元妻にアプローチする男が本質突かれ口ごもる。浅い反省に釘刺す野島梨恵
テレフォン人生相談 2020年12月19日 土曜日
野島梨恵: なぜそんなことを言ったの?
「相手を変えようして」
もしこれを男が答えていたら先に進むことを許されたかもしれん。
野島弁護士に言わせた時点でアウト。
口先だけの反省にストップがかかる。
アンタと全じことをして同じ目に遭った男。
同じ病理に気づくといい。
パーソナリティは加藤諦三、
回答者は中川潤。
アタシも力込めてコメント書いてるわぁ。
相談者: 男27歳最近離婚したバツイチ 元妻26歳
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし?
今井通子:
はい
相談者:
こんにちは、お世話になります。
今井通子:
は・・はい・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:
えーと僕の、えーと離婚についてです。
えー、どのように、自分を見直して、えー、成長すれば、いいか?
あと・・やり直すチャンスがあったら・・どう向き合うべきか?、ていうのを教えてもらいたくて電話させてもらいました。
今井通子:
分かりました。
まずあなたおいくつ?
相談者:
27です。
今井通子:
27歳
えー、離婚されちゃったの?それともこれからなの?
相談者:
えー、ちょっと前に離婚、をしました。
今井通子:
あ、したのね?
相談者:
はい
今井通子:
じゃあ、その、離婚されちゃった奥さんは、は、だった方は、何歳だった?
相談者:
1つ下の26です。
今井通子:
26歳・・結婚何年間?
相談者:
えー、1年弱です。
今井通子:
はい・・じゃお子さんはいらっしゃんない?
相談者:
あ、はい、そうです。
今井通子:
いらっしゃんない?・・これは、恋愛ですか?お見合いですか?
相談者:
えっと恋愛で、えーと、約6年、弱、付き合ってました。
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
・・
今井通子:
まず、離婚理由はなんだったの?
相談者:
はい。僕のほうがですね、
今井通子:
はい
相談者:
奥さんに対して・・えーと、ま、モラハラをしていたことが一番の原因、と思ってまして、あの、
今井通子:
・・これは・・
相談者:
はい
今井通子:
ご自分で、そう、思ったの?それとも、奥さまからそう言われた?
相談者:
ああ、そう、言われ、ました。
今井通子:
どんなことしてた?
相談者:
あのお、些細なことで、これがどうとか、ああとか、っていうときで、言い合いになった際に、
今井通子:
はい
相談者:
僕がちょっと言い返す言葉がなくなって、
今井通子:
ええ
相談者:
「もう、関係・・終わろう」とか、「別れよう」っていうことを・・再三言ってしまって、
今井通子:
はい
相談者:
も、相手は・・
今井通子:
うん
相談者:
もう・・気がなくなって、もう嫌になったっていう形です。
今井通子:
なるほど。あなた自身が何回も「別れよう」と言ったわけね?
相談者:
・・はい、本心では・・ない、ていうところなんですけど・・
今井通子:
うん、男性はよくそういうことがあるらしいけど。
はい・・で・・
相談者:
&#△はい
今井通子:
次に・・どうするか?のご相談なわけね?じゃ。
相談者:
えー、と、まだ、連絡とかはとってまして。、
今井通子:
うん
相談者:
友達みたいな感覚で・・離婚してから1回遊びに行ったこともあったりして、
今井通子:
はい
相談者:
で・・えー、ま、それで、もし・・僕が・・変われるんであれば・・もう1回、やり直すチャンスもらって・・ちょっと、成長した自分で、えー・・謝りたいなっていうとこです。
今井通子:
あ、そういうこと?
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、アハ(笑)結婚したい相手はもう1回・・えー、離婚した奥さんっていうこと?
相談者:
はい
今井通子:
そもそもがその、喧嘩したりなんかしてるのは、しょっちゅう喧嘩してたの?
相談者:
・・あのお・・と、家に行ったりしたときに、
今井通子:
うん
相談者:
例えば・・掃除の仕方がどうとか、
今井通子:
なあー
相談者:
「食器の直し方が、おかしい」とか・・
今井通子:
はい
相談者:
洗い方・・「洗えてない」とか、あとは・・
今井通子:
うん
相談者:
・・「もうちょっと家事、してよ」とか・・
今井通子:
うん
相談者:
そういう、ところを、ちょっと、いっぱいしてたんですよ・
今井通子:
うん
相談者:
で・・
今井通子:
これは、ん、どうして、そういうことを言うようになったわけ?
相談者:
ま、僕の性格上・・細かい・・ところに・・目が行ってしまって、
今井通子:
うん
相談者:
で・・ま、それを直接、口に発してしまう、ところです。
今井通子:
えっと、そうするとあなた自身は、早いうちに・・独身のうちにどっかで・・ご自身で生活してた?
