開けも開けたり1年半。マンホール母子鷹の30年後の変わらぬ関係

(回答者に交代)

塩谷崇之:
はい、こんにちは

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。
はい

塩谷崇之:
結局あなたのご長男てねえ?

相談者:
はい

塩谷崇之:
その、嫌なこととか嫌いなものとか辛いこととか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
或いは自分に、が、こう、批判をされること・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういう、ことお、を・・我慢して、乗り越えて来るっていう、経験がやっぱり少なかったんじゃないのかなっていう・・

相談者:

塩谷崇之:
印象は受けました。

相談者:
はい、経験が少ない、はい、はい

塩谷崇之:
うーん、でこれね?、あの、結構・・お子さんのね?教育う、についてもいろんな意見があるとは思うんですけどね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、例えば、「もう嫌いな物食べなくていいよ」とか、

相談者:
あー

塩谷崇之:
も、「嫌なことだったらしなくていいよ」とかね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんかそうやって、育てるのが、親の愛情、だ、みたいな感じで、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、それはそれでね?、親の、気持ちとしてはね?、そういう

相談者:
ええ

塩谷崇之:
辛い目に子どもを遭わせたくないっていうのは、

相談者:
ええ

塩谷崇之:
分かるんですけれども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
人間ってこの、困難を乗り越えることで成長するっていう側面がやっぱりあると思うんですよね?

相談者:
ええ、はい

塩谷崇之:
そこで困難にぶつかったときに、「あー、大変だね。もうじゃそれはしなくていいよ」とかね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
或いは、もうめんどくさいから、もう子どもの言う通りにするとかあ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんかそういうふうに、育って来てしまうと、

相談者:
はい

塩谷崇之:
仕事も、ちょっと辛いと続かないとか。
仕事が合わないときには・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
自分が悪いんじゃなくて職場が悪いんだというふうに、ま

相談者:
はい

塩谷崇之:
責任転嫁をしてしまうとか。

相談者:
はい

塩谷崇之:
結構そういう人って、いるんですよね。

相談者:
あーあー

塩谷崇之:
でえ・・結婚生活においてもお・・奥さんと合わないと。

相談者:
ええ

塩谷崇之:
ま、そういう合わない、ていうふうに、な相談を受けるとね?弁護士としてはね、も、「だったら別れたらどうですか」というふうに・・ついつい言ってしまうんですけどもね。

相談者:
はい

塩谷崇之:
言ってしまうんですけれども、
よくよく考えると、そういう合わない奥さんと・・その奥さんとの関係を、

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんとかこう、修繕して乗り越えて行くっていう努力う、を・・続けてくことで、

相談者:
はい

塩谷崇之:
一皮剝けるというかね(苦笑)?、人間として成長するっていう側面というのが、あると思うんで。

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、今までね?4回ぐらい、いー、仕事については辞めるっていうことを繰り返されて来たということなんだけれども、

相談者:
ええ

塩谷崇之:
そこでえ、親御さんとしてね?
「そんな酷い職場だから辞めて良かったね」みたいな感じで・・親も納得してしまっていたのか・・

相談者:
え、いや、そんなこと全然ないです。

塩谷崇之:
そんなことないですか?

相談者:
毎回!、毎回!、いろいろ言って、

塩谷崇之:
うん

相談者:
「それやったら」い、「上司に一遍言うてみたら?」とか、

塩谷崇之:
うーん

相談者:
も・・ほんとにもう、

塩谷崇之:

