任を果たした未成年後見人にはもどかしい3200万の遺産を手にした22歳の使いみち
テレフォン人生相談 2024年11月1日 金曜日
当たり前と言えばそれまでだが、大金を目の前にしながら未成年後見人の任をまっとうしたのはエラい。
やろうと思えばくすねることもできた。
着服と呼ぶが。
叔母の引き締めがアダ。窃盗を働いた甥26歳に成年後見人制度?
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女75 ひとり暮らし 再婚同士で夫は3年前に他界 女の長男51と長女49 夫の次男50 いずれも独立 夫の長男は10年前に自死していてその妻は現在22歳の息子が3歳ときに病死
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いいたしますう。
田中ウルヴェ京:
よろしくお願いします。まず、あなたの年齢を教えてください。
相談者:
はい、75歳です。
田中ウルヴェ京:
75歳。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご結婚はされてますか?
相談者:
再婚したんですけども、その主人が、3年前に亡くなりまして、今は、1人です。
田中ウルヴェ京:
はい。お子さんはいらっしゃいますか?
相談者:
え・・あのう、主人と、再婚する前に、私の方には、男の子と女の子がおりますが。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
2人とも、もう、独立しておりまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
主人の方にも、1人、今、いるんですけれども、その方も独立してまして。
田中ウルヴェ京:
はい、それぞれの、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
年齢、教えてもらえますか?
相談者:
私の方の、長男、51。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
長女、49歳です。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
主人の方は、一応次男になるんですが、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
50歳ですね。
田中ウルヴェ京:
はい、で、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
この、お3人とも独立をされてるんですね?
相談者:
あ、はい、そうですう。
田中ウルヴェ京:
はい。あなたは、お1人で暮らしてらっしゃいますか?
相談者:
今は、1人です。
田中ウルヴェ京:
今はお1人ですね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。
相談者:
え、
田中ウルヴェ京:
今日は、どんなご相談でしょうか。
相談者:
主人の、孫の金、銭、感覚っていうか・・生き方っていうか、そういうことでちょっと、悩んでおりまして。
田中ウルヴェ京:
お孫さん、今、何歳でいらっしゃいます?
相談者:
22歳です。
田中ウルヴェ京:
22歳、はい。では、この・・次男、50歳の方、の、
相談者:
いや・・
田中ウルヴェ京:
お子さん?
相談者:
あの、いや、長男がいたんでス。
田中ウルヴェ京:
あああ、
相談者:
長男の、子なんですがあ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
長男は、10年前に、自死したんですね?
田中ウルヴェ京:
あああ、なるほど、はい。
相談者:
はい、それで、母は、この孫が3歳の時に病死してるんですね。
田中ウルヴェ京:
(吸って)はい
相談者:
その後、あの・・私たちのそばに、父と、この孫が引っ越してきまして。
田中ウルヴェ京:
あああ、はい。
相談者:
いたんですけれども、その父も、10年前に、自死したんですよね。
田中ウルヴェ京:
はい・・
相談者:
で、その後は、私たち、と、一緒に、高校3年出るまで、一緒に、生活して、おりました。
田中ウルヴェ京:
わかりました。で、この、お孫さんの、金銭感覚にちょっと・・困っているということです、か?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
あの、借金とか、そういうことはするんではないんですけれども、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
この父親が残していきました、お金とかあ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
結構な金額だったんですけれども。私、未成年後見人・・っていうことで、主人と2人でやってたんですけどね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
20歳を過ぎた時には、全部、本人に、その・・お金から何から、ちゃんと、教えて。本人のものですので、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
渡すっていうか、そういうことになっているんですね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、あの、まあ、ちょうど20歳になる寸前に、その、再婚した主人が亡くなってしまってえ。
田中ウルヴェ京:
あああ・・はい。
相談者:
で、私は、その・・お金のことは、20歳になった時に、まあ、「全部、これだけあるよ」っていうことを本人に伝えたんですね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
その時に、そのお金も結構、大きかったんですけども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「ばあちゃん、預かるよ?」って。「何かの時に使おうね」って言ったんですけれども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「俺のお金だ」ということで、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そのことについては、一切、承諾してくれなくてえ。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
私も、亡くなったこの子の母、方の方の、親族にもちょっと、相談してみたんですけれども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
なかなか、その、うまく?、 彼に伝わらなくて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
お金は、彼が、持ったんですね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、高校出てから大学に行ったんでス。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ところが、やっぱり大学通学しないうちに、もう、退学してしまったんですね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、それといって、仕事することもなくう・・
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
いたんですねえ。
それで、あのう、まあ、主人がいれば、きっと、ね、こういうことに、させなかったと思うんですが、私ももう、
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
なかなか、強く、出れなくて、言えなかったんですね?
