娘の離婚問題。相談したいことが上手く言えない57歳の女

テレフォン人生相談 2016年1月19日 火曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女57歳 夫60歳 二人暮らし 長男27歳 結婚して外国で暮らす長女24歳

今日の一言: 自分の不安を、他人の人生に絡ませて解釈しないこと。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
もしもし?
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。

相談者:
えー、57歳です。

加藤諦三:
57歳。
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えーとー、ご主人何歳ですか?

相談者:
60歳です。

加藤諦三:
60歳。
で、お子さんは?

相談者:
2人です。

加藤諦三:
2人。
何歳ですか?

相談者:
27歳と、

加藤諦三:
はい

相談者:
24歳です。

加藤諦三:
じゃあ今、あのお、4人で暮らしてるんですか?

相談者:
いえ、あのお、もう2人とも独立してましてえ、

加藤諦三:
あ、すと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人と2人だけですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?

相談者:
長女の件なんですけども、

加藤諦三:
長女っつーとお、27歳、24歳、どっちですか?

相談者:
4です。

加藤諦三:
24歳の方(ほう)?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい。
まだ、独身ですね?

相談者:
いえ、あのお、

加藤諦三:
もう結婚してんの?

相談者:
結婚してます。

加藤諦三:
ああ、そうですか。

相談者:
はい。
でえ、あのお、今回、相手え、の方(かた)からあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
急に離婚、話がありまして、

加藤諦三:
はい。
あのお、

相談者:
でえ・・

加藤諦三:
結婚は、どのぐらい?結婚して・・

相談者:
3年弱です。

加藤諦三:
3年弱?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、お子さんは?

相談者:
おりません。

加藤諦三:
で、ご主人は何歳ですか?

相談者:
えー、にじゅう・・なな(27)歳。

加藤諦三:
27歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、そのお・・「離婚して、くれ」という・・どういうことで?

相談者:
あ、性格、の不一致です。

加藤諦三:
性格の不一致。

相談者:
はい

加藤諦三:
まあ、「凄く、便利な言葉だ」、と思うんだけれども、恋愛結婚ですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、最初のうちは上手くは、勿論いってたわけですよね?
恋愛結婚だから。

相談者:
ていうかあ、まあ、一方的に「結婚してほしい」、っていうようなことを言われてましてえ。

加藤諦三:
あ・・あの、相手から、「結婚してほしい」と言われてえ?

相談者:
はい

加藤諦三:
ていう・・

相談者:
でえ、まあ、娘の方も、

加藤諦三:
はい

相談者:
躊躇はしてたんですけどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
まあ、何ていうか、「一緒にやっていこう」っていう気になったんだと思います。

加藤諦三:
ふうん・・
そうするとお、若い頃に結婚するのにい、

相談者:
はい

加藤諦三:
まあ、急ぐ必要もないしい、

相談者:
はい

加藤諦三:
で、そこら辺で、ほんとに好きでもないのに言われたまま結婚して、いくっていうのは、ちょっとなんか・・

相談者:
ん~~、何ていうか、相手の方(かた)も?

加藤諦三:
うん

相談者:
ある意味まあ、あの、才能っていうか、そういうのも買ったと、むす、あると、娘は、あの、思ったみたいですね。

加藤諦三:
まあ、才能のある人で、これから、大きく伸びるんだろうという・・?

相談者:
うん、まあ、でも、性格とかあ、生活面があ・・まあ、何ていうか、あの、男の方にしたらあ、ちょっと弱いかな?と。
その辺りを、自分がある程度お、助けてあげたら、というか何ていうか、あの、協力できたらあ、あの、凄く、大成できる人なんかな?っていうの、な考えはあったと思います。

加藤諦三:
それでえ、今あ、じゃあ、まあ、「離婚してくれ」と言われてえ、お嬢さんとしては、まだ、嫌いなわけではないわけですね?
お嬢さんは、離婚したくない?

相談者:
そうですね。
あの、離婚したくない、ていうかあ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
あのお、もう、向こうはあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、代理人を立ててえ、「本人とは、話、つけないでください」っていうようなことを、言われてるんですね。

加藤諦三:
ということは別居してんですか?今。

相談者:
あのお、別居というか、あのお、外国う、で、生活してましたのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
たまたま日本に帰ってきた時にい、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、向こうの、親から、突然娘の方に電話がありましてえ。
あのお・・

加藤諦三:
え、向こうの親から、本人が「離婚してくれ」って言ったんではなくてえ?

相談者:
はい

加藤諦三:
向こうの、親が、り、離婚・・

相談者:
あ、あの、本人はあ、なんか、あのお、日本に帰ってきた娘にメールで、「もう、別れたい」っていうようなことを、言ったらしいんですね?
えっと、それ・・

加藤諦三:
そうすと、結婚した・・ご、ごめんなさい、整理しないと。
り、結婚した時は勿論一緒に日本にいたわけですねえ?

相談者:
はい

加藤諦三:
それで?
海外には?
あの、一緒に行ったんですか?
それとも、ご主人だけ行ったんですか?