相談者:
自分の経験からも&#△て、

塩谷崇之:
うーん

相談者:
言ってたりはしてました。はい

塩谷崇之:
うん、なるほどね。うん

相談者:
うー、ただ、わたしは思うのに、その・・3歳から4歳ぐらいのときなんですが、

塩谷崇之:
はい

相談者:
道歩いていて、あの、小っちゃいマンホールの蓋があって、

塩谷崇之:
うーん

相談者:
それを、「自分では開けられないからお母さん開けて」って言うから、
「はい、はい」って開けて、

塩谷崇之:
うん

相談者:
それを見て、「あ、そうか」・・
「いいの?」、「うん、いいよ」ってで、蓋閉じて元に戻して、毎日、買い物行ってまして、そのときに、あるマンホール、すべてみんな見たがるから(苦笑)、全部それを開けてました。
それを、1年半ぐらい、続けたことあったんですね。
そして・・ふと気がついたら、あれ?、最近言わなくなったなあと思ったから「あれ、あんた、言わなくなったね」って言ったら
「うん、もうあの中は、分かったからもういいんだ」って本人が言いまして、
結局わたしが、1、2回か3回ぐらいんとき、
「分かったでしょ?マンホールの蓋っていうのは、中身はこういうふうなんよ」って言えば、それで終わったんですけど、
本人が「見たい」って言う・・もう自分をわたしが、尊重したので・・ずうっと延々と、毎日、毎日、そういうことをしたんですが、
その辺りがもう、わがままに通じるいうか、王様みたいになって育ててしまった部分かな?と・・それ最近反省をしてるんですが、いかがでしょう?

塩谷崇之:
うーん、親として、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そのお子さんの、ま、好奇心に応えてあげたいとかね?

相談者:
あっ・・そうです。

塩谷崇之:
うん。そ、あ・・

相談者:
それだけで来ました。

塩谷崇之:
子ども中心で子どもに合わせると、いうことで、ずうっと育てて来たっていうのは分かるんですけれども、

相談者:
あはい

塩谷崇之:
逆に・・子どもが、

相談者:
はい

塩谷崇之:
親に合わせるとか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
周りの人に合わせるということお、に対して・・そこの訓練が、十分できてなかったあ、のがこういう、ふうになってるのかな?

相談者:
&#△

塩谷崇之:
という気はするんですよねえ。

相談者:
あー、あー

塩谷崇之:
だからね?、今、「辞めたい」というふうに本人が言ったときも、親として、
「もうちょっと頑張りなさい」とかっていう指導は・・してるんだとは思うんですけれども・・

相談者:
ええ、ええ

塩谷崇之:
でも、そ・・

相談者:
「それが足らない」と言われ、たら、ま、分からないですけどね。はい

塩谷崇之:
うーん、そこでね、でも、そうやって、

相談者:
はい

塩谷崇之:
自分が突っ張れば・・周りが折れてくれるというふうな

相談者:
あー

塩谷崇之:
甘えが・・あるんじゃないのかな

相談者:
あった、あー

塩谷崇之:
という気はしますね。

相談者:
はい、分かりまし、はい

塩谷崇之:
うーん。「でも社会の中では」ね?、「周りが折れるんじゃなくて、自分が折れることも大事なんだよ」ということ・・

相談者:
自分が、はい

塩谷崇之:
が、そこを、ちゃんと学んでかないといけないわけですよね?

相談者:
あ・・はい

塩谷崇之:
だから・・幸いにして、

相談者:
ええ

塩谷崇之:
親元にいるわけなんで、

相談者:
ええ

塩谷崇之:
そこについてね?
ま、今更その、子ども、じゃないですから、教育をするっていうのとは違うかもしれないけれども、

相談者:
ええ・・はい

塩谷崇之:
でもやっぱり「辛いのを乗り越え、ないと、人間成長しないんだよ」という、その考え方をやっぱり親御さんが、きちんと、持って・・お子さんに、それを、ま、伝えてくっていう、ことをしてかないと、

相談者:
はい

塩谷崇之:
「仕事がないんだったら、じゃ、家にいていいよ」っていうことを、許容していまうとお、

相談者:
はい

塩谷崇之:
やっぱり良くないんじゃないのかな・・ていう気はします。

相談者:
はい
だから仕事、しない、つもりはないんです。
会社に就職することを、に恐怖を持ってるう、ていうか、もう、こういう人間どこも雇ってくれないからっていう状態、なんです今。

塩谷崇之:
だけどね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
これまで4回も就職できてるわけですから。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、結婚もできてるわけですから。

相談者:
はい

塩谷崇之:
採用してくれないとか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこをお、で、悩むことはないんじゃないんですか?