相談者:
そうですねえ。
相談者:
最初の父の残されたお金についてはもう、言わなかったんですけれどもお。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
私たちのそばに住んでた家っていうのは、その・・彼の父が建てた家で、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そこも、5ヶつき(月)前に、ここを離れて、引っ越ししたんですね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
その時に、その、家を、「処分する」と。「売る」っていうことを言ったんですね?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
でも、ちょっと反対して、「戻ることもな、きにしもあらずだから、置いとこう」って言ったけど、それも聞かなくて。「やっぱりその家に住むのは、自分自身も苦しい」っていう言い方したんですね?
田中ウルヴェ京:
ああ、ああ。
相談者:
ま・・父親との、一緒に住んだ・・9年間だったのでね。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで・・売ることになって、売れてしまって。そこに、また、ちょっとお金が入ってしまったんですね?
田中ウルヴェ京:
はあ、あ・・はい。
相談者:
だから、先に・・父親が、あのう、まあ、残したお金がどのぐらい残っているのかとかあ、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
今回の、その、家が売れたお金も、まあ、どのぐらい残っているのか、私もちょっと把握しかねてるんですけれども。
田中ウルヴェ京:
ああ、
相談者:
彼には、「お金は大事だから、 何かの時に、ちゃんと、できるだけ、とっときなさい」っていうことは伝えてるんですが、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
伝えても、それに対しての、その・・なんていうか、 「お金なんか」みたいな言い方するんですね?◆#
田中ウルヴェ京:
あなた自身は、この、金額が、
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
どのように、なくなっていたり増えていたりというようなことは、あまり、ご存知ない、ということですか。
相談者:
あ、ないです。はい。
田中ウルヴェ京:
そうですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
なので、金銭感覚が・・良くない、と思われる理由はなんでしょうか。
相談者:
あたしも昔の人間で、どしてもその・・貯蓄すれば全ていいとは思いませんけれども、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
自分で働いてね?、目減りしていくのは仕方ないんですけれども。ある程度のことを、ちゃんと、貯蓄してもらいたいっていう、その、気持ちで。
そういう気持ちになってくれないっていうかあ、
田中ウルヴェ京:
ああ・・
相談者:
ならなくても全然平気っていうかあ。
田中ウルヴェ京:
うんうん。
相談者:
これ、いずれなくなるって、私も、とても、不安には・・思っててえ。
田中ウルヴェ京:
ただ、その・・
相談者:
助けてあげら・・
田中ウルヴェ京:
貯蓄を、し、て、ない、かどうかはわからない、の、ですよね?
相談者:
(吸って)多少はしてると思いますけれどもお、
田中ウルヴェ京:
そう、です、ねえ。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
何かこう、あなたがご不安になるような、例えば・・「なんだかすごく、服装が変わったなあ」とか、「なんか、違うものを、買ってるな」とか、浪費をしてるようには、見えるのですか?
相談者:
いや、浪費っていうほどのことはないですけれども、
田中ウルヴェ京:
ああ、ああ・・
相談者:
まああの、服買ったりするのは、ま、当然ね?、若い人、ネットで買いますので、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
その辺のところは、別に心配はしてないんですけども。
田中ウルヴェ京:
あああ・・なるほど。
相談者:
あと、食事の方は全部自分で、作、って、食べたりは、することが、多いんですよね?
田中ウルヴェ京:
ああ、と・・そうですねえ。
相談者:
だから、そういった面での、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
心配は、あまり、ないんですけれども。
田中ウルヴェ京:
そうですね。
相談者:
やはり、金額がちょっと、大きいので。あの・・
田中ウルヴェ京:
大きいというのは、どれぐらいの額というのはご存知なんですか?
相談者:
(吸って)最初、父親が残した分は、1800ありました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それともう1点、あのお、家が売れた時には、1400万ぐらいで売れました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
だから、前のお金がどのようになくなって、どんなふうに残残ってるかとかあ。
田中ウルヴェ京:
なるほど・・
相談者:
今回、また、これだけ大きなお金が入ったことでえ、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
どのように、彼が、使って、やっていこうかと思ってるか、ちょっと・・わからないんですよねえ・・
田中ウルヴェ京:
大金と言っても、一生食べていけるお値段ではないということですね?
相談者:
あ・・ないです、ないですう。
田中ウルヴェ京:
そうですね。なので、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ご心配だということですね?
