新しい家族に息子の早世を言わない女。夫婦が触れたくないある種の後ろめたさ
テレフォン人生相談 2019年5月16日 木曜日
母子家庭で育てた優しかった自衛隊員の息子を5年前に病気で亡くす。
息子が高校生のときからつき合っていた彼と3年前に再婚して、彼の子どもたちとも親しくしているが、息子のことは言えずに、そのことが引っ掛かっている。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女57歳 夫57歳 結婚3年バツイチ同士 元夫との息子は5年前に26歳で他界 夫の元妻の娘30歳 息子28歳は家庭持ちで孫もいる
アイキャッチ画像
出典:自衛官募集ホームページ(https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/cm/index.html)
柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
柴田理恵:
はい、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
5年前に、
柴田理恵:
はい
相談者:
息子を・・
柴田理恵:
はい
相談者:
病気で、亡くしまして、
柴田理恵:
あー、はい
相談者:
現在のお、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、生活う、について、
柴田理恵:
はい
相談者:
ちょっと、あの、心の葛藤が、あるので、
柴田理恵:
うん
相談者:
辛さを隠しながらやるのが、
柴田理恵:
うん
相談者:
ちょっと・・大変で(ため息混じり)、どうや・・って、心を立て直したらいいのかな?っていう・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんかアドバイスが欲しくてお電話しました。
柴田理恵:
はい。今あなたおいくつですか?
相談者:
57歳です。
柴田理恵:
旦那さんは?
相談者:
同じ、年です・・はい
柴田理恵:
他に、ごきょ、あの、息子さんとかお子さんいらっしゃいますか?
相談者:
いえ・・いないんですが、
柴田理恵:
うん
相談者:
再婚同士で・・結婚したんで、夫の方にですね・・
柴田理恵:
はい
相談者:
もう独立した・・
柴田理恵:
うん
相談者:
息子と娘がいまして、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
で、あの、結婚、も二人ともしてるんですけれども、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
あ、わたし達にすれば、孫が生まれて、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
可愛い盛りなんですけど、で・・
柴田理恵:
うん、そのお孫さんとか・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
前の奥さんの・・
相談者:
あ、そうです。
柴田理恵:
お子さんですよね?、その・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
息子さんと娘さんは。
相談者:
ええ、ええ。
特にい・・あの、子ども達とは、つきあいみたいなの、あるう、と思うんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
あの、それはそれで別・・別で、ちゃんと、普通に、わたしとも、お付き合いをしてくれて、
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
クリスマスですとか・・
柴田理恵:
うん
相談者:
お正月とか、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、遊びに行ったり、来たりと、普通に、ま、やってくれてるので・・よく・・
柴田理恵:
旦那さん、の・・
相談者:
ええ(咳払い)
柴田理恵:
息子さんと娘さんおいくつですか?
相談者:
え、息子が2じゅ、確か28・・
柴田理恵:
はい
相談者:
で、娘が30になるんじゃないかな?と思います。
柴田理恵:
ああー、なるほど・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
えっと再婚なさって何年ですか?
相談者:
3年です。
柴田理恵:
亡くされた息子さんていうのは・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
じゃ・・
相談者:
はい
柴田理恵:
あなたあ、の、
相談者:
はい
柴田理恵:
前の旦那さんとの・・
相談者:
前の・・
柴田理恵:
お子さん・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
ああ
相談者:
そうなんです。
柴田理恵:
えっと・・
相談者:
はい
柴田理恵:
おいくつう・・
相談者:
享年26歳だったんですよね。
柴田理恵:
ああー・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
残念ですね、お若い時にい・・
相談者:
はい、突然・・「頭痛い」って言い出して、
柴田理恵:
うん
相談者:
で・・
柴田理恵:
うん
相談者:
病院に連れて行ったら・・
柴田理恵:
ああー
相談者:
もう即う、入院・・手術ってなって。
柴田理恵:
ああー
相談者:
11ヶ月で、
柴田理恵:
うん
相談者:
亡くなっちゃったんですよね。
柴田理恵:
ああー
相談者:
はい
柴田理恵:
お、脳腫瘍みたいな病気だったんですか?
