認められるか?人道的見地からのデイサービスの不手際。高い社会的相当性の壁


テレフォン人生相談 2018年11月21日 水曜日

デイサービス利用中に倒れた母。
1時間後に妹が車で駆けつけた。
職員から早く病院に連れて言った方がいいと言われ、救急車を要請したところ、車の方が早いと言われ母を車に押し込められた。
母は寝たきりになった。
デイサービスを訴えようと思うのだが・・

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 男60歳 入院中の母86歳 兄と妹がいる

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ドリアン助川:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもし?

ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。

相談者:
こちらこそよろしくお願いまし、いたします。

ドリアン助川:
今日はどんなご相談でしょう?

相談者:
あのですね・・10ヵ月程前にですねえ?

ドリアン助川:
はい

相談者:
わたしの母・・86歳なんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
母が・・えー通ってるデイサービスで倒れまして、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
今・・そのお・・救急車を呼んでもらえずに、処置が遅れて・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
えっと今あ・・あの、病院に、施設に入って・・ま、寝たきりの状態と、全く重症になってしまいまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
施設側が・・気付いてるにも関わらず・・救急車、呼、呼ばなかったっていう事に対して・・もう腹立たしくてですね・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
納得行かなくて・・裁判を掛けたいなあと思ってるんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
アドバイスをいただきたいと思って、電話しました。

ドリアン助川:
あはい。えー、じゃもう少し詳しく教えて下さい。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えーっとあなた様おいくつですか?

相談者:
・・え、わたしは・・60歳です。

ドリアン助川:
60歳。
お母さまは・・その、デイサービスで倒れるというのは、そこにはどれぐらい前から・・

ドリアン助川:
え、2年程前から、そこに、週・・3日通っておりました。

ドリアン助川:
2年程前から・・

相談者:
うん

ドリアン助川:
週3日。

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい
その送迎はそちらでやってもらえるんですか?

相談者:
で、自宅から送迎ですね、送り迎えが付いておりまして。

ドリアン助川:
送り迎えが付いてたんですね?

相談者:
うん・・

ドリアン助川:
はいはい

相談者:
あ、ま、足が不自由だったものですから・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
車椅子で・・

ドリアン助川:
うんー

相談者:
乗せてくれて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
到着しましたらば・・うちでもそうですが、歩行器を使って歩くぐらいの歩き方は出来てた・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
です。

ドリアン助川:
でえ、意識の方は・・あのお・・

相談者:
うん

ドリアン助川:
大丈夫だった・・

相談者:
全く喋れなくて、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
意識は残っておりまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの、わたしなんかが行きましても・・親戚なんかが来ても・・反応はしますし、喜んだり泣いたりもします。

ドリアン助川:
あ・・

相談者:
ただ・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
口が全然利けなくなってしまいまして。

ドリアン助川:
あ、それはその、今の話ですね?

相談者:
あ、今です。

ドリアン助川:
ええ、その、倒れる前は、問題なく・・あの・・

相談者:
ま、全然問題なく・・

ドリアン助川:
全然問題なく・・

相談者:
普通に元気で・・

ドリアン助川
普通に・・

相談者:
元気でした。

ドリアン助川:
あ、ははは、で、これ倒れた後にはどこが悪かったんでしょうね?

相談者:
・・それで・・あの、処置が遅れた・・ですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
病院では・・「軽い脳梗塞」って言われたんですね。

ドリアン助川:
軽い脳梗塞、はい

相談者:
ええ

ドリアン助川:
ええ

相談者:
んでえ、でも、全く軽い症状じゃないので、

ドリアン助川:
うん

相談者:
「おかしい」、「これはおかしい」と、病院の先生も言ってたぐらいです。

ドリアン助川:
えーと・・

相談者:
うん

ドリアン助川:
すいません、まず・・え、デイサービスで倒れたわけですよね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、その時に、「軽い脳梗塞」という診断したのはどなたなんですか?

相談者:
これは、の、後のです。
わたしの、は、妹が、

ドリアン助川:
はい

相談者:
デイサービスに呼び出されて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
1時間後に。

ドリアン助川:
はい

相談者:
んで・・デイサービスに、つ、到着しましたら、

ドリアン助川:
はい

相談者:
「お母さんの状況がおかしいので」・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
「今から」、「すぐに、病院に行った方がいいですよ」と言って、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
妹の車に・・職員が2人で、母を抱えて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
押し込んだ状態です。

ドリアン助川:
はい、はい

相談者:
押し込んで・・妹、わたしの妹と・・に・・えー「今から・・病院行った方がいいですよ」つって、

ドリアン助川:
はい

相談者:
「急ぎなさい」と言って・・

ドリアン助川:
うん

相談者:
追い出した、という・・

ドリアン助川:
ふうんー

相談者:
状、況があって、

ドリアン助川:
はい

相談者:
わたしは、それを妹から聞いて、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
もーう、憤慨してですね・・

ドリアン助川:
んなるほど。

相談者:
もう、いたたまれない状態・・

ドリアン助川:
この、なるほどなるほど。
デイサービスで倒れて意識が無くなってる状況なのに、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、そこ何もしてくんなかったと。で、妹さんが呼ばれて・・

相談者:
ええ

ドリアン助川:
妹さんが、ご自身の車で病院に運んだという事ですね?

