【日曜に読む傑作選】妻の相談が返り討ち。大原敬子のスイッチを押した男の一言

テレフォン人生相談 2015年6月26日 金曜日
2018/11/11(日)アップ
来週の大原敬子特集に向けてプレ公開。

妻がスピリチュアル・カウンセラーに頼り過ぎる。
結婚前からのことではあるものの、度が過ぎるように感じる。

相談者にとっては予想外の展開。
ちなみに今日の一言は妻ではなく相談者に向けたもの。

 

【2021年7月19日 再相談】
6年を経てパワーアップした妻。
その間、相談者も努力は重ねたようなのだが・・
お相手は今日と同じゴールデンコンビ。

事実上のゼロ回答。占い師に傾倒し変わってしまった妻を受け入れ細い糸をつなぐ

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男40歳 妻41歳 息子3歳 母74歳

今日の一言: 生きづらい人の性格、煎じ詰めると短気で傷付きやすい。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いいたします。

加藤諦三:
はい、最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
わたしい、は、40歳です。

加藤諦三:
40歳。結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー奥さん何歳ですか?

相談者:
妻が41歳。

加藤諦三:
41歳。お子さんは?

相談者:
3歳です。

加藤諦三:
3さ、男の子女の子?

相談者:
えーと男です。

加藤諦三:
男の子。
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?

相談者:
妻とのですね・・

加藤諦三:
はい

相談者:
夫婦う、としてのあり方に、ついてちょっとこう、最近は悩みがあるんですけれども。

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、結婚する前からあ、関わってたと言えば関わってたんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
妻がこう・・占い師っていうかこ、スペリチュアルカウンセラーっていうんですかね?

加藤諦三:
はい

相談者:
入り込んていてですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
何かにつけて、そちらの方にい・・行ってはこう・・頼ってしまうというか。

加藤諦三:
何かあ・・要するにこう決めなきゃなんない事があった時にい・・

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
その決め、あのお、その占い師の方に、

相談者:
はい

加藤諦三:
相談して・・決めていくという事ですね?

相談者:
はいー

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・

加藤諦三:
でそれは頻繁なの?

相談者:
ひと月ふた月に一回とか・・

加藤諦三:
ああ

相談者:
そういう間隔ですけれどもお・・

加藤諦三:
で、大体・・重要な事っていうのはあ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、判断しなきゃなんない事っていうのは、あれですか?、その占い師の方に相談して・・

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
ああ、はい

相談者:
逆にそんなに大した事でもなくて、夫婦で話し合えば済むような事でもわざわざ・・そちらに頼ってみたりだとか・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
ちょっとこう、ま、依存してるっていうんですかね?

加藤諦三:
うん・・ま、ひと口に言うと今奥さん、不安なんですよね?

相談者:
あ、そーういう事だ、と思いますね。

加藤諦三:
ええ、だから・・やっぱり、不、不安な時っていうのは、占、ってもらって安心したいっていう・・

相談者:
そうです、はい。で、あのお、結婚ん、した当初、はですね、そういう話を聞いたり、してまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、妻もそういうー、のに・・関わってですね、気分が、多少なりとも晴れたりだとか・・

加藤諦三:
あはい

相談者:
ま、それによって、ま、家庭が上手く行くっていうような・・こういう、いい雰囲気が、作れるんであればっていう形で、わたしもまあ、傍観者ではいたんですよね。

加藤諦三:
うん

相談者:
でも、段々、段々こう、度が過ぎて来たというかあ・・ま、わたしもちょっとこうー・・気持ち的にですね・・

加藤諦三:
うん

相談者:
なんか、こう、面白くないというかあ・・

加藤諦三:
うん。要するにあなたに決めてもらうよりもお・・

相談者:
そうです。

加藤諦三:
占い師の・・方が決め・・

相談者:
ま、け、決定打があるというかなんか・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
そういう感じですね。

加藤諦三:
要するになんだか、自分があ・・ご主人だかどうだか分からなくなって来る・・

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
ていう事、ま、面白くないのは・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
それは面白くないでしょうね。

相談者:
はい

加藤諦三:
ええー

相談者:
であとはあ、まあ、それに関係するう、まあ・・ま、数珠だとか・・お水だとかあ、なんか、そういう物を段々そういう、ま、アイテムですよね、そういうのも最近は、まあ、買うというか買わされると言ったり・・

加藤諦三:
ああ

相談者:
なんかよく分からないんですけども・・

加藤諦三:
それは結構、高価な物なんですか?

