強制的に見せられたオトナの世界。夫婦の悦びを分かち合えないまま夫は逝く
テレフォン人生相談 2019年4月19日 金曜日
今週は加藤諦三ウィーク。
テーマは、誰にも言えない。
なんだとか。
幼いころから両親とカーテンを隔てただけの同じ部屋で寝ていて、夫婦の営みに接し続けてきた。
中学までは祖父も居て、ふすまの向こうから両親の行為を覗いていた。
実家を離れ、結婚するも、夫婦生活は苦痛だった。
母の顔は見たくない。
家族で帰省しても旅館に泊まる。
こうしたことを、姉、長男夫婦に伝えた。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女58歳 3年前に夫は病気で他界 長男36歳と次男32歳は家庭持ち
今日の一言: 告発の持つ力。ヒーリング・パワー・オブ・コンフェッション、信じて下さい。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
よろしくお願い致します。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
58歳です。はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
3年前に夫は病死しております。子ども達2人はあの、独立して、結婚しております。
えーと、男の子で、36歳と32歳です。はい
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
5歳ぐらいの時から、上京するまでに、両親と一つ部屋の中で、寝室で寝ていたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
そのために、ほぼ毎日、両親の夫婦生活を、
加藤諦三:
はい
相談者:
感じなあ、がら、生活しておりました。
2つ上の姉は、自室を与えられておりました。
高校受験の時にはですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
その寝室に、真ん中にカーテンをひきまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それでも行っておりました。
中学生の時まで、祖父が存命だったんです。その祖父が・・
加藤諦三:
はい
相談者:
その様子を見に来ていたんです。襖(ふすま)一つ、ぐらいのところから・・
加藤諦三:
あ、実の・・
相談者:
あの、祖父が、ソーっと覗きに来ていたんです。
それを両親は知っているんですけれども・・
加藤諦三:
はい
相談者:
平気なんですよね。
そういう事があったものですから・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
あの、上京してからもあたしはほとんど家へ帰りたくないので帰らなっかったんですね。
結婚しましてからは、夫の手前、そういうわけにいかないですよね?
年に2回ぐらいは帰るんですけれども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あたしはその家に寝泊まりする事が嫌で、
加藤諦三:
うん
相談者:
色々口実をつけて旅館に泊まってました・・家族みんなで。
自分は誰にもこういう事は口にする事はないと思っていたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
夫が病死しましてから・・
加藤諦三:
はい
相談者:
姉に手紙を書いたんですね、「こういう思いをしてあたしは生きて来た」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたら返事が来まして・・
加藤諦三:
は・・
相談者:
姉は「分かっていた」と。
加藤諦三:
はあ
相談者:
「知ってた」という事だったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
あたしの子どもは、あたしの実家へ遊びに行くんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
あたしが行かないのは、なんか・・「お母さん冷たいんじゃないの?」っていう感じなんですよ。
「年取った、認知症になってる母親が居るのにどうして」・・「行かないの?」っていう感じで、言うもんですから、
加藤諦三:
ええ
相談者:
・・長男夫婦にあたし、告白してしまったんですね。
加藤諦三:
・・はいはい
相談者:
はい「実はこういう事があったから」、「あたしは母親」あ、「の顔は、どんな状態であっても、2度と見たくもない」・・
加藤諦三:
は、はい
相談者:
「行きたくもない」っていう事を言ったんです。
加藤諦三:
うん、うんうん(咳払い)
相談者:
はい、でも、言ったからといって、あたしの気持ちが晴れるわけでもないんですね。はい
加藤諦三:
言った事によって物凄く気持ちは楽になってるでしょ?
