女38歳独身・実家住まい・無職。まず何から始めるべきか

(回答者に交替)

大原敬子:
あのお、今ね、お話を伺っていて、すごくね、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたね、素直に仰ってるのでね、

相談者:
はい

大原敬子:
もしかしたら私の言ってることが、きついかもしれませんけれども、

相談者:
あ、いえ

大原敬子:
でも、私、事実でしゃべりますので、

相談者:
はい

大原敬子:
一つの参考にして欲しいんです。

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
いいですか?

相談者:
はい

大原敬子:
というのは、

相談者:
はい

相談者:
あなたが、そろそろ結婚も、

相談者:
はい

大原敬子:
そろそろ会社も、と仰っているけれども、

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
結婚も、会社も、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは、自分の基盤の上に立って考えていますか?

相談者:
・・

大原敬子:
というのは、

相談者:
はい

大原敬子:
ご両親と同居してますね?

相談者:
はい

大原敬子:
経済的に・・あなた自身の貯金はあるんですか?

相談者:
あ、貯金してたんですけれど、

大原敬子:
うん

相談者:
あのお、

大原敬子:
使っちゃった・・

相談者:
ちょうど1年ほど前に、

大原敬子:
うん

相談者:
身体を壊して辞めてから、

大原敬子:
うん

相談者:
ちょっと、ま、だいぶ、減って、しまっている・・

大原敬子:
ね。

相談者:
ところでは、ま、はい。

大原敬子:
ということは、

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたが、そろそろ結婚を、と言ってるんですけども、

相談者:
はい。

大原敬子:
もし、20代、30代・・

相談者:
はい

大原敬子:
私はやっぱり結婚しなくちゃいけない、と思っていたら、

相談者:
はい。

大原敬子:
経済的な考え方は、ここにあったと思うんですね。

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
で、次です。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたがほんとに結婚したいならば、

相談者:
はい。

大原敬子:
今すぐ家を出て、

相談者:
はい

大原敬子:
自立できますか?

相談者:
仕事・・

大原敬子:
いや

相談者:
が探せたら・・自立は・・

大原敬子:
仕事でしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
ていうことは、何々が出来たらば、結婚する、できる。

相談者:
はい

大原敬子:
何々があったならば・・で、あったならば、っていうことは、

相談者:
はい

大原敬子:
永遠に、で、あってないんですよ。

相談者:
ああ、そう、ああ、そうですね。

大原敬子:
思わない?

相談者:
はい・・そう思います。

大原敬子:
もし、あなたが結婚したいと思ったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが一人で、

相談者:
はい。

大原敬子:
下宿してたら、もう・・相手が来るだけでいいわけですよね?

相談者:
そうですね、はい。

大原敬子:
その結婚の基盤っていうものを、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは作ってなかったってことを、今もし、認めれば、

相談者:
はい。

大原敬子:
これから先もね、

相談者:
はい

大原敬子:
結婚したいですよねえ、

相談者:
はい

大原敬子:
子供も欲しいんですよねえ、と言いながら、

相談者:
はい

大原敬子:
自立してなければ、

相談者:
はい。

大原敬子:
そういう人と出会っても、

相談者:
はい。

大原敬子:
結婚は出来ないですよね?

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
ていうことは・・今すぐ出ろ、って言ってるんじゃないんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
でも、ご両親がいるときに・・もし、あなたが自分の部屋に居ますよね?

相談者:
はい

大原敬子:
今ここで、

相談者:
はい

大原敬子:
この生活を、

相談者:
はい

大原敬子:
親はいないと思ったときに、

相談者:
はい

大原敬子:
食事はどうしたんだろうか?

相談者:
はい

大原敬子:
洗濯は?
すべての日常生活のものを、あなたがキチッと、出来ているだろうか?ってことです。

相談者:
ああ。

大原敬子:
それが全部出来ていれば、

相談者:
はい。

大原敬子:
男性の方から、

相談者:
はい

大原敬子:
落ち着いている女性と思って、来ますよね?

