未練ないはずの別れた夫と女が夢に。矛盾する感情のワケは変装した怒り
テレフォン人生相談 2018年9月7日 金曜日
夫の不倫で半年の別居を経て協議離婚したがモヤモヤが晴れない。
相手の女に慰謝料でも請求すれば治まるかもとも思うが、その金で生活費を賄うことが癪(しゃく)に障(さわ)る。
ちなみに相談者は生活保護受給者。
夫はガンで生きてるかどうかも知らないし、愛情はない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女46歳 1年前に離婚 元夫56歳
今日の一言: 怒りは変装が上手い
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、お願いいたします。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
46歳です。
加藤諦三:
46歳。結婚してます?
相談者:
1年前に離婚しました。
加藤諦三:
で、お子さんは?
相談者:
いません。
加藤諦三:
「いません」で今・・お1人で暮らしてるわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました、で、どんな相談ですか?
相談者:
あの、1年前に離婚した旦那さんー、が、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっと言葉は悪いんですけど、ちょっと女あ・・作って出てってしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
その事で、まだ、あの、1年経つんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
まだ、わたしの中でモヤモヤしてまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしたらこう、スッキリするのかな?っていう事を、お伺いしたくて・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
その、結婚生活はどのぐらい・・
相談者:
えと7年で、だったと思います。
加藤諦三:
7年ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・んで、ま・・恋愛結婚ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
ああ、ま、恋愛結婚だと、当然、その最初は、ま、上手く行ってたわけですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
最初からゴタゴタしてたってわけ・・ではないのね?
相談者:
あはい
加藤諦三:
んで・・どこら辺からなんかこう・・ギクシャクはじめたんですか?
相談者:
・・ホン、トにそのお・・女ができ、たのが・・
加藤諦三:
うん
相談者:
分かったのが・・3年前なんですけど。
加藤諦三:
ええ
相談者:
それまではホントによくやっ・・仲良くやってました。
加藤諦三:
その女性え・・が・・出来たってのは・・ま、結婚・・してる、とと、最中ですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう事であなたは分かったわけ?
相談者:
・・あ、なんか、ちょくちょく電話が来たり、電話来たり、態度がおかしくなったんで、ちょっと携帯見さして、ま、悪い事なんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
携帯を見てえ、知って。
加藤諦三:
はい
相談者:
聞いたらあ・・まあ、「浮気してる」って認めて。
加藤諦三:
はい
相談者:
「わたしとの生活が幸せ過ぎて飽きた」って言って(涙声)
加藤諦三:
「幸せ過ぎて飽きた」?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ・・えっと、2年前・・の夏に、家(うち)を出て行きました。多額の借金をして・・マンション借りて。
加藤諦三:
・・「多額の借金」お、お、およ、およそ・・ど、どのくらいの、借金ですか?
相談者:
あの人、本人・・の、借金で多分、150万くらい、かなと思います、あの、その女と遊ぶためのお金とかも含めてですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしのお、カード、からも・・勝手に借金してまして。
加藤諦三:
うーん
相談者:
それ、があ・・80万くらいでした。
加藤諦三:
うん。その女性というのは、何?、あの何歳ぐらいの女性ですか?
相談者:
・・わたしと同い年だと聞いてます。
加藤諦三:
同い年ですか?、で・・ご主人、元のご主人は何歳なんですか?今。
相談者:
多分56になっていると思います。生きていれば。あの・・
加藤諦三:
56・・うん・・
相談者:
うちを出て行ったあとに癌が分か、って、
加藤諦三:
うん
相談者:
ステージ4だってことなので、今生きてるかどうかも分からないんですけど。
加藤諦三:
あ・・生きているかどうかも、今、分からない?
相談者:
はい、あの、旦那さんは、分からないです、今は。
加藤諦三:
分か・・あーそうですか。女性も46歳という・・ことですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすっと・・その女性とも・・ご主人、元のご主人とも・・今あ・・事実としては何の関係もないわけですね?
相談者:
はい、全く関係ありません。
加藤諦三:
だけど・・事実はもう結婚(離婚?)してんだから、社会的には、解決してんだけど、心理的に・・あん、全く解決していなくて・・
相談者:
わたしの方がなんかあ・・あの、相手のおー・・女性の方にも、家庭のある人だったので、
加藤諦三:
あい
相談者:
・・ま、旦那さん、は、まだ結婚とかはしてないと思うんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・その相手の女から慰謝料取ってやりたいと思ったんですけど、わたし今あの、生活保護受けてるので。
加藤諦三:
うん
相談者:
・・収入認定されてしまうと・・その女から取ったお金で生活するっていうのも癪(しゃく)なので。
加藤諦三:
はい
相談者:
それも、したくなくて。
加藤諦三:
うん
相談者:
ただどうしてもなんか、夢にも見ますし。
加藤諦三:
「夢に見る」っていうのは、ご主人の方?、それとも女性の方?
