喋りすぎる男に訪れた人生の岐路。視力を失った夫を疎むボランティア妻

2014年10月7日 火曜日

妻から疎んじられてるている男。
原因は、病気で視力で失い、そのために受け持っていた家事が出来なくなったからと言うのだが・・

相談者: 男66歳 妻63歳 長女39歳 次女36歳 長男30歳 母89歳

パーソナリティ: 勝野洋
回答者:  マドモアゼル愛(心についてのエッセイシスト)

勝野洋:
もしもし、テレフォン人生相談、勝野洋です、よろしくお願いいたします

相談者:
あ、あの、よろしくお願いいたしますう

勝野洋:
今日は、

相談者:
はい

勝野洋:
どんなご相談ですか?

相談者:
あ、えーとですね

勝野洋:
はい

相談者:
実はわたし、1年前にあの、目の手術をしたんですけども

勝野洋:
はい

相談者:
そうしましたらあ、目がみえなくなっちゃったんです

勝野洋:
はあ、はい

相談者:
それで、それからあの、家庭内が、上手くいかないでですね、

勝野洋:
はい

勝野洋:
要するに、女房・・
あ、家族構成を言った方がいいですかね?

勝野洋:
はい。
お願いします。

相談者:
え、えーと、わたし66歳です

勝野洋:
はい

相談者:
で、妻が63です

勝野洋:
はい

相談者:
でえ、子どもは、長女が39、次女が36
で、長男が30です。

勝野洋:
はい

相談者:
3人です

勝野洋:
はい

相談者:
え、そいであの、
ええ、長女と次女は結婚して独立しておりまして、一緒に住んでいるのは、夫婦と、それからあ、長男、と、それから私の母親、89歳になるんですけど、この4人暮らしなんですね。

勝野洋:
はい

相談者:
はい、それで、あのお、目の手術をしてから見えなくなってから1年以上経つんですけども

勝野洋:
はい

相談者:
女房と子どもが、も、それまで、目が見えていたときは、円満で上手くやれてたんですけれども、

勝野洋:
はい

相談者:
なんかもう、そっけない態度になってしまってですね・・。

勝野洋:
あの、見えないということは、まったく見えないということですか?

相談者:
え、今のところは、6分の1ぐらいは、左目がわずかに見える程度なんです。

勝野洋:
はい

相談者:
で、今までえ、その、見えていたときは、ま、食事以外は、家の手伝いは、全部、ほとんどお、100%近くやってきたんですけども、それがまったくできなくなってしまったわけですね。
それであのお、妻が、ボランティア活動をしているものですから、

勝野洋:
はい

相談者:
毎日忙しい、割りに、結局私がやってたことがやれなくなったもんでえ、女房に全部かかってきてしまうんで、ま、そのイライラもありますしですね。

勝野洋:
はい

相談者:
現役時代、私、営業だったんですけども、

勝野洋:
はい

相談者:
やはり、あの、今もそうでしょうけど、ま、数字がきつかったもんですから、かなり、あのお、よく睡眠薬代わりたって、お酒をよく飲んでいたんです。

勝野洋:
はい

相談者:
365日。

勝野洋:
はい

相談者:
ですから、それが気に入らなくて、で、そのせいで、目がこうなになったんじゃないか?っていうふうに・・
医者は、あの、酒は関係ない、って言ってるんですけども、

勝野洋:
はい

相談者:
女房にしてみれば、あのお、結婚してからずーと・・結婚して 40年になるんですけども、

勝野洋:
はい

相談者:
暴飲暴食をして、えー、妻、子どもに迷惑をかけ、で、定年退職後は、今度はあ、みんなの家族のためにやってもらおうと思ったところが、見えなくなってしまって、また迷惑かけたということで、

勝野洋:
はい

相談者:
もお、「一切」、「も、あなたの顔なんか見たくない」、とかですね、

勝野洋:
んん、はい

相談者:
「話もしたくない」、もお、あの、「部屋に閉じこもってろ」、っていう・・のが、もう6ヶ月ぐらい前から続いてるんですね。

勝野洋:
はい

相談者:
それでえ、目が見えない苦しさと、それから、誰も話す人もいませんので、せめて、家族だけでも、色々と話をしたい、したいわけですけども、

勝野洋:
はい

相談者:
それすらも、「一切話もしたくない」、「あなたと結婚して失敗した」、「私の人生をもうメチャメチャにしたのはあなたのせいだ」、っていう・・そんなことまでも言われてですね、

勝野洋:
はい

相談者:
家族にも見放され、苦しいあまりで、も、毎日、死にたい、死にたい、死にたい、のことばっかりしか頭にないんです。

勝野洋:
はい

相談者:
でえ、ただ、自殺する勇気、度胸もまたないもんですから、今すぐ死ねるっていうことは無いんですけど、要は・・もう、死ぬしか他に・・何かこう・・生きていける手立てっていうのは、ないかどうか?、ま、先生にご教示頂ければな、ということで、ご相談に上がりました。

勝野洋:
今、そういう風に思われているんですね?

相談者:
はい。
もう、毎日、もう、死にたい、死にたい、なんとかその、どんな方法でもいいから、死んでしまいたい、ということ、しかもう頭に無いものですから・・

勝野洋:
分かりました

相談者:
はい

勝野洋:
それではですね、

相談者:
はい

勝野洋:
今日はこちらに心についてのエッセイスト、としておなじみの

相談者:
はい

勝野洋:
マドモアゼル愛先生がいらっしゃいますので

相談者:
はい、わかります、はい

勝野洋:
先生にご相談してみたいと思います。
先生よろしくおねがいいたします

(回答者に交代)

「喋りすぎる男に訪れた人生の岐路。視力を失った夫を疎むボランティア妻」への1件のフィードバック

  1. 話す、と言うか言葉を口からサラサラ出すのが気持ちいい人なのかな。
    こう言う沈黙なくさらさらと喋る人って、ただ騒がしく飲みたいような時にはちょうどいい人だから外で飲むなら重宝がられるのでは。居心地良くて酒ばっかり飲んでたのかな。

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