相談者:
あ、そうですね、はい。

大原敬子:
でも、であったならば、

相談者:
はい

大原敬子:
結婚したいっていうのは、

相談者:
はい

大原敬子:
身に付いていないんですよ、細かいことが。

相談者:
ああ、はい・・そうですね、あー・・

大原敬子:
例えば職場でも、なんでもですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたが、お茶でも出してくれるとします。

相談者:
はい。

大原敬子:
自分が家事をやっていると、

相談者:
はい

大原敬子:
出し方から、テーブルの拭き方から、全部違うんですよ。

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
身についているから。

相談者:
はい。

大原敬子:
身についている女性と、

相談者:
はい。

大原敬子:
結婚して、この人と出会ったならば、てことは、

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
出会うまでの・・香りですよね結婚できる。

相談者:
はい

大原敬子:
女性としての香り。

相談者:
はい。

大原敬子:
が・・熟成されないんじゃないんでしょうかね?

相談者:
はい・・そのように思います。

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
はい。

大原敬子:
私が・・あなたが娘だったら、

相談者:
はい

大原敬子:
結婚はいつでも出来る、焦ってはいけないのよ、って。

相談者:
はい

大原敬子:
ただし、

相談者:
はい。

大原敬子:
とうとう、あなたも目が覚めてくれたわね、って。

相談者:
はい

大原敬子:
38歳で・・そろそろ女として、

相談者:
はい。

大原敬子:
一人の女性として、

相談者:
はい

大原敬子:
自分で生きていく・・っていうことを、

相談者:
はい

大原敬子:
心から欲したときに、

相談者:
はい

大原敬子:
結婚適齢期って言うんじゃないでしょうか?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
ね。

相談者:
はい

大原敬子:
今、意識はそろそろ・・もうこれはタイムリミットで、結婚しなくちゃと、思ったならば、今、あなたがすぐなさることは、

相談者:
はい

大原敬子:
仕事を・・も、大事ですけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
まずは、あなたが、今、生きていけるかってことです。

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
食事は作れるんですか?、料理は。

相談者:
あ、はい、食事は作れます。

大原敬子:
お母さま、お父さまに作ってあげてるの?

相談者:
はい、あのお、今は仕事・・ちょうどしてないので、

大原敬子:
うん

相談者:
料理は、あのお、作ってあげて・・あげてというか、

大原敬子:
(笑)

相談者:
こう、交替に、母親とやったり・・毎日やってるというわけではないですけれど。
交替にやったり・・

大原敬子:
うん

相談者:
はい、あと、ま、仕事をしてるときには、土日でやるくらいだったんですけど・・あのお・・

大原敬子:
うん、じゃ、整理しますよ。

相談者:
はい

大原敬子:
まず最初に、今、私は、

相談者:
はい。

大原敬子:
家から出て、

相談者:
はい

大原敬子:
一人で生活出来るだろうか?

相談者:
はい。

大原敬子:
出来ないとなると、

相談者:
はい

大原敬子:
結婚を考えるあなたが無謀だということです。

相談者:
ああ、そうですね、はい。

大原敬子:
つまり、準備と、

相談者:
はい

大原敬子:
生きるっていう、基盤をですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
築けなかったってことですね。

相談者:
あ、はい・・そうですねえ、はい。

大原敬子:
そして、次はですね、

相談者:
はい

大原敬子:
1日の24時間ってありますよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
たぶん、自分らしく生きたことがあんまりなかったと思うんですねえ。

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
で、今日からですね、

相談者:
はい

大原敬子:
仕事云々より、まず、あなたが、

相談者:
はい。

大原敬子:
自分の位置を、

相談者:
はい

大原敬子:
居場所をですね、

相談者:
はい

大原敬子:
作らない限り、

相談者:
はい

大原敬子:
新しい仕事は、探そうにも、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたの姿を見て分かるんですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
あの、容姿とか云々では無いんです。

相談者:
はい

大原敬子:
あ、この人、仕事を任せてもいい、ってのはね、

相談者:
はい

大原敬子:
所作、振る舞いで分かるんですよ。

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
もっと言うとね、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたいつもね、そろそろステーキ食べたいわ、って言うタイプなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そろそろステーキ食べたいわ、って言ったら、相手が持って来てくれることを、あなたは考えてるんです。

相談者:
ああ、そう・・

大原敬子:
でも本当は、ステーキ食べたいなと思ったら、自分がお肉屋さんに行って、

相談者:
はい

大原敬子:
普通のステーキ屋さんよりもおいしく作れるって・・ノウハウ持っていれば、一番いいわけじゃない?

