開けも開けたり1年半。マンホール母子鷹の30年後の変わらぬ関係
テレフォン人生相談 2021年11月26日 金曜日
母と息子の密着具合が半端ないんだが。
4回の転職理由のすべてを知る母親。
なんと息子のリストラ順位まで。
もちろん息子が喋ってるんだが。
3人のうちの2人が普通に育ってるんなら子育てはホントに難しい。
相談者: 女66歳 夫68歳 別居中の長男34歳との3人暮らし 子どもは他に2人いる
今日の一言: 過剰なる虚偽の愛は不足した真実の愛よりも耐え難い。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし、こんにちは
加藤諦三:
は、あはい、テレフォン人生相談です。
相談者:
は、よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
最初に・・年齢教えてください。
相談者:
わたしは66歳です。
加藤諦三:
66歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
68歳です。
加藤諦三:
68歳
相談者:
はい
加藤諦三:
今は、お2人で暮らしてんですか?
相談者:
あ、34歳の長男と、3人家族です。
加藤諦三:
3人かぞ、はい、
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりました。それでどんな、相談ですか?
相談者:
その長男、のことについて、
加藤諦三:
はい
相談者:
無職の状態で、
加藤諦三:
はい
相談者:
これから、本人が・・就職したい、希望は持ってるんですけども、すごく絶望的な状況お、の長男に対して、どういうふうな対応したらいいか?ということを、お訊きしたいと思い&#・・
加藤諦三:
この長男は、
相談者:
はい
加藤諦三:
何歳ぐらいから、職に就かなくなったんですか?
相談者:
実際、職に就かなくなったのは2年前、32歳からです。
加藤諦三:
32歳までは働いてたわけですか?
相談者:
はい。ただ、大学出たあとに、4、5回は転職しているので。
加藤諦三:
ということはあ
相談者:
はい
加藤諦三:
10年ぐらいの間に、
相談者:
はい
加藤諦三:
4、5回、ということは、非常に短い期間で・・
相談者:
はい
加藤諦三:
転職してくわけですね?
相談者:
はいー、はい
加藤諦三:
で、そのときの、理由っていうのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか・・
相談者:
はい
1つ目は、工場関係で、自分自身がアレルギーとかアトピー持ってるもんで、どうしても・・体に合わないということで、
加藤諦三:
うん
相談者:
会社にも「怖い」とかハッキリ言ったんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
「無理」い、「だったら辞めたら?」っていうような対応で、もう、本人が結論を出したり、
加藤諦三:
うん
相談者:
1つは、入ったけれどもお、最初の日い、からもう、朝の8時から10時まで、10日間ぐらいずうっともう荷物運びばっかり朝から晩までやってまして、これは自分には無理だっていうこと、で、辞めました。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、3つ目は、中間的な感じの方との、
加藤諦三:
うん
相談者:
いざこざというか、それは、会社のほうも仲介に入ってくれたんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分としてはその、仕事内容についてもなんか不満があったらしく、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、これは辞める、ほうがいいと思って辞めました。
加藤諦三:
ん
相談者:
で最後が、1年半ぐらい前に、人員整理です。
10人ぐらいのとこなんですが。あ、入った若い人から順番に3人・・の中の1人になりまして。
加藤諦三:
ええ
あなたは、この、34歳の息子さんを今・・2年間でどう思ってるわけ?絶望的っていう言葉を使いましたけど。
相談者:
そこにあの・・結婚も、入って来まして、
3年前に結婚しました。はい
加藤諦三:
うんうん
相談者:
結婚して1年ぐらいから、喧嘩ばっかりが始まって来て。
もう、意見の食い違い食い違いで、もう、これは、無理だっていうことでえ、短い期間の、別居はして、いたことは別居してたんです。
加藤諦三:
ということはね?
結婚生活、職場の生活で・・人との・・関係の中でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
生活をするっていうことができないんじゃないの?
相談者:
本人もそう言います。
ごく普通の子いうか、その、友達も多くて、ごく普通の会話はできるし、ちょっと鬱っぽいというか、もっとマイナス的に考える子なのですが、
「僕は、人の中に入って、交わることが、できない、欠陥人間じゃないかな」っていうふうな捉え方をして、いるんです。はい
加藤諦三:
うん、うん、だから・・人との関係え、を、結べないんですよね。
人間の心の問題っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
関係の中に現れるんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
心があ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
健全の場合は人間関係は健全だし、
相談者:
はい
加藤諦三:
心が病んでると、
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしても人間関係はみんな壊れて行くわけですよ。
相談者:
はああー
加藤諦三:
だから、ちょっと気になる話はね?あなたの中でね?
