自称する仲のいい家族。子どもに与え続けたメッセージ「世の中は理不尽」
テレフォン人生相談 2021年10月11日 月曜日
相談者 「今は就労支援B型というところに細々と通ってる感じなんです」
就労支援事業のうち、就労移行支援を使っても一般就労に至らず、それでも働く意欲のある障害者が頼るのが雇用契約を前提とした就労継続支援A型。
固定給が得られる。
それでも就労できない人に働く場を提供するのが雇用契約を前提としない就労継続支援B型。
給与は工賃を単価とする出来高。
「細々と」とは妙な言い方だが、内実を知ると頷ける。
B型の平均報酬額は月額1万数千円。(厚労省 平成30年)
生活の糧を得るためというよりも、人や社会との繋がりを保つためという印象。
使い古されたセリフを言いたくなる。
結婚はゴールではなくスタート。
当然に子どもも生まれる。
就労継続支援B型のママ・・
もちろん二人に結婚を勧めたアンタだもん、考えてるとは思うけど。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女50歳 夫55歳 同居の息子28歳 3人暮らし 入籍したばかりの娘25歳
今日の一言: 行動特性と性格特性は違います。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
加藤諦三:
こんにちは
最初に、
相談者:
はい
加藤諦三:
年齢を教えてください。
相談者:
50歳です。
加藤諦三:
50歳、結婚してます?
相談者:
はいそうです。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
55歳です。
加藤諦三:
55歳、お子さんは?
相談者:
長男28歳
加藤諦三:
はい
相談者:
長女25歳
加藤諦三:
はい
相談者:
です。
加藤諦三:
4人で暮らしてんですか?
相談者:
今は長男と、3人で暮らしていて・・
加藤諦三:
3人で暮らしてる、はい
それでどんな相談ですか?
相談者:
長女が、16日ぐらい前に、入籍をしまして、家を出て行ったんですけれども、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
未だに、旦那さんが・・向こうの、ご両親に、この報告をしていないんですね。
加藤諦三:
この25歳のお嬢さんは、付き合いは、な・・
相談者:
そうですね。付き合いは2、3年になって、
加藤諦三:
ええ
相談者:
同棲したり別れたりして・・いろいろとこの1年間、あったんですけれども、
最終的に、また付き合うということになって、
加藤諦三:
はい
相談者:
「また同棲する」っていうふうに言うので、
加藤諦三:
はい
相談者:
「そういう中途半端な関係はやめて」、
加藤諦三:
はい
相談者:
「もし、そういうふうに一緒にいたいと思うんであれば」、
加藤諦三:
はい
相談者:
「結婚してしまったらどうだ」というアドバイスをしたんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで2人で話し合ったみたいで、
加藤諦三:
はい
相談者:
結婚すると。
加藤諦三:
はい
相談者:
いうことになって、籍を入れたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
向こうの親御さんには何も言わず
加藤諦三:
はい
相談者:
結婚してしまったんですよね。
加藤諦三:
ふうーん
ご両親が認めていないということではないんでしょ?
相談者:
ちょっと、うちの娘は、病気を抱えておりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
統合失調症という病気で。
そのことで、
加藤諦三:
統合失調症っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
診断として統合失調症って言われ、たの?
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
あー、そいで、今・・
相談者:
16歳のときに。
加藤諦三:
16歳のときに?
相談者:
はい
加藤諦三:
そいで今はどうなんですか?
相談者:
今は、就労支援B型(*)というところに、細々と通ってる感じ、なんですよね。
(*)正確には就労継続支援B型。
障害者の就労を支援するタイプの一つ。
3つあって、一般就労が困難でない順に、
・就労移行支援・・一般企業への就職を目指す。
・就労継続支援A型・・雇用契約に基づく働く場を提供。平均月収7万円強(平成30年厚労省)
・就労継続支援B型・・雇用契約を結ばないで働く場を提供。平均月収1万数千円(同)
加藤諦三:
ふーん
相談者:
で、そこにはわたしも一緒に行っていて、わたしもちょっとうつ病持ってまして・・
加藤諦三:
ということは、あなたと、お嬢さんとの関係は良くない、ですよね?
