後日談付き。年の差夫に頼んで叶った一人っ子。力むウルサ型の夫に少し疲れた女

テレフォン人生相談 2019年2月9日 土曜日

元々子どもを持つことに積極的でなかった夫。
頼んで息子を産んだものの、さすがに二人目は聞き入れてもらえず。
もっとも息子に対して夫は積極的に関与していて、身の回りのことを自分で出来るようにさせたり、字を覚えさせたりしている。
甘やかしがちの相談者は夫からダメ出しをされていて、夫から嫌われないように、将来、夫から相談者のせいにされないよう、後悔しない子育てにしたい。
家事についても同様。
体がついていかず、満足にこなせていないことを夫から言われる。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女39歳 3人姉妹の長女 夫52歳 結婚12年 一人息子6歳

今井通子:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもしい?

今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
あ、はい。えっと、子育てや、他の家事について、

今井通子:
うん

相談者:
えと上手く出来ない、ことについての相談です。

今井通子:
はい。あなたおいくつですか?

相談者:
と39歳です。

今井通子:
39歳。ご主人は?

相談者:
52歳です。

今井通子:
52歳・・お子さんいらっしゃんのね?

相談者:
あ、はい

今井通子:
お一人?

相談者:
あ、一人です。

今井通子:
はい、何歳?

相談者:
えと6歳の男の子です。

今井通子:
はい
ご結婚何年目ぐらい?

相談者:
と12年・・

今井通子:
12年・・

相談者:
です、はい

今井通子:
はい
で・・子育て、出来ない?

相談者:
はい

今井通子:
どういうところが?

相談者:
あ、出来ないというか、えーと、子どもお、が、可愛くてわたしが、甘やかし過ぎてしま、っている感じで、

今井通子:
はい

相談者:
で、あの主人の方が、これでは不味いんじゃないか?って、あの、「わたしが甘やかしてるから、こんな子になっちゃっんだ」みたいな事を・・結構言われて・・

今井通子:
はい。それはどんな子になっちゃったんですか(苦笑)?

相談者:
や、甘えん坊ですね。あの(苦笑)、普通に、あのお・・ま、やりたい事、とか欲しい物、与、与えるとか・・あと、
「抱っこして」って言われたら抱っこするし。
・・うーん、多分甘えん坊だっていう事なんだ思うんですけど・・

今井通子:
・・えーっと6歳、小学校1年生?

相談者:
あ、はい、そうです。

今井通子:
今でも「抱っこして」って言われて、抱っこ出来るの?あなた。

相談者:
抱っこはあ、えーと、あ、最近はさすがにちょっと重くなって来たので・・

今井通子:
ですよね。

相談者:
あの、あの、ベッドから下ろす時にたまにしてあげるぐらいです(苦笑)。

今井通子:
あー、なるほどね。自分で、さっさと下りて来ないで。

相談者:
あ、そうですね、朝、結構、中々起きてくれなくて。

今井通子:
うん・・あなたがベッドの脇のところにひざまづいて「はーい」つって・・

相談者:
あは(笑)

今井通子:
抱き、抱き起こしてるのね?

相談者:
はい

今井通子:
なるほど。
それで?、ご主人は、じゃ、どうしろと言うの?

相談者:
・・ま、例えば勉強をやらせたりとか。
あと「自分の事は自分で出来るように」、「させろ」、とか・・

今井通子:
はい

相談者:
いうことなんですけど、でも、結局、あのお・・主人の方が積極的に、

今井通子:
はい

相談者:
えっと保育園の・・後半ぐらいからは、あの、字を書かせたりとか、お風呂で、自分で洗わせたりとかを、あのやってくれたんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
わたしも、なんかそういうふに、やってあげなきゃいけないのに・・どうしたらいいのか?・・分からなくて・・

今井通子:
・・はい

相談者:
ま、主人にも満足してくれるような・・あの、子育てを、わたしも、しないと、嫌われちゃうんじゃないか?・・とか、あの、今後また、「わたしのせいだ」って、もっと子どもが大きくなってからも、言われちゃうんじゃないか?って・・思っています。

今井通子:
なるほど・・故に・・子育て方法が知りたい?

相談者:
そうですね、はい

今井通子:
・・まず、子育ては、だから、子育て、あなたは出来ていないと思ってるわけね?

相談者:
甘、やかしちゃい、過ぎてる、と、思ってます。

今井通子:
なるほど。

相談者:
あ、だ、でも仲は、子どもととても仲がいいので(苦笑)、あの、悪い事ばかりではないかと思うんですけど、
あの、しっかりした、子に、育、てるのには、ちょっとまだ、そういうのが、出来てないんじゃないかな?って、思ってます。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
でえ、次にはあ・・

相談者:
はい

今井通子:
家事でしたっけ?

相談者:
あはい。家事なんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
元々わたし掃除が、苦手で。

今井通子:
はい

相談者:
えー、わたしの・・仕事が、え、平日に休みがある日があるんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
そういう時に、やらなきゃいけないんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
・・例えば、うーんとお、夜ご飯の材料を、スーパーに買いに行って、

今井通子:
はい

相談者:
で、洗濯をして、

今井通子:
はい

相談者:
で、お昼ぐらいになっちゃって。
そしたらもうなんか、電池が切れたって感じで、もう、ぐったりしちゃって(苦笑)、うんと、結局掃除とか、アイロン掛けとかが出来なかったりとか・・

今井通子:
はい

相談者:
で、ま、主人が帰って来て、
「休みだったのに」何にも「何にもやってないじゃないか」って・・言われたり・・

今井通子:
うーん、これ休みじゃない時は、ご主人、自分でやるわけ?

