「困っている人を助けたい」優越する事で安心を得る。2つの世界を生きる女45歳
テレフォン人生相談 2016年7月15日 金曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女45歳バツイチ 夫46歳 2人暮らし 結婚3年目
今日の一言: 自分自身であるなら恐れる事は何もありません。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
45歳です。
加藤諦三:
45歳。結婚してますう?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
46歳です。
加藤諦三:
46歳。お子さんは?
相談者:
いません。
加藤諦三:
じゃ、今、お2人で暮らしてるんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
・・まず、わたし、の事・・なんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
う・・ま、よく、困っている人、助けたいなあ、とか、あーん、ま、馬鹿みてもいいかなぁ、って、なんか諦めてしまって、はっきり言えないわたしが、いるんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・
加藤諦三:
言いたい事が言えないっていう事?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、犠牲になってれば、いいんかなあ、って、相手が分かってくれるんかなあ、って・・
なんか、期待して待ってしまって、
加藤諦三:
あー、相手が、何にも自分が言わなくてもお、相手が自分の事を分かってくれる、のを待っているという事?、ですね?
相談者:
う・・察してくれるのかな?って、なんか、逃げ腰でえ、
加藤諦三:
え
相談者:
ハッキリ言えないわたしがいるからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
んー、いけないんだと思うんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、夫はあ、ちょっとネガティブう、な人、なんですが、ま、頼まれたら嫌と言えない、人が良い人でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
いつも、優しくしてくれる、っていうのが縁で、まあ、「愛が分からん」ってえ、言われた時に、まあ、じゃ、「愛を2人で探し合いっこしようね」って言って、結婚したんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
最近ちょっと、あのお、被害妄想というか、凄い劣等感っていうか、ま、「お金の繋がりだ」ってこの間言われたんです。
加藤諦三:
・・はい、ご主人がね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
はい
相談者:
「もう、お前とは、お金の繋がりなんだ」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
んで、「俺の夢を果たすために、こう、邪魔な人を切らんといけん」って、
加藤諦三:
はい
相談者:
ほんで、わたしが、「な、あー、いいよお、ま、あなたの夢、果たしたらいいじゃん」なんて、なんか、心にもない事を言ってたあ、ような、気もしますが、そんなにお金が掛かる物を買うっていうふうには、思ってなかったのでえ、
加藤諦三:
はい、あ、なんか、お、大きな物、買い物したの?
相談者:
「を、したい」と、
加藤諦三:
あ、何を買いたいって言ってんの?
相談者:
そうですねえ、あん、ま、車だったり、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分の家だったりとか、ま、「大きな買い物を、将来、独身の時に買えなかった物を、お金を貯めて買いたい」と言い始めてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「だから、その夢を果たすために、邪魔なもんを切らんといけん」って言われて、まだ、結婚して間もないんですがあ、
加藤諦三:
どのぐらい経つの?、結婚して。
相談者:
ま、2年。3年目に入りますかね?
加藤諦三:
ま、2、3年ね?、はい
相談者:
2年・・
加藤諦三:
で、先程言ったように、「2人して愛を探そう」っていう事は、恋愛結婚ん、というか、お互いにもう、好きで好きで、っていう訳ではなかったのね?
相談者:
それを、なんか、最近凄く、考えたりするんですがあ、
加藤諦三:
うーん
相談者:
うーん、ま、困ってる人、助けたいっていうところから、あってえ、わたしがあ、
加藤諦三:
うん、あと、もう1つ、あなたさっき、「被害妄想」って言った、言葉、使いましたけども、
相談者:
そうですねえ。
加藤諦三:
え、被害を実際に受けてないのに、こういう被害を受けたと思い込んでるって、そういう事、意味じゃないの?
相談者:
そういう意味です。お金を、
加藤諦三:
あっ・・
相談者:
使い過ぎ、過ぎだと・・
加藤諦三:
なるほど、なるほ、分かり・・
相談者:
あ、そういうじ・・
加藤諦三:
要するに、あなたが実際に、
相談者:
ええ
加藤諦三:
お金を使ってないのに、お金を使い過ぎると。
相談者:
その、お金っていうのは、ま、保険代だ、まあ、生活するための、必需品ですよね?
加藤諦三:
あ
相談者:
絶対必要な物。あの、薬代とかあ・・
加藤諦三:
要するにい、あなたが、
相談者:
とか、はい
加藤諦三:
ご主人にとっては、被害だという事ね?
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
「俺の夢のお、果たせないのは、お前が悪いからだ」って言ってる訳ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、今日の相談っていうのはどういう事ですか?
相談者:
わたし、たちは、なんか、今、見抜いてない本質を見抜いて下さればと思って、相談しました。
加藤諦三:
あ、こう、そうすっと、結局今、その別れようとかなんとかっていうんじゃなくてえ、
相談者:
ええ
加藤諦三:
まあ、具体的に言えば、「わたしたち夫婦の関係を、より良くするために」
相談者:
うんうんうんうん
加藤諦三:
「どこに気が付いたら良いんでしょうか?」という事ですね?
相談者:
そうです、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日は、あのスタジオに、心についてのエッセイストとしてお馴染の、マドモアゼル愛先生がいらしているので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)