2年に上がれない息子20歳の「勉強して別の大学に入り直す」の本気度
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
はい。はじめまして、高橋です。
相談者:
はじめまして。よろしくお願い致します。
高橋龍太郎:
えーっと、お子さんは・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー実家に戻るにあたって・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
来年からどうしたいって言ってんの?
相談者:
・・通信制の高校に通って、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
そこで、1年間浪人、みたいな、勉強させてもらったんですね。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
で、そこの学校が・・
「勉強しに来るなら、いくらでも見てやる」と言ってくれてるので、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
「そこで勉強しながら、一般入試で、受け直したい」と言ってるんです。
で、ここで、ま、わたしの下から通って、学校と・・バイトか何か働きながら、やり直したいという事を言ってます。
高橋龍太郎:
そうすると・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
一般入試で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
別の大学に行くっていう事?
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
要するに地元の・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お母さんがいるところから通えるような所に・・
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
えー、一般入試で入って、やって行きたいって事なの?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
うーん。じゃAO入試で入ったところはもう・・辞める。
相談者:
そうです。はい
高橋龍太郎:
で、ま、まだ届けは出してないの?
相談者:
届けはまだです。
高橋龍太郎:
ふーん
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で、お家に、もど、戻ったの?、まだ戻ってないの?
相談者:
まだです、これからです。
高橋龍太郎:
あ、で、戻るという事については・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それは、お母さんからの提案なの?それとも、彼からの提案なの?
相談者:
本人、ですね、本人・・に、
あの、「自分でちょっと考えた結論を・・」あの「教えて」と言ったん・・ら、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
じゃ、あのお・・
「そういうふにしたい」と言ったので、
高橋龍太郎:
「そういうふにしたい」ってのは、戻りたい?
相談者:
もど、戻って、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
学校の方はもう・・始めは休学と言ってたんですが、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
もう、辞めて。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
んで、「新たに、違うところを一般入試で受け直したい」と。
高橋龍太郎:
うん・・要するに・・
相談者:
・・本人が決めた事です。
高橋龍太郎:
自分が勉強して、受かるところに行ってみたいと・・
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
いう事なんだね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ああ、なるほどね。
相談者:
ただ、でも、あのお・・本人が考える事でね?
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あのお、わたしが、どうこう口出ししても、決めるのは本人なんですけれども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
わたし的にはやっぱり、一度どっかに・・働きにでも、行きながらとかね、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
そんな事を・・考えるんですが。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ちょっと聞く耳を持たないというか。
高橋龍太郎:
・・あ、バイトについてはしたくない、「勉強したい」って言ってんの?
相談者:
いや、その、バイトはするとは言ってるんです。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
それでわたしも・・ちょっとその・・一対一の人間としてね、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あのお・・息子、何ていうのかな?わたし・・お恥ずかしいんですけど、二十歳になったらもうわたし何もしなくてもいいんじゃないかと(含み笑い)
高橋龍太郎:
うん
相談者:
いう考えでいたんですけれども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ま、そうもいかずに。
ただ・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
でもその、一人の大人として、あ・・扱いたいので、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
その・・光熱費だとか、そのお金ですね。
高橋龍太郎:
あー、お金を?
相談者:
生活費を。
高橋龍太郎:
ああ、生活費入れさせて。
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
うん
相談者:
で・・あ、その、共同生活をして、その助け合って生きて行く人間同士として、あ、
「親子としてというより人間同士として住もうよ」っていう事で・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
言ったら、ま、息子も納得はしていたんですが。
高橋龍太郎:
で、バイトで、光熱費ぐらいは出そうって事でね?
相談者:
そうですね、はい
高橋龍太郎:
うーーん・・なるほどね。
相談者:
でも、だから、その、何から一体・・あのわたしがしていったらいいのかな?と思って。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
物凄く、焦るんですね。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
なんか・・もう・・子育ても・・なんかそのお・・一生懸命頭で考えるばっかりで、
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
なんか、も、「可愛いな」って言って、そのお・・感情、なんていうんか、怒ったりはしましたけれども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
なんかもう、もっとその・・気持ちを大らかに持ってね、やって来たら良かったなと思いまして、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
なんか・・その、過去の20年間をどうや・・ったら・・やり直せじゃない、まあ・・あの一生懸命頑張っては来ましたけども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
なんかその・・基本的なところで足りてないところをちょっと・・どうやって、取り返したらいいのかな?と思うんです。
高橋龍太郎:
うーん。なんで基本的なところが足りないと思っちゃったの?、留年ぐらいで。
相談者:
・・え、わたしい・・達その・・夫婦も喧嘩をして、あまり安らげる家庭ではなかったですし、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
あの生活習慣というものをきちんと付けさせて・・いなか・・った気がするんです。
わた・・
高橋龍太郎:
中学高校と、朝起きなかったの?