相談者:
・・その、元奥さんの勧めもあって、
今井通子:
うん
相談者:
あの、会社勤め、始めたときに、
今井通子:
うん
相談者:
あの、「一人暮らししたほうがいいよ」って言われて。
今井通子:
うん
相談者:
一人暮らし・・始めて・・えーと1年ぐらい経って・・ちょっと奥さんのほうも、就職して・・一緒に同棲してたっていう形なんですけど。
今井通子:
あ、ていうことは5年前からもう、一人生活始めてるってこと?あなたは。
相談者:
・・そうですね。
今井通子:
はい・・元々綺麗好きなのね?
相談者:
・・うんー、そういうわけではないい、ですけどちょっと・・目につい・・
今井通子:
独身のとき・・
相談者:
はい
今井通子:
自分で全部やってたんでしょ?
相談者:
・・ま、はい、そうですね。
今井通子:
うん
でえ・・同棲え、するようになってからも・・
相談者:
はい
今井通子:
たぶん4年間ぐらいあるわけじゃないですか。結婚するまで。
相談者:
はい・・はい
今井通子:
で、この4年間のときには・・あんまり、気がつかなかった?・・奥さまの家事の仕方が。
相談者:
・・気にはなってましたけども、
今井通子:
うん
相談者:
そこまで別に・・
今井通子:
じゃあ結婚してから・・急に?
相談者:
あー、いえ・・もう付き合ってる当初から、ですね。
・・あの、細かいことは言って、やっぱ言い合いにはなってました。
今井通子:
じゃ・・そういう細かいことを言って、言い合いになっていてえ・・にも関わらず結婚した理由は何?(苦笑)
相談者:
ん、あのお、はい、そこなんですけど・・
今井通子:
はい
相談者:
ま・・一緒に、お出掛けして、遊ぶ・・てるときっていうんですかね?
今井通子:
うん
相談者:
そういうときとかほんとに気が合って、
今井通子:
うん
相談者:
あの、一緒にいて楽しい・・ていうのと、
今井通子:
うん
相談者:
腹割って、一緒に・・話したりもできてた、ていう仲があったんで、
今井通子:
うん
相談者:
ま、仲良くやっていけるかな?、ていうとこあったんですけど・・
今井通子:
・・そうすると?・・元の奥さまとまた・・離婚も、じゃあ、結構早くサッサと、離婚できたわけ?
相談者:
・・あ、あの、まあ、そうですね、一応、協議離婚っていう形で、
今井通子:
うん
相談者:
サイン、したんですけど・・
今井通子:
うん
それでその連絡を取っていてえ・・また会ったんでしょ?
相談者:
はい
今井通子:
・・それは別れてから何ヶ月後?
相談者:
・・1ヶ月以内ですね。
今井通子:
あ、そう・・
相談者:
はい
今井通子:
それ1回っきり?
相談者:
・・今は・・そうですね。
今井通子:
で「また会おう」という話し合いはあるわけ?
相談者:
・・あのお・・はい、友達としてなら。
今井通子:
彼女のほうは「友達として」と言ってんのね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、あなたは、なんて言った?そんときは。
相談者:
&#△%・・うーん、が、い、うん
今井通子:
「うん」って言ったの?
相談者:
と・・あ、そうですね、はい、あの・・&#、&#△ました。
今井通子:
うん、そうしようって、い、いうこと?
相談者:
はい
今井通子:
・・ただし、心の中では・・もう1回チャンスがほしい・・ということですよね?
相談者:
僕、僕は、はいそうです。
今井通子:
・・今日はですね、弁護士の、野島梨恵先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願いいたしまあす。
(回答者に交代)
野島弁護士は普段淡々とした口調の方なのに、今回は声に怒気が込められていた。管理人さんの仰せのとおり、野島弁護士すら怒らせたのでアウトな案件である。モラハラを自覚できているか、他人に指摘されてしまうかで大きく異なる。相談者としては・・・と言うより、モラハラ男が元妻に執着する理由。家事要員とサンドバッグ役の欲求と、元妻が自分より先に行くのを阻止したいがため。本当なら友人として付き合うのもアウト。
野島弁護士が相談者の鍍金を徐々に引きはがす様子が面白かった。「野島先生、やってください!」と思わず叫んでしまうほど。
この相談者のモラハラは、別の人と結婚しても、きっと変わらない。
相談者の会話を読んだだけで、うわっ、こんな男嫌だ、と思った。
元奥さんは、絶対に元サヤには収まらないだろう。
相談者は、結婚しない方がいい。