加藤諦三:
23年間、合わない?
相談者:
合わないですし、
加藤諦三:
合わないのに一緒に暮らしていた?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
で、夫婦で別にい、喧嘩してもお、後で仲直りしたりい、いいんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
そこで、やっぱ、割り込んでくるんですね、姑が。
加藤諦三:
ああ
喧嘩にねえ?
相談者:
はい
で、わたしに「畑やれ」って言いましたから、わたしは「そういうことは、一切、やらない」って・・「やりに来たわけじゃないから」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
言ったら、「じゃあ、畑のもの一切食べるな」って言われたんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
息子も娘も、やっぱり、あの言い方っていうのは、脳に障害があるん・・じゃないの?って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
言ってくれて・・
加藤諦三:
うん
相談者:
・・
加藤諦三:
あ、要するにその、あなたとお姑さんとは、割れると、子どもはあなたの立場に立って、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの気持ちを理解してくれるっていうこと?
相談者:
あ、そうですね
加藤諦三:
はいはい
相談者:
あまりにもヒドイことを、言いますから、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたしい、嫁入りしたときは、えと、免許もお、無かったんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
そしたらあ、「免許取りに行け」って言われたもんで、免許取りに・・言ったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・次、免許とってきたらあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「働きに出てくれ」って言いましたから、
加藤諦三:
免許っていうのは、あの、運転免許?、自動車の。
相談者:
あ、そうです
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
でえ、取ってきたら、取ってきたで、
加藤諦三:
うん
相談者:
その、「働きに出てくれ」って言われまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、働きに出ました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたら今度は、仕事から帰ってきたら、
加藤諦三:
うん
相談者:
「食べることもやれ」って。
加藤諦三:
はいはい
相談者:
はい、言われて、
加藤諦三:
はい
相談者:
子どもが小さい時は我慢して作ってたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
最近、も、嫌で嫌で。
加藤諦三:
嫌で嫌で。顔も見るのも嫌?
相談者:
そうですね
加藤諦三:
ということは何?、23年間、ま、子どものいる、あの、育ち盛りのときは、我慢していたけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
それ・・以後は、
相談者:
はい
加藤諦三:
実際に口喧嘩を、するだけ?
相談者:
はい
加藤諦三:
お姑さん、何歳ですか?
相談者:
93歳です
加藤諦三:
93歳?・・
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今の、あなたの話から察すると、まだ、すごい元気なわけですね?
相談者:
元気ですねえ
加藤諦三:
色んなことを言ってくるということは、元気なことですよね?
相談者:
はい
え、こっちが真剣、参り、参りますよね。
加藤諦三:
うん
それで?、あの、一緒に住んでるって、どのくらい、朝昼晩、食事が一緒で・・
相談者:
あの、今まで一緒だったんですけども、やっぱりわたしが作っ・・た料理に、やっぱ、ケチ色々つけてえ、来たんで、やっ、やっぱり「自分で」、「それぐらいだったら、やりなあ」、って、「やってください」って・・「わたしはもう別々に」、「食べてます」
加藤諦三:
わたしは別々だと・・あなたとご主人は、一緒でしょ?
相談者:
いえ、違う。
あの、姑と、
加藤諦三:
うん
相談者:
主人は一緒に、ご飯食べてます。
加藤諦三:
ああ、そうですか・・
相談者:
はい、だから、
加藤諦三:
そうすると、あなただけ一人別に食事をしてると、こういうこと?
相談者:
・・はい
あの、主人と姑え・・とですね、一緒にご飯2人で食べてます。
わたしは、別ですね。
加藤諦三:
うーん、社会的な、接触はどうなんですか?
近所の付き合いとか、
相談者:
は(わ)、全然ないですね。
加藤諦三:
全然ない?
相談者:
はい
加藤諦三:
ていうことは、あなたのご主人は・・ほとんど生活は、母親と息子とが中心なってるわけね?
相談者:
えっとですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、姑の言い方だと、
加藤諦三:
うん
相談者:
姑の年金・・を、主人にあげてみたいです、ひと月に10万ぐらいづつ?
