結婚1年で夫が倒れてリハビリ生活、子どもも望めない。離婚したい妻は薄情か?
テレフォン人生相談 2018年3月1日 木曜日
甥は脳梗塞で必死にリハビリ中。しかし嫁は「夫は何もしない。今後が不安だと」と離婚話に。愛のない嫁に腹が立つ。叔母としてどうすべきか?
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女53歳 甥っ子(姉の息子)35歳 甥っ子の嫁35歳 結婚3年 子どもはいない
柴田理恵:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
柴田理恵:
はい。
今日はどんなご相談ですか?
相談者:
えっと、甥っ子が、
柴田理恵:
はい
相談者:
病気になって、あの・・
柴田理恵:
は・・
相談者:
お嫁さんと、今ちょっとあの・・離婚の事で、揉めてまして、その間にわたしが入ってるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
お嫁さんと甥っ子の考えが違うので、その、わたしい、も、なんかそのお嫁さんの意見に・・なんで、反論できなくなって来たっていうか・・
柴田理恵:
はあ、はあ、はあ
相談者:
うーん
柴田理恵:
えっと、まず、あのお、あなたおいくつですか?
相談者:
わたし53歳です。
柴田理恵:
53歳・・
相談者:
はい
柴田理恵:
はい。
甥っ子さん・・
相談者:
はい
柴田理恵:
っていうのは、
相談者:
35歳です。
柴田理恵:
35歳・・
相談者:
はい
柴田理恵:
ど、どなたの甥っ子さんっていうか・・
相談者:
えっと、あたしの姉の息子です。
柴田理恵:
・・はい
相談者:
で、お嫁さんが・・
柴田理恵:
うん
相談者:
多分同い年だと思うんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
35歳。
柴田理恵:
うん、あんまり夫婦仲が良くなくて揉めてらっしゃるんですか?
相談者:
甥っ子が、
柴田理恵:
うん
相談者:
えーと、2年前に、脳梗塞をやりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
それで・・今まだリハビリ中なんですけど、
柴田理恵:
うんうん
相談者:
そのリハビリ中で、
柴田理恵:
うん
相談者:
お家で1人でリハビリをしてるんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
お嫁さんは「家(うち)で遊んでて何もしてない」っていう感じで、
・・疲れて帰って来てるのに家(うち)で遊んでるの見てると・・
柴田理恵:
うん
相談者:
その・・ちょっとイライラするので、
「もうこんなのでは将来やってけない」っていう事で、「離婚したい」っていう事言われるんですけど、
柴田理恵:
あ、甥っ子さんが・・
「何にもしてない」って言うんですか?リハビリを・・ちゃんと・・
相談者:
あ、リハビリはしてるんですけど、そのリハビリは・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、多分何もしてない事に・・見えるんだと思うんですよ。
柴田理恵:
あ、お嫁さんがそういうふうに言うんですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
うーふんふんふんふん・・でも、ちゃんとリ、リハビリはなさってるわけでしょ?
相談者:
あ、聞いたら「1日3時間」・・「頑張って」・・「練習してる」って言うんですけど・・
柴田理恵:
うん
相談者:
・・で、やっぱり3時間もやると疲れるらしいんですよ。
柴田理恵:
はいはい
相談者:
で・・本人もやっぱり手足が不自由なので、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、お風呂掃除とか、
柴田理恵:
うん
相談者:
掃除機掛けるとか洗濯物畳むぐらいしかできなくて、
柴田理恵:
うん
相談者:
お料理とか包丁が、あの、持てないので・・
「できない」っていうんですよ。
柴田理恵:
あ、あの甥っ子さんが家事もなさってるんですか?
相談者:
あ、家(うち)に、できる事だけはやってわけです。
柴田理恵:
はあー
相談者:
はい
柴田理恵:
でもリハビリもなさって、家事もなさって、風呂掃除もなさって大変ですね。
相談者:
で、わたしはそう思うんですけれど、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
お嫁さんにしたら「何もしてない」って言われるんです。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
で、甥っ子は、
柴田理恵:
うん
相談者:
4年前に、
柴田理恵:
はい
相談者:
心筋梗塞もやってて、
柴田理恵:
はい
相談者:
その時に、多分、
「将来的に脳梗塞をやる可能性がある」ってお医者さんに言われてるはずなんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
・・それで・・分かった上で3年前に結婚してるんですよ。
柴田理恵:
はあー
相談者:
で、それで更に最近・・病状の方が思わしくないらしく「また再発の可能性がある」ってお医者さんに言われたのが更になんか、お嫁さんには許せなかったらしくて、
柴田理恵:
「許せない」とはどういう事?
相談者:
あの、「もう将来が不安だからもう耐えられない」みたいな。
柴田理恵:
あー、お子さんはいらっしゃるんですか?このご夫婦に。
相談者:
いないです。
柴田理恵:
いない?
相談者:
はい
柴田理恵:
なんか話、聞いてると、あんまりお嫁さんの方には・・愛がないみたいな感じですね?(苦笑)
相談者:
あたしもそう思いました、はい。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
そう、それであのお・・
柴田理恵:
うん
相談者:
甥っ子の方には、あの「じゃもうちょっとできる事我慢し頑張ろうね」って言ったんですけど、
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんか言って来る事がどんどんエスカレートしてくのでわたしも、あの
「ちょっとあんまり酷いんじゃないの?」ってこう、ちょっと言い返してしまったんですけど、
柴田理恵:
お嫁さんに?
