初めてのDV。サブミッションからの打撃。別れるべき?世間体が気になる

テレフォン人生相談 2018年10月19日 金曜日

同棲時代から精神的DV(無視)はあったものの、身体的DVは今回が初めて。
警察に駆け込んだら牧歌的対応。
夫も謝った。
1回目で離婚すべきか?
楽しかった思い出もあるし、バツイチになると世間体も気になる。
夫は家事をしないばかりか、自分で出したものも片付けようとせず、どっちの役割かで口論になる。

タイトルの「サブミッション」とは格闘技で使われる用語で、拘束とか、関節ワザの意味。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女39歳 夫39歳自衛官 同棲を経て結婚7年 娘6歳

今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもし、こんにちは

今井通子:
こんにちは

相談者:
あ・・すいません、あのお、えっとDVで、夫と離婚するかどうか?ちょっと悩んでいるんですけれども。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
あなたおいくつ?

相談者:
と、わたしは39歳です。

今井通子:
39歳。

相談者:
はい

今井通子:
ご主人は?

相談者:
と、も、39歳です。

今井通子:
39歳。

相談者:
はい

今井通子:
お子さんいらっしゃいます?

相談者:
はい。えーと、女の子で、

今井通子:
はい

相談者:
6歳です。

今井通子:
6歳、お1人?

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
ご結婚何年目ですか?

相談者:
大体7年ぐらいですかね。

今井通子:
7年。はい

相談者:
はい

今井通子:
ていう事は出来ちゃった結婚ではない?

相談者:
あ、ではないですね。

今井通子:
はい。
あの、恋愛結婚?お見合い結婚?

相談者:
あ、恋愛結婚です。

今井通子:
あ、恋愛結婚なの。

相談者:
はい

今井通子:
はい。
さて、えー「DV」とおっしゃいましたが、

相談者:
はい

今井通子:
まず、どんな事が起こるのか?と、

相談者:
はい

今井通子:
いつ頃から、お、起こったか?、何年前ぐらいから起こったか?

相談者:
あのお・・何でしょう、所謂精神的な暴力みたいなの、あるじゃないですか?・・

今井通子:
ええ、ええ

相談者:
無視をするとか。で、それっていうのは、同棲して、ま、しばらく経ったぐらいからあったんですね。

今井通子:
はい

相談者:
で、その無視っていうのは大体1回につき・・えっと1ヵ月とか1ヵ月半ぐらい、口を利かないっていう感じなんですね。

今井通子:
はい

相談者:
でそれが、今までに・・3、4回ぐらいあって、

今井通子:
うん

相談者:
で、その暴力の方なん・・今回、あの離婚を考えるようになった暴力なんですけれど、
で、それはですね・・なんていうの、1ヵ月ぐらい、前ですかね?・・

今井通子:
はい

相談者:
あ、2、3週間、あ、2週間、とか3週間ぐらい前に・・あの、ちょっと・・喧嘩があったんですね。
で、それで、ちょっと口論になって・・で、それで、あのお、殴る、えっと、まず蹴られて、脇腹を凄い蹴られて、

今井通子:
え?

相談者:
でえ、首を絞められて、

今井通子:
はい

相談者:
でえ・・あの、わたしの手を・・あの、主人が両手、わたしの両手を片手で抑えて、動けないようにして、横顔を殴って来たって感じなんですけれど。それが1回あったんですね。はい

今井通子:
で、これって・・これが最初?

相談者:
・・あ、これが殴られたのは最初ですね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
これえ・・原因っていうか、その喧嘩の内容、ちゃっと覚えてますか?

相談者:
あ、と喧嘩の内容っていうのが、その喧嘩がある前に、すでに、1ヵ月半ぐらいまた無視があったんですね。

今井通子:
うん

相談者:
でその間(かん)の会話っていうのは、もう挨拶程度の会話しかないんですよ。初めは挨拶も何もなくて無言だったんですけれど。で・・

今井通子:
この・・

相談者:
はい

今井通子:
1ヵ月半ん、ぐらいの、無視の前には何かその原因があんの?