相談者:
・・主人が休みの時、は・・えーと、掃除、をやってくれる時は、あります。

今井通子:
・・あ、ご主人は、じゃ、休みの時は、掃除をやる?・・

相談者:
そうですね。

今井通子:
あなたの休みの時に、掃除まで持って行けなくなっちゃうわけね?

相談者:
そうですね。はい

今井通子:
はい
これ、お二人で働いてらっしゃるのね?

相談者:
はい

今井通子:
はい
両方とも正社員?

相談者:
えーとお、そうですね、わたしは嘱託なので、わたしは週4回働いていて、

今井通子:
はい

相談者:
主人は職員なので、

今井通子:
はい

相談者:
5回働いてます。

今井通子:
なるほど。
じゃ、そんな中で特にご主人は・・あの・・ね?、お子さんが男の子だし、凛々しく育てようと思ってんのかな?

相談者:
・・あのお、主人は元々、子どもは居ても居なくてもいいっていう、感じで。
わたしが、ほんと、子どもが欲しくって・・で・・だから、あの、「わたしが子育て、を、やるから」って言って、あのお願いして、作ってもらった感じ・・なんです。

今井通子:
ああー、そうなの?

相談者:
・・ま、そ、主人も52なので、

今井通子:
はい

相談者:
あのお、年だから・・ま、「二人目とか無理」って、言われて・・

今井通子:
あなたとしてはもう一人も欲しいぐらい?

相談者:
そうですね、わたしが、自分が妹が二人いて、

今井通子:
ええ

相談者:
姉妹(きょうだい)って凄くいいなって、実感してるので。
でも、ま(笑)、もう、ずーっと言い続けてもダメだったので、も、ほ、あの、諦めかけてますけど。

今井通子:
なるほど。
でも、ご主人はそう、は言うものの・・

相談者:
はい

今井通子:
息子さんに対しては、その、勉強を教えたり?

相談者:
はい

今井通子:
ね。お風呂一緒に入ったり

相談者:
はい

今井通子:
という事で、

相談者:
あの、はい

今井通子:
うん

相談者:
だから・

今井通子:
教育的とことも、含めて・・

相談者:
はい

今井通子:
凛々しい・・坊ちゃんを作ろうとしてるわけね?

相談者:
そうですね・・

今井通子:
うん

相談者:
ほんとに、真面目な人なんだと思います。

今井通子:
うん・・で、あなたが、甘やかしてると、それが目に余るので・・

相談者:
はい

今井通子:
なんだかんだと・・文句を言う。

相談者:
はい

今井通子:
それがあなたとしては叱られてるような気がするっていう事?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
・・分かりました。で・・えー、今日のご相談を、まとめて言うと?

相談者:
えー、主人が満足してくれるような後悔しない、子育てをするには、どうすればいいか?

今井通子:
はい
今日はですねえ、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので・・

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願いします。

(回答者に交代)


「後日談付き。年の差夫に頼んで叶った一人っ子。力むウルサ型の夫に少し疲れた女」への4件のフィードバック

  1. 三石先生、素晴らしい!
    ほんと、子どもをちゃんとした子に育てなきゃ!と思って子育てしてると、だいたいダメになる。

    相談者の夫がダメだと思う。
    夫は自分の思う『完璧な理想の子ども』に
    子どもをしようとしているけど、
    そうしようと何かとすればするほど
    絶対ならない。

    私の夫も同じタイプ。
    で、なにか子どものことが気に入らないと
    『お前(私)の育て方が悪いからだ!』と。

    『元気ならいいや』くらいの気持ちが大事。

    夫は、変わらないと思う。
    変わるとすれば、
    子どもが引きこもったり、グレたり、
    問題が起こったとき。でも、それすら妻のせいにするから、たち悪い。

    相談者も、そういう夫のそばでの子育てはしんどいと思う。(私も同じだから)

    でも、とにかく
    『私が子どもを信じるんだ!』
    と強い気持ちをもって!

    子どものダメなところじゃなく、
    良いところを常に探して!

    三石先生に言われたことを、かみしめて、相談者には頑張ってほしい。

  2. なんか、夫に嫌われないための子育てって子供にとっては超恐怖じゃない?

    お母さん頑張れよ〜、子育てに正しいも正しくないもないよ
    夫は適当に褒めてあしらっておけば良いと思います、すごーいみたいな感じで。
    息子ちゃんは甘えても大丈夫な人をわかってる。期待を裏切らないで。間違っても夫に同化しないで!

  3. 頑張ります。
    こちらの相談、電話をしたのは去年の5月なんですが、放送されてビックリしました。
    緊張していて細かく記憶が出来ていなかったので、改めて聞いてみて、私のたどたどしい相談に対しての先生方の深い理解が感じられ、感動しました。
    子供はもうすぐ2年生になりますが、元気に頑張っています。
    三石先生のアドバイス通り、習い事(体操教室)を始めたら、毎週付き添いで忙しく、家事の出来ない言い訳にもなります(笑)
    子供が楽しく過ごせることが一番だと思いますので、甘いかも知れませんが、一緒に成長していきたいと思います。

  4. 放送を聞いていて個人的に相談者さんを応援したくなる回だったので、コメントが見られて嬉しいです。

    いつかテレフォン人生相談にかけるのが夢(笑)ですが、その時は相談者さんのようにアドバイスを実践出来るような柔らかい心と行動力を持っていたいものです。

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