相談者:
そおですね。

大原敬子:
すべてを自分の手で作れるハズなんです、幸せってのは。

相談者:
はい

大原敬子:
でもあなたは、人、が、持って来てくれるもの・・と思ってるんですね。

相談者:
はい、そう・・あのお、こう、あのお、自分でも、そういうのは自覚を、

大原敬子:
ああ、そう・・

相談者:
ちょっと・・していまして、

大原敬子:
うん。

相談者:
なにか人に頼る・・クセが、たぶんあるなと・・思います。

大原敬子:
あ、そうですか。
そしたらね、そろそろ車が欲しいなあっていうときには、

相談者:
はい

大原敬子:
どうするの?、あなただったら。

相談者:
ええと、まずは、まあ、その、お金が・・

大原敬子:
そうでしょ、そういうことです。

相談者:
ですね。

大原敬子:
そろそろ車が欲しいなというときには、あ、ちょっとお金を貯めようかなと思うことでしょう?

相談者:
はい。

大原敬子:
じゃ、そろそろ、まず結婚じゃなくて、

相談者:
はい

大原敬子:
素敵な男性と、ね、デートしたいな、とか、恋人作りたいなと思うとき、どうすればいいの?

相談者:
相手を・・探すか、

大原敬子:
探すんじゃなくって、

相談者:
はい。

大原敬子:
相手を・・相手が歩んで来ることが大事でしょ?

相談者:
あ、はい、そうです、はい。

大原敬子:
したら、どうすればいいの?、あなたは。

相談者:
そうですね、素敵な方・・に会いたいと思ったら・・

大原敬子:
思ったらあ、

相談者:
自分自身を・・

大原敬子:
こんな人と生活がしたいっていうものがあるから、

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたは何をするの?

相談者:
自分で、こう、生活・・

大原敬子:
そうです。

相談者:
言われたように、出来るように、

大原敬子:
そうです。

相談者:
まず、するということですね。

大原敬子:
それを基盤にして、

相談者:
はい

大原敬子:
仕事を探すっていうことと、今みたいに、なんか知らないけど、子供が欲しいですとかね、

相談者:
はい

大原敬子:
結婚したいですよ、ということで、

相談者:
はい。

大原敬子:
要するに、その、仕事を探しに行っても、

相談者:
はい

大原敬子:
そのあなたの感覚の、

相談者:
はい

大原敬子:
雰囲気と、

相談者:
はい

大原敬子:
違うでしょ?

相談者:
そうですね、はい。

大原敬子:
やっぱり、心の準備って大事ですよね?

相談者:
はい。
あ、そうですね、あのお、

大原敬子:
ね。
人生ってのは、

相談者:
はい

大原敬子:
すべて、夢も、希望も、何もかもです、

相談者:
はい

大原敬子:
自分が欲しいって思うものは、

相談者:
はい。

大原敬子:
時間をかけて、しっかりと、

相談者:
はい

大原敬子:
準備をすることが手に入ることなんですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
で、もう、これが、も、絶対的に離したくなかったら、それは丁寧に、

相談者:
はい

相談者:
時間の中に準備をするんじゃないの?

相談者:
はい。

大原敬子:
ねえ。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
今あなたは、準備という時間をですね、

相談者:
はい

大原敬子:
すっかり忘れて、

相談者:
はい。

大原敬子:
いたんですね。

相談者:
ああ、そうですね、はい

大原敬子:
今、30代の、この階段の踊り場で、そうだ、今日から、

相談者:
はい

大原敬子:
今日一日、明日一日ですね、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の中の、準備をですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
築いていこうと思った時点で、あなたの言動から行動から、すべてが変わってくると思うんです。

相談者:
あ、はい。

相談者:
先生いかがでしょうか?

(再びパーソナリティ)


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