相談者:
の、脳腫瘍です。はい、脳幹腫瘍だったんですよね。
柴田理恵:
ああー、大変でしたね・・
相談者:
うん、ええ
柴田理恵:
お辛いだ・・
相談者:
浸潤性(*)のあるものお、だったらしくて、
(*)浸潤: しんじゅん
液体が染み込むこと。
癌などの異種細胞が周囲に増殖していくこと。
柴田理恵:
ああ
相談者:
年齢が若かったせいか・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ガンの、あの、進行の方が・・このお、抗がん剤やなんかよりも、
柴田理恵:
ああー
相談者:
速か・・ったみたいで、
柴田理恵:
なるほど。
相談者:
で、も、どうしようもなく・・って、それでえ、ま、その、当時はほんとにこんな、人に、相談出来るほどの・・あの、元気はなかったので、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
何とかかんとか、今まで、やって来たんですけど、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
現在の夫とは、
柴田理恵:
うん
相談者:
その亡くなった息子が・・
柴田理恵:
ん
相談者:
高校生の時から、出会いがあって、お付き合いしてたんです。
柴田理恵:
あー、そうなんですか。
相談者:
で、はい
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、あの、息子も、すごくあの、最初は、ま、反抗してましたけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
応援してくれて、
柴田理恵:
うーん
相談者:
一緒にい、遊びに行ったり、も、しましたし、
柴田理恵:
うん
相談者:
食事い、やなんかも・・したりして、
柴田理恵:
うん
相談者:
すごく、あの、いい、関係だ・・ったんですけど、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
病気になってしまって、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、ホントはもう少し早くに、再婚するう、予定だったんですが、
柴田理恵:
うん
相談者:
やっぱり、それどころじゃなくなってしまったので。
柴田理恵:
うん
心の葛藤っていうのは、どういった事ですか?
相談者:
◆#$%□のは、現在の・・夫の方のね?
柴田理恵:
はい
相談者:
息子と娘・・
柴田理恵:
はい
相談者:
たち、
柴田理恵:
はい
相談者:
が、すご・・く、いい子で、
柴田理恵:
うん
相談者:
もう、ほんっとに・・こんないい子が自分の本当の娘と息子だったらな、っていうぐらい・・
柴田理恵:
うん
相談者:
すごくう・・
柴田理恵:
うん
相談者:
いい子達なんですよね。
柴田理恵:
うんうん
相談者:
で・・あの、もちろん孫も、可愛くて、もちろんその、う、
「わたしにはね、ほんとは息子がいてね、」・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ていうような話なんか出来るわけもなく・・してないんですよ。
柴田理恵:
あ!?、してないんですか。
相談者:
で、してないんです。
柴田理恵:
うん、ふん、うん
相談者:
で、あの、わたしは、あの、夫の方から・・
柴田理恵:
うん
相談者:
「実は」あの、「そういう事あったんだよ」って話(はなし)して欲しいって・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、去年か、一昨年(おととし)ぐらいに言ったんですけども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
「それはちょっとこっちからは言えない」・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
し・・あの、「なんで?」って言ったら、「いや、向こうから聞かれたら言うけど」・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
「こっちからわざわざ言えないわ」って言われて、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
「言えないよ」って言われて。
柴田理恵:
うーん
相談者:
も・・「そっか」って言って、わたしからも・・そんな、言う・・わざわざ言う(苦笑)、言う事でもね?
柴田理恵:
うーん
相談者:
ないので、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、それを言ったらどうなるか?っていうの分かっちゃうし、
柴田理恵:
どうなる?
相談者:
ああ・・「ええ!?」って、まずビックリするだろうと思うし・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
まだ20代なのでね?