ま、要するに、こういうことなんですよ、あのお、姑が、あの、主人に10万づつ、生活費を払ってるう、から、
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの、そのお金で、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、わ、わたし、の「好きなものを、買うな」って言う・・んですよね。
加藤諦三:
・・
相談者:
「自分で」、「働いて」、「自分で」、「買ってこい」っていうふうな言い方されました。
加藤諦三:
ということは、93歳のお姑さんからすれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の年金で、この、我々3人の生活は成り立ってるというふうに、思ってるっということ?
相談者:
と思います。
加藤諦三:
ふうん・・
相談者:
すごい強い人ですから・・はい・・
加藤諦三:
うん
そいで、今日のあなたの相談っていうのは、この、姑とは、一緒にやっていかれないと。
相談者:
えっと、やっていかれないん・・じゃなくってですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
姑からすると、わたしが頭がおかしいって、言われてるから、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしがほんとにおかしいのか?
向こうがおかしいのか?っていうのを・・ちょっと・・常識的に、聞きたいです・・
加藤諦三:
ただ、あのお、非常に難しいですよね?
もう、23年間も、
相談者:
はい
加藤諦三:
対立しながら一緒に暮らして、きていてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
これはもう、生活の形態を変えろというようなね?
簡単なことでは済まないと思いますが、
相談者:
はい、そうですね、はい
加藤諦三:
今日はスタジオに、
相談者:
はい
加藤諦三:
心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います
相談者:
はい
(回答者に交代)
マドモアゼル愛さんの、前回の結婚の件に関しての男性からの相談の回答もだけど、今回もなんだかなぁ。
20年間出来なかったんだから、今さら離婚出来ないだろって言うけど、子供も独立して、この家に居る意味ある?
後数年で介護が必要になったとき、旦那は奥さんに下の世話とかやらすのかな?
その時は、「介護しにここに来たんじゃありません、畑の肥やしにでもしたらどうですか?」って言ってやれw
この相談者さんああいえばこういうみたいな人ですね。
相談者、今後の生き方とかそんなんでなく、単純に「あんたは悪くない、なんてひどい姑なんだ」ていってほしかっただけなんですね。友達いないんだろうな
姑がガンの末期に嫁いで4ヶ月でなくなりました
そんな中でも凄いことにイロイロ言われて、20年経っても時々色鮮やかに思い出し夫に八つ当たりしたりしてます
でもこういう相談読むとそれもやめなきゃなって反省です
姑がいなくて困った事全くないです
ホント幸せです
ありがとうございます
嫁に来た当初畑手伝えと言われて
ちょっとは手伝ってみたら良かったのに・・・と思わんでもない。
畑仕事も覚えたら自分のためにもなったかもしれないし
同じ作業をしてるうち仲良くなれたかもしれない。
でも、中にはアレルギーとかで出来ない人もいると思う。
そういう場合は、健康上の理由で、とか虫がどうしても怖くて
と言ったらいいのに
「畑するために嫁に来たんじゃありません」とぴしゃりと言われたら
そりゃ姑もカチンとくるよね~~。
愛先生はそういう、何回かあったはずの仲良くなるきっかけを
ことごとく台無しにしてきた相談者の落ち度も少しはあるよね?
と言ってるのだと思う。
人間関係(嫁姑も勿論入る)において、どちらかが一方的に悪くて片方は何の落ち度も無い、なんてことは有り得ない。そういう状況になった責任は双方にある。
30年間完全同居してきた私も、波風立たないように何度、言葉を飲み込んできたか分からない。けれど、それは次第に不満の塊となって、心に居つき、憎しみに変わる。
この相談者も、ここまで頑なな事態になるまえに、自分の心の澱をどこかに流してあげることは出来なかったのか。現実からの逃げでもいいのだと思う。
愛先生のアドバイスは、頭では理解出来ても、なかなか実行に移すのは難しい。「右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出しなさい」或いは「北風と太陽」若い頃は尚更、太陽になるのって難しいんだなあ。