愛し合う夫婦が喧嘩ばかり。二人ともが強烈な愛情飢餓感
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのお、
相談者:
はい
加藤諦三:
今のね、マドモアゼル愛先生の仰る通りなところがあってえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、あなたたち二人ともねえ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
二人ともが強烈な愛情飢餓感を持ってんですよね。
相談者:
あーはい、はい
加藤諦三:
両方が。
相談者:
はい
加藤諦三:
だからあ、お互いに、相手の寄生虫になってしまってんだよね。
で、お互いに心にすごい深刻な問題を持ってるう・・
相談者:
はあい・・
加藤諦三:
ですよえねえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
でえ、お互いに実はねえ・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
ちょっときついこと言うけど、相手の心の病んでる部分に惹かれたんですよね。
相談者:
はー
加藤諦三:
そこで、先ほどマドモアゼル愛先生が言われたねえ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
お互いに、もう、ほんとに、5、6歳に戻ってというね、
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
それは非常に、いい試みだと思いますね。
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
解決方法としてはあ。
相談者:
はい
加藤諦三:
もう一つはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
お互いに、そのあなたの場合で言うと、先ほど僕に言った、2歳のときにお父さんが亡くなられてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、他人を下宿させていたと。
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、実はね、
相談者:
ええ
加藤諦三:
僕もお、
相談者:
ええ
加藤諦三:
こういうことで、ま、色んな人にいい顔しちゃうのはね、
相談者:
ええ
加藤諦三:
こういう原点があるんだよと。
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、君の場合も、つまり奥さんね、
相談者:
ええ
加藤諦三:
奥さんの場合も、その、預けられたという原点があるんだよと。
相談者:
ええ
加藤諦三:
この二人がね、
相談者:
ええ
加藤諦三:
お互いにい、この原点を話し合う。
相談者:
はい・・話し合う、はい
加藤諦三:
そうすると・・これはかなり、違ってくると思いますよ。
相談者:
はー
加藤諦三:
その、死ね死ねっていう、憎しみは、同時にい、
相談者:
はい
加藤諦三:
好きよ好きよという、
相談者:
あー
だいぶ変わりますね、そう思うとね。
加藤諦三:
うん、まったくう、そのお、矛盾した感情を、
相談者:
ええ
加藤諦三:
持ってるわけですよ。
相談者:
あー
そお・・そうですね、そうやって考えると、
加藤諦三:
うん
相談者:
すごく納得できるところもありますしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
その、話し合いも、なんか、和やかになってくう、
加藤諦三:
ええ
相談者:
感じになりますねえ。
加藤諦三:
うん
よろしいですか?
相談者:
ありがとうございます、あの、
加藤諦三:
あのお、明るいね、
相談者:
はい
加藤諦三:
未来が・・開ける・・
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
対処のし方によっては、5年後にはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
過去にね、
相談者:
はい
加藤諦三:
問題を持ってたからこそ、我々は・・二人は、今こんなに幸せになれたね、っていうようにい、
相談者:
ええ
加藤諦三:
なる。
相談者:
はい
加藤諦三:
そういうような対処をしてみましょう。
相談者:
はい、分かりました、ありがとう・・
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、どうも失礼しますう。
相談者:
はい、どうも失礼しますう。
加藤諦三:
人は同時に同じ対象に向って矛盾した感情を持ちます。
(内容ここまで)
夫婦の悩みを男3人で話し合うのは無理がある
喧嘩って言われれば喧嘩なのかねえ。
なんか、ノロケを聞かされたような気分なんだが。
難しい年頃の子ども3人抱えて、これが一番の悩みというのはある意味幸せなことかもしれん。
本当に問題夫婦だったら、子どもはまともじゃいられないもんね。
加藤 「大変難しいぃ問題だと思います」
あ、そうなんですね ^_^;
加藤&愛、両氏の手にかかると、どうしても、深遠な話になって、それはそれで聞き応えあるんだけど、相談そのものは、軽めに扱った方がいいときもあるような気がします。(言い方控えめ)
特に今日のような”すっとこどっこい”には。
(*)すっとこどっこい:
結婚前の飲み屋のエピソードとか、風俗に行った理由とか、分かった風な性格分析とか、あたしに的にこの男は、すっとこどっこいです。
結婚して20年近く、これだけ奥さん想いの相談者なのに、奥さんの厳し過ぎる態度は、奥さんが粘着質なだけなのかねえ。
モノを動かすには、力だけではだめで、方向が大切。
力と方向、この2つが合わさったものをベクトルと言うんだけど、このすっとこどっこいは、想いはあっても、方向がずれてるから、ベクトルが小さいわけ。
奥さんイライラ。
今井&大迫コンビあたりに、日常の行動をチェックしてもらって、ダメ出ししてもらった方が、ネタにされて笑われるかもしれんけど、効果は出やすかったりする。
今さら、あらためて話し合いなんかするよりも、台所で洗い物してる奥さんの隣でお茶碗を拭く方がよっぽどいい方向にいくと思うの。
精神分析もいいけど、メイクラブに触れずして、夫婦の問題を語れるのか?
最後、
相談者 「すごく納得できるし、話し合いも和やかになっていく感じになりますね」
ほらね、案の定、すっとこっどこい全然分かってない。
そうじゃなくて、ハグしてあげるの。
マド愛 「妻は何を求めてるか分かる?」
うん、この質問はいい。
相談者 「僕が、妻の思うレベルの人間になって・・」
マド愛 「居ないと思うよ。永遠にそういう人は出てこない」
へっ?
要求レベルが高いんじゃなくて、ピントがズレてるんじゃないか?っていう発想は出て来ないんだねえ。
マド愛 「妻に合わせてきたにも関わらず、妻の症状はエスカレートしてるわけでしょ?」
あのねえ、その ”合わせてきた” ってのは、この男がそう思ってるだけだよ。
マド愛 「問題は、違ったところにあるんじゃないの?」
そうそう、それ。
マド愛 「僕はね、妻はあなたに対して」
うんうん
マド愛 「劣等感を持ってると思うよ」
ちょっ、れっ・・
はぁ、も、いいわ。
なにが、僕のセミナーではお医者さんごっこでセクシャリティを解放よ。
:
いや、ま、それ、もうちょっと話を聞こうじゃないか。
それを、この夫婦に、どう反映しろと?
「マド愛」「ドリ助」にいつも笑えます。今回もありがとうございました!