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
とても可哀想で、泣いちゃうと思うんですよ、たぶん。
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
優しい・・人たちなので。
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
で、可哀想だから、ま、それも、言えない・・なあ、と思って、ま・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
今まで来たんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
と、そのお・・孫がどんどん大きくなっていって、わたしにも息子が、い・・いて、息子が元気で・・
柴田理恵:
うん
相談者:
生きていれば・・
柴田理恵:
うん
相談者:
31だから、
柴田理恵:
うん
相談者:
そ、30う・・1だったら・・
柴田理恵:
うん
相談者:
どうなってたかな?って、思えば思うほど・・
柴田理恵:
うん
相談者:
普通に接するのが辛くなるっていうか(震えた声)。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
その人たちと、その息子と娘・・
柴田理恵:
うん
相談者:
の、今のね?
柴田理恵:
うんうん
相談者:
だ、夫の方の、息子と娘たちと・・辛いんですよね。でえ・・
柴田理恵:
でも、みんな、いい人たちばっかりじゃない?
相談者:
そ、そうなんです。おこら・・
柴田理恵:
旦那さん、言わないのも・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
分かるよ?
相談者:
ええ、ええ
柴田理恵:
旦那さん言ったら、なんか噂話みたいになっちゃうから・・嫌だなあと思うんだよ。
相談者:
うーん
柴田理恵:
うーん・・なんかね?・・
相談者:
ンフフ(苦笑)
柴田理恵:
思いやりばっかりの話で・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
とてもいい話なんですね。
相談者:
そうですね、わたしはホントに幸せ者だなとは思います。
柴田理恵:
うーん
相談者:
はい
柴田理恵:
ちょっとね、先生に聞いてみましょうか?
今日の回答者の先生は、心についてのエッセイストとしてお馴染みの・・
相談者:
はい
柴田理恵:
マドモアゼル愛先生です。
マドモアゼル愛:
はい
柴田理恵:
先生お願いします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
電話からのお声はとても50代とは思えなかったですし、たった5年前ですよ。
実子を亡くしたという悲しみの中にいる母親の話し方でもなかったような気がしたのは私だけでしょうか。
話の中で辻褄の合わないところが随分と有りましたね。
自衛隊に行ったのは母親と離れるため(行かせたのかもしれませんが)で、そこで鬱になって脳腫瘍になって25歳で亡くなった。
息子さんが哀れ過ぎます。
同感です。ゼンコウさんと同じ思いです。
本当に病死?
なんか聞いたことある話し方だったし。
久しぶりにお怒りモードの愛先生でしたが、今回は焦点がずれてるような気もする。
相談者は、義理の子どもに亡くなった息子の存在を知って欲しいんじゃないの?
ご主人が相談者の気持ちを分かってくれないなら、頭を下げてでもご主人に頼むしかない。
「聴かせたくない話かもしれないけど、私の息子の事を知っといて欲しいんだ」と。
?
あなたのコメントの方が?ですけど。。。
>匿名さま
異義や批判は、ちゃんと指摘してくれないと分からないので、よろしくお願いします。
相談内容の一部不自然さは私も感じます。
ただ、相談者のわだかまりは、家族に打ち明けなければ解消できません。善良なご主人と、その子どもたち。「私にだって、誇りに思える息子がいた。」「いなかったことになんてできない。」
相談者のご主人の対応が真実ならば、相談者に対して思いやりに欠けると思います。
今回、愛先生は少なくとも相談に対して回答を明らかにしていない、と思います。
途中、いい息子すぎるわ~、どう育てたら、そんな風になるのかしら?、と驚いたので、その後のマド愛先生とのやりとりに、呆然。
そうか~、だよね~、お母さんの愛がほしかったから、お金でいろいろ買ってあげたんだね…
息子さんが、気の毒で、やりきれない感情になってしまった。
マド愛先生の洞察力には
毎度度肝を抜かれます。
占いの類はいぶかる私ですが
マド愛先生にならいつか
ものすごく困った時に見てもらいたい・・・
というか、テレ人に電話したらいいのか!