相談者:
そうです、妹が・・
「救急車呼んだ方がいいんじゃないですか」って言いましたらば、

ドリアン助川:
はいはい

相談者:
・・「あなたが行った方が早いから」と・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
いう、う、返答があったそうです。

ドリアン助川:
ふうーん

相談者:
うん

ドリアン助川:
そのお、病院まで・・

相談者:
ええ

ドリアン助川:
車でどれぐらいの、距離なんでしょう?

相談者:
15分ですね。

ドリアン助川:
15分・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
んー、なるほど。
それで・・

相談者:
それで・・

ドリアン助川:
ええ

相談者:
・・わたしは・・あのお、デイサービスに、「どうして」呼、「呼んでくれなかったんだ」と言って、

ドリアン助川:
はい

相談者:
話を、聞きに行ったんですよ。

ドリアン助川:
はい

相談者:
そしたら「わたしどもは」・・「契約書通りにしてあるんで」、

ドリアン助川:
はい

相談者:
「一切」・・あのお「落ち度はありません」・・

ドリアン助川:
うんふん

相談者:
「契約書を見て」・・「くれてますか?」ってわたしに言うんですよ。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
で、説明を受けましたらば、

ドリアン助川:
はい

相談者:
まずは・・家族に連絡をすると・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
いう風に書いてあ、もちろんあったんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
でも・・救急、「そんな家族に連絡してたらば、どんどん処置が遅れて」・・「手遅れになるの分かってるじゃないですか」って。

ドリアン助川:
はい

相談者:
ま・・

ドリアン助川:
うん

相談者:
こういう言い合いになったわけです。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
うん

ドリアン助川:
それでもう一度教えて下さい。

相談者:
はい

ドリアン助川:
今どういう状況なんですか?お母さま。

相談者:
・・おか、母は・・今もう、おー・・寝たきりで、おむ、おむつも全部すべて・・

ドリアン助川:
うん

相談者:
看てもらったり。

ドリアン助川:
はい

相談者:
うん右手は動くので、食事は自分でしますけど、脳梗塞、アルツハイマーの、酷い、状態で、

ドリアン助川:
はい

相談者:
もう、ボロボロ、ボロボロ全部落とす。
で、それを見て、も、胸が苦しくて・・それと怒りと・・うーん兄弟の・・あの、考えも違うので・・兄弟で、もう縁を切っちゃったぐらいになっちゃってるんです。

ドリアン助川:
んー、ご兄弟、縁を切った方、どなたなんですか?・

相談者:
わたしの兄です。

ドリアン助川:
お兄さん?

相談者:
え、と妹と。

ドリアン助川:
はい・・は(わ)、どういう、ふうに違うんでしょう?

相談者:
も、「諦めてそんな事」、あの「お兄ちゃん言わないで」っていう妹と・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
兄は・・遠く離れていますので、母にあんまり愛着が持ってない・・

ドリアン助川:
うんー

相談者:
愛情を持ってない方なので・・
「お前がそんな事考えているならば」・・「縁を切るぞ」って、この間・・そういう話になったとこです。

ドリアン助川:
ふうーん
「縁を切る」と言っても、あなたがやろうとしてる事は、そのデイサービスを訴えようかどうか?ってそういう話ですよね?

相談者:
そうです、そうです。

ドリアン助川:
あのお、なんか・・お兄さんにどうして欲しいっていう話ではないんですよね?

相談者:
・・どうして欲しいって話じゃないんですよ。

ドリアン助川:
ふうーん

相者:
はい

ドリアン助川:
その面倒な事に巻き込むなっていう事でしょうか?

相談者:
も、とにかくもう、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
「目を瞑って」、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
すべて、あ、「諦めろ」と。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
長男は長男として何も、や、やらない長男ですので。

ドリアン助川:
うーん。あの、目下のところ・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
やはりでも・・む、そういった・・人間、家族関係の話も出て来るんですけども・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
目下のとこやっぱ最大の・・今日電話を掛けて来て下さった理由というのは・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、何とかやっぱりこのデイサービスを訴えたいという、そういう事でしょうか?

相談者:
それで・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
もう1つね?

