男の真意は? 自分の相続、統失妻、末期癌の弟、成年後見のアドバイスも生返事
テレフォン人生相談 2018年11月3日 土曜日
自分の相続はどうなるのか?
弟は余命半年、妻は統合失調症で小学生並の思考力。
妻の弟らとは頻繁に行き来があって仲は悪くない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 関西なまりの男54歳 妻51歳 子どもはいない
今日の一言: 援助のための様々な社会的制度を、出来るだけ利用してみましょう。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
54歳です。
加藤諦三:
54歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えーと奥さん何歳ですか?
相談者:
51です。
加藤諦三:
51歳、お子さんは?
相談者:
おりません。
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
え・・っと、自分ん、の家なんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
子どももい、ませんし、
加藤諦三:
はい
相談者:
それから自分、弟はいるんですけども、遠いところに住んでおりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、も、こちらには帰って来ない・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ていう事になってますんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、この家とか、不動産・・
加藤諦三:
はい
相談者:
の相続はどうしたらいいか?っていう相談なんですけれども。
加藤諦三:
はい。で、その相談はあの、奥さんとはもう相談はしてんですか?
相談者:
・・嫁さんとはまだ相談してません。
加藤諦三:
そ、それはあなたあ、が今、ど、どうしたらいいかな?というように考えてるっていう事ですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい、んで、なんか今まで・・こ、調べて・・見たとか、そういう事でもないんですか?
相談者:
ん、調べてみたっていうか、具体的にはした事はないんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
弟はもう、遠いところに住んでまして、もう・・癌で余命が3ヵ月、長くて半年っていう、宣告を受けてるんですわ。
加藤諦三:
ああーそうですか。
相談者:
だから相続する人間が、法律的には居ない事になってしまいまして・・
加藤諦三:
はい、はい、はい・・分かりました。
では、それで、ま・・弟さんがそういう、状態で・・奥さんとは・・い、今のところ相談してないけど、どうした、みたらいいか?という事ですね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はスタジオに、弁護士の中川潤先生が、いらしてんので・・
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、お願いします。
(回答者に交代)
この御主人は、ご自身の亡き後、金銭の管理が出来ない奥さんを利用して、その弟が財産を使うのでは無いかと心配しているように感じた。奥さんを心配しているとは思えなかった。私の思い違いだろうか。
ああ、成る程。相談者の心配は弟に対して、ね。それなら話が纏まる。でないと、妻の亡き後、だなんて出てきませんから。私は、相談者本人がトウシツか、相談者に実は浮気相手がいてその人に相続させたかったのか、なんて穿った見方をしていた(汗)。遺言書残しても、遺留分は妻に行くから浮気相手云々は無理がある。
しかし、相続者の本心が弟への対抗意識だとしても、何故それを隠して相談しちゃったのかという疑問が。後ろめたさはあったのかな。今頃は、きちんとお金支払って弁護士に正式に相談しているのかも。
自分の推理は全然ダメですね(苦笑)。相談者の正体は、その義弟。そこまで至りませんでした。それはそれで、相談者の真の姿の義兄(表向きの相談者のプロフィール)がヤバい立場ですね‥。
管理人さんの洞察力はすごい。それで府に落ちました。