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
この・・
相談者:
そいで今回相談させていただくのにも、メモを書いたりなんだりして、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分の過去を振り返ると、随分気持ちが落ち着くんです。でも・・
加藤諦三:
ええ・・それと・・
相談者:
わたしの・・
加藤諦三:
はい
相談者:
結婚生活は、あの、そういった両親の、夫婦生活を見て来た事があるものですから・・
加藤諦三:
はい
相談者:
も、ホントに苦痛のものでしかなかったですし、それによって、夫も不満だったと思うんですね。
あたくしがその、夫婦生活、に、に全くその・・嫌な、印象しかないものですから。
夫にも申し訳なかったという・・気持ちもあるんです。
なんていうか、1人になって、
加藤諦三:
はい
相談者:
生活してると、
加藤諦三:
はい
相談者:
年老いた母を許す事も出来ない。
加藤諦三:
うん
相談者:
謝ってもらいたくても認知症になってもらった母には、その可能性もない。
加藤諦三:
うん
相談者:
どうしていいか分からない状態なんですね。はい
加藤諦三:
メモを書く事で癒されて・・
相談者:
はい
加藤諦三:
電話するようになって、
相談者:
はい
加藤諦三:
電話する事で・・
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
また、癒されるはずですよ?
相談者:
そうですね・・はい
加藤諦三:
あ、認知症になったけれども・・でも許せないと。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
これがあなたの心を・・
相談者:
はい
加藤諦三:
物凄く・・傷つけていたんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・次第次第に、癒される方向には来てますでしょ?
相談者:
そうですねえ・・
加藤諦三:
だからね、あなたすっごい、この、よくやったね、この36歳の・・息子さんに告白したっていうの。
告白の持つ癒しの力っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
物凄い力なんですよ。心にね?
相談者:
はい
加藤諦三:
物凄い、トラウマを、抱え込んで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
も、誰からも本当のあなたが分からないあなたと・・として・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その36歳の、息子さんに接しているよりも・・
相談者:
はい
加藤諦三:
告白して変わった、母親を見る方、方が、
相談者:
はい
加藤諦三:
息子さんには楽ですからね。
相談者:
そうですかね?、息子だけでなくて息子の嫁にも・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
揃って来てもらって・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
話(はなし)しました。
加藤諦三:
うん
相談者:
話す事、で、自分は少しでも解放されるという、あたしのズルさだと思います。
加藤諦三:
ズルさじゃなくて勇気です。
これをズルさと解釈してるとあなた・・救われないですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
あ、あのね?あなたの息子さんが素晴らしい息子さんなんですよお。
そ、お嫁さんも。
相談者:
今も変わらず、以前と全く変わらない状態で、接してくれてます。
加藤諦三:
36歳の息子さんに告白した事で、
相談者:
はい
加藤諦三:
良い結果が、生まれる事はあっても、
相談者:
はい
加藤諦三:
悪い結果は生まれる事は絶対ないです。
それで今日のあなたの相談っていうのは・・
相談者:
話をする事、が、あの、目的だった、かもしれないんですね。
申し訳ないんですけれども。
加藤諦三:
や、申し訳なくないですよ、そのため、の、テレフォン人生相談ですから。
相談者:
はい、&#
加藤諦三:
も、これはも、ヒーリングパワーオブコンフェッションつって・・
相談者:
はい
加藤諦三:
物凄い力を持ってんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけど中々出来ないんです、これは。
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてます。
(回答者に交代)
愛先生の笑ってすませられる話だったかもしれないのよ。
おまえ、おませだなぁ。
なんだそれ。一種の性的虐待なのに。
匿名さん、それは単に揚げ足取り。
政治の批評をしているのと同じで、じゃあどうすれば解決するの?ということを論じられてません。
物事は色んな角度で見ることができる。
はじめまして。私も上記の方と同意見で、今の時代は性的虐待になる問題で、笑い事ではすまないと思いました。
子供や舅に見せるのもプレイだったんでしょうね(笑)
そんな話聞かされる不快感を息子夫婦に与えるのと引き換えにもう忘れなきゃ。
そうだ そんな事忘れるほど楽しい趣味見つけた方がよっぽど
いいよ。当方も子供のころそれとは違うけど、あまりに下品な
下ネタの大人の話ばかりで囲まれて 鬱状態だったよ。でも今
音楽に救われたと思うよ。
私の母親は、普段、私の父親をものすごく嫌っていた。そのくせ、高校生の私も寝てる部屋で、事をおこなっていた。
母親は、私には、父親をケダモノ扱いし、しかも、ヘタクソって、言ってた。
大人って、汚いなーと思ったよ。母親なんて、翌日、すっきりした顔しておいて。
友達は、高校生の時に、父親が、性教育と称して、自分の勃起を見せたそうだ。その場に母親もいて。
最低だ。
子供が、しかも、女の子が、どんなに傷つくか、その後の異性とのつき合いで、どんなに苦しむか。
こんな汚い世界、絶対、自分の子供には、見せたくない。
昔はこんなのおおかったんじゃないの?