相談者:
あ・・でそれはですね、あの、夫は・・何でしょう?、も、ほとんど家事をしないんですよ。

今井通子:
うん

相談者:
で、家事を全くしなくて、

今井通子:
はい

相談者:
あの、家事をしないどころか、自分がかた、出した物とかも、わたしに片付けるように言うんですね。

今井通子:
はい

相談者:
で、そいで・・いい加減、それがもう嫌になっちゃって、

今井通子:
はい

相談者:
で・・夫も出したら出しっぱなしで、

今井通子:
はい

相談者:
それがホントに、1週間とか2週間とか平気で出しっぱなしなんですね。

今井通子:
はい

相談者:
で・・なんかホントに頭に来て、
でなんかそれ「自分の事は自分でやってくれ」みたいな事を言ったんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
で、そしたら、「部屋の片付けはお前の役目だろ」って言われて、

今井通子:
はい

相談者:
や、も、「でも」、「自分の事はちゃんと自分でやって」「わたしは」、なんか「そこまではやりたくない」、「それをやったら切りがない」って事を言ったんですね。

今井通子:
そうするとちょっと、さ、あの、ん、元へ戻るんですけど、

相談者:
はい

今井通子:
あのお、所謂その、同棲してた時期があったわけね?

相談者:
はい

今井通子:
で、これもやっぱり今みたいな・・つまらない喧嘩って言っちゃ変ですけど(苦笑)、

相談者:
(苦笑)

今井通子:
要するに、

相談者:
はい

今井通子:
男性優位みたいな?

相談者:
あ、そうです。

今井通子:
うん

相談者:
で、そのお、同棲の時あった喧嘩も、覚えてないぐらい(含み笑い)、ま、つまらない喧嘩っちゃ、そんな感じですかね。

今井通子:
・・で、結局う、ま、その・・1ヵ月半・・

相談者:
はい

今井通子:
無視があり・・その、あと・・えー2、3週間前に、

相談者:
はい

今井通子:
脇腹を蹴られました。

相談者:
はい

今井通子:
・・ん、その時にね?・・これはあ、相当ふ、あの、強い力だった?

相談者:
・・あ、そうですね、息が出来ないぐらいの・・

今井通子:
あらら

相談者:
強さですかね?

今井通子:
うん。首絞められました。

相談者:
はい

今井通子:
息出来ましたか?

相談者:
・・それは・・ま、ちょっと出来たっていう感じですかね?

今井通子:
・・それで何か手足動かなくな、されて?、だっけ?

相談者:
でそれで、首を、絞められ、て、

今井通子:
はい

相談者:
で、その後に・・わたしの、腕を、

今井通子:
あ、腕。

相談者:
わたしの、こう、鎖骨の辺りで、クロスして、

今井通子:
ええ

相談者:
んでえ・・何でしょ?、主人が、片手でそこを押さえて、

今井通子:
うん

相談者:
でわたしは、完全に、動けないような状態にして・・横顔を、殴られたって感じなんですね。

今井通子:
はい

相談者:
で、その殴られた強さなんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
あの耳がキーンとして、

今井通子:
あーあ

相談者:
一時的にあんまり聞こえないぐらいだったんですけれど・・

今井通子:
はい。
でその後どうしました?、ご主人は。

相談者:
・・で、その後・・子どもがこう泣き喚(わめ)いちゃってたんで。
で、わたしはちょっと・・なんかこの人おかしいなと思って、警察に、行っちゃったんですよ。

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
逃げて、家を出て。はい

今井通子:
だ・・

相談者:
でそれでえ、あのお、色々警察う、署の人に話を聞いてもらって、

今井通子:
はい

相談者:
でえ・・ま、警察の、署の人は・・あの、ま、「初めての事だし」・・なんか、「お互い上手くやってきなよ」っていう人もいたんですけれど、

今井通子:
うん

相談者:
え?首絞めるなん・・「蹴られて首絞めるなんて」、「それはちょっと」・・「酷くないか?」みたいな・・

今井通子:
うん

相談者:
感じで。「会話もない事だし」、ちょっと、

今井通子:
うん

相談者:
「離婚考えた方がいいと思うよ」とか・・

今井通子:
うん

相談者:
言ってくれる人もいたりっていう感じだったんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
でえ・・そいで離婚ん、するかどうか、迷ってるんですけれど・・

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい、でも、夫に暴力、に対して悪いっていう意識がないみたいで、

今井通子:
うん

相談者:
わたしに謝って来たりとか・・積極的にしなかったんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
でそれで、ま、とりあえず形(かたち)状は、あのお・・ま、謝ってくれたんですけど、
「あー、ごめんなさい」みたいな感じで謝って来て。

今井通子:
・・なるほど。

相談者:
で、警察の方から、「もう1回暴力があったらすぐに連絡して下さい」って言われてて、

今井通子:
はい

相談者:
でえ、主人も警察署の人に、ちょっと話をしてたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
でえ、だから・・何でしょう?、その時は暴力は、無かったですね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい。で、ただわたしも、謝あ、謝りまして、なんか子どもが・・
「もう、母さんそんな首絞められて死んじゃうから」、「謝って、謝って」っていう風にして子どもに言われて、

今井通子:
うん

相談者:
ま、一応、形状、わたしも・・なんか殴られながら謝ったって感じですかね?