私も30年前初任給で母親に腕時計、テレビ、部屋着色々プレゼントしましたが
お礼の一言もなく挙げ句の果てに別に欲しいなんて言ってないと言われものすごいショックなのを思い出しました。
母親の愛が欲しかったんだなって思いました。
40代だったら腸煮えくり返ってたと思いますが50代の今、親の愛情には縁がなかったんだなって割り切れています。
息子さんの知らない他人に私はこんなに悲しいのって話して何がしたいのかなって思います。
よく出来た話ですね。ペラペラとよく喋る。
なんか、信用出来ない人間。
マド愛先生が、何か嘘をついているーーと何度も言ってたけど、私もそういう気持ち悪さを感じた。
何を話したくて電話したんだろう。
違和感満載でした。
私も信用できない人だと思った。
彼も 、 彼の子供達も、 亡くなった息子も、(こんなに気を遣っている私も)、良い人だらけ?
すごい借金借金で、息子はほとんど仕送りしてくれた・・って?
なんでそんなにすごい借金があったのか知りたかった。
家でテレビばっかり見て のんべんだらり生活してないで 男でも見つけなよ・・って息子に言われた?それで男とつきあった?
母子家庭で しかもすごい借金があるのに、必死で働く母親の姿が浮かんでこない。じゅうぶんな仕事をしてなかったの? ギャン○ルにでもはまっていたのかと、つい想像してしまった。
いろいろと美化しているような印象を受けました。
意味不明な内容だなぁ、みなさん書いてありますが借金って何?
息子が会いにいけるほどの別れた父親だから元夫の借金じゃなさそうだしね。
ぐーたらな母親だったのは感じるね。
今の生活も眉唾もので、あたかも私が素晴らしいからこんな良い人たちと出会ったと言いたいような、嘘が多いってこれもあるのかね。
父親の再婚相手(相談者)のある程度の過去、特に子供の有無や男女か年齢などは相談者本人にじゃなくても父親には聞いたりしない?
まだ再婚まで至っていなく、お付き合いの段階ならなんとなく相談の内容も腑に落ちるけど。
同感です。
父親の再婚相手の事を、何も訊かないのは不自然です。
訊かれても父親が答えなかったとしたなら、相談者の話とは矛盾します。
他にもたくさんあるんですよね、不自然なとこ。
二種類
嘘をつける人
嘘をつけない人
起きた内容にとらわれることなく
さて、この方はどちら側だろう?
黙っている・・その発想自体が・・
ラジオの人生相談にまで、相談しようと言う人は、相当追い込まれているのだと思います。しかし、このコメント欄や、管理人さんのコメントを読んでいると、こういう相談をするものではないなとおもいました。結局、辛さはご本人しかわからない、こまやかな事情も収録ではカットされていると思われます。
「世間に一番多いのは批評家だ」と言った龍之介の言葉が思い出されました。
焼き餃子様へ
人の悩み事は大きい小さいは関係なくて、又、生き方も白黒だけで分けられることばかりではありませんし、選ばざるを得なかった道を歩く人も多くいることも確かです。
単に批評だけしたのではありませんので、一言申し上げることをお許しくださいね。
曲がった心で物事に対峙した時に、人は私欲を優先してしまうのだと思っています。
今回の相談者には、それが相談事にも、話し方にも、声にも出ていたような気がするのです。
苦労をさせたと語った息子さんの写真すらお家に飾らずにいるのでしょうか、手も合わせずにいるのでしょうか。実の母親がそれを為さっているのならば「新しい家族に改まって伝えるのをどうしたら」と悩むこともないのではと思ったからです。せずにいるのならば息子さんが哀れ過ぎると思いました。
聞いていて私はそう感じたのでコメントいたしました。
ここは自分の意見を出せる欄ですから、色々な人達の考えに触れられるのは楽しみなのです。
言葉足らずですが意見交換を大いにしましょうね。
焼き餃子さんのおっしゃりたい事がわかります。悩み、苦しんでいる人をみんなで、面白がっているように感じます
同感
そんな仕送りもするいい息子が、男でも見つけなよっていうのかな。いわせたんだろうな。
自分勝手な言い分に少し腹はたちました。
声、話し方、相談内容を聞いていると、その人の人柄が伝わって来ますね。
今回の相談者は、何で借金があったのか?何で亡くなった息子のことを言えないのか?再婚相手の子供も良い子だとか、何か疑問や不信感を持ちました。何か嘘っぽい。
ただ、亡くなられた息子さんが、気の毒です。