猛アタックにほだされて始まった内縁もどき11年目の精算

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、お願いします。

坂井眞:
(咳払い)えーとですね、ちょっと・・

相談者:
はい

坂井眞:
聞いておきたい事がありまして。

相談者:
はい

坂井眞:
さっきあの、おー、ざっくりはお話になっていたとは思うんですが。

相談者:
はい

坂井眞:
中古住宅を買いましたと。

相談者:
はい

坂井眞:
えーとお・・500万と200万の2本の住宅ローンがあって。

相談者:
はい

坂井眞:
500万の方は、の1本は、あ、月4万5千円と。

相談者:
はい

坂井眞:
200万の方は月1万4千円と。こういう事ですよね?

相談者:
はい、は、そうです。

坂井眞:
そ・・それで、このあの・・4万5千円と1万4千円、合わせて5万9千円か。

相談者:
はい

坂井眞:
の、ローンの返済、の原資というのは、

相談者:
はい

坂井眞:
えーと、あなた、が、2ヶ月に・・16万円もらっている・・

相談者:
はい

坂井眞:
今の内縁の、夫の方?・・

相談者:
はい

坂井眞:
からの、ま、これは生活費としてもらってるんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
税務上は、給料をもらった事にしてますと。こういう事ですよね?

相談者:
・・そうですね。

坂井眞:
とりあえず96万円は・・

相談者:
はい

坂井眞:
年間入るわけですよね?

相談者:
そうです。

坂井眞:
で、それと、おー、あなたが年金は・・1年間でいくらもらってるの?

相談者:
2ヶ月11万いくらですね。

坂井眞:
じゃあ仮に11万円とすると、

相談者:
はい

坂井眞:
ま、ちょっと、数字、5万、5千円掛ける12っていう事だから、

相談者:
はい

坂井眞:
55万の、おー・・えー、11万か。60う・・

(11万✕6で良さそうだが)

相談者:
はい

坂井眞:
6万?

相談者:
そうですね。

坂井眞:
で、そうすっと150から、な、7、70ぐらい、100、6じゅ、160万ぐらいか?

相談者:
はい

坂井眞:
約160万プラスアルファくらいか。

(年収)

相談者:
はい

坂井眞:
で、そのお金で・・2本の住宅ローンをあなたが払って来たんですか?

相談者:
はい

坂井眞:
住宅ローンを払う原資というのは、あなたのお金、から払ってるっていう事ですね?

相談者:
はい

坂井眞:
分かりました。
えーそうすると、この中古住宅には、

相談者:
はい

坂井眞:
相手が50万出してくれているというんだけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
おー、名義はあなた一人ですよね?

相談者:
はい

坂井眞:
と、50万は出してくれたけど、ま、あの、助けてくれたという事で、

相談者:
はい

坂井眞:
え、平たく言えば、くれた。

相談者:
はい

坂井眞:
法律的に言うと贈与と考えてもそんなに不自然じゃないと思うんですね。

相談者:
はい

坂井眞:
50万だったら贈与税の申告する必要もない金額だし。

相談者:
はい

坂井眞:
えー、そこ問題ないと思うんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
えー、中古住宅は、あなたの物だ。名義もわたしだし、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、400万、最初の頭金、ほぼ全部出してるし、

相談者:
はい

坂井眞:
50万は贈与、されたんですと。内縁の夫からと。

相談者:
はい

坂井眞:
で、その後の10年間のローンは、全部自分の懐から払ってますと。

相談者:
はい

坂井眞:
あ、なので、えー、基本的に50万しか援助はないので、この、おー・・えー、中古住宅は自分の物です、という事で、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、筋が通った話になると思います。
それでそうするとですね、心配なのは・・

相談者:
はい

坂井眞:
そのお・・なんで・・住宅ローン、を払った原資は・・誰ですか?って聞いた、かというと、

相談者:
はい

坂井眞:
名義は、あなたの物、一人の名義になっているけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
お金については、あなたが400万だけ出して、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、あとの700万のうちの、ま、これ・・

相談者:
はい

坂井眞:
あの、ローンは・・自分の最初の50万だけじゃなくて相手が出しました。なーんていう事になると・・

相談者:
はい

坂井眞:
この、中古住宅の権利は、少なくても半分以上は自分(内縁夫)のもんだ、なーんていう話が出て来る可能性がある・・

相談者:
あ、あーあ、はい

坂井眞:
わけですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
要するに、原資を誰が出したか?、代金を誰が払ったか?によって、

相談者:
はい

坂井眞:
実質的な所有権の、所在、帰属は決まるので、

相談者:
はい

坂井眞:
そこは一番心配だったんです。

相談者:
はい

坂井眞:
だけど、さっき確認をしたら、その部分はローンはあなた全部払っていて、

相談者:
はい

坂井眞:
で、相手の男性が払ってるのは50万だけなので、

相談者:
はい

坂井眞:
あまり心配する必要はありません。

相談者:
はい

坂井眞:
というのが一つね、一番、ま・・重要な事だと思うので。

相談者:
はい

坂井眞:
で、その他に、えー、じゃ「止める」と言ったら・・何かお金要求されるのか?とか。

相談者:
はい

坂井眞:
え、それからあ・・他になんか、自分が、債務を負担しなきゃいけないのか?という事、ですけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
えっと、簡単な方からいくと、農業に関わる、なんか・・借入とか・・先方・・その内縁の・・旦那さんがして、保証人になったりした事はありますか?

相談者:
ないです。

坂井眞:
農機具買うとか・・農協から借金するとか。

相談者:
な、全然、なった事ないです。

坂井眞:
全然してない?・・

相談者:
はい

坂井眞:
じゃそれは心配ないですね。

相談者:
はい

坂井眞:
そうすると、ほんとにもう・・おー、この、あ、なんだ?、11年間・・内縁関係にあったけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
「内縁関係を止めます」と・・

相談者:
はい

坂井眞:
言った時に、何か慰謝料・・を、請求されるような理由があるかどうか?っていう事だけ、だと思うんです。

相談者:
はい

坂井眞:
内縁関係・・って言っても、ま、一緒に住んでないし・・一緒に住んでるとですね、実質上の夫婦で・・

相談者:
はい

坂井眞:
えー、相続とかそういう問題は、もちろん、内縁関係では生じないけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
おー、実質的な夫婦として暮らしていたら、別の例えば、あの・・男性と・・おー、男女関係になっちゃって、

相談者:
はい

坂井眞:
おー「もう止めます」って言ったら、それはあの、相手も保護されるっていうような事は・・

相談者:
ええ

坂井眞:
あるんですね。

相談者:
ええ、ええ、ええ、はい

坂井眞:
えー、ま・・何ていうかな?信頼関係を壊したというか・・

相談者:
あはい

坂井眞:
婚姻関係の不貞とはちょっと違うけれども、

相談者:
はい

坂井眞:
そういう保護はあるんですね。

相談者:
はい

坂井眞:
だけれども今回は別にそういう話はないんですよね?

相談者:
はい、ないです。はい

坂井眞:
だから、あの、結論から言うと、今日あなたがおっしゃっている、心配、事は・・あまり、心配しなくていいと、いう事、ですね。

相談者:
あ、はい、分かりました。

坂井眞:
はい

相談者:
はい。ありがとうございます。

(再びパーソナリティ)


「猛アタックにほだされて始まった内縁もどき11年目の精算」への1件のフィードバック

  1. 三途の川の向こう側
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    地獄とは選ぶものなのか?
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