作家と登山家が勧める小学生向け全集とお散歩が拗らせ女子27歳には物足りない

テレフォン人生相談 2021月2月9日 火曜日

今井:  どういう人間になりたいの?
相談者: なりたいとかじゃなくって(ナンチャラカンチャラ)
今井:  ・・

アタシも今井さんと同様、否定した意味が分からん。

相談者: 自分を変えたいっていう話になります。

「なりたい」と「変えたい」はどう違うのかしら?

それだって「変わりたいんです」って言えば可愛いのに、
「っていう話になります」

 

「なりたい」という言い方が持つ欲しがっているイメージが嫌なだけ。

一方で、場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)を纏(まと)うことは苦しゅうない。

 

悩みをもっと分かりやすく伝える言い回しもある。
でもアンタが絶対に使いたくない言い回し。

「友だちがいない」

 

文学に触れることも、自然と親しむことも、いずれも自分と向き合うこと。
アンタには今の延長にしか見えない。

小学生向け?
冗談じゃないわ。

本ぐらい読んでます。
料理本を。


負けず嫌いは相当。

 

相談者: やり方を知りたいんです。

地道な努力を嫌い、恥もかかず失敗もせず乗り越えたい。

「神経症の人は魔法の杖を求めます」(加藤諦三)

 

人に興味が持てないと自称する相談者が、人から興味を持たれないと言われて管理人に抗議するの巻。

番組も本当のことは言わない。リスナーは納得する「僕は上司と雑談が出来ない」

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女27歳 両親は離婚している 母50歳前後 祖父80歳ぐらい 祖母70歳ぐらい

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。

相談者:
あ・・よろしくお願いいたします。

今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
えと・・自分の性格を変えたいっていう、相談になります。

今井通子:
あなたおいくつ?

相談者:
27歳になります。

今井通子:
27歳。えーっとお1人?

相談者:
あ、はい独身です。

今井通子:
はい
まずじゃあ、ご家族は、お父さま、お母さまは、ご健在?

相談者:
えっとお、離婚して、

今井通子:
うん

相談者:
母?、に引き取られました。

今井通子:
ていうことはお母さまおいくつ?

相談者:
50う、前後かなあと思います。

今井通子:
あ、ご一緒に、す、暮らしてらっしゃんないの?

相談者:
えっと、母は、その、祖父母、に預けてから、あまり帰って来なくて・・住んではいます・・

今井通子:
え、う、ちょっと、ちょっと待って。

相談者:
はい

今井通子:
そうするとあなたは、今・・

相談者:
えと、今は・・&#

今井通子:
お祖父さんお祖母さんと、お住まいなの?

相談者:
えっと今、一人暮らしをしてます。

今井通子:
はい
で、育てられたのはお祖父さんとお祖母さん?

相談者:
そうなります。

今井通子:
・・お祖父さんお祖母さんはご健在?

相談者:
はい
祖母、が、70ぐらいで、

今井通子:
はい

相談者:
祖父が80ぐらいです。

今井通子:
80歳ぐらい。
で、あなた自身が、&#△、あの、その自分の人格変えたいという・・どういう理由で?、どういうふうに?

相談者:
・・とわたしは、子供の頃、その、場面緘黙症っていう診断を受けてまして、

今井通子:
・・

相談者:
しゃべらない・・

今井通子:
うん

相談者:
人間で。
で、そのせいかその、主観的とか、思い込みとか、

今井通子:
うん

相談者:
妄想に逃げる癖があって、

今井通子:
うん

相談者:
そういうところも変えたいですし、

今井通子:
・・

相談者:
家族の悪い影響受けてるなって思うことが最近よくあって、

今井通子:
・・

相談者:
そういうところも、その・・影響を断ち切りたいなっていうふうに思ってます。

今井通子:
・・家族の、あ、悪い影響というのはどういうもの?

相談者:
人間関係の築き方とか、コミュニケーションの仕方とかがちょっと、影響受けてるなって思ってて・・

今井通子:
ん?どんなふうに?

相談者:
人の、心を汲み取るようなことができてなかったなっていうことに・・気づきまして・・

今井通子:
人の心を、汲み取らないで?、自分の言いたいことだけ言うとか?

相談者:
そうですね。

今井通子:
ふうん
でその影響を、あなたは受けちゃったと思ってるわけね?

相談者:
・・はい、それかそのやっぱり自分の気質というか元々の気質もあるかもしんないです。

今井通子:
・・うん
でそれって・・どういうところで・・ご自身がそう思う?