ドリアン助川:
はい

相談者:
訴える、行動を移してたんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
デイサービスの回答は・・一切過失はない。

ドリアン助川:
はい

相談者:
で・・本人じゃなければ・・受け付けない。

ドリアン助川:
・・うん

相談者:
そして、後見人を付ければ・・情報開示とか、そういうものは、致しましょう・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
っていう、ことの返答なんです。

ドリアン助川:
うーん、それデイサービ・・

相談者:
で・・万が一、

ドリアン助川:
はい

相談者:
それもう1つ、せ、先生、

ドリアン助川:
はい

相談者:
もう1つ・・過失があったとしても・・おー・・損害賠償を払う、うー、ことは・・あり得ないという事も・・うん

ドリアン助川:
ま、しかしこれは・・ん、今の段階の話であって、

相談者:
うん

ドリアン助川:
えー・・という事ですよね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
で、わたしは、ば、裁判を掛けたいてのが事実なんです・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
どうしたらよろしいでしょうか?という・・

ドリアン助川:
という事ですね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
分かりました。
今日の回答者の先生紹介いたします。弁護士の大迫恵美子先生です、よろしくお願いします。

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(回答者に交代)


認められるか?人道的見地からのデイサービスの不手際。高い社会的相当性の壁」への7件のフィードバック

  1. 大迫砲炸裂案件の匂いもしたんですが、前係の感情論でこようとしているところを正道で諭しましたね。職業からのアドバイスがいいほうにでた回だと思います。

  2. 死ぬのって難しいよなぁって思う
    80過ぎて何か起こったら多分天国からお迎えがきたってことでしょう。と私は思うのですが家族として救急車呼ばざる得ない、色々処置されちゃってね、とんでもない状態で出来上がっちゃって退院、家で見られない、施設探すけど見つからず~ってあるあるネタですよね。
    デイサービス訴えるの?そうくるか?
    ほかの年寄りの家族が。次見つけるの大変かと思うけど。下手するとデイサービス自体なくなっちゃうんじゃない?やってらんないよね。

    私は子育て終わってから、手遅れのガンが見つかり余命3ヶ月死にたいです。痛み取ってもらいつつ。ありがとうって言ってから。最高!

  3. 各家族でいろんな思いが、あるから人を預かる仕事は大変ですよね、基本的にデイに落ち度はないと思う。
    救急車呼んでナース付き添っていったら、こんど、行政から人員不足とかで、返戻スレとか言われるし。
    医療もそうだけど、現場と理想を求める家族のケアのあり方ってすごく乖離してるから。現場スタッフは辛いところだとおもいます。
    介護に理想求めるなら、介護保険料10倍でも、足りないですよ。

  4. 管理人さんの説明で良くわかりました。
    今回は大迫先生の回答だけじゃ何だかすっきりしなかったので。
    頼りになる管理人さんです!

  5. たぶん、相談者には兄妹がいて仲がよくないんだろうな~
    と最初から聞いてましたが、やっぱりそうでした
    医療現場での延命期で大騒ぎするパターンの典型かと
    癌、脳卒中、心不全
    どれも死にに直結する症状ですが
    病院やサポートが起こしたのだと勘違いされてませんか?
    もちろんその後の対応を問題としている内容ですが
    ほんとうに冷静になった上で相談されてます?
    それを踏まえて対話するご家族と
    感情むき出しで道理を飛び越えてしまう方がいらっしゃいます
    相手側の話もろくに聞かず受け入れたくない結果が先行する
    この相談者に攻撃的感情過多を感じなければ別ですが・・
    まず相手を疑う。感情的性格
    内面ではなく外面に向かう。攻撃的性質
    たぶんご兄妹にこの相談者さんの成様を聞いたら
    当たってませんかね?
    だいだいそんな人は嫌われるわれてるわけで
    兄妹の仲が悪くなるのがパーターンですけど
    縁を切る・・ってやっぱそうなっとるわい
    結果、脳卒中を短時間で処置したならば
    救急車にこだわるのは?
    この相談がいかに感情が先行している現れかと
    発見が遅れた、対応が素人
    ここに相談者側のいきどうりを汲んであげたいが
    あんまりこの人の話信用できないな
    ここまで感情的だと
    ドクターの話も施設側の説明も
    フェアに聞いてないんじゃなかろうか?
    妹さんがいて
    訴えるとか止めてと言われていて
    これまで母親の世話をしてきて
    これからも世話をするのは
    たぶん相談者ではないでしょう

  6. 同じような介護事故にあったことがあります。
    ですので、相談者さんの気持ちにはかなり同調しました。
    事故にあった人のことを大切に思うが故の正義の暴走?でしょうか。
    ただ高齢になればなるほど、身内は面倒をいやがりますので、それ以上騒がないでくれという人も出てきて、仲たがいになってしまうのではとも思いました。

    私の場合は、真実を知りたくて裁判も考えましたが
    高齢の身内には負担が大きすぎたので、色々探したところ
    介護のADRのようなことをしてもらえる組織を見つけました。
    国保連合会の介護サービスに関する苦情申し立てです。
    これを申し立てると、法的責任は問えないのですが、最終的に、介護日誌や、その施設への指導、改善案の提出などを取り付けることができました。
    今はもうその身内は他界してしまいましたが、気持ち的には少しは楽になったので、やってよかったと思っています。
    この書き込みのサイトにリンク先を掲載しておきます。
    https://www.tokyo-kokuhoren.or.jp/general/care_insurance_system/soudan.html
    おそらく各都道府県の連合会に窓口があるのではと思います。
    介護事故に苦しんでいる人に、少しでも参考になりましたら幸いです。

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