家族の悩み相談

新回答者野島梨恵たぶん37歳。特別養子縁組を願う男に立ちはだかる家裁の考え

ページ: 1 2 3

2019年2月14日 30件のコメント

（回答者に交代）

野島梨恵：
こんにちはあ

相談者：
あ、こんにちはよろしくお願い致します。

野島梨恵：
はいよろしくお願いします。
えっとまあ、今、養子縁組なさっているお子さんを、特別養子縁組にしたいっていう事なんですね？

相談者：
はい

野島梨恵：
で、あの、ただ特別養子縁組っていうと、もうお調べになったかもしれないんですけれどもね？

相談者：
はい

野島梨恵：
あの、これ民法の規定で、家庭裁判所の審判が、いるんですね。

相談者：
ええ

野島梨恵：
それで、ま、あの、普通養子の時みたいにちょっと、ま、届出、出して簡単に終わるっていう物ではないんです。

相談者：
はい

野島梨恵：
それで、ま、あのお・・ゆ、特別養子縁組が、あの、家庭裁判所の、審判によって成立するためには、いくつか要件があって、

相談者：
はい

野島梨恵：
ま、その・・養親（ようしん）がね？、あの養親（ようおや）の方が・・

相談者：
はい

野島梨恵：
ま、２５歳以上である事とか・・

相談者：
はい

野島梨恵：
お子さんが６歳未満である事とか・・

相談者：
はい

野島梨恵：
ま、この辺はクリア出来そうなんですけれども、

相談者：
ええ

野島梨恵：
もう一つがですね、実のお父さんお母さんの同意がある事っていう要件が一つ。

相談者：
ああー

野島梨恵：
つまり、あの、ホントのお父さんの、同意がある事が必要で、

相談者：
はい

野島梨恵：
もう一つが・・そのお・・実際のお、ま、お父さんお母さんでは・・お子さんを育ててね？、監護して、おく事が、非常に、難しいとか、

相談者：
うん

野島梨恵：
或いは非常に不適当であって・・何かこう、特別養子縁組をしなきゃいけない特別な、事情が・・なきゃ、いけないんですね。

相談者：
ええ

野島梨恵：
で、これが、認められるかどうか？っていうところがやっぱり、ま、難しいと思うんですねえ。

相談者：
うーん

野島梨恵：
あの、ま、あの、民法でいうと、子どもの利益のために、

相談者：
はい

野島梨恵：
特別養子縁組をする、特別な必要性が認められるかどうか？っていうところ・・

相談者：
はい

野島梨恵：
なんですけれども。

相談者：
うん

野島梨恵：
あの、今、実際に、養子縁組をなさっていてえ・・

相談者：
はい

野島梨恵：
そのお・・その子を、ま、特別養子縁組に変えなければならない、特別の理由っていうのが・・ま、あのお、お話を聞いてる限り借金があってっていう事なん、ようなんですけど、それだけだとやっぱりちょっと弱いかなあっていう気が・・します。

相談者：
ああー、うん

野島梨恵：
ていうのはね？

相談者：
はい

野島梨恵：
特別養子縁組っていうのは、あのお、普通の、養子縁組と違って、

相談者：
はい

野島梨恵：
あのお・・実の親御さんとの関係を完全に断ち切ってしまうものなんですね。

相談者：
はい

野島梨恵：
も、ま、それをお望みなんだと思うんですけども、

相談者：
ええ

野島梨恵：
本当に完全に断ち切ってしまうので、

相談者：
はい

野島梨恵：
その血の繋がった親御さんとの関係をホントに切っちゃって、それでいいの？っていうところを、

相談者：
うん

野島梨恵：
やっぱり家庭裁判所としては非常に気にするんです。

相談者：
うーん

野島梨恵：
でもう、相続も出来なくなってしまうし、まあ、親子の縁をホントに切ってしまう、それだけ、どうしてもそうしなきゃいけない理由が・・あるっていうのならともかくとして、
そうじゃない限りは一応産みの親御さんなんだから、

相談者：
うーん

野島梨恵：
残、それは残しておきなさいよっていうのが・・家庭裁判所の発想としては、あるんですね。

相談者：
うんうん、なるほど。

野島梨恵：
で、ま、あのお、今ね？、お話聞いてたらやっぱり実の子、お子さんと同じように愛情があるからあ、ま、戸籍もね？、綺麗にしたいっていうお気持ちは分かるんですけれども、

相談者：
はい

野島梨恵：
ただ、それはあんまり戸籍とは関係無くね？、その、実のお子さんと同じように愛情を注ぐ事ってのは出来るので、

相談者：
ええ

野島梨恵：
戸籍とかそういう形式面に、あまり、お捉われにならなくてもいいのかなあ？っていう気があ、します。

相談者：
あーなるほど。はい

野島梨恵：
それと、ま、借金の事は、でも、やっぱ気になりますよねえ？

相談者：
ええ

野島梨恵：
ただ、ま、あの、お子さんが４歳って事は、実のお父さんもまだそんなにお年ではないのかな？

相談者：
えー２０う・・７、ですね。

野島梨恵：
うーん・・ま、そうすると、ま、今日明日に相続が発生する可能性が非常に高いっていうわけでも中々無さそうですしい、

相談者：
ええ

野島梨恵：
ま、万が一相続が発生しちゃったらね？、お子さんの方借金引き継がないように・・相続の放棄って事も出来ますので、

相談者：
はい

野島梨恵：
あの、そっちの方向で、そのお・・負の、遺産をね？、引き継がないように、手当てしてあげるのが、まあ、最も、穏当かな？っていう気がしますけれどね？

相談者：
例えば、じゃ、相続の放棄を、あのお、の手続きを取れば・・

野島梨恵：
うん

相談者：
あの、我が子に、あ、その・・ま・・仮にそのヤミ金融業者から・・そういう・・あのお、ま、取立てまがいな事も・・んーん、えーと、無いって事ですかね？

野島梨恵：
そうですね、ま、あの、相続の放棄は、負の遺産が行く事はない、ただし正の遺産も、正の遺産っていうか、積極的なプラスの財産の方も引き継がないんですけれども、

相談者：
ええ

野島梨恵：
ま、マイナスの財産も引き継がない、ただ借金があるようなお父さんですからね？・・

相談者：
ええ

野島梨恵：
そんな引き継ぐような、なんかプラスの、財産があるとも思えないし、

相談者：
ええ

野島梨恵：
相続放棄でいいんじゃないのかな？と思いますけれどね、うん

相談者：
あー、なるほどですね。うん

（パーソナリティも加わる）

新回答者野島梨恵たぶん37歳。特別養子縁組を願う男に立ちはだかる家裁の考え" data-hatena-bookmark-layout="simple-balloon" title="このエントリーをはてなブックマークに追加">

ページ: 1 2 3

こちらも読まれてます