子どもに見せつけるとかじゃなく、生活状況の問題で性行為はいたって健康なことだから相談者は生まれたわけで・・・
親の行為を偶然見て、見ちゃいけないのみてしまったとか各々がそれなりに悩みそして克服して大人になっていく。
私だったらお母さんを汚いと思わず同情する。昔は拒みたくても拒めない時代だったから、決して子どもに見せつけてたわけではないのはわかってほしい。
加藤先生の、この間の回の、
あなたが変われ、
って言葉が好きだなぁ。
せっかくの人生なんだから、トラウマを乗り越えてみましょうよ。今、私自身にも言い聞かせてますが。
あなたの苦しみをわかってくれない人の意見は放っておいて、時代だろうがなんだろうが、いやなものはいや、でいいし、それに、母親を無理して許す必要もないから、それとは別に、
自分の生き方として、親の介護を手伝わなくて、本当に後悔しないでしょうか?
やることはやってこそ、文句も言えるでしょうし。
娘が受験勉強する隣で…って、いくらカーテンで仕切られてるからとはいえ気持ち悪い。この両親は相談者と姉をなんで同室にしなかったの?
なんなら祖父の部屋を相談者にあげて両親と祖父が同じ部屋ならよかったんじゃない?キモ過ぎ。
記憶というものはどんどん刷り込まれ、真実とかけ離れていくもの。
大人になるということは、それを言い訳にしないで生きていくことなのにこの相談者は子供にまでそれを言い訳にして親への接し方を正当化しているいい年して。
今こうしていられるのは、お母さんがきちをと育ててくれたからじゃないのかなぁ?
自分と正直に向き合ってほしいものだ。
私も最後の匿名さんと同じ気持ちです。
子どもに普通話すかなぁ?
どんな過去があったとしても、それが親の世話をしない理由にして子どもに話すのは・・
それに内容が内容やし
う〜んわからん!
自分の親でなくてよかったとつくづく思ったよ、ほんとに( ´Д`)y━・~~
たしかに子どもに見せるものじゃないし、ある意味、性的嫌がらせに近いけど。
沖田×華という漫画家の場合、幼少の頃カーテンすらなく隣で致す両親を毎晩見て育った結果、性的に凄く早熟でオープンになり風俗嬢までやってたのを思い出しました。
相談者のように性的ショックがトラウマになって性の扉の前にロックが掛かる場合と、逆に扉が過剰に開く場合があるのかな?と思いました。
ほぼ同じ体験して未だに恨み辛みで残ってる。何度も大したことないと思ったり知人や家族に告白しても未だに腹が立つ。高校生の時は最中にキレて部屋で暴れたりもしたが効果なし。性に対する嫌悪感と興味が爆発して自分も性のコントロールできなくなった。今は性的なものを排除して平和に暮らしてる。要はアルコール依存症の親と変わらんとゆうことですな。これ意外と世代間連鎖するよー。
母は父を好きではないみたいなことをいいがら、
夜は毎日のように父に抱かれ、性の悦びを得ていました。
私にとって、大きなトラウマです。
自分も家族の誰かに見せつけて快楽を得たい。
親は子どもと祖父に行為を見せつけることによって快楽を得ていた。
それだけ快楽が伴うから、毎日できたんだと思う。
親の快楽に奉仕した彼女は、自分は性の悦びを得られなかった。
親に搾取されたんだと思います。