相談者:
ん、あの何とか行きましたけど、いつもギリギリで、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
・・高校もその通信制になって・・なんとか単位を取ればいいという事になったら、ま・・気が向いた時には行ってましたけれども、
高橋龍太郎:
あーそうか・・
相談者:
そんなに熱心には・・
高橋龍太郎:
生活習慣は、改善してないんだ、高校の時も・・
相談者:
そうですね。
高橋龍太郎:
あー、好きな時行くっていうパターンだったんだ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あー、なるほどね。ふーん・・
そうか、じゃ、も、その辺から作り直したいって事があるのね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お母さんとしてはね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ふーんー・・そうかあ・・
ま、あのお、さっきの話かぶせると、僕も・・一つ目の大学(苦笑)・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
2留して、辞めて。
相談者:
ええ、ええ
高橋龍太郎:
で、実社会に出て3年ぐらいして・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
また別の大学行ったりしてるので(苦笑)。
相談者:
ええ、ええ
高橋龍太郎:
あのお、留年する人の気持ちは凄くよく分かるんだけど、心細くて・・
相談者:
ええ、ええ
高橋龍太郎:
もうこのまま人生立ち行けるか?と思ったりして。
問題は、ま、あのお、要するに、そういう形で・・もう友だちとも離れ、孤立をして・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
でもま・・自分自身を信じて行けるか?っていう事だよね?
相談者:
そうですね。
高橋龍太郎:
それだけの、自分を信じるエネルギーがあれば、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
別に大学なんか、途中で辞めて・・
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
また働いて、でも、もう一度勉強したいなと思ったら25過ぎて大学入ったって、今時は・・いくらも、色んな道があるから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あのお、やっぱり問題はお母さん言うように、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
生活習慣とか。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから・・やっぱり、なんかどっかあのお、苦労した割には・・ちょっとエネルギーが、あんまりないような息子さんに見えるので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その辺がね・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もうちょっと、こう強い・・人間に・・少しずつお母さんと一緒に居る中で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
生まれ変わってってくれると一番・・いいかもしれないね。
だから、その場合はやっぱりお母さん言うように、甘やかさない方がやっぱりいいと思うよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だからあ、アルバイトはある程度してもらって。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
で・・アルバイトってほんとに鍛えられるから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
大人の、要するに、年かさの大人の中で・・
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
自分が役割を与えられて・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
お金をもらうっていうのは人間にとっては凄く大きな成長の・・支えになってくれるからね。
相談者:
あはい
高橋龍太郎:
それで光熱費を入れさせながら・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その面倒見のいいところで・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
集中的に勉強して。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ま、1ねーん掛かり?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
1年2ヵ月掛かりで・・
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
入試に臨むっていうのは悪くないプランだと思うよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ただし、
相談者:
ええ
高橋龍太郎:
これは、もうそれが最後。
相談者:
・・そうですね、はい
高橋龍太郎:
うん、こっから伸ばしても、もうしょうがないからね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ズルズル2年も3年も・・浪人し続けてもしょうがないので。
それを最後で・・
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
もし、そうじゃなかったら、それでもし受験に失敗したら、もう必ず働くと。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あのお、そういう2段構えで・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
べ、本人が勉強して、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー「一般入試で入りたい」っていうんなら、それを支えてあげたら、僕は、いいと思いますけど、いかがです?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
うん
(再びパーソナリティ)
でも20年後
息子さんが今の倍生きたとき
幸せか上向きかなんて分りゃしません
安心してください
ほとんど皆一切思い通りにはいかなくなりますが
あなたが楽しくできるかどうかは
あなたの問題。どのみち他人や息子があなたを
楽しくさせてくれるこの後はございません
一切苦厄
隠した欲の強そうな相談者かと