バックキャスティング。4歳の2重生活。望まぬ未来を作る今が居心地良い大人たち
テレフォン人生相談 2021年5月10日 月曜日
バックキャスティング: backcasting 逆算の思考法。
現在が未来を決める。
ならば、なりたい自分、好ましい未来を設定し、そこを起点に現在の行動や小目標に反映させる。
仕事においては当たり前の計画法であるが、自己啓発や自然環境保護、あるいはSDGs(持続可能な開発目標)などで取り上げられる。
成り行き任せの反語。
バックキャスティングに従えば、ほとんどの場合、今の自分にストレスをかけることになる。
10年後の貴方は今の自分になんて言葉を掛けますか? by大原敬子
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女76歳 夫は69歳で他界 息子が2人 別居中の次男51歳と同居中 次男の嫁49歳 孫息子4歳
今日の一言: 今していることが10年後にツケとなって返って来ます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもし?
加藤諦三:
あ、はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
お願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
76歳です。
加藤諦三:
76歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
主人は69歳で亡くなりました。はい
加藤諦三:
そうすっと今はお1人で暮らして
相談者:
そうなんです。1人です。
加藤諦三:
あ・・お子さんは?
相談者:
2人です。
加藤諦三:
はい分かりました。
じゃ、どんな相談ですか?
相談者:
次男のね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
子どもなんですけど。
あ・・
加藤諦三:
次男は何歳ですか?
相談者:
51歳
加藤諦三:
51歳
相談者:
はい
加藤諦三:
その、子どもは?
相談者:
半年ぐらい前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
浮気が、奥さんにバレて、
奥さんがちょっと「許せん」ってことで、「お母さんと一緒に暮らして」って、今現在、別居中なんですよね。
加藤諦三:
あ・・あなたは2人で暮らしてんですね?今。
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
現在はね、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、奥さんとお子さんは一緒に暮らしていると。
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
それで?
相談者:
嫁の、あの・・話によると、あの、金曜日の夜から、
加藤諦三:
うん
相談者:
毎週、日曜日まで、うちに来て子どもと接触していいって、ことで、現在至ってるんですよね。
加藤諦三:
お孫さんは何歳?
相談者:
4歳で。
加藤諦三:
で、
相談者:
男の子ですけどね。
加藤諦三:
4歳の男の子っていうとそれなりに手がかかるよね?
相談者:
そうですよね。ええ。それで、自分たちはそれでいいかも分からないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
こちらにしては、もう(苦笑)、ちょっと、毎日の生活でわたしも漸く1人で慣れたとこな・・もんでね。
加藤諦三:
ああ、そうだよねえ。
相談者:
うん
子どもの、今更、面倒看るなんて、嫁の言うことを聞かなきゃいけないのかしらん?と思って。
加藤諦三:
今あなたが悩んでいるのは、この51歳のお、
相談者:
の息子のことですよね。
加藤諦三:
あー
相談者:
うん
加藤諦三:
お嫁さんは何歳?
相談者:
40う、9歳ぐらいだと思うんですけど。
加藤諦三:
49歳ぐらいね。
相談者:
まあ、嫁の、言いなりになってるもんだから、
加藤諦三:
うん
相談者:
強いことも言えないしね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
良くしてくれるもんでね、嫁もね。
ほえで、我慢、我慢してる・・
加藤諦三:
だ、だけどお、51歳の息子さんは浮気をしてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
別居になってるわけでしょう?