今井通子:
なるほどね・・

相談者:
はい

今井通子:
ご主人ってあれ?、自営、それとも会社員?

相談者:
・・あ・・

今井通子:
どっか勤めてる?

相談者:
えっとあの・・自衛官ですね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
えーっとそうするとお、家庭人としての、ご主人・・

相談者:
はい

今井通子:
として、何にもしないの?ホントに。

相談者:
・・えー、ま、ホントに料理もしないし、洗濯もしないし・・靴とかも、もちろん揃えないし・・何にもしないです。

今井通子:
はい

相談者:
でそれを考えると、この人はもう変わらないから・・もう、早めに別れた方がいいのかな?とか、思うんですけれど、

今井通子:
なるほど。

相談者:
でも、且つて・・あったこう旅行、家族旅行をした楽しい思い出とかあ・・そういういい思い出もあるし、
なんかそお、れを考えると、別れない方がいいのかな?って・・考えたりしてるんですよね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
それで?、今日のご相談としては・・

相談者:
1回のDVで、別れた方がいいのか?別れない方がいいのか?って、ところですかね?

今井通子:
あなた自身はこれ、あの、専業主婦?

相談者:
・・わたしはパートをしてます。

今井通子:
あ、パートやってらっしゃんの?

相談者:
はい

今井通子:
・・別れるに、あ、お、当たってえ・・えー、今後の・・そのお、所謂社会的経済的な・・あの、保証というか、ことは、

相談者:
はい

今井通子:
あなた自身、やって行けそう?

相談者:
あ、そうですね、今、仕事探してる、正社員で・・

今井通子:
うん

相談者:
仕事探してる最中ですかね?

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
じゃ、要するにやって行く、と、思える、意欲はあるのね?

相談者:
あ、そうですね、意欲はあります。

今井通子:
うん・・分かりました。

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね、弁護士の中川潤先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたい思います。先生よろしくお願い致します。

相談者:
はい・・はい、よろしくお願いします。

(回答者に交代)


初めてのDV。サブミッションからの打撃。別れるべき?世間体が気になる」への4件のフィードバック

  1. そりゃ、DVはいけないし、この夫は危ないだけど、相談者の価値観も、ちょっと疑問。
    相談者もフルタイムの正社員で、共働きなら、『夫が、料理も、洗濯も、なにもしない』と不満に思うのは分かるけど、パートらしいし(短時間かフルタイムかは不明だかま)、ま、奥さんが料理洗濯するのは普通じゃない?そこを、『何もしない』とつっかかるのは違うんじゃないか。
    それでもって、『自分のことは自分でやって』という。文章を読んで、相談者の気の強さが感じられる。
    だから、今井先生のいうように、相談者と夫は合わない。
    気の強い相談者には、気の弱い、妻の尻に敷かれるような男がお似合いだろう。

  2. 自衛官は大変な仕事だよーご苦労様です

    子供は女児1人でパート行ってるくらいで何にもやってくれないって言うけどアンタ時間あるじゃんって
    子供3人いて内障害児1人とか、せめてフルタイム働いてないとまだまだ今の日本じゃ同情されないよね

    自衛官のイメージだけど口うまくないよね
    まくしたてられたら無視しかないんじゃない?
    実直な自衛官、逃げる事知らなさそう。このまま行くと下手すると相談者殺しちゃうよ

    自衛官の為に離婚賛成

    今回はどうしても自衛官目線で考えてしまった

  3. 本家アメリカの超有名フェミニスト、グロリア・スタイネムは調査のためにプレイボーイクラブに潜入してバニーガールやっても違和感のない美人でしたけどね。欧米のフェミニストはハリウッド女優とか美人も結構いるので日本とはメンタリティが少し違うのかも。

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