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
友達が多いっていうことなんですよ。
相談者:
はい、&#
加藤諦三:
友達が多いっていうことは本当に親しい友人がいないっていうことで、
誰にでもいい顔するってことですよ。
相談者:
あー、はい
加藤諦三:
みんなから認めてもらいたいから、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
全部自分を抑えて迎合してるってんです。
相談者:
迎合してる、はあー
加藤諦三:
だから鬱になるんです。
相談者:
え?、だから鬱&#、あ・・
加藤諦三:
鬱になる人っていうのはみんな・・規範意識が強くて真面目で、
相談者:
はい
加藤諦三:
も、仕事はきちんとするし、
相談者:
はい
加藤諦三:
仕事熱心だし、
相談者:
はい
加藤諦三:
つまり・・全部自分を抑えてるだけですから過剰な規範意識なんですよ。
相談者:
えー
加藤諦三:
それで・・本当は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ここで自立してるはずでしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
それが、自立してないんですよ。
相談者:
ええ、自立・・
加藤諦三:
つまり、自立してないってことはどういうことかっていうと、敵対的自立っていう言葉があんですよ。
相談者:
敵対的自立?
加藤諦三:
心理的に、健康な人の自立っていうのは、仲間の中でえ、喧嘩したり仲直りしたり、いろんなことをやりながら
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
コミュニケーションを学んで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
一人前になって行くわけですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
ところが、1つだけ、自立で間違えやすいのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
敵対的自立って&#、人との関係の中で自立すんじゃなくて、対立しちゃう、ことを、自立と錯覚する、場合があるんです。
相談者:
はあーあ
加藤諦三:
だから結婚しても・・すぐ、対立しちゃいますよね?
相談者:
・・
加藤諦三:
ですからね?
相談者:
はい
加藤諦三:
今日であなたの相談ていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
この34歳のお・・
相談者:
はい
加藤諦三:
息子を、
相談者:
はい
加藤諦三:
どう、接したらいいですか?っていう、こと?
相談者:
あ!、そうですね。
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのスタジオにあの、弁護士の塩谷崇之先生が、いらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご意見伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
勝手にマンホールの蓋あけていいの?
自分ちの水道栓の蓋くらいならあけてもいいだろうけど。
私もそれ思いました。
マンホールの蓋を延々と開けてやるんじゃなくて、どうしたら自分で開けられるか考えさせたり、下水道の仕組みの本を借りてきてやったりしたら良かったんですかね。
全ては結果論なので、同じように蓋を一年半開けてやった親子がいても、全く違う形になったかなとも思いますが。
マンホール蓋開けのくだりは、幼少期に散々ママ友やら先生らにも披露してきたのだろうな
子供は3人いらっしゃるということですが、長男さん、本当に残念ですよねえ。一番の後継ぎだけに、しっかり立ち直って欲しいなあと思います。
ところで、ご相談相手が弁護士だったことには、ちょっと腰砕けという状態だったかなあと思います。僕は大原さんか愛さんになると思いました。
今年もあと1か月、残り1か月間も色々な相談が出てくると思いますが、相談後、うまく解決できる方向に向かっていけるように応援したいです。
伝説のマンホール親子、で後々すぐ思い出すことができそう。
まあよく一年半もそんな面倒なことやってあげて、手も毎回汚れるだろうし、忍耐強く愛情深いお母さんで感心します。
私だったら絶対にできないです。開けようという発想がないです。
今日の一言の『過剰なる虚偽の愛は不足した真実の愛より耐え難い』
私は子供に愛情が足りなかったなあと反省することが多いので、この一言に少し慰められました。
幸い自立してくれているので。
塩谷弁護士も的確なこと仰ってたと思いました。
34年かけて直すつもりじゃ68歳になっちまう。
焦らずってことだろうけど。
またピッタリの写真ありましたね。
管理人さん、いつもありがとうございます。
子育ては、その時は良かれと思ってした事が、のちにあんな育て方をしたから、今こんな風に…と思う事が、多かれ少なかれあると思います。私自身もそうです。
今後を軌道修正したくて、人生相談に電話し、他人のお知恵を借りながら生きていきたいと思う母親の気持ちも分かりますが、
当の本人長男が、今の自分に必要な事は何かと気付かなければ、何も変わりません。
先日、相談あった33才女性の職場でのコミュニケーション苦手と言う方みたいに、自分で自分の今後を変えていきたい!と思い相談したら、三石先生みたいな厳しい意見を受け、そこで更に落胆するか、そうか、自分はそう言う所があるかもしれないと気付き、やり方を変えていく事で全然違うと思います。
マンホールの話しは、聞いていて驚きました。けっこう明るく元気に話していたので、少し自慢の出来事だったのかと思います。良かれと思って子育てして来て、これからはやはり働いて自立してもらうことですね。まずアルバイトから始めて、すこしでも長く働くということを目標にしてほしいです。
マンホールは勝手に開けちゃいけないと思う。
下水の直径80cmぐらいのマンホールって女性一人で開けれないですよ。
男性2人で開ける器具使って、せーのっ!って開けるんだから。
マンホールって何の蓋のこと言ってるのかな?
空気弁とか止水栓とかの蓋だったら器具使って開けれる。
それでも車に踏まれるから開けるのかなり固いですよ。
家屋敷地内のプラスチックの下水の蓋かな~?