相談者:
先に、行ってたんですね。

加藤諦三:
ご主人が先に、

相談者:
はい

加藤諦三:
行っていて・・

相談者:
で、娘も、あの、娘は勤めもありますしい、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、一応、結納とか結婚式もありますのでえ。
あ、それをす、す、済ませてから本格的に、あの、向こうへ行きました。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、あのお、ま、娘もお、ある意味日本の、あのお、正社員の、あの、あれを、捨ててえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
捨ててって言い方おかしいですけど、辞めてえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、そっちに渡ってるんですからあ、

加藤諦三:
うん

相談者:
これからの生活っていうことも考えた時に、

加藤諦三:
うん

相談者:
一体これは何や!?みたいな(笑)、話ですよね。
何なんですか!?みたいな。

加藤諦三:
はい

相談者:
んー、まあ、私達も?
どういう風にい、対処していいのかあ、凄く、迷ってる、みたいな。
で、娘の方が・・

加藤諦三:
「どういう風に、対処」ってより、

相談者:
娘の・・

加藤諦三:
離婚すんのは、ごじ、お嬢さんですよね?

相談者:
うん、あのお、

加藤諦三:
ですから・・

相談者:
それは分かるんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、娘も、最初は、「何で?」みたいな感じで、あのお、ちゃんと話してみたいっていう風には言ってたんですけどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
この前のメールなんか見てましたらあ、あの、
「相手があ、あの、そういう気持ちになってるのにい、なんか自分だけ、そういう風な、気持ちで前向きに考えたところで、あのお、無理だと思う」と。

加藤諦三:
うん

相談者:
そう。
それだったらあ、あの、これが、正当な理由になるのかどうかあ?やっぱり、あの、何ていうかな?で、自分の、生活、これからの生活を、どういう風にい、ん、構築というか、やっていったらいいのか?まあ、あの、日本に帰るよりもお、あの、娘はその国での生活を、希望してるのでえ・・

加藤諦三:
あ、もう日本に戻るつもりはないんですか?
そうすと、離婚はしていいと?

相談者:
そうですね。
うん、そうですね。

加藤諦三:
日本に戻るつもりはないと?
離婚はいいと?
そういうこと?

相談者:
はい、はい。
まあ、そういうことみたいですね。

加藤諦三:
ああ、でもそうすると・・相談の内容がちょっと、よく分からない・・

相談者:
2つありまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
もし娘が、「戻る」と言った時にい、あのお、あくまでも向こうは・・

加藤諦三:
戻るっていうのはど・・結婚を続けるということ?

相談者:
あの、夫の、夫の元へ、

加藤諦三:
うん

相談者:
も、戻るっていう・・

加藤諦三:
夫の元へ戻る?はい。

相談者:
うん、うん。
戻るっていうことは、あのお、何ていうか、あくまで向こうは「嫌だ」って、言えるのか?
それともうちの娘の考えで、もど、戻って・・

加藤諦三:
ただ、お嬢さんは先ほどの話だとお、

相談者:
うん

加藤諦三:
もう離婚するのは受け入れてるという風な話ですよねえ?

相談者:
そうですね。
ま、それはそうですけど、親としてはあ、なんか、あの、そのところのところを、はっきり知りたいなって思うんですね?

加藤諦三:
むしろこういう風に理解したらいいですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
2人がもう、離婚するようになってると。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど私はそれ、認めたくないと?

相談者:
そう・・

加藤諦三:
そういうことですか?

相談者:
ん~・・そういうことかなあ?
いや、認める、認めないっていうよりも、そういうことが、まあ、社会人としてなんか、大丈夫なの?っていう感じですよね。
そんなこと言って、なんか、世の中通っていけんの?みたいな、そういう、感じなんですけど。

加藤諦三:
うん。
それは、お嬢さんとご主人との、話で決まってくことですよねえ?

相談者:
ん、そうですね。

加藤諦三:
だから、

相談者:
その話を拒否して・・

加藤諦三:
こう、こういう風に理解した方がいいですね?

相談者:
え?

加藤諦三:
つまりご主人と、あの、お嬢さんとがね?

相談者:
うん

加藤諦三:
こういう風になったと?

相談者:
うん

加藤諦三:
だけど私はそれ認めたくないと?
これはおかしいと?

相談者:
いや、おかしいというよりも、娘もなんか、あの、ちゃんと話してないらしいですよね。
そんなことは別に、何ていうか・・うん。
急に起こった、話、みたいな、感じですよね。

加藤諦三:
ええ、ええ。
ですから今日の相談ていうのはあ、この2人のやってることを私は、納得できないと?

相談者:
あ、まあ、そうですね。

加藤諦三:
そういうことですね?

相談者:
はい。
2人のやってることも、えー、納得できないし、相手方の、お家の、やってることも、ちょっと私としては納得できない・・

加藤諦三:
ん、納得できないと?

相談者:
はい

加藤諦三:
じゃあ、この納得できないという気持ちは、ま、正当なものか?っていうことね?

相談者:
そうですね。
まあ・・そういうこと・・

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに、弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


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