夫30代の相続の独り占めを今から模索する女。金に執着するしかなかった生い立ち
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちは中川です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
中川潤:
あのお、今お姉さんのお話い、ね?
相談者:
はい
中川潤:
お父さんが亡くなった時のお姉さんの放棄のお話が・・あー、出て、割と詳しくご存知のようなんだけども、
相談者:
はい
中川潤:
義理のお父さん亡くなったのは最近の話なんですか?
相談者:
あ、まだ・・2年ぐらい前の話です。
中川潤:
2年前の話?
相談者:
はい
中川潤:
あなた達結婚する前の話?
相談者:
そうです。
中川潤:
お付き合いしてた頃?
相談者:
そうです。
中川潤:
あ・・
相談者:
ま、お付き合いっていうか、同棲を長くしていてえ、
中川潤:
あーあ
相談者:
そ、籍、入籍は、去年したんですけど、
中川潤:
同棲はどれぐらいしておられたの?
相談者:
5年ぐらいしてましたね。
中川潤:
あーあ
相談者:
はい
中川潤:
あ、だから、そん時の、経緯を、あなた・・今みたいに・・あのお・・
相談者:
あ、そうなんです、はい
中川潤:
よくご存じなわけですか。
相談者:
そうです、はい
中川潤:
うーん
相談者:
はい
中川潤:
ま、入籍は1年、だけれども、
相談者:
はい
中川潤:
じゃ6年近く一緒に暮してるって事ですね?
相談者:
はい
中川潤:
で、お仕事お・・は・・あなたは、や・・しておられる?
相談者:
あ、してます。
中川潤:
ちなみにその・・
相談者:
はい
中川潤:
前のご主人と・・あの、離婚されたのはどれぐらい前になるの?
相談者:
15年ぐらい経ちますかね?
中川潤:
あー15年ぐらい前なのね?
相談者:
はい
中川潤:
でね?
相談者:
はい
中川潤:
今のご主人と出会って、
相談者:
はい
中川潤:
でえ、一緒に暮すようになるまでの間(かん)は、
相談者:
はい
中川潤:
あなたの方で子どもさん、い・・引き取って・・あの・・
相談者:
えっと主人と、
中川潤:
はい
相談者:
離婚した、ときは、
中川潤:
はい
相談者:
ま、調停え、離婚したんですけど、
中川潤:
はい
相談者:
その時親権はわたしに来たんです。
中川潤:
はい
相談者:
で、その時まだ・・あの子どもが小学生だったので、
中川潤:
はい
相談者:
ま、わたしの方について来たんですけど、
中川潤:
はい
相談者:
ある程度物心が付いたら・・
中川潤:
はい
相談者:
要はわたしとあまり気が合わないっていうか、
中川潤:
はい
相談者:
中学生ぐらいの時ですかね?、あの
「お父さんと一緒に住みたい」って。
中川潤:
に、行っちゃったわけ?
相談者:
あ、そうです、はい
中川潤:
はあ、どれぐらいになるの?
相談者:
今、25歳です。
中川潤:
あ、25歳ね。
相談者:
はい
中川潤:
あー、とっくに成人して。
相談者:
はい
中川潤:
あ、もう行き来はないわけ?
相談者:
えっと、たまーに連絡来ますけど、そんな頻繁にはないです。
中川潤:
ああ
相談者:
はい
中川潤:
なるほどね。はい・・
ま、あのお、方法は、実は簡単なんです。
ご主人に・・
相談者:
はい
中川潤:
遺言書書いてもらって、
相談者:
はい
中川潤:
俺に万が一の事があったら・・
相談者:
はい
中川潤:
お前に全部相続させると。
相談者:
はい
中川潤:
いう、遺言書作れば、もうそれでバッチシなんですよ。
でな、何故かっていうと、
相談者:
はい
中川潤:
あの、いつも、そういう場合に、相続の時に、あの遺言書作ってても・・
相談者:
はい
中川潤:
あの、揉めちゃうのは遺留分・・
相談者:
あーはい
中川潤:
制度があって、
相談者:
はい
中川潤:
で、その遺留分の関係で、全部相続させるってやってもね?