相談者:
いや、とっても、仲良しというか、
加藤諦三:
あー
相談者:
共依存に近い・・
加藤諦三:
ああ
相談者:
感じが自分では、悩みとして、もう1つあるんですけど。
加藤諦三:
ああーあ
相談者:
はい
加藤諦三:
そこがむしろ・・お嬢さんが、統合失調症になったとこの、ことの原因じゃないですか?
相談者:
そうですねえ。
加藤諦三:
お嬢さんは・・16歳のときに統合失調症と言われたという、診断が◆#$%□&#・・
相談者:
はい
加藤諦三:
それまでの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたと、お嬢さんとの関係ていうのはどうだったんですか?
相談者:
娘が中学校1年生のときに、いじめに遭いまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それと同時に、兄のほうも、不登校になってしまったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それでわたしはもう、てんやわんやになってしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
もちろん兄のほう・・も・・しっかり・・ケアして、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘のほうも、転校させたり・・
加藤諦三:
はい
相談者:
して。
そのうちに、だんだんと・・女の子のお友達い、が・・できないんですね。
加藤諦三:
・・
相談者:
そいで、変な話、わたしが友達であり・・母親であり・・みたいな、役割を、ずっとして来て。
ずっと・・一緒だったんですね。
加藤諦三:
それがあなたにとって嬉しかったね?
相談者:
・・やあ、使命感だったのかなあ?
加藤諦三:
だから・・嬉しくもあり、使命感でもあり、
相談者:
うん
加藤諦三:
あなたにとって、25歳のお嬢さんは、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたのすべてだったわけで。
相談者:
そうかもしれないですねえ・・ああ
加藤諦三:
・・それで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
夫婦関係は良くないね?
相談者:
・・あ・・すごく仲いいんですけど(苦笑)。
加藤諦三:
あ・・それもそうですか(苦笑)。
相談者:
ええ、喧嘩したことは一度もないんですよ。
加藤諦三:
そうでしょうね。
相談者:
はい、うん
加藤諦三:
お互いに仲が良くて、長男は、不登校になる。
相談者:
はい
加藤諦三:
娘は、統合失調症になる。
相談者:
はい
加藤諦三:
どお説明します?
相談者:
・・「学校行きたくないっていうのは、家が楽しいから・・学校行きたくないんじゃないのか」(含み笑い)って、主人は言ってたんですよね、当時ね。
加藤諦三:
ええ
普通は・・学校行かなくなったら・・何が問題なんだろう?と考えんですけれども。
家が、一番・・この世の中でいいとこで・・
相談者:
うん
加藤諦三:
家の、外は・・敵とまでは行かないけれども、
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
心を許し合える人間じゃないという・・
相談者:
うーん
加藤諦三:
要するに、子どもの側からすると、親と・・うまく行っていて、友達と、仲良くするっていうことは、親を裏切ることだったんですよ。
相談者:
あーあー
加藤諦三:
だから、親とはうまく行ってる。
相談者:
うーん
加藤諦三:
だけど友達とはうまく行ってないのは、親に対する忠誠を、示していただけの話です。
相談者:
あー(ため息混じり)そうなのかなあ・・
加藤諦三:
だから新聞にしょっちゅう出るでしょ?
相談者:
うん
加藤諦三:
なぜ、こんな仲のいい、家庭でこういうことが起きるのかって。
相談者:
はあい
加藤諦三:
つまり仲がいいっていうことは、仲がいいわけじゃないんですよ。
相談者:
そうなんですねえ。
加藤諦三:
あなたは仲がいいっていうのはどういうふうに理解しました?
相談者:
・・なんでも話してくれますね。
加藤諦三:
・・なんでも話してね?