相談者:
はい。
いずれ、なくなってしまった時しか、動けないのかな?って・・諦めてはいるんですけど。結構、頑なで・・なかなか受け入れてもらえないんでス。
田中ウルヴェ京:
ううん・・
相談者:
自分の考えが、ガンとしてて。
田中ウルヴェ京:
そですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ちょっとその、関係をどのようにしたらいい、か?、ということも、含めて、ご相談ということで、よろしいですか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
わかりました。今日の回答者は、心についてのエッセイストとしておなじみ、マドモアゼル愛先生です。
相談者:
あ、分かりました。はい。
田中ウルヴェ京:
はい。愛先生、お願いします。
(回答者に交代)
血縁関係の無い孫が大金ごと自分の元を去ったのが気にくわないのかなぁ
でも
わずか12歳で二親に死なれ、しかも肩を寄せ合って暮らした父は自死
やり場のない悲しみと混乱と怒りのただ中で、いちばん不安定な思春期を迎えた男児を引き取り、10年共に暮らした相談者はやはり愛情深い人だと思います
繰り返しますが
人生でいちばんクサくてナマイキで反抗的な成長期の男児です
しかも血縁が無いのに
還暦過ぎた相談者が世話をする
体力的にも精神的にもさぞキツかったとお察しします
だからこそ
その金で私に恩返ししてよね!
じゃあないよね!😆
それにしても…
お孫の父が自死したのは自宅なのでしょうか
もしそうならば売りに出す時に告知義務ありますね
10年まえだから時効かな
うーん、、やはり若い孫と祖母との考え方の
違いで孫に入ったお金なのだから
自炊したりして何かパソコンを使っての仕事を
何人かでしているなら、それ以上
孫に入ったお金の事をおばあちゃんが
あれこれ言ったり考えすぎでそれ鬱陶しいんじゃないかな。
小さいお金ではないけど一生有り余るほどの
お金じゃないのが幸いで使ったら終わり、それは
その孫の責任。
相談者の『お金は大事に』という金銭への
感覚を押し付けているような感じ。
それにこの入ったお金は自死した父のお金、
家のお金が入って、それはおばあちゃんが
孫にあれこれ言いすぎてはいけない。
相談者(おばあちゃん)のお金ではないのだ
からそこを履き違えている感じがする。
孫もそう思っているんではないかな。
相談者さんは、3200万はお孫さんのものだときちんと認識していると思います。ただ、まだ若くて世間のこともよくわかっていない身で大金を手にした孫のことが心配でたまらないんでしょうね。たとえ、無駄遣いしなくても誰かに騙されるかもしれないし。その気持ちはわかるなあ… でも、22歳は立派な成人ですからね。お孫さんを信じるしかないですよ。
成長した子どもを信じて手を離す… って難しいですよね。
22歳で3200万円。すごいですね。わたしなんか、還暦過ぎてもまだ家のローン払ってるのに。息子たちにも一銭も残してやれそうもないし。でも、精一杯可愛がったつもりなので、息子たちよ、それで勘弁しておくれ。
表面的に見てるけど、お金があれば、貯金。
という考えの、お金に疎い相談者には孫のことは理解不能と思います。
お金を使って事業?投資?を行なっているようにも感じられます。
確かにそれは失敗することもあるでしょう。
でも、そうなってもそれが孫の実力であり。
それは孫のお金に対する勉強になります。
相談者に出来ることは終わったのです。
はい、そうです。見守って下さい。
孫にしたらある日宝くじ高額当選したみたいなものだろう。
20歳前後で突然沸いた大金の前で舞い上がらない人は少ないと思う。
しかし3000万なんて働かなくても生きて行けるような額ではないし・・・。そのことに早く気付いてほしいが、これ以上踏み込む義理はもうないかもしれない。お金を使い果たしたとき、孫の人生が始まるのかもしれない。
ご相談者さんの今後のことがちょっと心配。後期高齢者入りをしているだけに、体調、大丈夫かなあ?
孫の今後が心配なことも分かりますが、健康年齢が長く続けられるようご自愛いただければでしょう。
一般論として孤独だとお金に執着する
孫は両親がすでに他界で孤独の中で育ってきたから唯一頼れるのがお金で多分相談者さんも孤独だからどうしても孫に執着してしまう
孫はお金という新たな孤独を満たす執着対象ができて、方や相談者さんはそれを満たしてくれるものが孫に対する心配という名の執着だった
ただしちゃんと孫にお金を残してあげておいたのは立派だが、おそらく相談者さんの頭の片隅に自分にちょっとでも分け与えてくれればという邪な願望があったのだろう
でも孫は冷酷にも一切合切持っていってしまったので相談者とすれば不服
この本質に気がつければアドバイス通り孫を見守るという姿勢が取れると思う