相談者:
職場とかでよく・・あの、心を開いてくれないとか、

今井通子:
あーあ、は、は

相談者:
&#・・「フランクな会話をしよう」とか言われても、

今井通子:
うん

相談者:
よく分かんなくて、それが。

今井通子:
うん
あの(苦笑)、要するにあなた非常に無口でいらっしゃる、て、いうことですよね?今でも。

相談者:
はい、あ、でも、必要があればしゃべれます。

今井通子:
そうでしょ。
あなた今ちゃんとしゃべってらっしゃるもんね。

相談者:
はい、そうなんです。

今井通子:
はい、うん
じゃ、必要があればしゃべるけど、普段は無口。

相談者:
・・はい

今井通子:
はい

相談者:
雑談ができないです。

今井通子:
うん
だけど・・えー、必要があれば職場でもしゃべるけど、

相談者:
・・うん

今井通子:
その、なんていうのかな?、フランクに・・えー、友達的な会話?
職場・・

相談者:
・・たぶん・・

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
職場の仕事のことじゃない会話はしない?

相談者:
・・はい、できないです。

今井通子:
うん。なぜ?

相談者:
・・えー・・と・・分かんないです。

今井通子:
あ、分かんない?

相談者:
はい

今井通子:
そうすると・・ご自身が、どういう人間になりたいと思ってんの?人格変えたいっていうのは。

相談者:
あのお、なりたいとかじゃなくって、

今井通子:
うん

相談者:
ん、自分らしくないことはもうしたくないと思ってて。

今井通子:
・・

相談者:
家族の影響、を受けて動いてしまってる自分が、嫌なんです。

今井通子:
・・その家族の影響というのは・・相手の気持ちを察さない家族?

相談者:
うーん、そうですね。

今井通子:
うん
人間関係として・・家族と・・別れたい?

相談者:
あ、いえいえ、人間関係の築き方っていうのが、

今井通子:
うん

相談者:
あの、すごく・・似ていて、

今井通子:
うん

相談者:
祖母と、母の、関係のタイプ、パターンと・・

今井通子:
うん

相談者:
祖母と、わたしの関係の、タイプのパターンっていうものが・・わたしの中にあって、
それ以外との人間との付き合い方が分かってないみたいな、ところもあって、

今井通子:
うん
じゃまず、お母さまとあなたの・・付き合い方のパターンはどういうパターン?

相談者:
・・えっと、なんか・・母は、こう、コントロールしたい感じがあって、

今井通子:
うん

相談者:
で自分の世界観について来れない人はバカだっていう感じ?・・

今井通子:
ふうん

相談者:
でしたね。

今井通子:
ふん
で、あなたは、じゃ、「バカだ」と言われている?

相談者:
そういう扱いは、されてます。

今井通子:
じゃあ、お祖母さまとの関係は?

相談者:
・・一方的にしゃべって、わたしが相槌を打つ。

今井通子:
あ、は、なるほど(含み笑い)。

相談者:
思いついたこと全部しゃべっちゃうタイプかな?・・

今井通子:
うん

相談者:
と思います。

今井通子:
で、それに対して(含み笑い)、まあ、いいや、まあ、まあっていうふうに聞いてやろうとは思わない?

相談者:
・・あー、なんか、苦痛を耐えているような感じが・・

今井通子:
うん、ふん、ふん、ふん、ふん

相談者:
ずっとしてます。

今井通子:
はい・・ということでえ・・今日のご質問はそうするとなんですか?

相談者:
・・自分を変えたいっていう話になります。

今井通子:
うん。自分を変えたい。故に?・・どうしたらいいですか?にしようか。

相談者:
はい、そうですね。

今井通子:
・・うん、分かりました。
今日はですね、三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願いいたしまあす。

相談者:
お願いいたします。

(回答者に交代)

「作家と登山家が勧める小学生向け全集とお散歩が拗らせ女子27歳には物足りない」への11件のフィードバック

  1. 幼稚な人だなあ、と思いながら聞いてたけど、三石先生に本を読んでごらんと言われ食い気味に「読んでます!」って言った割に読んでる本が「料理の本」って(笑)。
    運転しながら爆笑でした!

  2. 料理の本にはちょっとズッコケましたが(笑)、料理のようなクリエイティブな事をするのもいいかもと思いました。
    今ならツイッターやインスタにアップするという楽しみもありますね。
    お弁当を作って職場に持っていくと節約にもなりますよ。
    お金が貯まると自信が自然と付くタイプの人なら尚オススメです。
    頑張って〜!

