無礼な客に余計な一言。喋らない仕事がしたいボッチのタクシー運転手61歳
テレフォン人生相談 2018年11月28日 水曜日
お抱え運転手からタクシーと、車関係の仕事に就いて来た。
騙されて借金を背負い自己破産し、母親は心労で病に倒れ亡くなり、それがきっかけで兄弟とは縁がない。
客のムリな言動に余計な一言を言ってしまってトラブルになる。
人と接する仕事が嫌になり、生きる気力も失いそうになる。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男61歳未婚 父は2年前に他界 母は10数年前に他界 兄4人とは縁を切っている
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし、よろしくお願いいたします。
ドリアン助川:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
(鼻をすする)
ドリアン助川:
えー今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
えーっと・・毎日が辛くてですね(震えた声)・・あの・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
自分・・が分からないんですね。
ドリアン助川:
うん
相談者:
自分が怖くなるんです、時々。
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたし今あの、タクシー業務員をしているんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
(鼻をすする)あの、お客の言葉に、対してですね?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
言っちゃいけない事を・・平気で言っちゃったりですね、会社に・・苦情が入ったりする、こともあるんですけども。
ドリアン助川:
はい
相談者:
同僚か、友人に話しすっと・・
「そういう事は、抑えた方がいんじゃないか」とか、よく言われるんですけど、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
自分でもそれは分かっているんですけど、(鼻をすする)なんか言っちゃうんですよね。
ドリアン助川:
うーん、はい
相談者:
なんか人と・・接したくなくてですね・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
タクシー業務員をしてて、矛盾しているんですけども。
ドリアン助川:
はい
相談者:
(鼻をすする)毎日が辛くてですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ん、はい
ドリアン助川:
えっと、失礼ですけど今おいくつですか?
相談者:
先月で61になりました。
ドリアン助川:
61歳。ご家庭は、ありますか?
相談者:
は(わ)、一人です。
ドリアン助川:
結婚の経験は?
相談者:
は(わ)、ありません。
ドリアン助川:
お付き合いしてる彼女とか、は・・
相談者:
は(わ)、いません。
ドリアン助川:
いない?
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃ今お一人で、暮らされてるわけですね?
相談者:
あはい
ドリアン助川:
ご両親は?
相談者:
と母親が、10何年か前に亡くなりまして父親が2年前に亡くなりました。で・・
ドリアン助川:
ご兄弟は?
相談者:
兄が、4人いるんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
10数年前に、母親が亡くなる、ちょっと前にあの・・お金の、面で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
悪い事をしまして、
ドリアン助川:
あなたが?
相談者:
あの・・はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、兄弟の縁を切られまして、それっきりですね。
ドリアン助川:
うーん・・じゃ、ま、言い方悪いですけど、天涯孤独という感じですかね?今。
相談者:
はい、そうですね・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ま・・本音で話、出来る・・友人は一人、いるん、いる事はいるんですけども、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
まあ、あの「毎日の仕事でストレスが溜まってるんじゃないか?」、「鬱憤が溜まってるんじゃない、か?」・・て言われるんですけど、
その通りなんじゃないかな?とは思うんですけど・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
(鼻をすする)なんか毎日が辛くてえ・・
ドリアン助川:
なるほど。
相談者:
あの、同僚と・・色々話をしたり、笑ったりはするんですけど・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
その笑いの中でもなんか自分がホントの・・笑いっていうか、そ、笑えないんですね。
ドリアン助川:
うーん・・タクシー乗務員のお仕事はどれぐらいされてるんですか?
相談者:
13、4年。
ドリアン助川:
13、4年、やって・・
相談者:
はい。それまではあの、お抱え、運転手の方をしてました。
ドリアン助川:
あ、やっぱり、車を運転されてた?
相談者:
ですね、はい
ドリアン助川:
ふうーん。何か客に言っちゃいけない事を言うってのは例えばどういう事ですか?