相談者:
はーい
柴田理恵:
うん
相談者:
そしたらなんか「そんな風にわたしを見てる」って言って更に、お嫁さんに言われたんですけど、
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
うーん
柴田理恵:
なーるほどねえー・・
相談者:
で、お嫁さんの、き、あの、3き、電車で30分ぐらいのとこに、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、お嫁さんのお母さんが住んでるんですけど、
柴田理恵:
はい
相談者:
・・えっと、病気で、
柴田理恵:
はい
相談者:
退院した時に、
「1人で看るの大変だから、あの、家(うち)に来て、一緒に看ない?」って言われたので、
柴田理恵:
うん
相談者:
ただその時、お嫁さんは「一緒に住みたくない」って言ったので、
柴田理恵:
うん
相談者:
「じゃあ2人で頑張ろうね」って言ってて、さいす、もう2年ぐらい経って、お嫁さんが
「最近辛くなって来た」って言うので、「じゃあ、前にあの、お母さんが『一緒に住もう』って言ってたので」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「お母さんにもう一度相談してみたら?」っていう話を、お母さんに相談したら・・お母さんは、
「そんな病人が家(うち)に入れたら生活が振り回されるから嫌だ」って言われたんですよ。
柴田理恵:
あはあ
相談者:
で、更にお母さんが、
柴田理恵:
うん
相談者:
最近「そんな病人で、働かないし」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「子どもも将来的に見込めない人だったら」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あの「もう離婚して帰って来たら?」って言うので、更にお嫁さんがこう・・なんか心が揺れてるみたいで・・
柴田理恵:
あー、お母さんの方からも勧めるわけですね?
相談者:
そうです。
柴田理恵:
・・じゃ、あなた、的には、このご夫婦の間あ、を・・どう取り持ってあげたらいいのか?っていう事を・・
相談者:
そうなんです、取り持ってあげたいんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・ただ・・もう・・ね?、なんか、わたしい、もそう、なんかあーいう話を聞いてて段々イライラして来るっていうか、お嫁さんの考えに(含み笑い)・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
付いて行けないっていうか。
柴田理恵:
うーん
相談者:
うーん
柴田理恵:
でも、こ、もう・・愛情がない感じがする・・人と・・甥っ子さんは生活してて幸せなんだろうか?ともちょっと思いますよね?
相談者:
はい、思います。
柴田理恵:
うんー・・でも、甥っ子さん的には?・・やっぱりい・・一緒に暮らしたいって・・
相談者:
はい
柴田理恵:
それでもそのお嫁さんの事が、す・・好きなわけですよねえ?
相談者:
はい。
ただ仕事の方もやっぱりあの、心筋梗塞と脳梗塞をやってるので中々採用はされないんですよね。
柴田理恵:
そうですねえー。
相談者:
はい
柴田理恵:
まずそっちの、甥っ子さんのこの生活の方をきちんと・・
相談者:
はい
柴田理恵:
しない事には・・中々ね?
相談者:
そうなんです。
で、わたしは生活の質を落とすように言うんですけど、それも中々できないみたいで・・
柴田理恵:
ん?「生活の質」とは?
相談者:
アパートをもっと安いとこに引っ越すとか。
柴田理恵:
あー
相談者:
なんか、色々理由をつけて引っ越そうとはしないんですよね。
柴田理恵:
それは、お嫁さんの方が?
相談者:
りょ、両方です。
柴田理恵:
両方?
相談者:
はい
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
うーん
柴田理恵:
・・あのお・・甥っ子さんのお母さんは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
なんておっしゃってるんですか?
相談者:
お母さんは、
柴田理恵:
うん
相談者:
「帰ってくんなら帰っておいで」って言って、んで、本人が「帰りたくない」って言ってるんです。
柴田理恵:
お母さんのところに?
相談者:
はい
柴田理恵:
あのお、その甥っ子さんのお母さま、つまりお姉さんは・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、お家、持ってらっしゃるんですか?
相談者:
はいはい。実家で、自営業やってます、はい
柴田理恵:
あ、自営業やってらっしゃるんですか?
相談者:
はい
柴田理恵:
あー・・じゃ本当はそこに・・行くのが一番安心ですよね?
相談者:
はい
柴田理恵:
ご実家の方でお仕事探すっていう事も考えられる話ですよね?
相談者:
そうです、はい
柴田理恵:
うーん
相談者:
お嫁さんも一度、
柴田理恵:
うーん
相談者:
そういう離婚話の前に1回、「1度実家に行って距離を置かないか?」って話はしたらしんですけど、
柴田理恵:
ん、実家って・・
相談者:
本人は「行きたくない」ってやっぱり言い張ったらしいんですよ。
柴田理恵:
はあー・・おい、甥っ子さんとお、そのお・・あなたのお姉さん、の間は、仲はあんまり良くないんですか?
相談者:
あ、そんな事ないです。
柴田理恵:
そういう事はないんですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
ふーん・・なるほどね、まだ・・
相談者:
ただ単に甥っ子がこっちにこだわってるだけなんですけど。
柴田理恵:
うん、ふん、ふん・・若いからね?
相談者:
はい
柴田理恵:
うーん・・でも、そ、こを説得するしかないですよねえ・・
相談者:
うーん
柴田理恵:
・・ちょっと先生に、聞いてみましょうかね?
相談者:
はい
柴田理恵:
はい。
それでは、えー今日の回答者の先生は弁護士の、大迫恵美子先生です。
相談者:
はい
柴田理恵:
先生よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
柴田理恵:
はい
(回答者に交代)
ほっとけや
人様の事情に首突っ込むなん
よかれと思ってよけいなお世話
甥夫婦が離婚したら、相談者が甥の介護をしなきゃならなくなるかもしれないから口出しするんだろう。
甥の嫁からしたら口しか出さない相談者が真の敵。