相談者:
あ、両方一緒に居たり・・
加藤諦三:
あ、両方一緒にいる、とき・・
相談者:
旦那さん、の夢も見ますし。
加藤諦三:
一緒にいるところを見る?
相談者:
あの・・相手の顔は知りませんけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
でもなんかあ・・それらしい女性と一緒にいる夢とかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
いまだに見ますので。
加藤諦三:
うん
相談者:
どういう心の持って行き様したらあ・・こう・・気持ちがスッキリするのかな?って。も、慰謝料取るんだったら取ってしまった方がいいのか?
加藤諦三:
うん
相談者:
でもそうすると、そのお金で生活してくっていうのもなんか癪なので。
加藤諦三:
うん
相談者:
・・どのように、気持ちを持って行ったら、スッキリするのかな?っていうのをお伺いしたくて。
加藤諦三:
うーん・・で・・あなたそのお・・離婚してから1年ぐらいで、結婚生活が7年ぐらい続いているという、ですから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚したのが、えー30・・8歳とか、9歳、
相談者:
はい
加藤諦三:
そのぐらいですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
ええ・・で、それ以前になんかこう・・心理的に、凄いこう・・男女間で・・あの、心に傷を受けたっていうよな事は、なんかないんですか?
相談者:
・・いえ、男女間で、傷を受けた事はありませんけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・あの、ちょっと、20代の頃にちょっと心病みまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・まず始めは、こう母を亡くした時に、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしの、わん、せいで母が亡くなったんだとちょっと思い込んでしまっ・・てていうか親戚にそう責められて。
加藤諦三:
はい、それを・・は、自分のために母亡くなったってのは、自分から思い出したわけ・・じゃなくて周りからそう言われたっていう事?
相談者:
はい
加藤諦三:
周りから、「お前のためにお母さん死んだんだ」っていう風に言われたっていう事ですね?
相談者:
はい。
わたしが・・あの「母を殺したんだ」みたいで言われて。
加藤諦三:
あ、はあ、は
相談者:
それで・・そこからちょっと心病み始めまして。
加藤諦三:
ええ
相談者:
それが一番大きな傷です。
加藤諦三:
で・・
「お前が母を殺したんだ」と言ったのは、家族ですか?
相談者:
いえ、親戚です。
加藤諦三:
親戚ですか。
相談者:
親戚の伯母です。
加藤諦三:
親戚の伯母?
相談者:
はい
加藤諦三:
ああ・・で、その伯母さんは今あなたの心の中ではどういう位置にいるわけ?
相談者:
もう、関係のない他人ですね、あのお・・ま、まだ・・生きてはいますけど、伯母も。
加藤諦三:
うん
相談者:
全く連絡も取ってませんし、全く交流もありませんので。
加藤諦三:
うん
相談者:
他人です。
加藤諦三:
他人?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・はい、それで、今日あなたの、あの、相談ていうのは、ま、こういう状態の中にいて・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのお、慰謝料取るのも・・なんか、悔しいと。
相談者:
はい
加藤諦三:
でえ、ま、どうしていいか分からないという事ですね?
相談者:
・・はい、あのどうしたらこう、気持ちが楽になるっていうか、スッキリするかな?・・ていう事を・・
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあのお・・スタジオにですね・・弁護士の塩谷崇之先生がいらしてんので伺ってみたいと思います。
相談者:
おねが・・
(回答者に交代)
途中から聞き出して、ちょっと怖いなと思うほど、声が怒りで支配されてた。顔とか表情も想像できるくらい怒りに満ちてる
すごく早口で聴いていて疲れてしまった。
一年前の出来事なのに今起こったかのような怒り…。
相談者さんの闇を感じますが、他人のせいにするタイプの人にはアドバイスは届かない気がしてしまいます。
ここまで捕らわれてると生霊レベル
地獄でさ迷う
目を閉じた自分にいつ気付くのだろう
えー、立ち回り下手じゃん。相談者。話し合い無し財産分割無しで?それを一年以上経ってグズグズ言う。塩谷先生も最後匙投げていたし。
「男のせい男のせい」って他人のせいにしないと生きられ無い人なんかな。でも、変なところで貰うもんは貰ってる。「慰謝料貰うと収入認定されてしまう。でもあの女の金で生活するのも嫌だ」って不自然な発言だな。そもそも生活に困らない程に慰謝料貰うって何故思い込むか。デモデモダッテの人種なんかな。それにしても相談者の方が後ろめたいことやってそうな気が。