相談者:
あの、「右へ曲がれ」、「左へ曲がれ」、「止まれ」っていうのをですね?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あの急に言われる、ことがあるんですね。
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
それを「もう少しお客様ちょっと」あの「早めに行っていただけますか?」って言うと、その・・その言葉に対してなんかお客が、なんか腹が立ったような・・言い方されるんですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
他にも色々ありますけども、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あの、止めちゃいけないような所、ま、お客さんー・・が言うには、ま、勝手な事を言いますけど、
停めちゃいけないところを、ま「そこへ停めてくれ」・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、ちょっと「ここは停められないんで」つったら・・「いいから停めろ」・・ま、そういう言、言い方ですよね?お客、さんに・・してはですね。
ドリアン助川:
まあね、お客さんとはいっても色んなお客さんがいまして。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
えー・・よくそういう事をそのお・・運転手さんとかね?・・お店の人に言うよなっていう人もいますので。
相談者:
・・そうですね・・
ドリアン助川:
ねえ
相談者:
そういう事もあの、仕事が終わってから同僚と話しをしたりする事はあるんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、それは、他の人の話を聞くと・・ま、そういう事もあるよなって、ぐっと堪えてるらしいんですけど、わたしの場合・・どうしてもそれが・・抑えられなくて・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
言葉、一言、二言、三言、返しちゃうんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そうすっとお・・まあ・・売り言葉に買い言葉じゃないですけど、ちょっと・・トラブルになりかけえ・・るような事もありまして・・
ドリアン助川:
だってそれは人間ですもん。
相談者:
そんであのお・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ま、会社の方に苦情が入ったりするんですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、「頭に来る事があっても」・・その、「ぐっと堪えてくれ」・・そういう事は言われるんですけど・・それがあ・・腑に落ちなくてですねえ・・毎日が辛いんですね。
ドリアン助川:
うーん、うん、じゃこのタクシー・・運転手辞めようっていう気持ちはないんですか?
相談者:
もう、今もお・・嫌々、してるような感じなんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
もう、年も年なんで、他に仕事が、ないもんですから・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
やってるようなもんなんですけど。
朝、目が覚めると・・今日も生きてる・・あ、もう(鼻をすすり泣く)も、それが・・辛いんですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
こういう風になりかけたのもあの・・何ですかね?母親が、亡くなってからだとは思うんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
甘やかされて育って来たって、それも分かっ、自分では分かっているんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんか、も、母親が亡くなってから・・もう、死んでもいいかな?みたいな・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
簡単な気持ちでいて。
ドリアン助川:
はい
相談者:
な、事ある・・たびになんか・・死んじゃおうかな?・・なんて、簡単に思う、考えちゃうんですね。(雑音)
ドリアン助川:
うーん。でもそれはね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなたの最愛のお母さんが望む、あなたの人生ではないですよね?
相談者:
・・うん
ドリアン助川:
あなたを産んだお母さんの気持ちに・・なってみれば、死んでもらっちゃ、やっぱ困ると思うんですよ。
相談者:
あ、そーお・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
なんだとは思いますけど。
ドリアン助川:
はい、はい。ですので、そうじゃない方向、の話をしたいと思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
例えば、「もう、どうせこの」、「年齢だから」、とおっしゃいますけど、
今からあ・・別の仕事っていうのはそんなに難しいですか?
相談者:
(鼻をすする)黙って、やれる仕事がないかな?・・いうな、感じではいるんですけど、
ドリアン助川:
ええ、え、その可の・・
相談者:
仕事は、やりたいんです、やりたいんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
お客さんを乗せてどうのこうのっていうのはちょっと難しいかなと・・
ドリアン助川:
もう十分やり切られたんじゃないですか?長い間。
相談者:
・・そう、なんだと思います。
ドリアン助川:
ねえ?、失礼なんですけど、貯蓄はありますか?
相談者:
貯蓄はないです。
ドリアン助川:
全然ない?
相談者:
ん、ないですね。
10何年か前にあのお、お金で・・お人よしなもんですから、人に騙されて、何百万もの借金を作って自己破産してみたりですね。
ドリアン助川:
ああー
相談者:
それであのお、それが祟って母親が、悩んで、病気になって、亡くなっちゃったようなもんですから。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
それであの、兄弟の縁を切られたようなもんなんですね。
ドリアン助川:
うーん。今あ・・タクシーの運転手さんの平均給与ってどれぐらいなんでしょう?
