（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
はい。
あなた、決して、恵まれた環境では育たたなかったと思うんだけれども、

相談者：
はい。

加藤諦三：
人間関係を作る能力はすごいんじゃない？

相談者：
（嬉しそうに）ああ、それはあります。
友達、多いわけではないのですがあ、そのとき、そのときに、困ったときに助けてくれる人が必ず、フイっと現れる・・自殺を考えたそのときにい、いつもお、その自殺を、止めてくれたのが、友達だった気がします。

加藤諦三：
はい。

相談者：
そのとき、そのとき、友達がいた気がします。

加藤諦三：
うん。
だから、色々と、自分の過去を考えると、確かに、学校・・失恋した・・っていうことがあるけども、あなた自身には、ほんとうに、素晴らしい能力を授かって生まれてきてるんですよね。

相談者：
ありがとうございます。

大原敬子：
先生、もう一ついいですか？

加藤諦三：
はい。

大原敬子：
先生、彼女が、結婚できますか？って言うんですけども、こういう優しい女性ってのは、男性は惹かれるんでしょ？

加藤諦三：
それは、惹かれますよ。

大原敬子：
惹かれますよね。
だから、大丈夫ですよね？、この・・先生、こういう優しい方って惹かれるでしょ？

加藤諦三：
ええ、惹かれます。

大原敬子：
一番頼るのはこういう方でしょ？

加藤諦三：
そうです。

相談者：
ありがとうございます。

大原敬子：
好きでしょう？、こういう女性は。

加藤諦三：
好きです。

大原敬子：
好きですよね？

加藤諦三：
はい。

相談者：
ありがとうございました。

加藤諦三：
それじゃあ、８７歳のお母さんを大切にして、明るく生きてください。

相談者：
お時間をとってありがとうございます。

加藤諦三：
はい、どうも失礼します。

相談者：
お話出来たことほんとうに感謝してます。
どうもありがとうございました。

加藤諦三：
ありがとうございました。

相談者：
失礼いたします。

（内容ここまで）

今週は泣き週間なんだとか。

いや、介護の話には、私も思わずもらい泣きしちゃったんだけど、結局はこれ、結婚相談が趣旨だったんじゃないの？

それ前提で言うんだけど、この人、自殺未遂を繰り返したり、人を妬む傾向性は若い頃からのもので、介護とはまったく関係無いんだよ。

加藤先生から、「あなたには素晴らしい能力がある」、と言われたときの態度の急変にはドン引きした。

やっぱりどうしても、ある言葉が浮かんで来る。

ナルシシスト。
自分を卑下し、そして、それを他人から否定される。
今日、相談者が元気になった理由はこれだ。

この女のナルシシスト的なものに切り込んで欲しかったんだが、加藤・大原両氏をもってしても、苦労話には弱いということかな。

だってさ、今のままじゃカス男が近づいてきても、見分けられないでしょう？

用心しないといけないのは、あんたを利用しようとする人を簡単に受け入れてしまうことなの。

例えば、
介護役を求めているだけのような男、
あるいは宗教の勧誘の餌食になる。

自己憐憫をやめさせ、ナルシシストであることを自覚させなきゃいけなかった。