  3. 料理の本でも良いんじゃないか、と思いながら聴いていた。読んで楽しいのなら。
    母親や祖父母の年齢が曖昧なのが引っ掛かった。身元バレ防ぐ為にフェイク入れたのかな。そうだとしたら、引け腰な態度とは裏腹に、割と器用な人かもしれない。
    20代後半になっても親の顔を伺いすぎ、なのは否定できないな。本人も分かっているんだろうね。でも、脳ミソにガチッと組み込まれているから本人だけじゃ脱却は難しい。だから相談してきてる。認知療法など作業や思考訓練を伴うカウンセリングが受けられたら、それが一番かな。

  4. 「自分を変えたい」と本気で思ってるのでしょうか?
    自分の性格を母親や祖母のせいにして○○症と診断がつき安心したのでしょうけど。
    付け加えた
    「自分の元々の気質にも原因があるかと思いますが」も本心でしょうか?
    自己中レッテルを避ける保険程度に感じました。
    「職場の人とうまくやっていけません。いろいろ言われて原因を探しましたが結局自分が悪いとも思っていません。
    関わりたくない嫌な人とうまくやっていくにはどうしたら良いでしょうか?」
    等の内容にされた方がまだ腑に落ちる回答が得られたと思います。 
    意を決して折角お電話したのでしょうから。

  5. こういう所を治したい、と具体的に挙げた部分はこの相談者が「こういうキャラでやってます」の自己紹介にしか聞こえなかった。
    細い頼りなげな声で雰囲気出してりゃ今までは誰かが助けてくれたんだろうが三十路目前そうも行かなくなってきた?
    加藤先生だったら気持ちよくさせてくれたかも知れないが今日はバリバリの両先生、そうはいかない。
    文学と自然というど正論出されて納得行かない様子だったけど今の自分のヤバさに気づいてアドバイスを真剣に実行してくれるといいな。

    1. 散歩(犬も一緒)、読書どちらもしてますがダメ人間のままの私からすると、持って生まれた気質はなおりませんね。
      暗い家庭で育つと、陽キャには一生ならないとも思います。

  6. 心は子供、身体は大人…みたいなコナンくんの逆説な彼女ですね。恋愛したらもっと、自分と向き合えると思うんだけどなぁ。というか、それ以前の話しか。オシャレして自分を綺麗に、かわいく魅せる努力すると自信もつくとおばちゃんはおもいます。花の20代もっと前向きに輝いてー!

  7. 管理人さん、「心のマスクを忘れるな」の内容をアップしてくださり、ありがとうございます。どんな事を話したのかずっと知りたいと思っていました。

    「心のマスク」のところにコメント欄が見つけられなかったので、こちらに書かせていただきました。

    1. ちーおもさん

      どうもです 😊
      すみません、コメント欄うっかりしてました。

      >皆様
      今はコメントできます。

  8. 本を読みなさい、って私も去年親しい人に言った。
    家庭環境が悪かったり職場でうまく行かない人って、自分の軸が定まっていないんだよね。(27歳でも方向性が合ってる人はもっとしっかりしてる)
    私が言った人は、ユーチューブのHOW-TO物にその答えを見出そうとしていた。
    別にユーチューブの発言者がバカだとは言わないが、文学作家さんとの頭のレベルは月とすっぽんだよ、って言ったけど、本人は多分読んでないと思う。
    この相談者も読まないと思うな。
    三石さんが言いたかった事の本意がわかってないだろうから。

    1. 「YouTuberと文学作品、全員がとは言わないけど、月とすっぽん」凄く分かる。
      本はインプットとアウトプットの連続。己の想像力と語彙力と共感力の試金石。動画はインプットが主。本と動画を比べたら一分に費やす情報吸収量は(読み手の読解力にもよるが)本が多い。
      管理人さんの言葉も借りるなら、相談者は一足飛びに自己昇華したい。そういうタイプの人が、ハウツー系動画にハマりやすい。動画は視聴者を開拓して再生回数を増やせば金になる。金になる動画を作る手っ取り早い方法は、平坦な言葉で扇情的な情報を詰め込んだ動画を作ること。つまりハウツー系動画にたどり着く。なので、「一足飛びに昇華」したい層と、ハウツー系動画は相性が良い。そして、その手の視聴者層はオンラインサロンへ囲い込まる。リアルの人間関係は置き去りにして。
      相談者が実際に料理してアウトプットしていくのなら、問題無い。しかし、確かに「自分に都合の良い、甘い言葉を囁く誰か」に靡きそう‥。

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