相談者:
はあい、なんでも話します。&#△%
加藤諦三:
なんでも話すっていうことは、
相談者:
はい
加藤諦三:
子どもの側からすると・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お母さんの喜ぶことを全部言ってるだけなんです。
相談者:
あー
加藤諦三:
自分の気持ちは言ってないんですよ。
相談者:
あーあ
加藤諦三:
だからそれは、
相談者:
うーん
加藤諦三:
同棲して、やめる。同棲してやめるっていうのはよおく分かりますよ。
相談者:
うーん・・うん
加藤諦三:
25歳のお嬢さん、と、この男性との関係が
相談者:
うん
加藤諦三:
うまく行ってないことの原因は、あなたなんですよ。
相談者:
そうなんだ(ため息混じり)。
加藤諦三:
だって、説明ができないでしょ?
相談者:
はあい
加藤諦三:
八方全部うまく行っているのに問題が、物凄い問題が起きてんです。
相談者:
そうなんですよね。
だから、いつもなんか思うのが、家族の中は、とても、いい家族っていうのは自分でも自覚してるんですけれども。
加藤諦三:
うん
相談者:
一歩外に出ると、やっぱり、わたしとお姑さんの関係がすごく悪かったりとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
外に出る、と、関係が・・あまり良くないんですよね。わたし自身もね。
加藤諦三:
だから外との関係があなたの本当の心なんですよ。
相談者:
・・はあ
加藤諦三:
うちの関係はあ・・
相談者:
うん
加藤諦三:
みんなが嘘をついて・・演技をしている。
相談者:
あーあ、へえーえー、そっか・・うーん
加藤諦三:
だから・・
相談者:
&#△%
加藤諦三:
全部うまく行ってる・・
相談者:
うん
加藤諦三:
だけど、それは、行動がうまく行ってるんです。
相談者:
・・はあ
加藤諦三:
心を見てないんです。
相談者:
・・
加藤諦三:
性格特性と、行動特性はまったく違うんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたが見ているのは行動特性だけなんですよ。
相談者:
うん・・なるほど。うーん
加藤諦三:
で、今25歳で、同棲を始めてみると、行動特性のところで問題が出ちゃって、
相談者:
ええ
加藤諦三:
彼が・・
相談者:
うん
加藤諦三:
言えないんですよ。
相談者:
・・うん
加藤諦三:
つまり、問題のある人だから、お嬢さんはこの人に惹かれてんです。
相談者:
うーん・・うん
加藤諦三:
だから・・今日の相談ていうのは、彼が、両親に報告しない状態をどうしたらいいか?っていう相談ですね?
相談者:
はい、そうですね。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
すいま・・
加藤諦三:
今日は心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご意見を伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
くっついたり離れたりの娘カップルの交際に
口を挟んで結婚させたのは相談者。
もしかしたら二人とも結婚は早いと思っていたかもしれないのに。
心理学研究第一人者のため、専門用語にてこずるのが現実ですが、行動特性と性格特性が違うと言われても、よく分からないですよねえ。これが加藤さんの放送日です。
今回は精神科がらみの話が出ましたが、ギャンブル・共産党とともに三大アレルギーとして出てくるのが精神科アレルギー。でも、今後もしっかり治療して欲しいです。
相談者、口ぶりこそ丁寧だけど、口調や物言いはネガティブで聞いててうんざりした
世をすねた目で見てる、性格のひねた人だなあという印象
外見や行動だけ「理不尽な」世の基準に合わせても、気持ちが入ってないから全然真心もないし、そりゃ周りとうまくいくはずもない
おそらく旦那も同類で、「仲のいい家族」の実相は、お互いに世の中への恨み言を共有し合って、不健康な状態で安定してたんだろう
そんな家庭で育つ子供が、世の中に対してポジティブな気持ちや意欲を持てるわけがないし、あまつさえこの相談者、娘にも自分たちのネガティブな考え方を押し付けようとしている
娘の結婚相手もとにかくネガティブな材料を強調して、心配してるふりして実のところはおそらく娘をdisってる
共依存なんかじゃない、いちばん質の悪い毒親だよ
娘さんはともあれこのネガティブハウスから脱出できたからいいけど、相談者と同居している28歳長男が心配でならない
相談者の世の中は理不尽なことばかり、
小さな時から教えてきた。
外の世界は理不尽だから、お母さんと一緒にいればいい
娘に言っているみたい!
