兄弟からの無心に応じる夫。妻が出来ることは何か。

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あのお、あなたが強くならないとね、

相談者:
はい

加藤諦三:
周りにどんどん・・そのお・・まあ・・今回、弟とか、妹とかね、関係者が、同じような態度で出てきて、で、貸してくれないとね、今度は、あいつ、けしからんになっちゃうんですよ。
不思議なことに。

相談者:
はい、ええ、ええ。
そういうふうになると思います

加藤諦三:
で、おそらく、あなたのご主人は、あなたの話聞いてみると弱いんですよね。

相談者:
はい、いい顔をしたくて、弱いと思います。

加藤諦三:
弱いってことは、人に認めてもらいたい、って気持が強いってことなんです。

相談者:
うん。

加藤諦三:
で、あなたが強くなるってことは、

相談者:
はい。

加藤諦三:
他人に認められてなくても、自分ひとりで、立っていられるってことなんですよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
だから、私がいて、夫がいて。
私がいて、友達がいて、っていうようにね、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
きちんと私が一人で立っていて・・それを元に人間関係が出来ていると。
関係を優先しないっていうこと。

相談者:
はい。

加藤諦三:
夫はね、関係を優先しちゃうんでしょうね。

相談者:
そう思います。
自分でも、やっぱり、負い目があるような話をしますので、折々。

加藤諦三:
でしょう?

相談者:
はい。

加藤諦三:
負い目がある人っていうのは案外、真面目な人なんですよ。

相談者:
はあ。

加藤諦三:
真面目でしょ?

相談者:
はい。

加藤諦三:
だから、どうしてもね・・まあ、人からみると、お金貸してくれって言われて、貸して、返さなくて済んじゃうっていう・・。

相談者:
はい。

加藤諦三:
今回はね、これが最後、これが最後、と言いながら、ずるずる、ずるずる・・

相談者:
ええ。

加藤諦三:
貸し続ける人がこのタイプなんですよ。

相談者:
はい。
そのとおりです、はい。

加藤諦三:
で、実はねえ・・、

相談者:
はい。

加藤諦三:
これが最後、これが最後、と言いながら、ずるずる、ずるずる貸すタイプっていうのは・・、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
心が寂しいんです。

相談者:
はああ。

加藤諦三:
だから、

相談者:
はい。

加藤諦三:
夫との関係をキチンとして・・キチンというのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
心が触れ合うようにして・・夫の寂しさを・・無くしてあげれば・・夫は変わると思いますよ。

相談者:
はい。

加藤諦三:
あのね、負い目が・・持つ必要がないのに、負い目をもつんですよ。

相談者:
そうですね、長男だったのに、家を継がないで、自由なことしてるからっていうのを、ずっと言うんですね。

加藤諦三:
うん。
過剰に意識するんですよ。

相談者:
ええ。

加藤諦三:
長男を。

相談者:
はい。

加藤諦三:
それが弱さなんです

相談者:
ええ、ええ。

加藤諦三:
よろしいでしょうか。

相談者:
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
ズルさは弱さに敏感です。

(内容ここまで)

兄弟間でのお金の貸し借りなんて、許されるのは、お互いが独身時代まででしょうに。

もう感覚が麻痺しちゃってる感じ、妹も弟も。

その借金の理由も、家、留学、車って・・。

本来、計画して、それで、足りなければ、色々節約して、やることばかり。
身の丈に合った生活が出来ていなんじゃないか、と言う相談者。
あんたの言うとおりだよ。

夫、というか相談者もだけど、賃貸住んで、実家に月5万の仕送りなんて立派だよ。
お母さんを看てる弟への援助は、まあ、まだ、分かりますけど、妹はまったく関係ないでしょ。

大原さんには悪いけど、留学祝い名目にしたって30万円もあげる必要ないよ。

てか、この妹も恥知らずだけど、妹の旦那もよく許すと思う、嫁の行動を。
いや、当然知ってるさ。
プライドっちゅうもんはないのかね、ったく。

賢そうな相談者だし、たぶん今日のアドバイスを行動に移すんじゃないかしら。
ぜったいに軋轢(あつれき)を生みますね。
いいんだけどね、それで。
疎遠になるのは望むところでしょ。
夫はそれが怖いんだけど。

あとは、相続で骨肉の争いが待ってます。(笑)

 

大原さんが言ってた、強い人が曖昧で、弱い人がイエス・ノーをはっきりっていうのは、傾向ではなくて、ベキ論なんですよね。

ビジネスなんかだと、
強ければ、こっちを有利にするためだったら、曖昧でもOKなのは、どう転んでも対応できるからです。
だけど、弱い人があいまいな態度をとると、ケツ拭けなくてトラブルの元。
出来ないことは、出来ない、と言わないとね。

加藤氏が言った、借金を断れない人の心理。
私も、遠い昔の自分のことを思い出しました。


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