祖父の下の世話から、おさんどんに洗濯。家事労働に勤しむ大卒長男をどうすれば?
(回答者に交代)
三石由起子:
はい・・こんにちは
相談者:
わ、こんにちは、よろしくお願いしま、す。
三石由起子:
ちょっと、質問してもいいですか?
相談者:
はい
三石由起子:
あの長男ん、の方あの主婦業をしてらっしゃるっておっしゃったけど、
相談者:
はい
三石由起子:
たえ、ちょっと・・具体的に言って下さい。おさんどん?
相談者:
え、おさんどんもやりますし、
三石由起子:
はい、おさんどん、はい
相談者:
まその、ええ、庭の草取りとか、
三石由起子:
庭の草取り、はい
相談者:
ええ植木い・・
三石由起子:
植木
相談者:
植木の、植木刈るのとか。
三石由起子:
はい
相談者:
うんこっち、「なんかやっといて」って言えば・・まあ夕方までにはそれやっと・・やってあります。
三石由起子:
へえ
相談者:
なんでも。
三石由起子:
お洗濯は?、お洗濯は・・お洗濯もする?
相談者:
洗濯は自分んのが、
三石由起子:
はいはい
相談者:
たまに洗ったり、あと・・んせ、洗濯機あるの「干して」って言われたらた、た、ほ、干して、
三石由起子:
はあ・・
相談者:
また取り入れます。
三石由起子:
そうですか。
相談者:
ええ、ほんで、だか、夜の、例えばおかずなんかも、
三石由起子:
うん
相談者:
妻が何を作っといてって書いとったらそれ全部・・
三石由起子:
へえ・・
相談者:
で、ほんでえ、また・・長女が帰って来るのが遅いんですよ。
三石由起子:
はいはいはい
相談者:
それでえ、だから長女が帰って来っと、
三石由起子:
うーん
相談者:
その長女の、おかずも全部・・#$%◆で温めてやったり
三石由起子:
へえ
相談者:
長男が。
三石由起子:
へえ
相談者:
そいで、そでまた夜も、食器を全部洗ってくれたり、
三石由起子:
ええ、ええ
相談者:
ま、そういうことをしてくれてるもんで(苦笑)
三石由起子:
うーん
相談者:
だかこれが、もっと強く・・
三石由起子:
はい
相談者:
ちょっと、じゃ、いけないかな・・
三石由起子:
うーん
相談者:
将来じゃ、だめだから・・
三石由起子:
はい、はい
相談者:
強く言っちゃっていいものか?どうか?っていうこと・・
三石由起子:
はあ、はあ、はあ
相談者:
うん、ほんで今日はちょっと先生に相談、したいと思って・・
三石由起子:
分かりました。
相談者:
ええ
三石由起子:
あのね(苦笑)
相談者:
ええ
三石由起子:
強く言っちゃあ・・駄目だしね、
相談者:
ええ
三石由起子:
言う必要ないですよ。
相談者:
あ、そうですか。
三石由起子:
あのね・・
相談者:
ええ
三石由起子:
もう、このジェンダーフリーの時代にねえ
相談者:
ええ
三石由起子:
そのお、お父さまは何を考えてるか?とわたしは言いたんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
だって父親と母親と姉があ、
相談者:
ええ
三石由起子:
3人で外で、あ、は、稼いでんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
外で働いてんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
主婦一人いたら、うんと嬉しいじゃない?
相談者:
・・まあそうですね。
三石由起子:
そうですよ
相談者:
ええ
三石由起子:
家(うち)の中それでなきゃ回らないじゃないですか。
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ
三石由起子:
例えばね
相談者:
ええ
三石由起子:
このお、長女さんがあ、
相談者:
はい
三石由起子:
「塾講師で夜遅くまで・・」って、おっしゃったよ?
相談者:
はい
三石由起子:
これが、これ長女は・・もし、この塾講師が男でさ、
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
相談者:
ええ
三石由起子:
24歳が、長女で、
相談者:
ええ
三石由起子:
家の中を切り盛りする、ね?
相談者:
ええ
三石由起子:
こう「やっとけ」って言ったことは全部やっといてくれる?
相談者:
はあ
三石由起子:
でたまに、こう・・パソコンでえ
相談者:
ええ
三石由起子:
こう、あの、働き口がないかな?って探している・・
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
っていう状況の時にさ、
相談者:
ええ
三石由起子:
あなた何か文句あります?、ないよね?
相談者:
んま、ないですね。
三石由起子:
全然ないよね?
相談者:
ええ、ないです。
三石由起子:
うーん
相談者:
うん
三石由起子:
家はいい家だよね?
相談者:
ええ、ええ、ええ
三石由起子:
そうでしょう?