相談者:
はい
中川潤:
あ、揉めちゃう・・ていうケースう、は、あるんだけど。兄弟姉妹に遺留分はないんですよ。
相談者:
あっ!そうなんですか。
中川潤:
ええー
相談者:
はい
中川潤:
だもんですから、
相談者:
はい
中川潤:
だあ、ご亭主が・・あなたに、その全部相続させるっていう遺言を書けば・・
相談者:
はい
中川潤:
それはそれで・・問題はないのでありますが、
相談者:
はい
中川潤:
・・ただ、あなた48でしょう?
相談者:
はい
中川潤:
ほいでえ、ご主人まだ34でしょう?
相談者:
はい
中川潤:
まあ、あなた方の、ちょっとご夫婦の関係が、いー、あのお、わたしは分からんから、
相談者:
はい(含み笑い)
中川潤:
あの、とてもお互いドライで、
相談者:
はい
中川潤:
何でも明け透けに、
相談者:
はい
中川潤:
え、物事を、極めてね?・・超合理的にね?
相談者:
はい
中川潤:
あのお、お話になれる、ご関係であるのかもしれないから。
だったら構わんのだけども。
相談者:
はい
中川潤:
あなた今みたいな事をご主人にぶつけたらさ、
相談者:
はい
中川潤:
ご主人どう思うかねえ?
相談者:
はい
中川潤:
「わたしに全部やるっていう遺言を、書いてね」って・・えー、言った時に、ご亭主どう思うかね?
相談者:
あー絶対い・・絶対、嫌な気持ちになりますよね・・
中川潤:
当ったり前だよお。
相談者:
わたしもそれは言えない(苦笑)と思うんですけど・・
中川潤:
当ったり前だと思うよ。
相談者:
はい
中川潤:
で、あなたが乳飲み子でも、ね?、抱えててねえ?
相談者:
はい
中川潤:
でえ、確かに訳の分からん珍の・・兄弟がいてね?
相談者:
はい
中川潤:
で、路頭に迷うかもしれないって・・そういう状況ならいいんだけど、あのお、んー、ま、まだしも分からないでもないんだけど、
相談者:
あー、はい
中川潤:
あんた身一つでしょうによ。
相談者:
・・あ、まあ、はい
中川潤:
うーん・・まあね、だから、完璧な方法としては、遺言書を、それも公正証書で・・
相談者:
はい
中川潤:
一番問題ない、公正証書遺言。
相談者:
はい
中川潤:
わたくしの遺産の全てを・・
相談者:
はい
中川潤:
妻、誰それに、相続させると!
相談者:
はい
中川潤:
いう遺言を書けば、それでおしまいなんですよ。
相談者:
あ、はい
中川潤:
うん。だけどそんな事言ってる年かいな?っていう感じすんだけどなあー。
相談者:
ハ(苦笑)
中川潤:
ほいで、状況か?っていう、気もすんですよ。
相談者:
あー
中川潤:
だからね?・・
相談者:
はい
中川潤:
そういう方法はあるという事お、だけ・・
相談者:
はい
中川潤:
だから、知識として、
相談者:
はい
中川潤:
お伝えしておく・・ようにいたします・・
相談者:
あ、ありがとうございます。
中川潤:
があ・・
相談者:
はい
中川潤:
があ・・
相談者:
はい
中川潤:
・・ただ・・ごめんねえ?・・なんか・・ちょっとえぐい事言うんだけども、
相談者:
あ、いえいえ、はい
中川潤:
あの、この先ね?
