要介護の母を看つつ財産を管理する娘が悩む、口を挟む兄を制する出費の水準
テレフォン人生相談 2019年7月1日 月曜日
要介護3の母親を実家から引き取って自宅で看ている。
母親との話し合いで月13万を入れてもらっているが、海外勤務の兄が、口を挟んでくる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女50歳 夫50歳 長男21歳 次男18歳 3年前に父は他界 同居の母80歳 家庭持ちの兄がいる
今日の一言: 仲良いことは大きな財産です。
加藤諦三:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
50歳です、
加藤諦三:
50歳・・ご主人何歳ですか?
相談者:
50歳です。
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
21歳の長男と、18歳の次男です。
加藤諦三:
それでどんな相談ですか?
相談者:
3年前に、父が他界しまして、
それから母を、わたしが引き取って看てまして、
兄と二人兄妹なんですが、兄は海外勤務で、母と話して、月々、母あ、の、食事代とか、面倒看る感じで、「13万円もら」、「うね」っていう話し合いになったん、ですね。
加藤諦三:
お母さんとは今、一緒に暮らしてんですね?
相談者:
あ・・そうなんです。
加藤諦三:
それでお母さんは何歳ですか?
相談者:
80歳です。最初は兄もそれで「分かった」っていうことで承諾してたんですけれども、最近になって、「このままずっと行ったら」あの、「貯金が底をついちゃうんじゃないか?」、あの「もっと金額を減らそう」って言われまして。
実家の方の固定資産税だとかあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
電気もほとんど使わないんですけど、ま、そういうのを全部引いてったりすると、ま「あと2、3年で底をつくんじゃないか?」って言われて、
加藤諦三:
はい
相談者:
でも実際そこまでは、もうちょっとはあると思うんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、わたしは母から13万もらってるんですけれども、
加藤諦三:
ああ
相談者:
その金額というのが、
加藤諦三:
はい
相談者:
13万は、果たして、多いのか少ないのか普通なのか?っていうことがよく分からない、いのと・・
加藤諦三:
はい
相談者:
兄が、もうそろそろ日本勤務になるらしくう、
加藤諦三:
はい
相談者:
「帰って来たら」、あの、母を、「1ヶ月おきに看たらどうだ?」って言われましてえ、
でもなんか母は、ま、兄のところが合わないのもあって「嫌だ」とわたしには言っているんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、兄は、あの、よく話がコロコロ変わるのでえ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
今んところお、「最後もし、母が亡くなっても」、「残った」も、「金額は」あの「半々にしよう」って言ってるんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
実際母を引き取ることになると、うちの方の、親だからって感じで、全部これからも看なきゃいけないからって、たぶん・・余分にこう、財産を持ってくと思うんですけれども、
父が生きてた時に、
加藤諦三:
うん
相談者:
父は「半々で」って言ってたんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
兄は、「自分は将来、仏さんを見てかなきゃいけないからおかしいだろ」・・とか言って、
加藤諦三:
はい
相談者:
父にそうやって書かしたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
でも父も、あの、兄を怒らせると、長男なので・・「葬儀(?)とか看てもらわないと困る」・・って言って、
「もうちょっと違う割合で」っていうふうで、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、話が終わったんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、うちが母を引き取った時に、母は、
「あんたが看てくれるから、あなたに全部あげる」みたいに言ったら、兄がちょっと「それは待った」が掛かって、
わたしがもう、「それ全部もいらないから、半々にしよう」ってことになったんですねえ。
ただあ、日本に帰って来てえ、実際母を、こ、看だすと・・また・・その、父の時みたいに、言って来るような気がするんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
なので、今現在で・・こう、公的な、なんかあの、取り交わしというかあ、どこに相談していいのかが分からなくてえ・・
加藤諦三:
あー、なるほど、はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の坂井眞先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
お兄さんがかえってきてから実家に住むのかしら?
その維持費をお母さんが支払っている?
13万という金額はお世話代としてはこの辺ではかなり高め。
できるかぎりのレシートを集めても毎月13万円分は無理そう。
でもお母さん遺族年金もあるだろうし
そんだけの預貯金があれば底をつくってこともなさそうだけど。
お兄さんお嫁さんに尻つつかれてるんだろうな
こんな娘はもちたくない。
お母さんにお金なかったらどうなるんだろうね?