相談者:
あーあ

塩谷崇之:
むしろ、そのあとの問題ですから。

相談者:
そのあとの問題、あーあ

塩谷崇之:
そのあと、ぐっと踏ん張れるかどうかですよね。

相談者:
ええ

塩谷崇之:
うーん、だから、たぶん、本人が就職するつもりになれば、ちゃんとした職場は見つかると思いますんで。

相談者:
はい

塩谷崇之:
も、最初から、続かないっていうふうに、諦めずに、踏ん張ってみるっていうこと・・

相談者:
あー

塩谷崇之:
をすれば、次はなんとか、なるかもしれないですよ?

相談者:
あー、ありがとうございます。

塩谷崇之:
はい

(再びパーソナリティ)


「開けも開けたり1年半。マンホール母子鷹の30年後の変わらぬ関係」への11件のフィードバック

  1. 勝手にマンホールの蓋あけていいの?
    自分ちの水道栓の蓋くらいならあけてもいいだろうけど。

  2. マンホールの蓋を延々と開けてやるんじゃなくて、どうしたら自分で開けられるか考えさせたり、下水道の仕組みの本を借りてきてやったりしたら良かったんですかね。
    全ては結果論なので、同じように蓋を一年半開けてやった親子がいても、全く違う形になったかなとも思いますが。

  3. マンホール蓋開けのくだりは、幼少期に散々ママ友やら先生らにも披露してきたのだろうな

  4. 子供は3人いらっしゃるということですが、長男さん、本当に残念ですよねえ。一番の後継ぎだけに、しっかり立ち直って欲しいなあと思います。
    ところで、ご相談相手が弁護士だったことには、ちょっと腰砕けという状態だったかなあと思います。僕は大原さんか愛さんになると思いました。
    今年もあと1か月、残り1か月間も色々な相談が出てくると思いますが、相談後、うまく解決できる方向に向かっていけるように応援したいです。

  5. 伝説のマンホール親子、で後々すぐ思い出すことができそう。
    まあよく一年半もそんな面倒なことやってあげて、手も毎回汚れるだろうし、忍耐強く愛情深いお母さんで感心します。
    私だったら絶対にできないです。開けようという発想がないです。
    今日の一言の『過剰なる虚偽の愛は不足した真実の愛より耐え難い』
    私は子供に愛情が足りなかったなあと反省することが多いので、この一言に少し慰められました。
    幸い自立してくれているので。
    塩谷弁護士も的確なこと仰ってたと思いました。

  6. 34年かけて直すつもりじゃ68歳になっちまう。
    焦らずってことだろうけど。

    またピッタリの写真ありましたね。
    管理人さん、いつもありがとうございます。

  7. 子育ては、その時は良かれと思ってした事が、のちにあんな育て方をしたから、今こんな風に…と思う事が、多かれ少なかれあると思います。私自身もそうです。

    今後を軌道修正したくて、人生相談に電話し、他人のお知恵を借りながら生きていきたいと思う母親の気持ちも分かりますが、
    当の本人長男が、今の自分に必要な事は何かと気付かなければ、何も変わりません。

    先日、相談あった33才女性の職場でのコミュニケーション苦手と言う方みたいに、自分で自分の今後を変えていきたい!と思い相談したら、三石先生みたいな厳しい意見を受け、そこで更に落胆するか、そうか、自分はそう言う所があるかもしれないと気付き、やり方を変えていく事で全然違うと思います。

  8. マンホールの話しは、聞いていて驚きました。けっこう明るく元気に話していたので、少し自慢の出来事だったのかと思います。良かれと思って子育てして来て、これからはやはり働いて自立してもらうことですね。まずアルバイトから始めて、すこしでも長く働くということを目標にしてほしいです。

  9. 下水の直径80cmぐらいのマンホールって女性一人で開けれないですよ。
    男性2人で開ける器具使って、せーのっ!って開けるんだから。
    マンホールって何の蓋のこと言ってるのかな?
    空気弁とか止水栓とかの蓋だったら器具使って開けれる。
    それでも車に踏まれるから開けるのかなり固いですよ。
    家屋敷地内のプラスチックの下水の蓋かな~?

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