相談者:
そうです。
浮気が発覚したときに、
加藤諦三:
うん
相談者:
アパート借りて、
加藤諦三:
うん
相談者:
「自分で生活する」言って。、
ま言ってたんだわね。
加藤諦三:
うん
相談者:
だけど、大変だし、お金もかかるし、
加藤諦三:
うん
相談者:
今ちょっと、会社、あの、設立して、やってるんだわね。
加藤諦三:
ふん
相談者:
ほんで、大変だし、「許さん」言って、「だったらもう家(うち)へ帰って来て」って、言っちゃったわけなんですよ、わたしが。
加藤諦三:
あーあ
相談者:
だけど、ちゃんと食事代もくれるもんだから、
加藤諦三:
うん
相談者:
いいかと思って、言うんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
あんまり(苦笑)、嫁の言いなりになって、「ああしなさい」「こうしなさい」つって言われると、わたしも、ま、面白くないもんだから、
加藤諦三:
ん
相談者:
息子にあの、聞いたんですよね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
あ「なんで、そんな」あの「他所の女に手出したの?」言って。
加藤諦三:
ええ
相談者:
そしたら、恥ずかしいんですけど、ま、家(うち)のことをやらない、料理作らない(含み笑い)・・好きじゃないんだわね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
家庭的な、面はね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ほんで、一緒に仕事してるんですよ、事務をね、嫁が。
加藤諦三:
ああ
相談者:
ほんで、仕事して、おんなしように、10時までやるなら10時までやって、
加藤諦三:
うん
相談者:
食事はもう外食になっちゃうわね。
加藤諦三:
うん、ん
相談者:
そういうことでちょっと嫁にも不満があって、
加藤諦三:
うん
相談者:
「悪いことした」とは、言ってたんだわね。
加藤諦三:
それで浮気の、相手っていうのはどうなんですか?
相談者:
水商売っていうの?、飲み屋さんの・・
加藤諦三:
あー
相談者:
22、3のね、独身の子らしいんだわね。
加藤諦三:
「結婚してくれ」とかなんか、それは言ってないの?
相談者:
いやいや、そんなことはないです。
加藤諦三:
息子さんにとっては非常に今の状態ってのは都合いい状態なんだ・・
相談者:
そう、そう、そう、そう、そ
加藤諦三:
心理的に言うと安定した生活なんだよね。
相談者:
自分でもそう言ってる。
加藤諦三:
あ、そう
相談者:
「おふくろには悪いけど」
加藤諦三:
うん
相談者:
「なんか心の、安らぎが、取れる」ちゅって。
加藤諦三:
そうするとお、
相談者:
ええ
加藤諦三:
問題はこれから先ですよ。
相談者:
ええ、ええ、ええ
加藤諦三:
今の状態を続けると、
相談者:
ええ・・ええ、ええ
加藤諦三:
大変なことになるよね。
相談者:
そうですよね。
加藤諦三:
で、今日の相談ていうのはそういうこと?
相談者:
そうです。
どうして、話(はなし)していいのか?
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと今、自分なりに、考えて、悩んでるんですよね。
加藤諦三:
分かりました。
今日はですね、スタジオに、幼児教育研究の大原敬子先生が
相談者:
はい
加藤諦三:
いらしてるので、お話を伺ってみてください。
相談者:
はい
(回答者に交代)
「今していることが10年後にツケとなって返ってきます。」
心に刺さります…!
自分でもわかっているようで、本当にわかってなかった。
私事ですが、これから毎日筋トレしなきゃ!と思いました。
加藤先生に聞いてみたかったのは、この相談者の息子の家庭は、このまま行ったとしたら、どう大変なことになるのか?
不登校とか?
親は子供の家庭の問題に干渉しない方がいいとか、放っておける人が能動的な人!とか、これまでよく言ってましたが。
最後、先生と相談者、会話噛み合ってなかった気がする。
4歳のお孫さんが20歳の時両親は結構な年令になるなぁ、と思いながら読んでました。相談内容には無関係ですが両親は諸問題をお金で解決しようと考えているのかな、と勘繰ってしまいました。
何とも難しい事ですね。お母さんなんですね。。
会社設立して奥さんも一緒に仕事してらっしゃるなら、家事育児は夫婦でやらないと…。息子さんにまず、何言ってんだ!って言わなきゃ。同居して、帰りが遅い日なんかは女性の所に遊びに行ってるんじゃないでしょうか?息子さんにとっては楽な環境になってませんか?
10年後、息子さん夫婦は還暦でご自身は息子さんを庇ってる場合じゃないです。悪ければ介護か、その先に行っちゃってるかもですよね。