相談者:
ええ
三石由起子:
3人働いてえ、
相談者:
ええ
三石由起子:
長女が一人で、こう・・
相談者:
はい
三石由起子:
家の中のことをしていると。
相談者:
はい
三石由起子:
これで家の中が回っているんだってことじゃないですか。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、だからあ、
相談者:
ええ
三石由起子:
これはねえ
相談者:
ええ
三石由起子:
今ね、男だから女だからって世の中じゃないのよ。
相談者:
ええええええ
三石由起子:
うーんだからね
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
これは褒めてやりこそすれね、
相談者:
うんー
三石由起子:
で、強くねえ
相談者:
ええ
三石由起子:
「就職しろ」なんて、話じゃないと思いますよ。
相談者:
あー
三石由起子:
うん、大事なことはねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
彼をお、
相談者:
はい
三石由起子:
ちゃんと主婦として認知してやることだと思うの。家族が。
相談者:
あー、はい
三石由起子:
だからあなたのおかげでえ
相談者:
はい
三石由起子:
どんーだけ助かってるか。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、あ、「これは美味しいね」って、「今度こんなの作って」とか。
相談者:
はい
三石由起子:
そういうことをもっと積極的に評価してやればいいと思うし、
相談者:
はい
三石由起子:
で彼はねえ
相談者:
はい
三石由起子:
パソコン覗いてるわけじゃないですか。
相談者:
はい
三石由起子:
だからね
相談者:
はい
三石由起子:
あの就職しないとは思ってないのね。
相談者:
はい
三石由起子:
自分でね
相談者:
はい、はいはいはい
三石由起子:
何か・・そ、それとねえ、
相談者:
ええ
三石由起子:
あの今のお・・働き口ってさ
相談者:
はい
三石由起子:
外に、行って通わなければあ
相談者:
ええ
三石由起子:
ならないってこともないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
在宅勤務だってあるしね、
相談者:
はい
三石由起子:
なんか彼はね、一生懸命見つけようとしてるわけ。
相談者:
はい
三石由起子:
だってさ、下の世話までして、
相談者:
ええ
三石由起子:
おじいさまは介護する、こーんな子どこにいますう?
相談者:
ああ
三石由起子:
なんか家にいるってことがね、
相談者:
ええ
三石由起子:
いかにも遊んでることのように思われるじゃない?
相談者:
あ、そうです、そうですね。ええ
三石由起子:
今そうじゃないですか。
相談者:
ええ、えーえーえーえー
三石由起子:
いーひ、庭の手入れから植木の世話まですんですよ。
相談者:
ええ
三石由起子:
洗濯物も干すんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
皿洗いしてご飯作って・・
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、遅くに帰って来る姉を待つんですよ。
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
なーんの文句があると言いたい。
相談者:
うーん、うん
三石由起子:
わたしはこれはねあのお・・
相談者:
ええ
三石由起子:
親が、
相談者:
ええ
三石由起子:
つまりあなたがどうしてそういうお悩みっていうか、
相談者:
ええ
三石由起子:
疑問を持つようになったかっていうと、
相談者:
ええ
三石由起子:
あなたちゃんと、このね、長男の労働を評価してないんですよ。
相談者:
・・ああ
三石由起子:
そういうことなのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だからわたしはそれがね、物凄く可哀想、その長男に。
相談者:
ああ
三石由起子:
うん
相談者:
はいはい
三石由起子:
こう、お金に換算できることじゃな、う・・
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ
三石由起子:
ないからね、
相談者:
ええ
三石由起子:
そう思うけども。
相談者:
ええ
三石由起子:
これだって・・あのお、一人お手伝いさん頼んでごらんなさいよ、いくら払う話か。
相談者:
あそう、そうですよね。
三石由起子:
そういう話ですよ。
相談者:
ええ、はい
三石由起子:
そして、おじいちゃまを看取ったっていうことはね、
相談者:
ええ
三石由起子:
万が一これから何があろうがね、
相談者:
ええ
三石由起子:
どれだけのことをする子かっていうことを考えてみて。
相談者:
はい
三石由起子:
こんな安心なことないじゃない。
相談者:
うーん
三石由起子:
きっと優しくて口数が少ないっていうことはね、
相談者:
ええ
三石由起子:
何もお・・ほら、生きる、意欲がないっていうことと・・
相談者:
はいはい
三石由起子:
違う・・んですからね、
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
あの・・ちゃんとわたしはあのお・・評価してやって欲しい、むしろ。
相談者:
はい。はい、分かりました。
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
相談者:
うん、いろいろありがと、ありがとうございました。
三石由起子:
はい
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
都心の方でないと就職口は選り好みできないし、遠方だと主婦業に差し障りあるしね。
主婦業との両立で探してるなら難しいね。
心配してるなら、家族会議開いて、今の長男の家事分担をみんなで話し合おう。
長男の仕事のために。
それができないなら頭下げて主婦業をお願いせざるを得ない。
もしかしたら、最初は就職活動からの逃げ道として、祖父介護してたんだろうか?とか思ったけど、だとしても、これだけ家のことできたら立派だよなあ。