相談者:
稼ぐ人は稼ぐんですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
自分の場合はあ・・もう、20万、そこそこお、だとは思うんですけどね。
ドリアン助川:
20万そこそこですか?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ふうーん
相談者:
で、まだ年金もらうにはあ・・何年かありますし。
ドリアン助川:
はい
相談者:
いまだにこの年になって、自分がホントは何がしたいのか?っていうの分からないんです。
ドリアン助川:
うーん・・で・・
相談者:
はい、なんか・・も、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
自分の気持ちがあ・・どういう風に、気持ちを持って、どういう風に生きて行ったらいいのか?っていうのが分からないんですね。
ドリアン助川:
うーん。これね?、短い時間の中で話して、どこまで、アドバイスできるか分かりませんけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
何か1つでも・・おー、前を向く材料が見つかると、いいですね。
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
なんか・・欲しいです。
ドリアン助川:
では、えー今日の回答者の先生、紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
弁護士の、塩谷崇之先生です。よろしくお願いします。
(回答者に交代)
どんな仕事もそれなりに辛いものがありますよね。私は、きちんと成果物を出せば無駄話など要らないと思いながら仕事に打ち込んでいます。タクシー運転手はそういうわけにいかないかな?客を降ろすまでぐっと堪えて、休日に趣味でストレス発散するしかないでしょうね。
働く皆さん。次の休日を楽しみにしながらお仕事頑張りましょう!
何か趣味をみつけてそれに打ち込む……っていうアドバイス、相談者も分かっているのでは?
ありきたりな回答ではなく、相談者にもっと踏み込んだ答えが聞きたかった。そんなん、誰だって知ってるよ。
トラックの運転手か何かなら
長時間人と関わらずできますよ
私も人との話が下手で失言が怖いので、あまり人と関わらないでできる運転の仕事に変わり、快適に稼げてる。
回答者の弁護士先生は、ちょっと次元が違う意見なんだなと。
60過ぎたら、もうコミュニケーションの成長を期待することは無理かあるでしょ…
それより人生に疲れた程の人を回避させる策を考えないと
音楽の趣味の勧めも、例え、一例だとしても
限られたひとの趣向だし、これを延々押すのはどうかと
随分と視野が狭い人の意見を聞かされてるようでした。
何か他人事の回答者よりも管理人さんやコメント欄の方が親身だった。
相談者もここに気づいて見てくれたら。
自己破産、借金歴、事実上の天涯孤独、兄弟とは不仲。
借金歴もあるくらいだから年金とかどうしているのだろう。
これで、病気を患っていよいよ働けなくなったら、言っちゃ悪いけどホームレスまで赤信号。
現実が見えてきて、怖くなったのだろう。
この人にとって幸いなのは、職場が今のところ味方であるところ。
そして、意外と強運の持ち主でもある。
クレームが来て参っている、のではなく、今までクレームだけで済んでいたのが正解かもしれない。
私もPTAで鍛えたよ~
とてもに辛くて夜蕁麻疹が必ず出ましたよ。
精神的に辛いと(言いたいこと言えない状態)だと蕁麻疹出るタイプで今だに親戚の法事とかでも出ます。自分の親戚でもね。いい歳してお恥ずかしい限り…
男で独り者だとなかなかそう言ったチャンスがないよね。女にはチャンスがいっぱいですよね。
ドリ助と男弁護士じゃこのくらいのアドバイスが精一杯でしょうね。
訓練するしかないんじゃない?
こう言われたらこう言うって決めとけば。会社の人と考えてさ。マニュアルどーりにやればいい。
最近の店どこもそうじゃない?
とにかく地道にやって行くしかないと思います。
感嘆する追記コメント
ザ・人生相談
という内容回だと感じました
こういう時のお題こそ
回答者からの胸のすくような
返答を期待するのですが
ここの掲示板は、恐ろしく怖い。アスペルガーにされるんですね。管理人さんは精神科医ですか? ネットの怖さをしみじみ感じます。
いや、精神科医でなくてもいいでしょう。
この相談者には貴方はアスペルガーなんだよ、と診断してあげた方が親切でしょう。
今までの来し方、積み重ねで天涯孤独になって、本人自身 自分が怖いって辛がってるんだから。
知れば、そうか自分だけじゃない症状なんだなって肩の荷が下りて楽になるところあると思うよ。
それにしても他人事じゃないな。
いい年になって最近自分もアスペルガーと思い知った同輩です。
>焼き餃子さん
アスペルガーというのは狂人だとか人間失格だとかいう宣告をしているわけではなく、あくまでも脳の個性を言っているだけです。