相談者:
はい
中川潤:
あなたと、
相談者:
はい
中川潤:
今のご主人との関係に、
相談者:
はい
中川潤:
あな、たの今の、ちょっと・・あの、発想の仕方というか、
相談者:
あー、はい
中川潤:
関心の持ちどころというか、
相談者:
はい
中川潤:
ひょっとしたら亀裂を生じかねないような・・
相談者:
あー
中川潤:
ことに・・ちょっと・・
相談者:
そうですね。
中川潤:
ん、ん、な、なりかねんのではないかな?っていう事を・・わたくしは、ま、とってもお節介だから、いたく心配するのでありまして。
ちょっと加藤先生と代わりますねえ?
相談者:
あ、はい
(再びパーソナリティ)
私達親世代がよく言っていた「育ちが悪い」ってこういうことなのかと
実感した回でした。
もちろんどんな環境の中で育っても素晴らしい人はいるのだろうけど
育ち方でこうも心根が歪んじゃってると矯正するのは自分も苦しいだろうし
時間もかかりそう。
言っちゃいけないって思ってても何かの拍子で言っちゃうだろうな
遺産の話。
義理姉が遺産を放棄した事を「素直に放棄してくれた」と言ってしまえる。
誰に対して「素直」なん?
それって当たり前のことじゃないんだよ すごいレアケースなんだよ
って言っても不思議な顔してスルーしちゃうんだろうな。
今は結婚前に素行調査なんてすることはないけど
昔は結構あった
「となりの○○さんのご家庭はどんな方ですか」なんて菓子折りもって
きてた
あの制度今回の様なケースを聞くとあながち間違いでもなかったのかも。
飛躍しすぎだけど眞子様のお相手が頭に浮かびました。
私もそこすごく興味があります
つなぎとめるもの
14年下 しかも2回も結婚できてる
きっと今回がだめになっても
3回目も叶いそうな魅力があるにちがいない
子供と疎遠でもそれを憂うとこもない潔さ
世界中が敵(だと思えても)
強力な味方が一人いてくれれば
なんとかなります
こういう女の夫は早死にするから、
意外といい質問かも(笑)
こういう女の夫は早死にするから
意外といい質問かも(笑)
昨日からずっと14歳年上の素っ頓狂な質問する女と結婚する男ってどんな感じってずっと考えていました
ふと浮かんだのは障害があるんじゃなかろうか?
例えば車椅子とかね
相談者は介護してるんじゃないかな
家族も何年も尽くしてるのを見て結婚許した
そして姉は家の相続放棄した
こう考えると納得したんですが
どうでしょう?
旦那が車椅子てありえるかもね。それなら姉と仲良しなのも納得いくな。しかしやっぱし加藤先生はすごいな~ 〆の言葉がまた素晴らしい❗
誰よりも幸せになりますように。と望むのでしょう
その不安は同じくらいの大きな欲から生ずるものと感じます
常に相応以上の幸せを望むかぎり
この先も身分以上の不安の中で生きていくのですから
満腹は苦痛に似たり
遠からず体は不調を起こし、自然にまかせれば
貴女の方から先に旅立つわけで
どうして若い御亭主の財産を使える時間があるのだと・・
こんな早いうちから不安まみれで生きることなどなかろうに
相談者からしたら「なんていう相手と比較するんだ!」と怒られそうだが、保険金の事件の木嶋某を連想してしまう。あの女性も顔は十人並だが声色は鈴を鳴らす様、達筆、料理上手と、とにかく痒い所に手が届く振る舞いをこなしていたそうで。事件を取材していたジャーナリストも彼女が送った流麗なる文章と文字を見て「事件と彼女の素とのギャップが大きい」と愕然としていた。
なので、相談者も気配り上手な女性だとしたら年下の男性と歳の差婚することも不思議ではない。しかし、なんとなく力の使い処を間違えてるなあという感もある。「カリスマ家政婦」など世間に広く力を生かせたら、相続にヤキモキすることも無く、人間関係に関するフラストレーションも昇華できただろうに。
間違えても木嶋某と同じ轍を踏んじゃいけないね・・・義姉さんは「兄弟は他人の始まり」と思って逃げた方が良さそう。
タイトル画像、凄いな~~~!
メドューサみたい!
この相談にピッタリ!