財産のことばっかりで、嫌~な感じ。
この先、どんどん老いていくお母さんが気の毒だわ。
ただ、自宅介護っていうのは いくら貰っても引き合わない行為なのよ。
元々はお金には換算できない。
だけど娘がお母さんを 気持ちよくお世話できるのなら、お母さんのためにも 十分な「お世話代」を払っても良いのかも。払えるのならだけど。
介護というのは、やったことが無い人が考える「大変さ」よりも数倍大変です。 家族だからできる行為だと思います。
レシートでは換算できません(笑)
一ヶ月交替なんて言っている兄は、母と家族になるつもりはあるのかなあ。
財産が無ければこの兄妹にも もっと違った風景が展開されたのでしょうね。
再度の投稿失礼します。
確かに老親をお世話している大変さは経験がないとわからない。
私も高齢の母のお世話をしているので同年代の友達でも
していない人には話しても理解してもらえない事が多いです。
でも経験がなければわからないのは当然だなともおもいます。
私には遠方に住んでいる弟がいますが実質的には私達家族がお世話しています。 母親の財産管理を任されている以上大雑把な管理はできないと思ってて過去六年のレシート管理はしています。
生活費四万と実費という形です。
相談者さんは最初から13万という取り決めだったのだからそれでいい。
でもお兄さんがおかしいといい始めたのであれば
これからはレシート管理して示していったほうがいい。
お父さんの遺産もそのとききちんと分ければもっとよかったと思うし。
どんなに大変でも経験のないお兄さんには理解してもらえない。
毎月13万という事実だけです。
お互いの意見を主張したところで理解しあえない。
過去の人生相談を聞いててもそれはわかります。
親が亡くなった後に兄弟仲がわるくならない為のアドバイスだなと思ってきいていました。
ただ経験上お母さんには年金もあるし医療費1割負担だし
大きく預貯金が目減りすることはないとおもいます。
介護施設にお世話になればそれ以上かかるわけで
そういった方向で話し合いもできそうですよね。
老後に2000万必要とかなんとか
話題になっていますが
このおばあちゃんのケースなら
ほぼ用意出来てるのに
子供の運用によっては足りなくなるケースもあるんだな
と、勉強になりました。
この追い立てられるようなしゃべり方や声質に聞き覚えがあるような…
気のせいかな?
最近の坂井先生は感情的すぎる気がします。
管理人様も指摘なさっていますが、
人間だから相談者に対しての好き嫌いはあって当然ですが、
与えるべき情報はきちんとプロとして教示するべき。
数年前はどんな相談者にももっと冷静だったのに。
このところどうしちゃったのでしょう。
介護に実際に携わっている家族のことを銭ゲバ扱いする人って、
家族愛だけで全て乗り切れるって思っているのかな。
介護の現実は甘くないのに。
本当に・・・
昔の坂井先生は優しいし穏やかな口調で聞いてる私も
癒されてたのに最近は言い方に険があるよね
何でだろう
他の掲示板でも昔は坂井先生優しかったのにぃ~ってコメントがあったよ。
余裕ないのか私生活が上手く行ってないのかな?
近くで見たら結構ダンディなのに。
本当ですよね・・坂井先生、なじるように “実費”でよいでしょ だなんて・・・
会社の出張費請求じゃあるまいし・・・おっと、出張なら出張手当がもらえるんだった。付き添い手当があっても良いじゃん。
介護のために 泣く泣く仕事を辞めざるを得ない人もいるよ。(=私)
他に看てくれる人も居ないし、施設に入るのは絶対にイヤだと言うし。ついに介護離職となりました。
私が仕事に行けなくなった分を、生活費とは別に 月4万円貰っています。
仕事の収入には はるかに及ばないけど仕方ない。
97歳・要介護3の老母は嬉しそう。 有り金・年金 全部 使って良いよと言ってくれるが、そうもいくまい。いずれ家で面倒を見切れなくなった時に施設に入るための十分な資金も要るし。
家族の介護は無償というのはきれいごとですよ、坂井先生。
管理人さん、よくぞコメントして下さいました。