（再びパーソナリティ）

今井通子：
・・はい。

相談者：
はい

今井通子：
お分かりいただけましたか？

相談者：
はい。ありがとうございます。

今井通子：
うん。ご主人のお母さまがアルコール中毒だったっていうのは、

相談者：
はい

今井通子：
結婚前に知っていた？

相談者：
知ってえ、いました。

今井通子：
・・あっ、そう。

相談者：
はい。
知っていたんですけれども・・やっぱりあのお・・旦那の事がまだ、す、大好きだったし、お母さん自身はその時は、もうめちゃくちゃいい人だった、普段はいい人だったので、
なんとかやっていけるかな？、その時も凄い、結婚するのも迷ったんですけどお・・何とか・・あの、いい人だし、わたしが面倒を看れば・・看て行けば・・

今井通子：
うん、そこなんだ。

相談者：
と思って、決断したんですけれども・・

今井通子：
うん

相談者：
はい

今井通子：
あなたがね？

相談者：
はい

今井通子：
ギブアップした時に、

相談者：
はい

今井通子：
自分が・・のために、「もう自分がダメだ」じゃなくって、

相談者：
はい

今井通子：
要するに、これ以上は支えられないって言わ、言われたのよ。

相談者：
はい

今井通子：
「支えきれない」って。

相談者：
はい

今井通子：
・・あなた結婚したんじゃないんですよ。

相談者：
・・はい

今井通子：
意味分かる？

相談者：
はい

今井通子：
・・介護人として・・そのご主人家に入ったわけよ。

相談者：
はい

今井通子：
そういうふうにさせられちゃったんですよ。

相談者：
はい

今井通子：
あの、相手に意図があったかないかは別として。

相談者：
はい・・そうなんです、ホントに・・

今井通子：
中川先生は・・

相談者：
はい

今井通子：
えー、ま、別に・・離婚ん、結婚、弁護士じゃないけれど、

相談者：
はい

今井通子：
長年弁護士で、色々な修羅場見てらしてると思う。

相談者：
はい

今井通子：
その先生が・・一言目から、「離婚しなさいよ」っておっしゃったの初めてだと思いますが、違います？

中川潤：
・・そうですねえ・・

今井通子：
ねえ。

相談者：
はい

今井通子：
という事は、

相談者：
（鼻をすする）

今井通子：
わたしも、その、さっきのお話伺っていたら・・ご主人は・・

相談者：
はい

今井通子：
お母さんが一番。

相談者：
そうですね。

今井通子：
うん

相談者：
はい

今井通子：
そしてあなたはお母さんを・・サポートしてもらえるから、側にいてもらうと便利な人。

相談者：
はい

今井通子：
・・お分かりいただけましたか？

相談者：
はい、ありがとうございます。

今井通子：
はい

相談者：
（鼻をすする）すいま・・

今井通子：
もうじゃあ、結論大体決めましたよね？

相談者：
はい・・はい

今井通子：
どう、あなた自身が立ち直れるかを、

相談者：
はい

今井通子：
しっかり見つめた上で、

相談者：
はい

今井通子：
行動して。

相談者：
分かりました。

今井通子：
はい

相談者：
はい。ありがとうございました。

今井通子：
はい。じゃあ失礼しまーす。

相談者：
すいませんでした。はい、失礼します。

今井通子：
すいません、ことはないけど。

相談者：
ありがとうございまーす。

今井通子：
はーい