住まいのリフォーム。家族でカネ出し合うのが家の名義人への贈与?
テレフォン人生相談 2019年2月16日 土曜日
夫名義の住まいを相談者と孫の資金でリフォームを計画中だったが、ここへ来て、夫も一部負担すると言ってきた。
いずれにしても、概算一千万弱の大半を相談者と同居する孫が出すことになるが、リフォーム会社から税金が掛かると言われて気になっている。
あと、一見して妙な同居の形のワケが後半に明かされる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 関西なまりの女71歳 夫77歳 次男41歳 孫(長男の息子)22歳の4人暮らし 疎遠の無職の長男42歳 長女37歳
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもしい?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です
相談者:
よろしくおねがいします
加藤諦三:
はい
最初に年齢おしえてください
相談者:
71です
加藤諦三:
71歳
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
77です
加藤諦三:
77歳
お子さんは?
相談者:
長男が42
加藤諦三:
はい
相談者:
次男41
加藤諦三:
はい
相談者:
長女37です
加藤諦三:
で、今あ、は、ご、ご主人と2人で暮らして・・
相談者:
いえ
次男と、あとお、孫が、
加藤諦三:
はい
相談者:
えっと、長男の孫がいるんですけど、22歳
加藤諦三:
はい、わかりました
相談者:
4人で、暮らしてます
加藤諦三:
はい
それで、どんな相談ですか?
相談者:
家のリフォームを考えてるんですけど
加藤諦三:
はい
相談者:
2年ぐらい前から
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしと孫で、貯金しだして、あの、
加藤諦三:
貯金を始めて?
相談者:
お金を貯めてたんですね
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ、あの、この前ちょっとリフォーム会社の方から、
加藤諦三:
ええ
相談者:
妻と孫だけで、あのお、名義は、主人の名前になっているので。
この家が。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで「もしかしたら税金が掛かるかもしれない」って言われたんですね。
加藤諦三:
この、今住んでる家が、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人の名義になっている?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
それで?
その家をリフォームするときのお金というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
だれのお金になる・・
相談者:
えっと、だから、わたしと孫のお金えん、なんですね。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
今まであんまり積極的じゃなかったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
主人が
加藤諦三:
はい
相談者:
それでもお、「とりあえず、2人で貯金しよう」っていう感じで、
加藤諦三:
はい
相談者:
お金を貯めてきたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
最近になってから、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、夫が
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、「百万出すから」って言うことで、なんか、あの、リフォームの、
加藤諦三:
はい
相談者:
相見積もり(*)を取るとか、
(*)相見積もり: あいみつもり
比較検討のための複数業者からの見積もり
加藤諦三:
はい
相談者:
なんか、積極的に、なってきたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしの方は、ちょっとその、税金が掛かるのかどうか?っていうのが、すごく気になってきたので、
加藤諦三:
税金っていうのは、な、あのお、どういうことですか?
相談者:
あの、贈与税なのか?相続税なのか?、よくわからないんですけど・・
加藤諦三:
家をリフォームしたので、そのお金があなたと孫のお金だから、
相談者:
いや、まだしてないです。
加藤諦三:
ええ、だから、「税金がかかるかもしれない」って、あなたが心配してるのは、ど・・
相談者:
えーと、だから、そのリフォーム会社から言われたんですね。
わたしがリフォームを、お願いしようと思ってるう、
加藤諦三:
はい
相談者:
会社の人から、
加藤諦三:
はい
相談者:
要するに、妻と孫だけで、2人で、今までやったら、こう、あの、しようと思ってたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ、って思うんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、途中から夫があ、額めちゃくちゃ少ないですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
「百万でも出すから」って言うて、今はめちゃくちゃ乗る気になってるんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、そういう形でも、税金がどうなるのかどうか?ちょっと、私の方が、すごい気になっているので・・
加藤諦三:
税金がどうなるのか?というのは、
相談者:
掛かってくるのかどうか?です。
加藤諦三:
税金が掛かってくる?
い、家の権利がどうかなるっていうことの心配ではないんですか?
相談者:
家の権利はもう、一応・・
加藤諦三:
もうご主人のもの・・
相談者:
うちの主人の名前になっているので、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
ほんまは、わたしもちょっと・・あの、一部ちょっとしとけば良かったのかも分からないんですけど・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
要するに、あなたと、孫で、2年間貯めてきた貯金で、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人の名義の家の
相談者:
はい
加藤諦三:
リフォームをしたときに、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたたち2人の方に、例えば贈与税なら贈与税という・・「税金が掛かる」、「かもしれない」と、リフォーム会社が言ってきたと。
相談者:
そうですね。
言ってましたので、ちょっとその辺が気になったので、お電話さしてもらったんですけど。
加藤諦三:
それで、ご主人に、ご主人が「百万円出す」って言ってることが気になって電話し、くれたわけでは・・
相談者:
いや、主人は百万出すのは気になってないです。
ほんまあ、めちゃくちゃ少ないと思ってるんですけど。
加藤諦三:
あっ、じゃあ、ご主人が、めちゃくちゃ少ないけれども、出してもら、くれることには、ま、問題ないし、賛成という・・
相談者:
そうですね、だから、あのお、
加藤諦三:
つまりその、税金
相談者:
出してなかったら、もっとそういう、可能性が高いと思うんですけど。
あのお、
加藤諦三:
はい、要するにその・・
相談者:
主人が「少しでも出す」って、言ってるので、その辺があ、その税金がどうなるか?っていうのが、
加藤諦三:
税金がどうなるか?という・・
相談者:
わたしすごい気になってるんですけど。
加藤諦三:
ことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
またまた勉強になりました!
管理人さん、ありがとうこざいます。
相続時の事まで解説があるとは!
思わずため息が出ました。本当勉強になりますね。
このところコメント欄も活発になっていて、いろんな人の意見が見られてますます楽しいです。