相談者:
物によっては多少・・具体的な金額は、ま、もちろん、あの、妻の方も、話い、しないんですけれども・・

加藤諦三:
はい

相談者:
んでえ、まあ、恐らく、「高いでしょ?」って話をして、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、「いくら?」っていう話になると・・まあ、話したがんなかったり、

加藤諦三:
うん

相談者:
まあ、あの、お金の事とか割ときっちりしてるう・・妻なので、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、あの「結婚する前に」、あの「自分で、蓄えてた物から出してるから」っていう風に・・まあ、話すもんで、わたしも、何も言いようがないというかですね・・

加藤諦三:
うん、あのお、結婚前にかなり蓄えてたの?

相談者:
あのお、その辺は、ちょっとハッキリは分からないんですけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、あのお・・仕事もきっちりするう、性格ですからあ・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、あの、多少は・・蓄えていたとは思います。

加藤諦三:
それで結婚後もお、ま、お子さんもいるし、お金が掛かるかもしれないけれども、ど・・

相談者:
はい

加藤諦三:
じょ、どちらかというと、貯蓄型ね?

相談者:
そうだと思います、はい

加藤諦三:
ですよね?、ふうーん

相談者:
はい

加藤諦三:
それでえ・・ま、これ恋愛結婚でしょ?

相談者:
はい

加藤諦三:
こういうようにこう・・あな、たと相談して決めるよりも、重要な事っていうのはむしろ・・占いの方に相談して決め・・てしまうというのが・・

相談者:
はい

加藤諦三:
始まったのはいつ頃からですか?

相談者:
具体的にそういう話を聞き始めたのはあ・・えー、結婚するう、2年ほど前え、だと思います。

加藤諦三:
あー、そうすっともう恋愛い、期間中から・・

相談者:
そうです、はい

加藤諦三:
そういう事ですね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
という事はその、結婚、んの、式場を決めるのから、結婚の日取りを決めるのから・・

相談者:
ええ・・

加藤諦三:
この日は良くないとか・・

相談者:
あの、そういう話も、してました。

加藤諦三:
そうですよね?、家を買うのも、どちらの方向が・・

相談者:
んー、ま、そうで、そこまでは、ま、踏み入った話はないですけれども、

加藤諦三:
あはい

相談者:
ま、あのお、ま、そのお、結婚する日時なんていう事も、ちょっと、ありましたね。

加藤諦三:
うーん・・具体的な生活で今・・色々とぎくしゃくしている・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ことっていうのは・・

相談者:
わたしの、母親ですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
んも、ま、多少、ちょっと高齢だったりして、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー、ま、「膝が痛い」だの、「腰が痛い」だのっていう・・あのお、色々・・出ますよね?

加藤諦三:
はいはい、出ますね、それは。

相談者:
ときに、ええ、あのお・・

加藤諦三:
今何歳ですか?

相談者:
えーと、うちの母が70う、4ですね。

加藤諦三:
74歳ね、はい

相談者:
したら、ま、その「先生からじゃあ」、「お札を」お・・なんかお札だかカードだかよく分かんないけども。

加藤諦三:
はあああーはい

相談者:
なんかそんな物を・・「今度もらって来るから」・・

加藤諦三:
あはい

相談者:
「お母さんに、どうかしら?」・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
わたしとしてはあ、夫としてえ・・ま、その、母のお、息子として、

加藤諦三:
うん

相談者:
妻があ、母のお・・ま、お手伝いをしてくれたりだとか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
力になってくれてれれば、わたしはそれで有難いな、と母親も、恐らく心的(こころてき)にはあ、気持ちがあ、凄い助かるんじゃないかなと思うんですけれども。

加藤諦三:
うん、うーん分かりました、それで今、なんとなく、こう、関係がぐしゃぐしゃ、しっくりしないという事で・・

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
どうしたらいいか?という事でしょうね?

相談者:
はいー

加藤諦三:
はい、あの、難しい質問だと、相談だと思いますが、今日はあのスタジオに、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「【日曜に読む傑作選】妻の相談が返り討ち。大原敬子のスイッチを押した男の一言」への1件のフィードバック

  1. 短気で傷つきやすい。生きづらい人
    自分も含めてですが
    インターネット世代にぴったり合いますよね

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