母親は娘さんが結婚した事をとやかく言わない。
相談者は娘さんの結婚に反対する材料を探そうとしてる?
それより「夫婦仲は良くないね?」「あ、すごく仲いいんですけど」
その後の、加藤先生の持論に持っていくためのこじつけといったら!w
結論ありきだね。相談者の話を聞く意味あるの?
心理学の統計だか理論上、家庭が円満だと現状と辻褄が合わないから聞いてるだけでしょ。
本人が仲良し、問題はないと思ってても別の人から見たら問題だらけというのも良くあるパターンだし。
はいはい
親衛隊ごくろうさんw
具体的に反論はできないのね
昨日のユーチューブにも、加藤引退しろの声がたくさんありますよ
加藤先生ファンとしては、今回は消化不良で終わっちゃった印象。この相談者もその夫も、臭いものに完全に蓋してて闇の自覚すらないパターンなのかもね?じゃなきゃ、自分も娘も精神病んだりしないでしょ~。
「他の人もこう言ってるモン!」は反論じゃないよね
リスナーが番組の感想を述べるのは自由。
あんたらに文句言われる筋合いはない!
自分が支持するものを悪く言われるとそうやってすぐ攻撃するのはやめな!
番組の感想コメントは自由だし、それに反論コメントつけるのも自由。
ケンカをしない=仲がよい(心が通じ合っている)=善、ではないと思う。いざというときには、お互いの気持ちを開示して議論するはことが必要。我が家の場合、父は妻や子どもが意見を持つこと・親・夫に意見することを「悪」だと決めつけていた(おびえていた)。家族という名の奴隷を求めていた。奴隷に発言権や反抗的な言動は認められない。ケンカがなかったとすれば、そういう父に関わることが面倒で放置していただけ。
世の中を恐ろしい場所だと言って育ててきたのなら、そりゃ家庭に引き籠ったり、精神病みますわ。
今回「結婚を自分の両親に報告できない彼氏」という相談だけど、加藤先生の指摘で、実のところ、自分の家族が闇を抱えている事に気が付かれたら、良いんだけど。
そうだね。
なんでソースがつべなの?
どうせ某掲示板で真っ赤になったけど
だーれも反応してくれなくて
ここにきた人がいる
私の家のことかと思った。批判されがちだけど、この相談者は娘を就労支援に行かせてるだけマシ。私の時代(80年代初頭産まれ)だとフリースクールなど「レールから外れた生徒の支援」はほぼ無かったから。マトモな人間関係の築き方を知らないまま健常者を一生懸命演じ続けた結果…。氷河期も追い討ちになって仕事が続かず、自分も家族も壊れた。加藤先生の締めの言葉が自分と相談者一家へのレクイエムに聞こえる。行動と言葉のちぐはぐさは心の奥で分かっていた。しかし、社会から逃げても向き合っても白眼視される以上、どうすれば良かったのだろうか。
娘が不登校なのは家の居心地がいいからだろうって、 本当にそんな事思ってたんだろうか
真剣に向き合う事から逃げてたんじゃないのかな
オブラートに包まずに言えば、障害もちの嫁がきたら、健常者の親は嫌だろうなぁー。気の毒。程度問題かもしれないけど、身内にも身近にも絶対、お断りだわ!
あんたも後天的に障害者になる可能性はいくらでもあるんやで
鳩型夫婦という。
なにがなんでも平和を。
そんな上辺だけの形、容易に崩壊するのは目に見えてる。
そしていつも単語の一つも覚えないバカがうるさい。
加藤諦三は50年も相談を受けつけている。
そして50年ずっと文献を読んだり本を執筆したり。
自分達がこれを知って何年目なのか、考えもしないバカには
やっぱりウンザリする。
相手にしないけどね
俺の性格が悪いのかなあ。
「夫婦仲は悪くない」と認めらないほど意固地になるくらい破綻してる家庭だから子供二人が社会の外にいると考えてしまうんだよなぁ。